現在はお昼前の11時。さゆみは一人、スーパーの袋を両手にぶら下げて炎天下の中、帰路につこうとしていた。

「あっついの……いくらタイムセールだからって、こんな時間に外に出ることなかったの」

そう愚痴を零すほどに、暑い。
セミがワシャワシャ鳴いて、緑の葉を茂らせた樹々がサワサワと揺れている。
こんな暑さの中、愛娘の優樹を連れていけないから、家でれーなに預けて、二人でお留守番をさせている。
マンションのエントランスに入ってエレベーターを待つ。降りてきたエレベーターの中は冷房が効いていて、さゆみはほう、と一息ついた。
自分たちの部屋の前で、スーパーの袋を下ろして鍵を開ける。

「ただいまー」

声を掛けて中に入ると、 ̄ ̄ ̄ ̄返事が無かった。
不審に思いながらリビングに入ると、れーなも優樹もいない。
下の新垣マートにアイスでも買いに行ったのかな、とあまり深く考えず、さゆみは生鮮食品を冷蔵庫に詰める。
袋の中の物をすっかり冷蔵庫や食品棚に入れ、さゆみは日焼け対策に着ていた薄いカーディガンを脱いで、下はジーンズ、上はキャミソールというラフな格好になる。

「……ふう、暑い」

額の汗をハンカチで拭い、自分の為に冷蔵庫から麦茶を取り出したところ、


♪ピーンポーン♪


『こんにちはー、佐◯急便でーす!』

チャイムの音と共に元気な声が聞こえてきた。

「あ・はーい!」
返事してパタパタと玄関まで行く。
ドアを開けると、最近この辺りの配属になったらしい、色白で小柄な若い男性が笑顔で小さな段ボールを持って立っていた。

「ご苦労様でーす、……あ、ハンコ」

取りに戻ろうとすると、

「いえ、サインで構いませんよ」

とニコニコとボールペンを差し出している。

「そうですか、じゃあ……」

ボールペンを受け取り、名前を書こうとすると、束ねていなかった髪が一房、?に流れてきた。それを指で掬って耳にかける。
受け取り欄のところに『田中さゆみ』と書いて、ボールペンを返そうと顔を上げる。
配達員は、顔を赤くして惚けたようにさゆみを見ていた。

「? サイン書きましたけど……どうかしました?」
「はっ。 ̄ ̄ ̄ ̄いえ、なんでもありません……ありがとうございます……」

赤い顔でモジモジしながらボールペンと受領書を受け取った。
暑いから、配達員さんも疲れているのかな? さゆみはそれだけ思って、小さな段ボールを受け取った。

「あ、ありがとうございましたー!」
「いつもご苦労様です」

それだけ言って、ドアと鍵を閉める。
リビングに戻り、取り出したままの麦茶を飲んでから箱を見つめる。宛先人は『吉澤ひとみ』になっていた。

「吉澤さん……? なんでわざわざ宅配便に? しかも日にちと時間指定までして」

なにか渡す物があるなら、直接渡してくれれば良いのに、と思いながら箱を開ける。
中には、 ̄ ̄ ̄ ̄『1103』のプレートがついた鍵と一通の便箋が入っていた。
不思議に思いながら便箋を開くと。

『これを受け取ったらすぐに来てくれYO!』

とだけ、書いてあった。
鍵はここのマンションの鍵。1103号室は吉澤さんの自宅だ。

「? ? ?」

頭を疑問符でいっぱいにしながら、取り敢えず書かれている通りに、脱いだガーディガンを羽織り直して、ミュールを履いて吉澤さんのところに向かった。


♪ピンポーン♪


「吉澤さん、こんにちはー。さゆみです」
『あーシゲちゃん? 鍵を使って入ってYO』

そんな声が聞こえた。 ̄ ̄ ̄ ̄未だにさゆみのこと『シゲちゃん』呼びなんだよね、この人。
回っている換気扇からなにか良い匂いが漂ってきている。
石川さんが来てお料理しているのかな、と、軽く考えながら鍵を使って開けた。


パーン!


