「あ、小田さん…話があるんだけど、ちょっとだけ時間をくれないかな？」
本日の荷物をすべて配り終わり、収集所に戻ってきて、明日分配達の準備をしているところに直属の上司から呼びかけられた。
その後ろには現場では珍しい背広をビジっと着ている数人の男性たちが立っていた。
「わかりました…今行きます。」
小田ちゃんは頭の片隅でイヤな予感をしつつ、上司に答えた。
「はぁ〜」
仕事から帰宅して、ドアを閉めたとたん出るため息…。
「まったく…あの本社のセクハラ親父連中め！！」
持っていた２つの荷物を玄関に投げ捨てるように置くと、洗面所に直行し、着ている物をすべて脱ぎ捨て、そのまま浴室に入りシャワーを浴び始めた。
しばらくして浴室から出てくると、普段は丁寧にバスタオルで髪の水分を拭き取ったりするのだが、そんな気になれず…
とりあえず水分が滴り落ちない最小限度のみ拭き取った後、ふと目の前の鏡に視線を向けたが、無意識のうちに目をそらしてしまう。
「そうだった…サイズを確認しておくように言われていたっけ…。」
そう呟くと、小田ちゃんには珍しくノロノロとした動きで玄関に放り投げた荷物のうち、自社のマークである黒猫の絵が描かれた紙袋を手にすると、また洗面所にノロノロと戻っていく。
「はぁ〜」
袋の中身を確認して、再び口から出るため息…。その中から一着のドレスを取り出すと、まず目の高さまで持ち上げてまた大きなため息一つ…。
『とりあえずサイズの確認だけだから…』
そう呟きながら素肌にシルク製の薄い深緑色のドレスを身に着ける。
その後、洗面台で己の姿を見たが思わず目をそらしてしまった。そして浴室と洗面所の明かりを消すと、それでも玄関に明かりがあるせいで鏡に映っている自分が見えた。
そんな自分の姿を見たくない小田ちゃんはとっさに洗面台に上ると、鏡を背中にして体育座りをして、膝に顔をうずめてしまった。
「おい！小田！いるんだろ！はるなんが『帰っているはず』って言っていたから、勝手に上がったぞ！どこにいるんだ？」
どれぐらい時間がたったのだろう…鍵を開ける音と、石田クンの声が聞こえてくるが、動くという気が起こらない。
そのままじっと膝を抱え込み、顔をうずめたままだ。
『ああ、今日は２日に１回の夕食の日でしたっけ…』
石田クンの声にようやく夕食のことを思い出した小田ちゃんだったが、頭も体も全く動こうという気がしない。
「おい！もしかして…倒れているのか！お…」
かなり心配して焦っていたのだろう、石田クンは部屋の中を必死で探したのか、まさかと思い洗面所をのぞき込んだところ、
暗い場所で洗面台に座り込む小田ちゃんが少しだけ顔を上げて、暗い目で入口を向いたところにちょうどお互いの目が合い、思わず言葉を失ったが、その直後、大声を上げる。
「なんてところに座ってるんですかーーー！！！」
小田ちゃんを心配した石田クンは洗面所の明かりをつけようとしたところ、足元に何か紙にぶつかった音がしたが、いったん明かりをつける。
「いやっ！つけないで！！」
洗面所が明るくなった瞬間、洗面台に体育座りのまま、膝にうずめていた顔をそむけた。
「あぁ…ゴメン。」
慌てて石田クンは洗面所の明かりを消したが、それだと相手の姿がぼんやりとシルエットとしか見えなくなってしまうため、仕方なく半透明のドアが閉まっていた浴室の明かりをスイッチを付けると、
先ほどではないが洗面所もとりあえず明るくなり、ようやく小田ちゃんの着ているのが光沢のある生地で色が深緑であることが石田クンにも分かった。
「いったい何があったんだよ…」
恐る恐る石田クンが声をかけると、小田ちゃんは顔を伏せ、膝を抱え込んだまま右手であるものを指さす。
それは先ほど石田クンが足元に引っ掻けた紙袋だった。よく見ると小田ちゃんの会社のマークである黒猫の絵が入っている。
その紙袋から何気なく取り出したのは黒色のブラだった。思わずアヒヤッた表情になり、身体が固まってしまった石田クン。
それに気が付いて小田ちゃんはさげずみの視線を向ける。そんな視線とぶつかってしまった石田クンは申し訳なさそうな表情になった。。
「それ…水着。今日、本社からお偉いさんたちが来て…また写真集を作ると言われたの。」
小田ちゃんはつぶやくように小さな声で話すと、ちょっと上げていた視線を下げ、再び膝を抱え込んだままうずくまってしまった。
それを聞いた石田クンは黒色のビキニをそっと紙袋に戻し、ゆっくりと洗面台に向かって足を運ぶ。
『ドン！！』
