「田中…」
「うわっ!なっ…中澤先生…なんスか朝から…」

登校早々、下駄箱の前で待ち構えていた中澤先生に呼び止められたれいな君です。

「なんやムカつくから放課後、体育館倉庫の掃除や!」
「は?なんなんスか、いきなり…」

と言いつつも、昨日の出来事が頭をよぎって強く反抗できないれいな君。

「うっさい。なんやお前をこっぴどく叱っとかなあかん気分なんや!」
「めちゃくちゃな理由っちゃね…(どうやら昨日の事はバレてないみたいやけど…)」
「れーなぁ、またなにかやらかしたんですか?」

一緒に登校していたえりりんが横からツッコミます。

「…亀井…お前もや…」
「えぇ〜なんで絵里も叱られるんですかぁ?」

ギロリ

中澤先生が過去、斬新な刺繍入りのロングコートを纏いハイスペックなバイクにまたがっていた頃を
彷彿とさせる眼光を見せたので、れいな君とえりりんは素直にうなずきました。


―…


「れーなぁ、早く終わらせて帰ろうよぉ〜」

ほうきを片手に不満そうにアヒル口なえりりん。

「めんどくさいっちゃん…適当に時間潰して帰ったらよかやん」

一方、れいな君ときたら倉庫の隅に置かれていたバランスボールの上に座ってポヨンポヨン弾んで遊んでいます。

「汚いままだと絶対中澤先生にバレるってば!」

「じゃあ、このボールの上で地面に足をつけんと長く座ってられた方が勝ちな。

んで、負けた方が掃除するってどうよ?俺、バランスが特技やけんねw」

「も〜…勝ち負けとかじゃなくて、ちゃんと二人で掃除しようよぉ〜」
「絵里がやらんのやったら俺が先にすると」
「も〜…だから、絵里そんな勝負しませんよ?」

呆れ顔でれいな君に歩み寄って立ち上がらせようとするえりりん。
グラグラしながらも足を浮かせたまま体勢を保つれいな君。
そんなれいな君の腕を掴むえりりん。

「ぅぉっと!今良い感じやけん触んなって!」

れいな君がえりりんの腕を振り払おうとしたその時!

ズッテーン

二人仲良く近くにあった体操用のマットに倒れこんじゃいました。

「っ…たぁ〜い……もう!れーなのばかぁ!」

横になったままえりりんがれいな君に抗議します。

「絵里が無理矢理俺の腕を掴むからやろーが」

れいな君も寝っ転がったままえりりんに反論します。

「………」
「………」

その時、初めてお互いが至近距離で横たわっている事に気付いちゃいましたよ。
気まずい雰囲気が体育館倉庫を包みこみます。
だけど目を逸らせないれいな君とえりりん。
ふと、昨日のさゆみんの言葉が頭をよぎります。


━ほんとなの。効果は抜群なの。
━視線を合わせて、左目をものの三秒見つめればOKなの。
━惚れ薬を仕掛けた当事者が告白すれば…


(ぁ…あれ…もしかして…薬の効き目が今頃出とーと?)
(れーなの目が…いつになく真剣ですよ?も…もしかして…)
(絵里の目を三秒見つめれば…)
(イチコロ…でも…イチコロって…そもそもなんでイチコロって言うんだろ?)

「ぇ…絵里…」
「な…なによぅ…」
「なぁ…このままずっと…二人で一緒におらん?」
「ぇ…えっと……」
「だけん、このまま俺と一緒に…」

えりりんの瞳を見つめながられいな君はギュッとえりりんの手を握ります。

「れ…れーな?」
「絵里は俺と一緒におるのは嫌と?」
「そ…そんなこと……なぃ」
「やったら……」

そう言ってれいな君はゆっくりとえりりんとの距離を縮めます。
いつになく真剣なれいな君の眼差しに胸が大きく高鳴るえりりん。
れいな君が近付けば近付く程、痛いぐらい胸が締め付けられます。
だけど動けないえりりん。
遂にえりりんの唇に柔らかいれいな君の唇が重なりました。