途端になる破裂音。

「きゃ!?」

驚いて玄関にしゃがみ込むと、

『誕生日おめでとー!!』

そんな複数の人の声が降ってきた。

「ははー、ははー」

優樹がよちよち歩きでやって来る。
優樹の頭には小さな星柄の三角帽子が被せてあって。そんな優樹を抱っこしながらリビングまで行くと、そこには、 ̄ ̄ ̄ ̄
フクちゃんと息子の遥君にパートナーの生田。
それに最近さゆみ達の隣の1106号室に越してきた鞘師クンと妻の香音ちゃん。
それと当然ここの部屋主である吉澤さんがすでにハイネケンの缶を床に散らばせながら、みんな大きなテーブルを囲んで椅子に座っていた。

「おーい主役のご登場だぞー、料理人、メシはまだかー?」

吉澤さんが乱暴な声をキッチンにかける。 ̄ ̄ ̄ ̄ということは料理を作っているのは石川さんじゃあない。

「はいはーい! 全部出来たっちゃよー。今運ぶけん、さゆ、優樹を椅子に座らせといて」

 ̄ ̄ ̄ ̄さゆみの愛しい人の声が聞こえてくる。

言われた通り、優樹を子ども用の椅子に座らせると、遥君に向かって、

「どぅーどぅー」

と手をバタバタさせた。
フクちゃんと生田の間に座っていた遥君は、

「まー、まー」

と言いながら持っていた物を優樹に渡そうと手を伸ばす。当然、届かないので、生田がヒョイと遥君の手から取って、優樹に渡した。

「ははー。ぷれ……ぷぅ、ぷー」

そう言いながら優樹が差し出してくれたもの。 ̄ ̄ ̄ ̄それは厚紙で出来た王冠で、クレヨンで彩色が施されてあった。 ̄ ̄ ̄ ̄

「さゆみの為に色を塗ってくれたの?」

顔を綻ばせながら尋ねると、ニコニコと頷いて、

「どぅーと、どぅーと」

と答えてくれた。

「そっか、遥君と一緒に色を塗って、プレゼントしてくれるんだね」

うん・うん、と頷く優樹。

「厚紙を切ったりホッチキスで止めたりするのは聖がしましたわ」

おっとりとしたフクちゃんの声が言う。

「そうなんだ、フクちゃんもありがと」

お礼を言うと、フクちゃんの?がポッと紅くなった。……なんでよ。

「はは、ははー」

優樹がジタバタしながら自分の隣の席、 ̄ ̄ ̄ ̄テーブルの中心の席を指す、ここに座って、という意味らしいので、大人しく従った。
優樹が手を伸ばして、王冠を被らせようとしてくれるので、静かに頭を下げる。 ̄ ̄ ̄ ̄なんだか戴冠式みたい、とクスリと笑った。
被せてもらった王冠は少し右にズレていたけれど、敢えてそのままにした。

「ありがとう、優樹」

頬にチュッとキスをすると、キャッキャと喜んだ。

「お、さゆ、女王様やん」

その声に振り向くと、二枚の皿を持った、れーなが立っていた。

「ほい、熱いけん、気ぃつけーよ」

そう言って皿をテーブルに置く。煮込みハンバーグと玉子焼き、というちょっと不思議な組み合わせのメニュー。

「すぐに残りの料理も持ってくるけんね」

さっさとキッチンに戻るれーな。

「早くしろYO、女王陛下がご所望だYO!」
「吉澤さんがツマミが欲しいだけっちゃろー」

そんなやり取りをしながら、すぐにれーなはやって来た。
サラダボウルいっぱいの夏野菜サラダに、鶏の唐揚げに、 ̄ ̄ ̄ ̄タラコパスタ。

「優樹と遥君がおるけん、明太子じゃなくてタラコにしたと」

そう言ってさゆみの隣に座るれーな。これで料理は全部らしい。
……ここに引っ越してきた当初はカレーも碌に作れなくて、キャベツの千切り丼ばかりだった、あのれーながここまで作るなんて。……なんだか感慨深い。

