ポケモンの育成論が一応のメインコンテンツとなる、サークル『ファルコンパンチ』によるWikiサイトです。対人戦、中でもシングルバトルのLv50戦の見せ合いあり3vs3をメインにしており、単純な『強さ』よりも各人が『やりたい事』を形にしていった型を載せています。







では、実際に解説を始めたいと思います。
未プレイから始める方が対象とはいえ、操作方法やゲームの進め方は説明書やチュートリアルに従って下さい。
その上で、ストーリークリアまでの時点で知っておいて欲しいことや、考慮しておいてほしいポイントが少しだけあります。
まず、ポケモンのルールは「知っておいてほしいこと」になります。
大体はNPCが説明してくれる事ですが、「勝利条件、敗北条件、タイプ相性、技の効果」など。
まだ詳しい仕様まで網羅する必要はありませんが、RPGをクリアするのに最低限そのゲームについて知る必要があるのと同程度に、
ポケットモンスターについても知って下さい。
そして、

同じ名前のキャラクターでも個体毎にステータスが違う
対戦用のポケモンにはストーリープレイ用とは異なる育て方がある

という事は覚えておいて下さい。
ちなみに最初から対戦用のポケモンを育成してストーリーのクリアに使う、という手法は勧めません。
「思い入れのあるポケモンで対戦を楽しむ」メリットを遥かに上回るデメリットが発生するからです。
不可能ではないので、絶対にやるべきではないとは言いませんが、少なくとも0から始めるに際して相応しい事ではないです。
さて、続いて以降は考慮してほしいポイントになります。


1.育てたいポケモンに目星を付ける

作中に登場する全てのポケモンは、ラスボス含めて全て自分で使うことができるようになっています。
昨今ではそういうゲームは珍しくなくなってきましたが、これは初代から一貫したポケットモンスターの大きな魅力です。
ですから敵のトレーナーが使って来たポケモン、野生で出会ったポケモンで、グラフィックが可愛いかった、格好良かった、強そうだった、実際強かった、等など。
そのポケモンが、育てたらどのくらい強くなるか。そこまではまだ気にしなくて構いません。
そういうポケモンがいて気になったということだけ、覚えておきましょう。


2.BGMの異なるポケモンは捕まえない

通常ポケモンは草むらの中を歩き回っているとランダムエンカウントしますが、極まれにシンボルエンカウントとして用意されているものがあり、
それらのほとんどは高い能力値を持っていて、対戦で使えば実際強い事がほとんどです。
と、同時にこれらのポケモンは一回のゲームプレイにおいて、基本的に一度しか捕まえる事ができません。
さて、前述のようにポケモンは個体ごとに強さが異なるため、この段階で対戦で使えるくらい強力な個体をたまたま捕まえるのは、
よほど運を無駄遣いしない限り不可能です。
ですから今の段階で捕まえてしまうと、いざ対戦という時にそれらのポケモンを上手く使うことができない状況に陥ってしまいます。
よって、ストーリーをクリアする段階ではそれらのポケモンとの接触はできるだけ避けて下さい。
しかし一方で、ストーリー上シンボルとしてエンカウントするけども、それ以外の場所で当たり前のように出現するポケモンというのもやはりいますので、
その見分け方としてはBGMが普段の戦闘シーンとは異なるかどうか、を目安にする形になります。
もうひとつ、厄介なのはストーリーの進行上どうしても遭遇を避けられないポケモンがいますが、
そのほとんどは使用を制限されており、一部の公式大会でしか使用できないので軽んじてもかまいません。
または、倒しておくとストーリー終了後、同じ場所にちゃっかり復活していたりします。
その例外さえ破るのがブラック&ホワイトの伝説のポケモンで、これは強制遭遇の上、捕獲するまでストーリーが進行しません。
こればっかりはどうにもなりません。諦めて捕獲し、どうしても対戦で使えるレベルの手持ちを用意したければ、ソフトをもう一つ買って下さい。
(これも実は別の手段が用意されていますが、苦行です。販促でもなんでもなく、中古ソフトをもう一つ買った方が合理的です)


3.マスターボールを使わない

ほぼ上と被りますが、どんなポケモンでも一発で捕まえられるマスターボールはゲーム内で入手できる回数が限られています。
このアイテムは強力なシンボルエンカウントのポケモンを捕まえるのに使いたいので、後々までとっておきましょう。


4.技マシン(技教え人)を利用しない

このポイントは最新作であるブラック&ホワイト、ブラック2&ホワイト2にはあてはまりませんが、
それ以前の作品では消耗品であるにも関わらず一度しか入手できないものが多く、かつポケモンを対戦向けにチューンアップするのに必要不可欠なアイテムです。
また、技教え人は第三世代においては一度ずつしか利用できないため、ストーリーを楽にするために利用してしまうと後で後悔することになります。
もしもあえて今から旧作をプレイするということであれば、この点は注意しましょう。
但しこの制限は他と比べて重く、快適なゲームプレイを損ねる可能性があります。
ゲームをプレイする環境作りとしてブラック&ホワイト以降の作品のいずれかは必要になると思いますので、
もしも旧作をプレイする場合でも、予めブラック&ホワイトに登場する技マシンについては調べておき、
重複するようであれば使ってしまっても構わないでしょう。


1番目以降は制限ばかりになってしまいましたが、
昨今のRPGならば最強の武器を作ったり隠しキャラを仲間にしたりする上で、
やらなければならない事ややってはならない事とはそれなりに出くわすと思います。
あとはもちろん私の考える定石にのっとる必要はなく、対戦の事よりも今は今を最大限楽しみたいのであれば、
それもそれでプレイスタイルだと思います。
皆さんにとって最適な方法で、ポケモンを楽しんで下さい。

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