「んっ……」

思わず息を止めてしまうえりりん。
息苦しくて、胸も苦しくて、握られていた手を解いてれいな君の肩を押し返しました。

「れー、なぁ……」
「嫌やったと?」

泣きそうな顔でえりりんの顔色を伺うれいな君。
えりりんは慌てて首を横に振ります。

「ううん…そうじゃなくて!そうじゃなくて……びっくりしたし…その…恥ずかしいよぅ…」
「………俺も………」
「え?」
「俺も…バリ恥ずかしいっちゃん……ニヒヒ」
「……れーな……ウヘヘ」
「もっかい……してもよか?」
「……いいよ」

目を細めて優しく笑うえりりん。
れいな君はまた優しく唇を重ねます。
今度は何度も触れるだけのキスを、何度も角度を変えて。
光があまり届かない体育館倉庫の中で、二人の唇が触れ合うチュッチュッという音が響きます。
少し慣れてきたのか、れいな君は上半身を起こしてえりりんの顔の横についた腕で体を支えます。

「れーな?」

覆い被さるような体勢で見下ろすれいな君は真っ直ぐえりりんを見据えています。

「…どうしたの?」
「……絵里…俺、もう…我慢できないっちゃん…」
「え?」

そう言って、れいな君はまたえりりんに口付けます。
だけど今度のキスは今までとは打って変わって激しくて…。
れいな君の舌がえりりんの下唇のラインをなぞります。

「ふぁっ」

思わず情けない声を上げてしまうえりりん。
だけどれいな君は何の躊躇もなく、一瞬の隙に開いたえりりんの唇の隙間に舌を挿し込みました。

「っ!!?」

突然の事でびっくりするえりりんの心臓は史上最高に高鳴ります。
顔の横にあったれいな君の腕の片方がえりりんの頬に添えられて、えりりんは顔を逸らせません。
れいな君の親指がえりりんの頬を撫でて、れいな君の舌がえりりんの口内を撫でまわします。
その温かい感触にえりりんの頭がボーっとしてきます。
気付けば自られいな君の舌に自ら舌を絡めてしまうえりりん。
とたんに響き渡るピチャピチャという水音。
今まで聞いたことのないようなイヤラシイ響きにえりりんの胸が熱くなります。
れいな君の首に腕を回して、頬を撫でるれいな君の手に自分の手を重ねるえりりん。
えりりんの心情を察したれいな君はさらに強く自分の唇を押し付けて、えりりんの柔らかい舌を自分の口内に誘い込みます。
吸いあげてクチュクチュと唾液を絡ませながらえりりんの舌の感触を味わうれいな君。
そのまま体を横にズラしてえりりんの足の間に移動します。
えりりんも無意識に両足を広げてれいな君を受け入れます。
れいな君は頬を撫でる手をゆっくりと顔の輪郭をなぞるように下へ下ろして行き、えりりんの制服のリボンをそっと解きます。
ビックリしたえりりんが顔を離してれいな君の手元を確認します。

「ちょっ!れーな?」
「なん?」
「えっ…だって…あの…」
「俺、もう我慢できんって言っとろーが…」
「で…でもっあっ!」

足の間にいるれいな君がグイッと腰を前に突き出すとスカート越しにえりりんの敏感な部分に当たる硬い何か。

「やっ…ちょっ……」
「俺、絵里とのキスだけでこんなんになってしまったと」

真剣な顔をしてれいな君は硬くなったちびれいな君をグイグイとえりりんに押し付けてきます。
それが何なのかもわかるし、そのせいで下半身に広がる鈍い快感が何を意味するかもわかってしまったえりりんは顔を真っ赤にして腰をくねらせます。

