「さきちゃんも服買いにきたの?」
「うん 今日って半額セールなんでしょ? ちょうど新しい服欲しいって思ってたから」
「へぇ さゆみ達も服はいっぱいあるんだけど半額セールってゆーからね」
「・・・あのさ こんなこと言うのもなんだけど・・・さゆみちゃんが買った服って・・・それ?」
「えっと・・・まぁね レイカちゃんチョイスだけど」
「へぇ そーなんだ(なんでレイカちゃんの服はオシャレなのに
 さゆみちゃんにはこんな気持ち悪い服選んだんだろう・・・も、もしかしてイジメ?)」
「あ、てかてかそのカゴに入ってんのパンツじゃんw」

えりがカゴの中にてを突っ込んでパンツを引っ張り出した。

「ぶっ・・・」
「え? ダサかった? レイカちゃん?(よく初対面の人のパンツにいちゃもんつけられるな
 さゆみちゃんにあんな気色悪い服選んどいて)」
「そ、そんなことなかよ!///(う・・・えり、絶対わざとやろ)」
「って、その方言・・・レイカちゃんも九州出身なんだ?」
「え、まぁ・・・」
「ニヤw そうなの ちっちゃい頃はずっとれーなと一緒に遊んでたんだって(えり! チャンスなの!)」
「(わかってますよw) そーそー 一緒にお風呂入ってたりしてたんでしょ?w
 ここだけの話・・・れーなのアソコってどんなだった?w」
「え!?」

案外クラスメートの女子、さきちゃんも興味があるみたいで、こっちを食い入るように見つめてくる
どどどどどどどどーしよう・・・

「け、結構おっき・・・」
「あ、あれなんなの!?」
「え?」

バキッ

「う゛・・・」

さゆがさきちゃんの気を引いて、その隙にえりが腹にこぶしを入れる連携プレー。
きれいに決まった。
このパンチは<嘘は許しませんよw>ってゆうメッセージで間違いない。

「あっ、さゆみの見間違えだったの」
「そ、そう・・・(今 多分だけどレイカちゃん殴られたよね・・・)」
「で れーなのあれっておっきかった?w」
「えっと・・・・・・・・・・・ち・・・小さかった・・・///」
「やっぱりぃw あの顔は小さいと思ってたんだw えりはw」
「そーいえば 昨日れーなの家に泊まらせてもらったって言ってたよね?」
「で ほらほら たまたま脱衣所のドア開けたらちょうど服脱いでてってw」
「え!? いや・・・」
「見たんでしょ?w そのときぃ?w」

最悪の展開だ。
どうにもこうにも逃げられない。
さきちゃんは相変わらずだし、ここで見えなかったと言っても無駄なことは一目瞭然だった。
えぇい! もう仕方ないっ!! なりきるんだ!! 田中レイカに!!

「め、めっちゃ小さかったとよ」
「へぇw どんくらい?w (おっ れーな吹っ切れましたねw)」
「レイカの小指くらいやねw(あぁ・・・もう終わったんだ・・・
 クラス中の女子にポークビッツ野郎って陰口叩かれるんだ・・・)」
「さきちゃんはどう思う?w 小指くらいだってw」
「えっと、私は・・・良いと思うけど」
「え///」

涙が出そうになった。

「てか、私たち女には平常時の大きさなんて大して関係ないから何とも言えないけどねw」
「言えてるぅw (あひゃひゃひゃひゃw れーなの顔!w 笑顔が一瞬で消し飛びましたよw)」
「まぁ れーなのアソコなんて見た感じでもう大したこと無さそうなの伝わって来るし、
 実際問題あんま興味ないのw(うーん これでこのくだりは終わりかぁ・・・次の展開を考えないとなの)」

・・・結局なんだったんだ?
小さいことバラされて、そのうえ興味ないって・・・
もう別の話題なっちゃってるし・・・
女子ってこわっ

「・・・で、このパンツ買うか迷ってるんだよね」

いつの間にか、さっきのカゴに入ってたパンツに話題は戻っていた。
どーやら、気に入ったパンツはあったのだが、
半額といえど意外と高くつくらしく、買うかどうか迷ってるみたいだ。

「でも半額セールなんて今日くらいだし、絶対買っといた方がいいと思うの」
「うーん だよねぇ・・・」
「うーん じゃぁ今履いてるパンツちょっと見せて?」
「あ、うん こーゆーのなんだけど・・・」
「!!///」

スカートをピラッとめくり上げ、パンツの柄を見せてくる。

じ、女子は女子の前ではこうも簡単にパンツを見せるものなのか!
・・・女装って素晴らしいかも///
さすがに直視はできないけど・・・

「レイカはどう思う?w」
「え!? す、素晴らしい光景だと・・・///」
「(れーなキモっ)でもさゆみは新しいの買った方がいいと思うの」
「えりも<買う>に賛成!」
「そっか、ありがとw 買う決心ついた じゃぁ下に彼氏待たせてるから、バイバイ」

彼氏がいる子のパンツをまじまじと見てしまった、
と罪悪感に駆られたが、下の方はもっぱら元気になっていた。
そして、おっきくなったにもかかわらず、
まったくもってスカートを押し上げていないという事実は、罪悪感以上にれーなを苦しめた。