「お。忘れてた。はい、シゲちゃん」

吉澤さんが小さな箱を投げてよこした。それをなんとかキャッチする。

「よしざーと生田からの合同プレゼント」

くい、とアゴをしゃくって、開けてみろ、と合図するので素直に開ける。
中から出てきたものは、 ̄ ̄ ̄ ̄

「わ……綺麗……」

深く透明な濃い赤色の大きな石が付いたネックレスだった。

「前回、行ったところがルビーの採石地だったですっちゃ。そこで優勝賞金と一緒にそれの原石がもらえたとです」
「んで、よしざーの知り合いのジュエリー工房の職人にネックレスに仕立ててもらったんだYO」

そこまで言って、空になったらしいハイネケンの缶を後ろに投げ捨てる吉澤さん。

「ルビーだなんて……そんな、もらえないよ」
「構わんですと。それにこれは聖が『ルビーはさゆみさんの誕生石だから、プレゼントにどうかな』って言ったんですばい。聖がOK出すなら、俺は何も問題なかとです」
「そっか……じゃあ受け取るね」
「はいですっちゃ」
「さゆみさん、早速つけていただけませんか?」

とフクちゃんが提案してきた。
特に断る理由も無かったので、つけてみる。

「お! さゆ、似合うと」
「さゆみさんの白い肌にピッタリですわぁ……」
「はは、きれーい」

れーな、フクちゃん、優樹がそれぞれ感想を述べてくれる。

「でもそれにしてもピジョンブラッドをほいっとあげる生田も大物だYO」
「ピジョ……?」
「……ま・良質なルビーだってことだYO」

そこまで言って、新しいハイネケンの缶を開ける吉澤さん。

「あのー……あたしらのプレゼントはそんな高価なものじゃないですけど……」

そう言って香音ちゃんがおずおずとケーキ箱を取り出した。

「なに言ってんじゃ、香音ちゃんの手作りケーキは味も形も一級品! 食えない宝石なんぞより価値があるわい!」
「里保ちゃん、そんなことないから……」
「香音ちゃんのケーキを一番食っとるワシが言うんだから間違いはないんじゃ」
「里保ちゃん……」
「香音ちゃん、 ̄ ̄ ̄ ̄」

……お互い見つめ合っちゃってる。

「おーい、よしざーらの存在を忘れちゃ困るYO」

吉澤さんが茶々を入れて、二人は我に返ったらしく、赤い顔で俯いた。
俯いたまま、

「取り敢えず、これ……さゆみさんがチョコレートがお好きだと聞いたので、チョコレートケーキです」

と差し出してくれた。
受け取って、

「ありがとう、開けていい?」
「はい」

了承を得てから、箱を開ける。
中から出てきたのは、ウサギの顔の形をした、チョコレートクリームが綺麗に塗られたケーキだった。
真ん中にはチョコプレートがあって『さゆみさん お誕生日 おめでとうございます』と書かれている。

「すごい。お店で売られているやつみたい」

感激して声を上げると、隣の優樹も、

「うしゃぎしゃん、うしゃぎしゃん」

と、ご機嫌だ。

「そういや里保、今はシーズン中やなかと?」

と生田が鞘師クンに尋ねる。 ̄ ̄ ̄ ̄そっか、鞘師クンはプロ野球の選手だっけ。

「今日明日と試合はないんじゃ。だからこうやって、香音ちゃんと一緒にさゆみさんの誕生会に来れたけんのぉ。香音ちゃんは可愛いから、えりぽんが手を出さんか心配じゃったし」
「なに吐かすと。俺は聖一筋たい」