「…絵里ぃ…」

うわごとのように名前を呼びながられいな君はえりりんの制服に手をかけます。
だんだんと露になってくるえりりんの素肌。
恥ずかしいけれど、それ以上にれいな君と触れ合っている箇所が濡れ始めている事に気を取られて抵抗できないえりりん。
やがて全て曝け出されたえりりんの両胸をれいな君の手のひらが大きく揉みしだく。

「いゃんっ!んんっ!」
「絵里のおっぱい…大きくて…柔らかくて…気持ちよかね…」

そう褒められながら揉まれるのも気持ち良くて、思わずえりりんはねだるように胸を突き出してしまう。
れいな君は腰をモゾモゾと動かしたままえりりんの胸の頂に唇を寄せて、
舌で舐めたり顔を震わせて小刻みな振動を与えたりチュバチュバとわざと大きな音を立てて吸ったり。
えりりんの肌はほのかなピンク色に染まり、息も荒くなります。

「はぁっはぁっ…んんっ……」

れいな君の指や舌が肌に触れるたびに震えていたえりりんの体も次第に自ら動き始めちゃいます。
首に絡めたままの腕はれいな君の髪や背中を撫でて、れいな君の前戯を催促。
腰はれいな君の動きにあわせてゆっくり上下に揺れて、ちびれいな君の硬さをもっと味わおうとします。

「絵里……気持ちよかと?」
「…はぁ…はぁ…よか…よ…ウヘヘ」
「俺も…バリ気持ちよかよ…ニヒヒ」
「…ふぁ…ぁぁん…れぇ、なっぁっ……」

えりりんのエッチな表情にフフフと笑ったれいな君はえりりんのおでこにチュッと軽いキスを落とします。

「腰、上げて…」

えりりんは素直に膝を曲げて腰を浮かそうとしますが、恥ずかしいから内股気味です。
短めのスカートから覗くえりりんの生足がれいな君の体のラインをなぞります。

「絵里…綺麗な足しとーね…」
「ゃ…やだぁ……」

れいな君はうっとりしながらえりももをサワサワと撫で回します。
ひとしきり撫でた後、いよいよれいな君の指がえりりんのパンティーに掛かります。
えりりんはギュゥ〜っと目をつぶります。
れいな君はゴクリと唾を飲み込みます。
ゆっくりと下ろされるえりパン。

「………」

パンティーを脱がせて近くにポイッと放り投げたれいな君ですが、なんにも言葉を発しません。
恥ずかしさと不安ともどかしさでいっぱいいっぱいなえりりんはれいな君の方へ手を伸ばします。

「れ…れーなぁ…」

れいな君は無言でえりりんの手を握ってから、その手を自分の股間に…。

「えっ?…あっ…ちょっとれーなぁ…」

握らされたモノがれいな君のモノとわかったえりりんはますます顔を真っ赤にします。
そんなえりりんを(バリかわいかぁぁぁああああぁぁ…)と思いながられいな君はえりりんの手を上下させちゃいます。
目の前のえりりんをオカズに直にえりりんの手でエリニーです。
えりりんフルコース。まさにパラダイス。
れいな君のちびれいな君はもはや


从*・ 。.・)<ポークビッツw


なんて言わせない程の硬さと大きさにまで成長を遂げたのです。
そんなちびれいな君を直接触れているえりりんの秘密の花園はもう大洪水です。

「ぇ…絵里…よかと?」
「………うん…」

えりりんが頷くとれいな君はそのまま体勢を移動してえりりんと密着します。
えりりんの秘密の花園にちびれいな君、遂に入園です。

「ふぁっ!」

ちびれいな君の先端がえりりんの熟れた蕾に触れて思わずえっちぃ声が出ちゃいます。
気を良くしたれいな君はえりりんの手を握ったまんま、
自分のちびれいな君をグリグリと蕾に押しつけたり筋を何度もなぞったり、入り口をグチュグチュとかき回したり。
れいな君に見つめられながらちびれいな君でレイニーです。
れいな君フルコース。まさにユートピア。