石田クンが小田ちゃんの真正面に立っても小田ちゃんは顔を上げようともしなかったので、石田クンは左手で小田ちゃんの顔ぎりぎりに『壁ドン』ならぬ『鏡ドン』をすると、
小田ちゃんは反射的に石田クンを睨みつけたが、石田クンのまっすぐな視線と合ってしまい、思わず視線をそらし、左側を向いてしまった。
その表情は少しこわばっていて、一筋の涙が頬を流れる。
『ダメだ！このままじゃつま先立ちしても届かない！』
小田ちゃんの表情と涙を見た石田クンは小田ちゃんの顔に近づこうとしたが、それだとつま先立ちでも届かない…下手したら足がつる！と速攻で判断したため、思い切って自分も洗面台に座ることにした。
左腕を鏡ドンをしたまま右腕だけで己の体を浮かせ、顔を背けている小田ちゃんの顔の真正面になるように石田クンは洗面台に座った。
いきなり目の前に石田クンの顔がすぐそばにあったため、驚いたが場所が狭いため逃げることも顔を反らすこともできなかった。
「まぁ〜俺たちはしょせん『雇われ人』だから、上司からの不条理な命令も多いし、仕事上顧客からも無茶苦茶言われたりもする。
だが、お前には…『写真集？上等じゃない！』というようにいつもと同じ、俺を睨むようにキッとした表情で挑んで欲しい。
で、笑顔は顧客とこのifマンションの仲間たちだけ見せてくれればいい。そしてお前の涙を見るのは…俺だけにして欲しい。」
石田クンは真剣な表情でそう告げると、そっと涙を舌で舐めて綺麗にし、その行動に小田ちゃんが動揺している隙に唇を奪う。
すると小田ちゃんの顔が急激に赤くなり、熱くなってきたが、鏡に接しているため、その冷たさがまた気持ちいい。
小田ちゃんも石田クンの気持ちに応え唇を小さく開くと同時に石田クンの舌が小田ちゃんの口腔に侵入し、舌同士がぴちゃぴちゃと音とを立てて絡み合う。
かなりの時間、洗面台の上で深いキスをしていたが、目を閉じたままゆっくりと二人の唇が離れると繋がっていた太い唾液が徐々に伸びて細くなりそっと切れる。
小田ちゃんの顔はすでに名前と同じ桜色に紅潮し、目つきも先ほどと異なり、とろんとした感じに変わっていて、雰囲気が変わっているようだ。
鏡に当たっている左半分や顔左半面がひんやりとしていて、それがさらに気持ちよさを誘っている。
「少しは落ち着いたか？」
石田クンの優しい言葉に小田ちゃんは紅潮したまま、無言でこっくりうなずく。
そこで石田クンはある大事なことに気が付いた。
小田ちゃんが光沢のある薄めの深緑のドレスを着ていることはわかっていたが、あまりにも二人が近すぎて、胸元からあまり直接見てはいけないものが目に入った。
今度は石田クンがちょっと落ち着かない表情になってきたため、小田ちゃんは柔らかい笑顔を見せると、自分が鏡を背中にして、先ほどまで『鏡ドン』をしていた左手と洗面台にのせていた右手を自分の胸に導く。
「え？」
「いいの…」
そう言うと、今度は小田ちゃんが石田クンにさらに近づき、唇を奪う。
その後、洗面台から落ちないように石田クンの服を引っ張ったまま己の身体の方に引き寄せた。
その結果、石田クンはキスをしたまま両手は小田ちゃんの胸に触れることになった。
「う…ぁん」
石田クンは服越しにそっと手を優しく動かし始めると、ディープキスをしている小田ちゃんの反応が変わり始め、唇のわずかに開いたところから微かに声が漏れる。
そこで、ドキドキしながら小田ちゃんの着ているドレスの肩紐をゆっくりと下すが、小田ちゃんは抵抗しない。さらに顔だけではなく、上半身も桜色から濃いピンクに変わっていく。
小田ちゃんの胸が露出したところで、一回キスを止め顔が離れる。
その胸を見て一瞬動揺するが、慌てて平然な態度をとろうとする石田クンを見て、小田ちゃんは今日初めてクスっと笑った。それに引きずられて石田クンも微笑みを浮かべる。
石田クンは決心すると、直接バストの下の部分に己の手で包み込むように触り、ゆっくりそっと触れていく。それに反応して思わず小田ちゃんの口から吐息や喘ぎ声が発せられてきた。
「ん…」
石田クンの手は徐々にバストの中心部に向かってゆっくりと進んでいくと、小田ちゃんの身体の反応が大きくなってきたが、いかんせんここは洗面台の上、その狭さがさらに二人の興奮のギアを上げていく。
身体の反応や声が大きくなってきたことを確認した石田クンは口を己の唇でふさぎ、舌で小田ちゃんの舌と絡ませながら両手で小田ちゃんの胸のトップを愛撫していく。
感度が急上昇していく二人、特に小田ちゃんは体温が上がっていくのがわかるが、背中にある鏡の冷たさが心地よい。
