カイリュー

No.149 タイプ：ドラゴン/ひこう
特性：せいしんりょく（怯まない）
隠れ特性：マルチスケイル（HPが満タンのときに受けるダメージを半減する）

	ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早	合計
カイリュー	91	134	95	100	100	80	600

ばつぐん(4倍) こおり
ばつぐん(2倍) いわ/ドラゴン/フェアリー
いまひとつ(1/2) ほのお/みず/むし/かくとう
いまひとつ(1/4) くさ
こうかなしじめん

第五世代にて

長い、とても長い雌伏の時だった。
初代唯一のドラゴンにして、600族。
背負った看板こそ大きかったが、素早さの壁に阻まれ、氷4倍弱点を克服できず、一致技に悩み、解決のめどがついたと思えば、そこでは既に新参者が幅を利かせている。
通常行われる対戦環境のなかで、もっとも高い種族値を誇りながら、ガブリアスに、ボーマンダに、メタグロスに、負い目を感じていた日々だったが。

第五世代にて

隠れ特性：マルチスケイルを習得。しんそくの優先度上昇。ついでにタイプ一致120技暴風を習得。
劇的なタイマン性能の向上により、一気に採用頻度が跳ねあがる。
マルチスケイルは初弾に対して耐久値2倍。ステルスロックなどで削られなければ一致冷凍ビームでもなかなか貫けない。
タスキで耐えるような相手にはしんそくでの追い打ちを並の先制技よりはやく飛ばすことができる。
もう『それなりに強いけど』ではない。掛け値なしに『強い』ポケモンになった。

第六世代にて

すでにとことん器用なので、取り立てて新技などはないが、新アイテムのじゃくてんほけんとすこぶる相性がいい。
一撃目から弱点突いて削りに来るポケモンに対して、こうげきととっこうぐーんとアップでお出迎えである。たまったもんじゃねえ。

第七世代にて

固有の変更はないが、フェアリーの増加でげきりんの通りが悪くなった。
また、カプ・テテフにフィールドを張られてしまうと持ち味のしんそくを無効化されてしまう。・・・いや、これは飛んでるからセーフか。
→バトルツリーでムクホークのでんこうせっかやルチャブル？のねこだましを食らったのでそう思っていたが、
飛んでいるなら先制技を打てるのではなく、飛んでいるなら先制技を受ける仕様だった。
確かに先制技を浴びるのはいつもマンダだった。納得。
マルチスケイルと合わせて低めの素早さを補う重要な技なので、かなりの苦戦要素。
そのマルチスケイルすら持たないのがジャラランガということか？

ゴツメカイリュー(2024/2/20.SV)

特性：マルチスケイル
テラスタイプ：ノーマル
性格：わんぱく
能力値：197(244)－155(4)－159(236)－x(0)－121(4)－103(20)
持ち物：ゴツゴツメット
技構成：しんそく　じしん　アンコール　はねやすめ

パーティー単位でスカーフウーラオスが重かったので、テンプレ対策のゴツメカイリュ―。
どちらかというとテンプレはHAだったらしい。
HPが奇数ぶっぱ。Bはウーラオスのアイススピナーが羽休め連打で回復間に合うところ。残りの努力値は微妙だったので、Aを１か２上げるよりは、準速マリルリ抜いてみた。活きるかは知らん。

最初はアンコールの使い方がド下手すぎて無残な負け方を繰り返したが、今もまだまだへたくそすぎて辛い。
そんな下手糞な立ち回りでもそこそこ勝率稼いでくれるのでカイリューって純粋に強い。
アンコールをアンコールすると失敗するのって、初めて知った。
いや、過去に知ったことはあったのかもしれないがそうだったかすら思い出せない。

本当は２～３回りゅうのまい型やったこともあるんだけど、勝った覚えがない。
積み技使うの下手すぎる。

でんじははねやすめ型

特性：マルチスケイル
性格：ひかえめ　いじっぱり　ずぶとい　おだやか　わんぱく　しんちょう
努力値：HB　HC　HD　HA　ぶっぱでもいい
持ち物：たべのこし　ラムのみ　ごつごつメット
確定技：でんじは　はねやすめ
選択肢：だいもんじ　ぼうふう　りゅうのはどう　しんそく　りゅうのまい　ドラゴンダイブ　

マルチスケイルで攻撃される→でんじは（素早さ反転）→はねやすめ→マルチスケイルで攻撃される→はねやすめ→マルチスケイルが突破できない→はねやすめ→しびれてうごけない
から攻撃する粘り型。
COMでしか使った事無いが硬さ半端ねえっす。
みがわり無限グライと同じく氷の連続技で対処されるのが難点か。
耐える範囲を調整しながらマルスケ物理の方が強いだろうけど、こういう戦い方でも十分強いよ。
俺はうっかりPP増やしてしまった暴風と、＋だいもんじで使ってるけど、だいもんじ＋りゅうのはどうの方がいいと思う。特殊なら。