「あぢぃ〜…」

夏休み中のれいなは昼間から自室のベッドに寝転がりながら暑さに悶えていました。

「もうこの暑さ、どうにかならんと?」
「どうにかして欲しいのはボクも同じだよぉ〜…うぅー」

れいなの隣には当たり前のようにかめい君がいて、猛暑だというのにコバンザメのようにベタベタくっ付いて離れようとしません。

「ったく絵里がまたクーラー壊すから…」
「あうぅ…ごめんなさい…」

オリンピックの日本サッカーの試合に感化され、またもサッカーボールをクーラーにぶつけて壊しちゃったかめい君。
前にも全く同じやり方でクーラーを壊してるのに少しは学習しないのかと、れいなは半ば呆れ気味。

「まぁ午後になったら黒服さんがクーラー付けに来てくれるからいいんやけど…」
「でもさぁ…我慢できないよねぇ…」

暑さを我慢できないとか言いながらもれいなを抱きしめる力は強くなり、より密着するかめい君。

「暑いなら離れれば良いのに……あ、ここにおるより窓際の方が涼しいかも」
「えぇー行っちゃやぁだぁ〜!!」
「お前は子供か!」

そうかめい君を一喝して窓際に来るれいな。
外から流れてくる風はあまり強くはありませんが、少しだけ涼しい気分になれたようで。

「ん〜…ちょっと涼しいかも…もっと風吹かんかなぁ」

爪先立ちで背伸びをして窓の外に身を乗り出しキョロキョロと眺めるれいな。
しかしそのせいでベッドに寝転がったままのかめい君の目に、
ミニスカートの中で派手なパンティがキュキュッと食い込んだれいなのプリップリのお尻が飛び込んできました。

「(うおぉー!れいなお得意の無自覚エロスですか、そうですか…ハァハァ!!!)」
「はぁ…早くぅ黒服さーん!」

自分の後ろでお腹を空かせた狼さんがヨダレを垂らしながら近付いて来ているとは夢いも思っていないれいな。
するとれいなの家の前の道を見慣れた二人組が通りかかりました。

「あーっ、たなささーん!」
「優樹のバカ!田中さんだろ?あ、こんちにはぁ!」

れいなに想いを寄せながらも段々と妖しい関係になりつつある噂の美少年コンビ、工藤くんと佐藤くんです。

「おっ、やっほー♪ あんたらはいつも一緒やねぇw」
「コイツが着いて来るだけです!」
「まーちゃんがいないとくどぅーは何も出来ないからなぁ〜」
「ハァ?それはお前の方だろ!」
「まぁまぁ落ち着くっちゃんw で、二人してどこいくと?」
「道重さん家のプールに行くんです!田中さんもどうですか?」

見れば二人とも水泳用のバッグを肩にかけていました。

「そっかぁ、その手があったかぁ……そうやねぇ〜…んんっ?!」

プールに行こうか行かないか悩んでいたれいなの身体に異変が。
突然身体を震わせ窓の縁に倒れかかってしまいました。
まぁその原因は十中八九『ヤツ』のせいである事は、懸命な読者の皆様ならお分かりかと思います。

『むふぅーw 相変わらずれーなのプリケツはボクの顔にジャストフィットだねぇw』 (←小声)

れいなのミニスカートの中に顔を突っ込みプリケツに顔を埋めているかめい君。
お尻のお肉を左右に開き、そこに顔を押しあてながら深呼吸を繰り返しています。

「たなささん、どうかしましたぁ〜?」
「な、なんでもなかよ?/// …コラッ エリッ!!///」

スーハースーハーと自分の恥ずかしい部分を思いっきり嗅がれ恥ずかしいれいな。
汗やら、石鹸やら、れいなの色んなお汁やらが混ざった香りを全て受け止めたかめい君は天国行きかけてます。