だが…それも小田ちゃんの体温の上昇により徐々に小田ちゃんの身体の形に曇り始めている。
「ぁん…あゆみ、一つになりたい。」
小田ちゃんにそういわれる前から自分の分身は己を主張しているが、いかんせん急なことなのでゴムがない！今回は初めての時とは違い、おそらく彼女も薬は用意していないだろう…。
完全に避妊できるわけではないが、最終的には外に出すしかないことを決めた。
「わかった…ちょっと待ってろ。」
石田クンはそっと小田ちゃんを鏡に寄り掛からせると、自分は服を脱ぐために一回洗面所から降りた。
そして慌てて服を脱ぐと、小田ちゃんの下着も脱がしてやろうと小田ちゃんの下半身に手を伸ばす。
「元々サイズだけ確認するだけだったから、これしか着ていないの…」
小田ちゃんの言葉に一瞬頭の中が真っ白になる石田クンだったが、小田ちゃんの『来て！』というように両腕を伸ばしてきたので、
石田クンは覚悟を決めて再度洗面台にのると、胡坐をかき、鏡を背にして座っていた小田ちゃんを自分の胡坐の上に座るように場所を調節する。
俗にいう『対面座位』である。洗面台という狭い場所、小田ちゃん自身も背面に鏡という動きも制限されるが、お互いの密着度に二人とも興奮度がMaxに近い。
「うっ！全部入ったな…」
「ぁん…この前よりすごい！」
身体の密着度と、顔の近さにお互い顔どころか全身が真っ赤になるが、素肌が直接触れ合うのがすごく気持ちいい。
石田クンは目の前にある小田ちゃんの胸のトップをぺろりと一舐めすると、唇で咥え、舌で愛撫する。
小田ちゃんはさらに反応して、腰の動きが止まらない。そこに時々石田クンが下から何回か突き上げてくる。
小田ちゃんの体温がかなり上がってきたのか、後ろの鏡はかなりの範囲が曇り始めている。だが、それには全く気が付かないほど二人の世界に入っていた。
「さくら！さくら！！さくら！！」
「あゆみ！ぁん…もう我慢できない！」
「中には出せないけど、一緒に最後まで…」
小田ちゃんは全身をガクガクと痙攣するよう動いていたが、その直後に身体が硬直し、背中を反らせようとしたが、すぐそばに鏡があるため、後頭部を反らせただけでもすぐに鏡にぶつかった。
石田クンも我慢できずにあわてて欲望を吐き出す寸前に自分の息子を抜き出して、洗面台に飛び散らないように吐き出した。
「さくら…お疲れ。」
「あゆみ…ありがとう。これで写真集の覚悟ができました。」
洗面台に吐き出された白い物を二人で慌てて水で流した時、不意に『ミシッ』という小さな音が聞こえた。
その直後、洗面台にひびが入り、二人が落ちそうになったので、石田クンがとっさに小田ちゃんをかばって二人同時に落っこちた。
その時、石田クンの目にかなり大きな洗面所のかけらと水しぶきが見えたので慌てて小田ちゃんを下にする。それと同時に洗面台のかけらが石田クンの頭に直撃した。
「怪我無いか？」
「私は大丈夫…」
石田クンは小田ちゃんに何もぶつかっていないことを確認すると、ホッとしたのか小さく笑顔を浮かべると同時に意識を失ってしまった。
「ねぇ！あゆみ！あゆみってばぁ！！」
あたりには蛇口も壊れたため、すさまじいい勢いで噴射される水が二人を濡らす中、頭から血を流し意識を失った石田クンと泣き叫ぶ小田ちゃんの声が部屋の外まで響き渡った。
『ん…ここは？見慣れた天井？何で？？小田が泣きそうな顔になっている。また泣かしちゃったかな…』
意識がまだ混乱しているのか、うっすらと目を開けあたりを見ると、見慣れた自分の部屋の天井にのぞき込む小田ちゃんの泣きそうな顔が見える。
それをあまり見たくないので、そっと視線を外すと、そこには先ほど小田ちゃんが来ていた光沢のある深緑のドレスと自分が先ほど着ていた服が乾かすためなのか隣同士並んでぶら下がっていた。
「聖さん！香音さん！吉澤さん！あゅ…石田が気が付いたみたいです！」
小田ちゃんの声に集まってくるifマンションの仲間たち。
石田クンも徐々に意識が戻って来たのか目を開き、きょろきょろしている。小田ちゃんは心配そうに石田クンの右手を両手で包み込むかのように握った。
「僕…いったい何があったのですか？」
みんなからの話をまとめると、大音量と小田ちゃんの叫び声に気が付いた飯窪さんが緊急にみんなを招集。
施錠しているドアは怪力の生田クンが破壊し、怪我をしている石田クンと泣き叫ぶ小田ちゃんをとりあえず石田クンの家に運び込んだ。
石田クンちの鍵は小田ちゃんが具合悪かった時にお互いに合鍵を交換していたことがここで役に立った。
