ポケモンの育成論が一応のメインコンテンツとなる、サークル『ファルコンパンチ』によるWikiサイトです。対人戦、中でもシングルバトルのLv50戦の見せ合いあり3vs3をメインにしており、単純な『強さ』よりも各人が『やりたい事』を形にしていった型を載せています。

テツノワダチ


No.0990 タイプ:じめん/はがね
特性:クォークチャージ(場がエレキフィールドの間、またはブーストエナジーを持って場に出てから交代するまで、一番高い能力が上がる)
HP攻撃防御特攻特防素早合計
テツノワダチ901121207270106570



ばつぐん(4倍) ----
ばつぐん(2倍) ほのお/みず/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2) ノーマル/ひこう/エスパー/むし/ドラゴン/はがね/フェアリー
いまひとつ(1/4) いわ
こうかなし どく/でんき

第九世代で新登場。サイボーグ化したドンファンの未来の姿である。
機械仕掛けになってはがねタイプが追加され、多数の耐性を獲得した。
未来の姿なので種族値合計も大幅に向上。特に素早さの上昇は目覚ましく、かつて激戦区と呼ばれて今季もそこそこ目安にされがちな100族域を抜いている。
微妙に攻撃だけ下がっていて、その分を特攻に回されているのが若干惜しいが、ボルトチェンジを覚えるため全くの無駄というわけでもない。

ドンファンと比べて著しい弱点、というかドンファンに持ち味を残すための差別化要素というべきか、ドンファンが覚えるこおりのつぶてを覚えない。
その他の先制技を追加されたわけではなく、素の素早さだけで立ち向かわなくてはならないとなると、素早さ106は手放しに高い数字に見えてこなくなる。無論低いわけではないのだが。

また、攻撃力もかなり心もとない。
技の威力にとかく悩まされ、じめん技は威力100のじしんで据え置き。新たにタイプ一致となったアイアンヘッドは、ハバタクカミへの数少ない有効打点である点は優秀だが、
威力としては特に補強のないリザードンのだいもんじより弱い。こうやって書くと本当に弱いな。
急にディスられるリザードン。

あとは特徴的なのは高速スピンか。
第九世代では依然としてカイリューが環境を大きく支配しているので、ステルスロックの使用率も依然として高い。
そのステルスロックを除去できる高速スピンの使い手としては異質な速さを備えているため、素早さ積みから広く抜群を取るような動きは期待できる。

元になったドンファンが、結局重戦車というよりも頑丈がむしゃら礫やステロ撒きを仕事にしていたことからも純アタッカーとは呼びづらい、見た目に反して中肉中背のポケモンだという印象を受けた。

先発用ステロ破壊型(2024/2/19.SV)

テラスタイプ:ドラゴン
特性:クォークチャージ
性格:いじっぱり
能力値:173(60)−152(52)−170(236)−x(0)−91(4)−146(156)
持ち物:クリアチャーム
技構成:じしん アイアンヘッド アイススピナー こうそくスピン

パオジアンに出せなかった点を反省し、努力値配分を変えてみた。
パオジアンのせいなるつるぎ+ふいうちを最大乱数以外耐え。 ハバタクカミのムンフォ2耐え。おくびょうカミの眼鏡シャドボ耐え。マジカルフレイムは即死するが、多分メガネカミはCSぶっぱじゃない、と思う…。
また、ランドロスのじしん確定耐え。
ここまで耐久振った時に、先にBぶっぱだと微妙にH<Bになってしまったので、そこはH>Bになるように微調整。
素早さは最速カイリュー抜き。
不服を唱えていた火力がさらに落ちた点、高速スピンを1回積んでもスカーフウーラオス・イーユイに抜かれる点が弱くなってしまったが、パオジアンと初手対面しても大丈夫な安心感は大きく、だいぶ選出率があがった気がした。
電気テラスカイリューもついに一度だけ遭遇したが、ありえないぐらい楽に勝てた。
但し大抵のカイリューはじしんを持っており、こちらがテラスを切ってしまったらワイドブレイカーががっつり刺さるので、カイリュー全てを仮想敵で考えた場合は別に有利じゃありません。

先発用ステロ破壊型(2024/2/16.SV)

テラスタイプ:ドラゴン
特性:クォークチャージ
性格:ようき
能力値:171(44)−164(252)−140(0)−x(0)−90(0)−168(212)
持ち物:クリアチャーム
技構成:じしん アイアンヘッド アイススピナー こうそくスピン

カイリューと襷パオジアンを擁していてステロを撒かれたくなく、パーティーがブリジュラスに苦戦をしていてキラフロルにも困らされたのでじめんタイプが欲しく、
先発で出してもハバタクカミとパオジアンにいいようにされない、そんな都合のいいポケモン・・・いるもんだ。
ハバタクカミ相手には眼鏡特化シャドボかマジカルフレイム以外は確定耐え。返しのアイアンヘッドは1確で、あまえるから入られたらクリアチャームで無償突破。
パオジアンも相手の攻撃を耐えてアイアンヘッドで1確定。
ブリジュラスからの有効打は所有率低めのだいちのちから程度で、ステロされても見てから高速スピンが間に合う。
受けに出てくるカイリュー用に4倍弱点のアイススピナー。
スカーフランドロスだけは先にじしんで即死するので出せないが、先発に遭遇しやすいポケモンにこれだけ強ければ上等だろう。
テラスタイプはドラゴンで、みずとほのおに耐性がとれる。じめんも等倍には落とせる。弱点すべて半減できるような優秀なタイプはなかった。
また、これは本当に副産物としてなのだが、1月の上位にいた電気テラスカイリュー(ワイブレ テラバ りゅうのまい はねやすめ)の型を完封できる。
素早さは最速イーユイだけ抜いておいた。後出しされてもこうそくスピンつんでおけば上がとれる。

……そう思ってレートに潜ったが、結構選出できなかった。というのも、実際にパオジアンと遭遇すると、相手もタスキに見えてくる。
タスキだとすると、せいなるつるぎ+ふいうちで確定死するので、全然出せないんです。
鋼打点が刺さってる時にちょいちょい出したけど、微妙な成果だった。

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