バチバチと火花を散らす男二人に、

「ごめんね聖ちゃん……アホな旦那で」
「こっちこそ香音ちゃん……おバカなえりぽんで」

恐縮して頭を下げる女性二人。

「はいはい里保ちゃん、さゆみさんのお誕生日会をするんだろうね」

鞘師クンの耳を引っ張ってケンカを中断させる、香音ちゃん。

「ほら、えりぽんも」

ポカリ、と生田の頭を叩くフクちゃん。


 ̄ ̄ ̄ ̄こうして、さゆみの誕生会が始まった。


ロウソクを年の数だけ刺されるのも抵抗あったし、折角の可愛いケーキが穴だらけになるのも、なんだか可哀相だったので、1本だけ刺して、
さゆみ以外の全員が『Happy birthday to you』を歌ってくれて、ふうっ、とロウソクを吹き消した。途端に沸き上がる拍手。
早速全員が、れーなの作った料理に箸やフォークを伸ばす。

「わあ! この玉子焼き、甘くて美味しい!」

香音ちゃんが感激の声を上げる隣で鞘師クンは、そんな香音ちゃんをニコニコと見ているし、生田は鶏の唐揚げを、遥君は煮込みハンバーグを、同じ表情で頬張っている。
フクちゃんはそんな二人を幸せそうに見ながら、シーザードレッシングをかけた夏野菜サラダを口に運んでいた。
そんなさゆみも、優樹がちゅるちゅるとタラコパスタを吸っているのを見ていると、?が緩んでくる。

「ほら、さゆも食べんと。今日はさゆが主役たい」

れーなに促され、タラコパスタにフォークを伸ばす。 ̄ ̄ ̄ ̄学生時代にお母さんが作ってくれたパスタと似ている味がした。
れーなもちまちまとサラダを食べているし、吉澤さんは…………背もたれに体を預けて寝ていた。
……そうですね、いくら軽いビールだからと言っても1ケース開けたら、酒豪の吉澤さんでも酔いが回って寝ちゃいますよね。
さゆみが呆れて吉澤さんを見ていると、香音ちゃんが、

「田中サン、この玉子焼きのレシピ、教えていただけませんか?」
「あ、聖も知りたい、ついでに鶏の唐揚げの味付けも!」
「おう、良かとーよ」

れーなは気軽に返事した。

「田中サン、この煮込みハンバーグの作り方、ワシに教えてくれませんじゃろか?」
「別に構わんっちゃけど……鞘師が作ると?」
「香音ちゃんのために作って、いっぱい食べさせたいけぇ。 ̄ ̄ ̄ ̄今の香音ちゃんは、二人分の栄養を付けないとあかんのじゃですから」

 ̄ ̄ ̄ ̄え、それって!