びしょ濡れの二人を着替えさせている間に吉澤さんが知り合いの医者を田中クンに呼びに行かせ、同時進行で小田ちゃんの部屋の水道の元栓を閉めることで噴出していた水はようやく止めることができた。
怪我している石田クンを連れてきた医者に見せたところ、『とりあえず一晩様子を見る』ことになったため、布団に寝かせていたとのことだった。
石田クンがふと頭に手を伸ばすと、包帯が巻かれていることが理解できた。
「それにしても、洗面台の上でやるなんて石田もなかなかやるちゃ！」
「ばってん、お前たち二人でダメならば俺たちもそこでやるのはやめた方がいいということっちゃ。」
「ワシも鏡があるから、そこでやろうと考えたことがあったじゃけぇ〜、でもやめておいてまちがってなかったのぉ〜」
「石田さん…さては無理やり襲ったとちがいまっか？」
「いくら何でも…流石に場所は考えた方がいいと…」
「「「「「場所を考えないなんて最低！！！！！」」」」」
「石田に小田YO…おっぱじめるのは勝手だが、場所を考えろYO！」
「「だから！ちがうって！！」」
二人をからかう男性陣、石田クンを悪役として攻め立てる女性陣。
呆れかえる吉澤さんに石田クンと小田ちゃんは抗議したが、全く聞き入れられなかった。
「とにかくＹＯ…小田の部屋の修理は依頼出してあるから、修理が終わるまで石田と一つ部屋で一緒に暮らせYO。
MA…頭の影響がなければ10回戦以上しても誰も文句言わんからＮＡ！だけど、場所だけは考えろYO！」
「「え…」」
吉澤さんの言葉に思わず顔を見合わせる二人、そこで小田ちゃんは大事なことを思い出した。
「私…明後日ぐらいから会社からの命令で写真集の撮影でしばらくバリ島に行かなきゃならないんですが…」
「じ…じゃ、僕のごはんとかはどうすればいいんですか？この怪我じゃ数日間は仕事はいけないだろうし…」
「そんなの自分で何とかしろYO！」
悲しげに悲鳴を上げる石田クン。それを横目に見て呆れる小田ちゃん。
結局、他の女性陣が交代で食べ物を差しれてくれることに決まりホッとはしたものの、ちょっと心の中でもやもやする小田ちゃんであった。
数か月後、カメラに対し挑むような強い意志の視線で撮り終わった写真たちは、無事に写真集として発売された。
発売日当日、石田クンは興味津々で他の住人に見つからないように１階のコンビニでその写真集の表紙を見ただけで思わずひっくり返り、てんちょに看病される石田クンの姿があった。
一方、小田ちゃんは上司命令で写真集に１００冊以上サインを命じられたが、ifマンションのいつものメンバー（特に女性陣）の分と表紙違い限定版も含めた２冊に特別なサインをして、
プレゼントするために持ち帰り、女性陣には直接配ったが、表紙違いの特別な２冊だけは直接渡すのも恥ずかしいので、相手部屋のポストに放り込んだとさ。
さて…その表紙違い２冊の特別サイン本に込められたメッセージを送った相手とは？その内容とは？
それは…読んでいる皆様のご想像にお任せします。一言だけばらすと…『ありがとう』の文字が最終ページに書いてありました。
石さくら_洗面所と鏡と私 終
#おうちで妄想 #だーさく #写真集 #SAKURA COLOR
-
◎あとがき
これは元々は小田ちゃんのブログ「発売日だぁ！」2020-04-20 21:54:05の例の写真と
その後に書かれたあゆみんのブログ「写真集って！」2020-04-20 22:15:08の言葉
まあ…「エロッキスレ」の82-643から650の書き込みから妄想が止まらなくなってしまい、一気に書き上げたものです。
二人ともちっこい（『ちっこい言うな！by石田クン・小田ちゃん』）から耐えられるとも思ったのですが、やっぱりあの写真での洗面所でのあの激しい運動では構造的に支えきれなかったと…
今回は、題名も悩みまして…結果かなりストレートw
(一応…毎回ちょっとしたこだわりはありますが、最近は当てはまらないことも多々ありです。）
川 ´ﾟeﾟ ﾘ＜本当にあんなところでするとは全く思わなかった。
川�鵝� _l＾）＜でもそういう場面の方がより興奮したんではないかしら？
今回は何とかとりあえずがっちりエロになりましたが、次回他の方のようにエロが書けるかどうか保証できません。(ごめんなさい)
他の話もエロも一応ネタだけはありますので、長い目で見てやってください。
by 薬者
本日の荷物をすべて配り終わり、収集所に戻ってきて、明日分配達の準備をしているところに直属の上司から呼びかけられた。
