ポケモンの育成論が一応のメインコンテンツとなる、サークル『ファルコンパンチ』によるWikiサイトです。対人戦、中でもシングルバトルのLv50戦の見せ合いあり3vs3をメインにしており、単純な『強さ』よりも各人が『やりたい事』を形にしていった型を載せています。

スターミー


通常特性:はっこう(野生のポケモンの出現率が上がる) 
   しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
隠れ特性:アナライズ(一番最後に技を出すと威力が上がる)
HP攻撃防御特攻特防素早合計
スターミー60758510085115520


ばつぐん(4倍) ---
ばつぐん(2倍) でんき/くさ/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2) ほのお/みず/こおり/かくとう/エスパー/はがね
いまひとつ(1/4) ---
こうかなし ---

初代から速攻型ATとしてなんら変わらない安定性を見せてきたスターミー。
種族値115は依然として素早く、猿や竜を一歩抜きんでて先制で屠る役回りを担える。(但しマニュ同じく、『安定して』と謳うなら死に出し襷持ちが条件になる)
しかし合計種族値520は高いと思ったら全く活かしようがない攻撃がまさか75もあるとはな。アブソルの特攻に匹敵。別に高く感じないな。
フライゴンの特攻に迫るものがある。あまり高く感じないな。
防御面は60/85という事で、紙耐久のイメージに比べると硬い。
弱点がメジャーかと思うとそこまででもない。
スターミーの飛び交うレベルの戦場には猿グロス竜などの厨クラスがひしめき合っているということなのだろう。
マイナー中堅ならばわりと封殺してしまう。
苦手なふいうちソーナンスにきちんと対処できるか否かはある種スターミーの実力を問われている部分があるかもしれない。

  • 第五世代にて
新技サイコショック、ミラータイプ、ねっとうを獲得。および小さくなるの仕様変更で回避率が2段階UPに。
ねっとうは火力重視の技選びが主となるスターミーにはあまり相性が良くない。
サイコショックは多くのエスパーと同じくハピなどの特殊受けに刺しやすい(とはいえ急所に当てないと潰せないが)
ミラータイプは一部の苦手な相手に期待が持たれたが、攻撃技の枠を1つ潰してまで入れる技なのかというと難しい。
襷などで瀕死に追い込まれる前ならば、ふいうち対策になる。
但し火力は60%ほどにさがる(一致でドロポンできなくなるため)
また、ナットレイという天敵が現れたため、種族値115での最速を捨ててでもめざ炎を搭載することに意義が生まれるほどになった。

夢特性はアナライズ。後手になった時に技の威力が1.3倍になるというもの。
速攻型のスターミーには相性が悪いように思えるが、交代際にも効果があるとの事なので交代圧力の強いスターミーには活用しやすい。
欠点として、
・自然回復を失う≒麻痺・ねむりが直撃する。
・性別不明なのでハイリンク厳選となり、厳選難易度が高い。最速までならともかく、めざパまで粘るならかなり厚い壁。
小ネタだがハイリンク厳選は、準備にかかる日数まで考慮に入れないならば、4〜5匹と仲良くなってまとめて捕まえて個体値チェックした方が、若干効率がいい。
時間効率よりも精神効率重視だが、今度は『輝く海で2匹目のスターミーが出てこねえよお』になると本末転倒な点には注意。

計算したわけではないが、フォーカスレンズ宜しく素早さを下げてまでアナライズ発動を狙うなら、先手で二度攻撃した方が良いはず。
ちなみに臆病Vの特攻が152→アナライズで197相当。
シャンデラのおくびょうだいもんじとほぼ同一の火力となる。
シャンデラ並!スゲー!
むしろシャンデラスゲー!
そしてサザンドラのりゅうせいぐんには僅かながら負けている。
ドラゴン自重しろ。
でもこっちは素早さ115から連発できるからやっぱりスゴイのだ!
何このとりとめのなさ。
  • 第六世代にて
水の御三家ゲッコウガが、水特殊アタッカー最速の座をさらってしまった。
しかも向こうはサブウェポンすべてにタイプ一致補正が乗るという優遇仕様。
一応しぜんかいふくによるマヒ耐性があるが、単に水特殊アタッカーとしては、いよいよ出番がなくなってきた。

他方、ちいさくなるで回避率が2段階伸びるようになり、うかつな対面相手に積むことで運ゲーに持ち込むことが可能になった。
能力ランクを無視するせいなるつるぎに対しても、タイプ的に耐性がある。
嫌われがちな戦略ではあるが、それでも独特の戦法があるだけ恵まれた待遇と言えるだろう。
  • 第七世代にて
特に戦闘面で個別の変化はなかったが、アローラ図鑑に入れたのが少し嬉しそう。


特殊基本型

特性:自然回復 アナライズ
性格:おくびょう
努力値:C252 S252
持ち物:きあいの襷 たつじんのおび いのちのたま ほのおのジュエル
確定技:ハイドロポンプ
選択肢:れいとうビーム サイコショック かみなり 10まんボルト くさむすび めざめるパワー炎 どくどく みがわり
その他の技:パワージェム でんじは なみのり ねっとう ミラータイプ サイコキネシス じこさいせい

メインウェポンたるハイドロポンプは確定。
他選択肢について
・れいとうビーム:相性補完的に考えて確定レベル。但しどう考えても持ってて当たり前な中であえて外して他の選択肢から3つチョイスする、
なら外すのも一興。あくまでも一驚であり、れいとうビームを外すのはネタ・変態のレベルであるのは承知の上ですること。
・サイコショック:タイプ一致だが、純粋な数字の上ではハイドロポンプに大きく劣る。
しかし水をタイプ受けしようという相手には等倍ダメージを入れやすく、技の効果を考えれば他の特殊技全てに対して相性補完しているともいえる。
・かみなり・10まんボルト:水・氷をタイプ受けしてくる水タイプに抜群。スターミーと敵対する場合には水・氷・超・電まではあると思っていい。
・くさむすび:水の受けに抜群。安定感・攻撃範囲でいえば電気技の方が圧倒的に優位。それゆえに奇襲が成立する。
・めざめるパワー炎:ナットレイピンポイント。ナットレイの汎用性を考えればその価値はあると思われる。
幸いにして同速に致命的な火力差を生む相手は同族対決くらいのようだ。ついででヌケニンに刺さる。
・どくどく:ほぼソーナンス・ヌケニンピンポイント。ある意味では正しく役割破壊しているが、技スペースはいかにも苦しい。
・みがわり:交換読みの成功率を擬似的に100%にする……っていうとすごそうに聞こえるな。
器用な奴にこそみがわりは持たせたくなり、同時に器用な奴にはみがわりのスペースはないわけだ。
・その他の技:一見選択肢の一つになるが、器用すぎてもはや入れている余裕がない技達。

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