「「赤ちゃんがいるの!?」」

さゆみとフクちゃん、同時に立ち上がって叫ぶ。 ̄ ̄ ̄ ̄その叫びで吉澤さんは目を覚まし、

「ん? 何事だYO?」

と、目を擦った。
香音ちゃんは、?をほんのり紅く染めて小さく頷いた。

「吉澤さん、香音ちゃんのお腹に赤ちゃんがおるんですと」

生田が唐揚げを頬張ったまま説明する。
これには吉澤さんも一瞬で目が覚めたようだった。

「え? 誰の子?」
「ワシとの子に決まってますじゃろ!」

鞘師クンの鋭いツッコミが入る。
吉澤さんは鞘師クンと香音ちゃんをまじまじと見、

「 ̄ ̄ ̄ ̄お前ら二人の子なら、将来はイケメンか美女になるYO」

と、吉澤さんらしい、祝福の言葉を言った。

「予定日はいつ? 男の子? 女の子?」

フクちゃんが興奮気味に聞く。

「まだ妊娠したてだから、性別は分からないの。予定日も詳しくは……来年の2月〜3月くらいだって、お医者さんが」

と、控えめに答える。

「ふーん。じゃあ名前とかはまだ決まっていないんだね」

少し落ち着いたように椅子に座り直すフクちゃん。さゆみも座った。

「ワシは香音ちゃんと同じ、3文字の名前がええのぉ。サクラ、とかハルナ……アカネもええんじゃ」
「もう、里保ちゃん。気が早いってば」

恥ずかしそうに鞘師クンの肩をつつく。
 ̄ ̄ ̄ ̄あ・忘れてた。

「香音ちゃん」
「はい、なんでしょうか?」
「おめでとう。元気な赤ちゃんを産んでね」
「さゆみさん……ありがとうございます」
「おめでとう、香音ちゃん」
「聖ちゃんもありがとう」
「じゃ、シゲちゃんの誕生祝いと鞘師の女房の妊娠を祝って乾杯するYO!」

吉澤さんは、今度はバドワイザーの缶をいつの間にか持っていて、高く掲げた。
さゆみも含め、他の人はジュースの入ったコップを掲げる。

『おめでとう!』

みんなが、さゆみの誕生日を、香音ちゃんの妊娠を祝ってコップをカチンとぶつけた。

「オメデトーオメデトー」
「トートー」

優樹や遥君もニコニコ笑ってプラスチックの取っ手の付いたコップを掲げた。
そのあまりの微笑ましさに、みんなが笑った。



その後、香音ちゃんが作ってきてくれたケーキを切り分けて、みんなが口に入れた途端に、

『美味しい!』

と叫んだ。

「ちょ、ばり美味かっちゃけん」
「そうじゃろえりぽん、香音ちゃんはお菓子作りの名人じゃ」
「香音ちゃん、ケーキの作り方、聖に教えてよ」
「いいよ。結構簡単なんだから」
「あ、さゆみも教えてほしいかも」
「もちろん構いませんよ!」
そうやって和気あいあいとした、和やかな時間。

 ̄ ̄ ̄ ̄こうしてパーティーはお開きとなった。




フローリングの床で寝てしまった吉澤さんにタオルケットだけ掛けて、みんなで部屋を出る。
さゆみがもらった鍵で施錠して。フクちゃん一家は下の階の1002号室まで階段を使って、鞘師クン夫妻とは一緒に並んで歩いた。
さゆみたちの部屋の前で別れて、れーながスヤスヤ寝ている優樹を抱っこしたまま鍵を開けた。
部屋に入ると、むわっとした暑い空気に包み込まれた。急いで窓を開けてみるも、外の空気も熱を持っていて意味がない。 ̄ ̄ ̄ ̄仕方がないから、エアコンのボタンを押す。
れーなは優樹をベビーベッドに寝かせて、しみじみと優樹を見つめる。

「このベビーベッドも小さくなったとね」
「うん。もう優樹もさゆみらのベッドで寝ても大丈夫かな?  ̄ ̄ ̄ ̄そうしたら、このベビーベッドともさよならだね」

少し寂しく思いながら言うと、

「れーな?」

するり、と腰に手を回された。

「そんなことないっちゃろ……」
「え……」
「優樹に弟か妹を作ってやればよかと」

低く甘く囁かれて。身体の中心から熱が生まれる。

「よ、夜になってからね……」
「今はもう夕方ばい……早いことはなかとーやろ?」

れーなの甘い声に身体の芯が溶けそうになる。

「……せめて先にシャワーを浴びさせてね」

 ̄ ̄ ̄ ̄それだけ言った。




 ̄ ̄ ̄ ̄今日は熱帯夜で。
夜になっても外の空気は暑い。
パスッ・パシュッ、と鞘師クン夫妻が屋上で日課のキャッチボールをしている音が微かに聞こえる。
さゆみとれーなは。
熱帯夜に負けないくらいに熱く、そして甘く愛を囁き合いながら、何度も身体を重ねた。 ̄ ̄ ̄ ̄





【ifさゆの誕生日パーティー】 終わり。
 

ノノ*^ー^) 検索

メンバーのみ編集できます