その後ろには現場では珍しい背広をビジっと着ている数人の男性たちが立っていた。
「わかりました…今行きます。」
小田ちゃんは頭の片隅でイヤな予感をしつつ、上司に答えた。
「はぁ〜」
仕事から帰宅して、ドアを閉めたとたん出るため息…。
「まったく…あの本社のセクハラ親父連中め！！」
持っていた２つの荷物を玄関に投げ捨てるように置くと、洗面所に直行し、着ている物をすべて脱ぎ捨て、そのまま浴室に入りシャワーを浴び始めた。
しばらくして浴室から出てくると、普段は丁寧にバスタオルで髪の水分を拭き取ったりするのだが、そんな気になれず…
とりあえず水分が滴り落ちない最小限度のみ拭き取った後、ふと目の前の鏡に視線を向けたが、無意識のうちに目をそらしてしまう。
「そうだった…サイズを確認しておくように言われていたっけ…。」
そう呟くと、小田ちゃんには珍しくノロノロとした動きで玄関に放り投げた荷物のうち、自社のマークである黒猫の絵が描かれた紙袋を手にすると、また洗面所にノロノロと戻っていく。
「はぁ〜」
袋の中身を確認して、再び口から出るため息…。その中から一着のドレスを取り出すと、まず目の高さまで持ち上げてまた大きなため息一つ…。
『とりあえずサイズの確認だけだから…』
そう呟きながら素肌にシルク製の薄い深緑色のドレスを身に着ける。
その後、洗面台で己の姿を見たが思わず目をそらしてしまった。そして浴室と洗面所の明かりを消すと、それでも玄関に明かりがあるせいで鏡に映っている自分が見えた。
そんな自分の姿を見たくない小田ちゃんはとっさに洗面台に上ると、鏡を背中にして体育座りをして、膝に顔をうずめてしまった。
「おい！小田！いるんだろ！はるなんが『帰っているはず』って言っていたから、勝手に上がったぞ！どこにいるんだ？」
どれぐらい時間がたったのだろう…鍵を開ける音と、石田クンの声が聞こえてくるが、動くという気が起こらない。
そのままじっと膝を抱え込み、顔をうずめたままだ。
『ああ、今日は２日に１回の夕食の日でしたっけ…』
石田クンの声にようやく夕食のことを思い出した小田ちゃんだったが、頭も体も全く動こうという気がしない。
「おい！もしかして…倒れているのか！お…」
かなり心配して焦っていたのだろう、石田クンは部屋の中を必死で探したのか、まさかと思い洗面所をのぞき込んだところ、
暗い場所で洗面台に座り込む小田ちゃんが少しだけ顔を上げて、暗い目で入口を向いたところにちょうどお互いの目が合い、思わず言葉を失ったが、その直後、大声を上げる。
「なんてところに座ってるんですかーーー！！！」
小田ちゃんを心配した石田クンは洗面所の明かりをつけようとしたところ、足元に何か紙にぶつかった音がしたが、いったん明かりをつける。
「いやっ！つけないで！！」
洗面所が明るくなった瞬間、洗面台に体育座りのまま、膝にうずめていた顔をそむけた。
「あぁ…ゴメン。」
慌てて石田クンは洗面所の明かりを消したが、それだと相手の姿がぼんやりとシルエットとしか見えなくなってしまうため、仕方なく半透明のドアが閉まっていた浴室の明かりをスイッチを付けると、
先ほどではないが洗面所もとりあえず明るくなり、ようやく小田ちゃんの着ているのが光沢のある生地で色が深緑であることが石田クンにも分かった。
「いったい何があったんだよ…」
恐る恐る石田クンが声をかけると、小田ちゃんは顔を伏せ、膝を抱え込んだまま右手であるものを指さす。
それは先ほど石田クンが足元に引っ掻けた紙袋だった。よく見ると小田ちゃんの会社のマークである黒猫の絵が入っている。
その紙袋から何気なく取り出したのは黒色のブラだった。思わずアヒヤッた表情になり、身体が固まってしまった石田クン。
それに気が付いて小田ちゃんはさげずみの視線を向ける。そんな視線とぶつかってしまった石田クンは申し訳なさそうな表情になった。。
「それ…水着。今日、本社からお偉いさんたちが来て…また写真集を作ると言われたの。」
小田ちゃんはつぶやくように小さな声で話すと、ちょっと上げていた視線を下げ、再び膝を抱え込んだままうずくまってしまった。
それを聞いた石田クンは黒色のビキニをそっと紙袋に戻し、ゆっくりと洗面台に向かって足を運ぶ。
『ドン！！』
石田クンが小田ちゃんの真正面に立っても小田ちゃんは顔を上げようともしなかったので、石田クンは左手で小田ちゃんの顔ぎりぎりに『壁ドン』ならぬ『鏡ドン』をすると、