「さきちゃん彼氏かぁ・・・いいなぁ チラッ///」
「・・・///」
「えりにはさゆみっていう素晴らしい彼女がいるの!」
「えぇ!? 言っとくけど超キモいよw そのカッコw」
「!!!!!!!   ずぅーん・・・」

魂の抜けたさゆを引っ張って再び1階のグルメゾーンに腰を落ち着かせる。
大きなフロアの周りにに様々なお店が並び、
中央のところには飲食スペースがありガラスのテーブルがオシャレ感を引き立てている。
いつまでも笑い続けるえりに昼飯を買いに行かせて、さゆと柱の近くの席に座った。

「さゆ・・・ごめんっちゃ」
「・・・破滅・・・絶望・・・ダンディ○野・・・・・・」
「う・・・(ダンディって・・・) でも、お姫様みたいで結構かわいかよ」
「・・・ふっ クレイジープリンセスなの・・・・・・」
「・・・・・・( たしかに )」
「・・・・・・さゆみ・・・やっぱり新しい服買ってくる」
「 え 」

さゆはオプションでついてきた半径1メートルほどの帽子をかぶってフラフラと階段の方に消えて行った。

「おまたせぇ」
「・・なんでアイスクリームなんて買ってきたん?」
「食べたかったんだもん てかさゆは? トイレ?」
「さゆは・・・服買いに行った」
「えぇ!? せっかく面白かったのにぃ」
「さゆはえりのコト好きやのに 可哀想やろ」
「なによ! もとはといえばれーなが悪いんでしょ!」
「・・・はぁ そーやね」

さゆには悪いことしたなぁ
なんとかお詫びせんと・・・えりのパンツ1枚あげよ


その頃、さゆみんは・・・

グスッ れーなのバカっ!!!
なんでこんなの買ってきたの!?
えりに嫌われたら・・・
はぁ “超キモいよw”だって・・・

1段飛ばしで階段を登っていく。
半分登ったところで手すりにつかまってクルっと向きを変えた瞬間、
スーツを着たサングラスのごつい人にぶつかった。

「っ・・・す、すみません」
「いえ、こちらこそ・・・って、若っ!!」
「え?(お姫様の間違いでしょ!?)」
「黒服一同で捜索してたんですよ!! また女装などしてらっしゃって・・・」
「は?」

グイっと担がれ、そのまま連れ去られていく道重さゆみ♀。
ギトギトのピンクに染まったハンカチを階段に残して・・・



「ふぅ どうやら黒服どもの魔の手は振り切ったみたいなの」

試着室から女物の服に変装した道重さゆみ♂が出てくる。

「やっぱ女装ってのも楽しいもんなのw 変装にもなるし一石二鳥♪」



場面戻って1階グルメゾーン。
食べ物を挟んで向き合う2人。
終始ニコニコのえりちゃん。 ご機嫌の様子。

「うへへw」
「なん?」
「絶対動いちゃダメだよ?w」
「な、なん?」
「うへへへへw ちんちん見えてるw」
「!!///」

慌てふためいて股を閉じようとしたが、えりのプレッシャーで体が動かせない。
どうしていいかわからず、オシャレでガラスの透け透けテーブルなんかにするからこういうことになるんだと
とりあえずテーブルに怒ってみた。

「うへへぇw 食べたいよぅw」
「・・・///」

えりの言葉にピクっとアソコが反応する。
わずかな動きだっただけにバレてたら恥ずかしい。
顔を伏せたまま、目線を上に上げる。

「ニヤッw 見逃しませんよw」
「!!///」
「れーな そのまま見ててw」

全てお見通しといったえりにドキッとしながらも、これからどういう動きに出るのか、不安に駆られる。
勃たないように我慢しているが、クロールの息継ぎのように、ピクッ、ピクッと先っぽが持ち上がっていく。
まさか子供が走り回っている所でこんなことになるとは思ってもみなかったが、
もうこれが男の性なのだと割り切ってえりと目を合わせた。

れーなが頬を赤らめながらも真っ直ぐ見つめてきたことでえりは納得したような表情になった。
上目使いでニヤッと口角をあげたところで、
えりは片手で持っていたアイスクリームを両手に持ち替えてゆっくりとそれに舌を這わせる。
白い液体がえりの咥内に流れ込んでいく。

「ちんちんビクビクしてるよw」
「・・・仕方ないやろ///」
「もっとおっきくしてw」

えりは目を合わせたままアイスクリームにむしゃぶりつく。
口のまわりまで白く染まっていく。
それをゆっくりと舐め取りながら、えりはアイスクリームの下のさきっちょをパキッと折った。
おもむろに股を開いてスカートの中で息を潜めていたえりのエッチな部分を強調してくる。
無論パンツは履いていないままで、その秘所を見た瞬間全身が熱くなったのを感じた。
頭の整理ができていないうちにえりが次の行動に出る。
さっき折ったコーンのさきっちょをアソコにクイッと差し込んだ。
さらに、わざと呼吸を乱して夜の雰囲気を醸し出す。
れーなも限界まで大きくしたアソコを、それ以上に大きくしようと下腹部に力を込める。
だって、れーなの大事なアソコがアイスクリームのコーンのさきっちょと同じ扱いじゃ悔しいし。

「えり・・・」
「なぁに?w」
「早く帰りたか」
「うへへw さゆが戻ってきたら帰ろっか?」
「うん」

えりから少しふやけたコーンのさきっちょを貰い受け、おとなしく口に運んだ。





つづく
 

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