『ぷはぁ〜…シヤワセ/// …こりゃ誰だってヤミツキになりますよ?w』

れいなのプリケツ挟まれながら呑気に感想を述べてる彼の頭を後ろ手にバシバシ叩くれいな。

『いだいいだい! もぉ乱暴だなぁw ほられーな、大人しくしてないと二人にバレちゃうからw』
「ちょっ///…んっくぅっ!!///」

かめい君はグッショリ濡れたれいなのパンティをスルリと抜くとまたもお尻のお肉を開き、
さらには綺麗な一本線を描いている、人よりふっくらとした肉厚モリニャンまでも容赦なくオープンしてしまうかめい君。
くぱぁ…とエッチな糸を引きながら拡がり現れたサーモンピンクの小さな穴めがけて舌ねじ込みます。

「ふにゃあぁっ!!!」
「「ん???」」

ガクガクと身体を震わせながらも腕の力だけで窓の縁に捕まるれいな。
しかしかめい君の愛撫は治まるどころか激しさを増すばかり。
実はかめい君、あまりイメージにはないですが、いわゆる『前戯』という行為が本番行為と同じくらい大好きな人でして、
放っておくと1時間ぐらい平気でれいなの身体中をペロペロチュッチュし続けてしまうほどなんです。
それでは流石のれいなも前戯だけで何十回もイッちゃって体力が持たないので普段はかめい君自ら控えめにしているとか。
ところが今回のこの特殊なシュチュエーションの前にアッサリ封印が解き放たれてしまったようで、
常人より長いスケベなベロでれいなの膣内のビンカンな場所を縦横無尽に舐め尽しています。

『れんろれ〜ろw んぅーおいちぃ♪』
「くうぅぅーっ…/// …いい加減にぃ…!!」

必死に快感を押し殺し耐えようとするれいな。
しかしただでさえ敏感で感じやすい身体、そしてこの羞恥的なプレイにドM心は燃えるばかり。
かめい君の愛撫を我慢しようとすればするほど気持ち良く、愛液が止めどなく溢れ出て来てしまいます。

「田中さん、そこに誰かいるんですかー?」

何となく部屋の中にれいな以外の存在を感じた工藤くんがれいなに話しかけてきました。
すると別の生き物のように蠢めいていたかめい君の舌が不意に抜かれ、止まらなかった快感の波が一瞬収まりました。
ピクッピクッと下半身を震わせ、(終わったとかいな…)と安堵するれいな。

「ん〜ん………だ、誰もおらん…よぉ?……… うぁあっ…!///」

息を整えながら一瞬だけ油断をしていたれいなの膣に、細長い中指をずぷっと挿入したかめい君。
そのまま指を根本まで挿れ、クイクイと第一関節を折り曲げ、気持ちいい場所を指先で探ります。
その一掻き一掻きに敏感に反応するれいなもいつの間にか抵抗を緩め、ガニ股のイヤらしい格好に。
それに気を良くしたかめい君は痛いほどにキツキツなれいなの中を、ニュル…ニュル…とゆっくりとピストンさせます。
かめい君の中指にれいなの愛液が絡みつき、やがて透明だった物が白く泡立ち始める頃には、
れいなはヘナヘナと身体の力が抜け落ちていくのを感じ、自らの力だけでは立っていられなくなりました。

『おっと危ないw ちゃんと支えてあげるからね? …あ、言い忘れていたけど、れーな?絶対【イッちゃダメ】ですよ?』
「えっ…?!///」

この状況下で【イッてはいけない】と言われ、信じられないといった表情のれいな。
しかしこれもまたイクなと言われてると余計にイキたくなるのがドMというものなんです。
そして戸惑うれいなをよそにかめい君は指の注挿はそのままに、窓側に背を向けれいなの脚の間に座ると、
上を見上げ股に顔を埋めながられいなの身体を支え、さらに赤く膨らんだクリにゃに吸い尽きました。
不意打ちを食らいれいなの身体が今までで一番激しく上下し、明らかに喘ぎ声だと分かる声を漏らしてしまいました。