小田ちゃんは反射的に石田クンを睨みつけたが、石田クンのまっすぐな視線と合ってしまい、思わず視線をそらし、左側を向いてしまった。
その表情は少しこわばっていて、一筋の涙が頬を流れる。
『ダメだ！このままじゃつま先立ちしても届かない！』
小田ちゃんの表情と涙を見た石田クンは小田ちゃんの顔に近づこうとしたが、それだとつま先立ちでも届かない…下手したら足がつる！と速攻で判断したため、思い切って自分も洗面台に座ることにした。
左腕を鏡ドンをしたまま右腕だけで己の体を浮かせ、顔を背けている小田ちゃんの顔の真正面になるように石田クンは洗面台に座った。
いきなり目の前に石田クンの顔がすぐそばにあったため、驚いたが場所が狭いため逃げることも顔を反らすこともできなかった。
「まぁ〜俺たちはしょせん『雇われ人』だから、上司からの不条理な命令も多いし、仕事上顧客からも無茶苦茶言われたりもする。
だが、お前には…『写真集？上等じゃない！』というようにいつもと同じ、俺を睨むようにキッとした表情で挑んで欲しい。
で、笑顔は顧客とこのifマンションの仲間たちだけ見せてくれればいい。そしてお前の涙を見るのは…俺だけにして欲しい。」
石田クンは真剣な表情でそう告げると、そっと涙を舌で舐めて綺麗にし、その行動に小田ちゃんが動揺している隙に唇を奪う。
すると小田ちゃんの顔が急激に赤くなり、熱くなってきたが、鏡に接しているため、その冷たさがまた気持ちいい。
小田ちゃんも石田クンの気持ちに応え唇を小さく開くと同時に石田クンの舌が小田ちゃんの口腔に侵入し、舌同士がぴちゃぴちゃと音とを立てて絡み合う。
かなりの時間、洗面台の上で深いキスをしていたが、目を閉じたままゆっくりと二人の唇が離れると繋がっていた太い唾液が徐々に伸びて細くなりそっと切れる。
小田ちゃんの顔はすでに名前と同じ桜色に紅潮し、目つきも先ほどと異なり、とろんとした感じに変わっていて、雰囲気が変わっているようだ。
鏡に当たっている左半分や顔左半面がひんやりとしていて、それがさらに気持ちよさを誘っている。
「少しは落ち着いたか？」
石田クンの優しい言葉に小田ちゃんは紅潮したまま、無言でこっくりうなずく。
そこで石田クンはある大事なことに気が付いた。
小田ちゃんが光沢のある薄めの深緑のドレスを着ていることはわかっていたが、あまりにも二人が近すぎて、胸元からあまり直接見てはいけないものが目に入った。
今度は石田クンがちょっと落ち着かない表情になってきたため、小田ちゃんは柔らかい笑顔を見せると、自分が鏡を背中にして、先ほどまで『鏡ドン』をしていた左手と洗面台にのせていた右手を自分の胸に導く。
「え？」
「いいの…」
そう言うと、今度は小田ちゃんが石田クンにさらに近づき、唇を奪う。
その後、洗面台から落ちないように石田クンの服を引っ張ったまま己の身体の方に引き寄せた。
その結果、石田クンはキスをしたまま両手は小田ちゃんの胸に触れることになった。
「う…ぁん」
石田クンは服越しにそっと手を優しく動かし始めると、ディープキスをしている小田ちゃんの反応が変わり始め、唇のわずかに開いたところから微かに声が漏れる。
そこで、ドキドキしながら小田ちゃんの着ているドレスの肩紐をゆっくりと下すが、小田ちゃんは抵抗しない。さらに顔だけではなく、上半身も桜色から濃いピンクに変わっていく。
小田ちゃんの胸が露出したところで、一回キスを止め顔が離れる。
その胸を見て一瞬動揺するが、慌てて平然な態度をとろうとする石田クンを見て、小田ちゃんは今日初めてクスっと笑った。それに引きずられて石田クンも微笑みを浮かべる。
石田クンは決心すると、直接バストの下の部分に己の手で包み込むように触り、ゆっくりそっと触れていく。それに反応して思わず小田ちゃんの口から吐息や喘ぎ声が発せられてきた。
「ん…」
石田クンの手は徐々にバストの中心部に向かってゆっくりと進んでいくと、小田ちゃんの身体の反応が大きくなってきたが、いかんせんここは洗面台の上、その狭さがさらに二人の興奮のギアを上げていく。
身体の反応や声が大きくなってきたことを確認した石田クンは口を己の唇でふさぎ、舌で小田ちゃんの舌と絡ませながら両手で小田ちゃんの胸のトップを愛撫していく。
感度が急上昇していく二人、特に小田ちゃんは体温が上がっていくのがわかるが、背中にある鏡の冷たさが心地よい。
だが…それも小田ちゃんの体温の上昇により徐々に小田ちゃんの身体の形に曇り始めている。
「ぁん…あゆみ、一つになりたい。」
