「れいなーお茶とお菓子持ってきた…よ…」

土曜の夕方。お盆片手に自室に戻って来たかめい君
遊びに来ていたれいなちゃんは待ち切れずにベッドの上で丸まって寝てしまいました

「あらら…まぁ久しぶりではしゃいでたし、昨日も帰すギリギリまでヤッて疲れさせちゃったしね、ウヘヘw」

その行為を思い出したのか、鼻の下が伸びてます
お盆を机の上に置き、れいなを起こさないように静かに隣へ並ぶかめい君
肘をつき頭を乗っけてれいなの方を向き、首に纏わり付いている髪の毛をどかして耳にかけてあげます

「かわいいなぁ…」

呟きながら耳を弄っていると、うっすらとれいなが目を開けました

「れいなぁ寝ちゃうの?」
「んー…眠いとぉ……ふふっきもちぃそれ…」

かめい君の手はれいなの耳を優しく包みこみ、親指で耳たぶをフニフニしています
穴の入口に指を滑り込ませると、れいなの体がビクリと強張りました

「んんっ…え〜りぃ〜…」
「ウヘヘw耳弱いくせに気持ちぃとかゆーから攻めたくなっちゃったw」
「むーーーっ…えりっ腕っ」
「えー?」
「ちがーう、こっち。れいなまだ寝たい」

かめい君の頭を支えてる方の腕を伸ばすれいな
二の腕に頭を乗せて自分の枕にしてしまいました
するとかめい君は更に腕を潜らせ、肩口にれいなの頭が乗る形に

「え…絵里…近い///」
「そんなことないよw」

頬を赤らめて縮こまるれいなを抱きしめ体をくっつけるかめい君

「絵里…ちょっと…大きくなっとらん?////」
「そんなこと…ウヘヘwあるねぇw」

調子に乗ったかめい君はグイグイと亀さんを押し付けます
耳まで真っ赤にさせたれいなは自分の腰に回されたかめい君の手を取って、
指を絡ませて握ると、口許に持って行きながら囁きます

「あのね絵里…患者作者さんが退院したお祝いにいっぱいしていいけん、でも夜まで待って?明日日曜やし、明日も…ね?」
「明日は出かけるんじゃなかったの?」
「…絵里はどっちがいい?」

上目使いで見つめてくるれいなに襲い掛かりたくなりつつも、グッと持ちこたえたかめい君

「…ウヘヘw我慢する。してる時に夕飯呼びに来られたら困るしw明日もしていいんだったら」

にーっこり笑って承諾するかめい君にホッとして、繋いでる手を再び腰に回すれいな
すっぽり収まると仲良くちょっと遅いお昼寝をしたのでした

月曜日、足腰の立たないれいなは学校を欠席しましたとさ

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「ん…絵里…外…ちょっと明るくなってきたと…」

こんな時間まで起きてたれいな
窓の外が白んできたことを同じく起きてたかめい君に教えます
ベッドの中でれいなを後ろから抱きしめているかめい君は、ヒョイとれいな越しに窓を見ます

「ほんとだ……やめてほしい?」

ただ今、Hの真っ最中のお二人
かめい君がれいなへのゆっくりとした注挿を繰り返してる途中でした
今はかめい君は動きを止めています

「……絵里はどうしたいと?」
「ウヘヘwなんか今日それ多いねwいいの?僕に委ねて」
「これでやめれって言いよっても、どうせもっと明るくなりよぉまでするんやろ?」

ちょっと拗ねた声を出すれいな
クスッと笑ったかめい君は耳元で囁きます

「それはしてほしいってこと?」
「ちが、う…ペース配分考えってこ、とぉっ…んんっ…」

吐息にゾクゾクしながら否定するれいな
かめい君はれいなの耳をくわえて、中断するよりもっと遅いスピードで再び腰を動かし始めます

「お昼寝したのに眠い?疲れた?」
「………ぅん」
「ウヘヘwなのに中はキュッと締め付けてきたwもうやめたいのに離したくないなんて、天の邪鬼だなぁ」

かめい君の言葉を受けて俯くれいな

「……それがれいなやもん…」
「知ってる。それが好きw」

かめい君は優しく囁き、ぎゅっと抱きしめると腰の動きを段々早めます

「はぁっ…んっ」
「これ一回したら寝ようね。明日もあるしw」
「んんっぅん…んっんぁあっ」

快感で返事にならないれいなは、夕方に約束した内容を少し後悔しながら絶頂を迎えるのでした





患者作者さん退院おめ短編 おわり
 

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