「はぁあんっっ!!!///」

「…なぁ優樹、なんか今日の田中さんおかしくないか?」
「そうかなぁ〜まーちゃんはいつも通りだと思うけどぉ〜」

まだまだ性に疎い工藤くんですが、さすがに異変を感じたようです。

「あのー田中さぁん、無理なら来なくてもいいですよー?」
「まーちゃん、たなささんと一緒に泳ぎた〜い」
「ワガママ言うな! それで田中さんは行きますー?」

工藤くんの問いなど今のれいなには届いていません。
しかしドSモード全開のかめい君はそれすらも利用するのです。

『行くか、行かないかだって。ホラ答えてあげないとw』
「はっ、はぁっ…/// んくうぅー…///」

かめい君の狙いを感じとったれいなは絶対に言うもんかと口を真一文字に結びます。

「しょうがないなぁ…なら、ボクが代わりに言わせてあげますか…w」

ニヤリと笑ったかめい君は一本でもキツキツだった指を二本に増やし、膣内のお腹の裏側の辺りにあるれいなの弱点を一気に掻き回します。
さらにトドメとばかりにビンビンに膨らんだクリにゃを強めに吸い上げ、舌でコロコロと素早く舐め転がし、甘く歯を立てました。

「やあぁっ!はあぁっ、ぃやぁあっ!!…はぁ、はぁ、はぁ…い、い、…」
「「???」」


「………イッ、イっクぅぅぅうううっ!!!」


二人どころか町内にも聞こえそうなほど喘ぎ鳴き、れいなの視界が真っ白な世界に飛んだ瞬間、
れいなは制御不能になった身体から大量の潮を吹き出しながら、何とか掴まっていた窓の縁から手を離してしまったのでした。


………


「!!!」
「あれ?いなくなっちゃった…でも、たなささんも行くって〜良かったねぇくどぅー」
「!!!…///」
「どうしたの?ねぇー?」

何も分かっていない佐藤くんとは対照的に、目の前で起きた事が具体的には分からずとも
本能でそれを感じとった工藤くんは顔を真っ赤にさせ硬直してしまっていました。

「…ハッ!……あぁ…うん、ごめん///」
「変なくどぅーw ねぇ早く行こうよぉ〜」
「そ、そうだね。 …じゃ、じゃあオレたち先行ってますんで!///」
「また会いましょ〜♪」


………


窓の下でペタリと座りこんでしまったれいなのお尻の下からズルズルと這い出てくるかめい君。
れいなの愛液やら潮やらで髪からTシャツまでズブ濡れ状態な自分に『ヤリすぎたかぁ…』と反省気味です。

「ごめんね?ちょっと意地悪しようと思っただけなんだけど……怒ってるぅ?」

かめい君に背を向けたまま身体をヒクヒクさせながら動こうとしないれいな。
これは完全に怒らせちゃったなと思ったかめい君は後ろを向き、腕組みしながらどう謝ろうか考えます。
すると…。

「れーなぁ、どうしたら許してく…んむぅっ!?」

振り向いたかめい君の唇を自らの唇で塞ぐれいな。
身長差があるので爪先立ちでかめい君の顔を手で包み、強引に舌を絡ませてきます。
突然の事に驚きを隠せないかめい君は、れいなの舌にされるがまま舌を絡ませられてしまいます。
やがて唇を離すと透明な糸が何本も作られ、互いの口の周りは唾液だらけでベタベタになっていました。

「…ど、どうしたの…れーな?」
「…れて…」
「へ?」

「いれて…れーな…がまんできん…」

恥ずかしいのか俯き気味におねだりするれいなにドッキーン♥とハートを打ち抜かれたかめい君。
そのままお姫様だっこでベッドに向かい、れいなを優しく寝かせると覆いかぶさります。

「れーなぁ…/// ボクも我慢できな…」
「あと、ひとつ。」
「ん?なぁに?」


「……後で覚えてろよ…!!!」


さっきまでのウルウルとしていた可愛い瞳から、まるで人殺しのような怒りに満ちた瞳に変貌する瞬間を見てしまったかめい君。
生命の危機を感じたかめい君の身体にゾワッと寒気が襲うのですが、れいなのその瞳は静かに閉じ、また彼女の方からキスをしてきました。
積極的なれいなの優しいキスをじっくりと味わいながらも、心の片隅で後々自分はどうなってしまうのか不安が隠せないかめい君なのでした。


………


「さて、私はどうすれば良いのでしょうか…。」

れいなの部屋の前で最新のクーラーを持ったまま待ちぼうけを食らってる彼の存在に、二人が気付くのはだいぶ後になってからです。





かめれなヤリすぎ羞恥プレイ おわり
 

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