小田ちゃんにそういわれる前から自分の分身は己を主張しているが、いかんせん急なことなのでゴムがない！今回は初めての時とは違い、おそらく彼女も薬は用意していないだろう…。
完全に避妊できるわけではないが、最終的には外に出すしかないことを決めた。
「わかった…ちょっと待ってろ。」
石田クンはそっと小田ちゃんを鏡に寄り掛からせると、自分は服を脱ぐために一回洗面所から降りた。
そして慌てて服を脱ぐと、小田ちゃんの下着も脱がしてやろうと小田ちゃんの下半身に手を伸ばす。
「元々サイズだけ確認するだけだったから、これしか着ていないの…」
小田ちゃんの言葉に一瞬頭の中が真っ白になる石田クンだったが、小田ちゃんの『来て！』というように両腕を伸ばしてきたので、
石田クンは覚悟を決めて再度洗面台にのると、胡坐をかき、鏡を背にして座っていた小田ちゃんを自分の胡坐の上に座るように場所を調節する。
俗にいう『対面座位』である。洗面台という狭い場所、小田ちゃん自身も背面に鏡という動きも制限されるが、お互いの密着度に二人とも興奮度がMaxに近い。
「うっ！全部入ったな…」
「ぁん…この前よりすごい！」
身体の密着度と、顔の近さにお互い顔どころか全身が真っ赤になるが、素肌が直接触れ合うのがすごく気持ちいい。
石田クンは目の前にある小田ちゃんの胸のトップをぺろりと一舐めすると、唇で咥え、舌で愛撫する。
小田ちゃんはさらに反応して、腰の動きが止まらない。そこに時々石田クンが下から何回か突き上げてくる。
小田ちゃんの体温がかなり上がってきたのか、後ろの鏡はかなりの範囲が曇り始めている。だが、それには全く気が付かないほど二人の世界に入っていた。
「さくら！さくら！！さくら！！」
「あゆみ！ぁん…もう我慢できない！」
「中には出せないけど、一緒に最後まで…」
小田ちゃんは全身をガクガクと痙攣するよう動いていたが、その直後に身体が硬直し、背中を反らせようとしたが、すぐそばに鏡があるため、後頭部を反らせただけでもすぐに鏡にぶつかった。
石田クンも我慢できずにあわてて欲望を吐き出す寸前に自分の息子を抜き出して、洗面台に飛び散らないように吐き出した。
「さくら…お疲れ。」
「あゆみ…ありがとう。これで写真集の覚悟ができました。」
洗面台に吐き出された白い物を二人で慌てて水で流した時、不意に『ミシッ』という小さな音が聞こえた。
その直後、洗面台にひびが入り、二人が落ちそうになったので、石田クンがとっさに小田ちゃんをかばって二人同時に落っこちた。
その時、石田クンの目にかなり大きな洗面所のかけらと水しぶきが見えたので慌てて小田ちゃんを下にする。それと同時に洗面台のかけらが石田クンの頭に直撃した。
「怪我無いか？」
「私は大丈夫…」
石田クンは小田ちゃんに何もぶつかっていないことを確認すると、ホッとしたのか小さく笑顔を浮かべると同時に意識を失ってしまった。
「ねぇ！あゆみ！あゆみってばぁ！！」
あたりには蛇口も壊れたため、すさまじいい勢いで噴射される水が二人を濡らす中、頭から血を流し意識を失った石田クンと泣き叫ぶ小田ちゃんの声が部屋の外まで響き渡った。
『ん…ここは？見慣れた天井？何で？？小田が泣きそうな顔になっている。また泣かしちゃったかな…』
意識がまだ混乱しているのか、うっすらと目を開けあたりを見ると、見慣れた自分の部屋の天井にのぞき込む小田ちゃんの泣きそうな顔が見える。
それをあまり見たくないので、そっと視線を外すと、そこには先ほど小田ちゃんが来ていた光沢のある深緑のドレスと自分が先ほど着ていた服が乾かすためなのか隣同士並んでぶら下がっていた。
「聖さん！香音さん！吉澤さん！あゅ…石田が気が付いたみたいです！」
小田ちゃんの声に集まってくるifマンションの仲間たち。
石田クンも徐々に意識が戻って来たのか目を開き、きょろきょろしている。小田ちゃんは心配そうに石田クンの右手を両手で包み込むかのように握った。
「僕…いったい何があったのですか？」
みんなからの話をまとめると、大音量と小田ちゃんの叫び声に気が付いた飯窪さんが緊急にみんなを招集。
施錠しているドアは怪力の生田クンが破壊し、怪我をしている石田クンと泣き叫ぶ小田ちゃんをとりあえず石田クンの家に運び込んだ。
石田クンちの鍵は小田ちゃんが具合悪かった時にお互いに合鍵を交換していたことがここで役に立った。
びしょ濡れの二人を着替えさせている間に吉澤さんが知り合いの医者を田中クンに呼びに行かせ、同時進行で小田ちゃんの部屋の水道の元栓を閉めることで噴出していた水はようやく止めることができた。