「あぁんっ…れーなっ…」

ちびれいな君にぐちゃぐちゃにかき乱されてえりりんの秘密の花園は白く泡だっちゃう程です。

「れーなぁ…」

とめどなく襲ってくる快感にとろ〜んとした瞳でおねだりしちゃいます。

「ほしいんやったら絵里が入れると…」

そう意地悪な事を言うれいな君はふわふわの入り口付近を先端で突きます。
えりりんはふぅと息を吐き出してからゆっくりとちびれいな君を奥へと誘導します。
メリメリとえりりんの狭いウェルカムゲートを押し広げながらゆっくりと入り込むちびれいな君。

「んっ…はぁぁん…ぁあんっ…」
「…全部、入ったと」
「…れーな…」
「動かすと」

そう言い終わる前にしんぼうたまらんれいな君は腰を動かしてしまいました。
心構えがまだできていなかったえりりんは突然の刺激に思わず息が止まっちゃいます。
構わずれいな君はガンガンと突き上げるからえりりんは一際甘い嬌声をあげてイッてしまいました。

「はぁ…はぁ…れーな…激しいですよ?」
「絵里の中が気持ち良すぎるから止まらんかったと…ハァハァ」

そう言ってれいな君はズルリといきり勃ったまんまのちびれいな君を引き抜きました。
そしてぐったりとしているえりりんを抱え上げます。

「れーな!?」
「俺、まだイッとらんけん」
「えっ?えぇ?」

戸惑うえりりんをよそにれいな君は軽々とえりりんをお姫様だっこ。
そしてれいな君が向かったのはすぐそばで転がったままのバランスボール。

「れーな?」
「この上でシたらもっと気持ちよかやろニシシ」
「えっ?ちょっ…」

えりりんの抵抗も気にする事無くバランスボールに座るれいな君。
背中を壁に預け両足を男らしくがっつりと開きます。
抱かれたままのえりりんの腰の辺りにえりりんの蜜にまみれたちびれいな君の先端がひよっこり覗いています。
恥ずかしさで顔を背けるえりりん。
だけどえりりんの秘密の花園はちびれいな君の再入園を熱望しています。
イッたばかりなのにまた熱くなって蜜が溢れてきます。

「えーり…早く…」
「ん……」

子猫のような瞳で顔を覗き込みながらえりりんのクリりんをくにゅくにゅと捏ねるれいな君。
えりりんの体温がグッと上昇します。
クリりんを捏ねられたままえりりんは腰を浮かせてれいな君を跨ぐ体勢に移動。
れいな君に腰を支えられながらゆっくりとちびれいな君を飲み込みます。
再入園したちびれいな君はさっきよりも明らかに大きいし熱さがハンパない。
それだけでも気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそうなのに、クリりんを弄られてるしバランスボールのせいで挿入が深く激しくなっています。
れいな君はボールの弾力性を利用して深く奥の奥まで突き上げてきます。
一方的に与えられる快感にえりりんは悲鳴を上げながら翻弄され続けるしかありません。
攻められるだけ攻められて中に熱い感覚が広がった瞬間、目の前が真っ白に光った。


―…


えりりんがゆっくりと目を開くとそこは真っ暗闇です。

「…あれ?…うぇ〜…」

どうやら眠っていたようです。
手を付いた床は柔らかく、どうやらマットの上のようです。

「うわぁ〜絵里、ねちゃったんだぁ…って…あれ?」

れいな君に乱されたはずの制服はきちんとしているし、下着もしっかりと履いている。

「え?…うそ…夢?」
「ん〜…ムニャムニャ…」
「ってゆーか今何時…ってちょっれーな!起きてよ!もう夜ですよ?!」

時計を見ればもう夜の8時です。
焦ったえりりんは事の真相はともかく、隣で爆睡しているれいな君を叩き起こすのでありました。


从*・ 。.・)<惚れ薬に催淫効果は含まれていないの





良薬は恋に苦し編 おわり
 

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