怪我している石田クンを連れてきた医者に見せたところ、『とりあえず一晩様子を見る』ことになったため、布団に寝かせていたとのことだった。
石田クンがふと頭に手を伸ばすと、包帯が巻かれていることが理解できた。
「それにしても、洗面台の上でやるなんて石田もなかなかやるちゃ！」
「ばってん、お前たち二人でダメならば俺たちもそこでやるのはやめた方がいいということっちゃ。」
「ワシも鏡があるから、そこでやろうと考えたことがあったじゃけぇ〜、でもやめておいてまちがってなかったのぉ〜」
「石田さん…さては無理やり襲ったとちがいまっか？」
「いくら何でも…流石に場所は考えた方がいいと…」
「「「「「場所を考えないなんて最低！！！！！」」」」」
「石田に小田YO…おっぱじめるのは勝手だが、場所を考えろYO！」
「「だから！ちがうって！！」」
二人をからかう男性陣、石田クンを悪役として攻め立てる女性陣。
呆れかえる吉澤さんに石田クンと小田ちゃんは抗議したが、全く聞き入れられなかった。
「とにかくＹＯ…小田の部屋の修理は依頼出してあるから、修理が終わるまで石田と一つ部屋で一緒に暮らせYO。
MA…頭の影響がなければ10回戦以上しても誰も文句言わんからＮＡ！だけど、場所だけは考えろYO！」
「「え…」」
吉澤さんの言葉に思わず顔を見合わせる二人、そこで小田ちゃんは大事なことを思い出した。
「私…明後日ぐらいから会社からの命令で写真集の撮影でしばらくバリ島に行かなきゃならないんですが…」
「じ…じゃ、僕のごはんとかはどうすればいいんですか？この怪我じゃ数日間は仕事はいけないだろうし…」
「そんなの自分で何とかしろYO！」
悲しげに悲鳴を上げる石田クン。それを横目に見て呆れる小田ちゃん。
結局、他の女性陣が交代で食べ物を差しれてくれることに決まりホッとはしたものの、ちょっと心の中でもやもやする小田ちゃんであった。
数か月後、カメラに対し挑むような強い意志の視線で撮り終わった写真たちは、無事に写真集として発売された。
発売日当日、石田クンは興味津々で他の住人に見つからないように１階のコンビニでその写真集の表紙を見ただけで思わずひっくり返り、てんちょに看病される石田クンの姿があった。
一方、小田ちゃんは上司命令で写真集に１００冊以上サインを命じられたが、ifマンションのいつものメンバー（特に女性陣）の分と表紙違い限定版も含めた２冊に特別なサインをして、
プレゼントするために持ち帰り、女性陣には直接配ったが、表紙違いの特別な２冊だけは直接渡すのも恥ずかしいので、相手部屋のポストに放り込んだとさ。
さて…その表紙違い２冊の特別サイン本に込められたメッセージを送った相手とは？その内容とは？
それは…読んでいる皆様のご想像にお任せします。一言だけばらすと…『ありがとう』の文字が最終ページに書いてありました。
石さくら_洗面所と鏡と私 終
#おうちで妄想 #だーさく #写真集 #SAKURA COLOR
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◎あとがき
これは元々は小田ちゃんのブログ「発売日だぁ！」2020-04-20 21:54:05の例の写真と
その後に書かれたあゆみんのブログ「写真集って！」2020-04-20 22:15:08の言葉
まあ…「エロッキスレ」の82-643から650の書き込みから妄想が止まらなくなってしまい、一気に書き上げたものです。
二人ともちっこい（『ちっこい言うな！by石田クン・小田ちゃん』）から耐えられるとも思ったのですが、やっぱりあの写真での洗面所でのあの激しい運動では構造的に支えきれなかったと…
今回は、題名も悩みまして…結果かなりストレートw
(一応…毎回ちょっとしたこだわりはありますが、最近は当てはまらないことも多々ありです。）
川 ´ﾟeﾟ ﾘ＜本当にあんなところでするとは全く思わなかった。
川�鵝� _l＾）＜でもそういう場面の方がより興奮したんではないかしら？
今回は何とかとりあえずがっちりエロになりましたが、次回他の方のようにエロが書けるかどうか保証できません。(ごめんなさい)
他の話もエロも一応ネタだけはありますので、長い目で見てやってください。
by 薬者
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