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著者：わかつきひかる　挿絵：三月春人　出版社：フランス書院　発行日：2004年5月30日　

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大切な「初めて」も、梨緒はお兄ちゃんに全部あげます。雪降る誕生日の夜、妹が贈る切ない告白。恋人の可菜先生よりも私のほうが愛しているはず……。許されない関係だけど、どんな欲望にも応えてあげる…… 今日から５日間、梨緒は恋する妹ドレイに変わります。 美少女文庫HP

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佐藤梨緒（さとうりお）
清楚で健気、純朴で一生懸命な雰囲気を持った私立城山高校の大人になりかけの高校一年生。
じつは、１０年以上前に母の再婚でできた９歳違いの同じ高校の化学教師の義兄に恋しています。
明日の義兄の達也の誕生日（建国記念日）に、プレゼントをわたして、兄と妹の関係から大人の恋人関係になりたいと強く願っています。

達也の誕生日、達也はかぜで熱をだして帰ってきました。かいがいしく看病する梨緒。達也のためにお粥をつくって湯たんぽを用意して・・・　そのまま転寝して遅くなった事もあり、お泊りして、達也との初体験を迎えます。

幸せな気分で迎えた次の日、達也のアパートに可菜先生がやってきて義兄と付き合っていると宣言します。それは実は達也が頼んだうそ。ちょっとした行き違いから最悪なタイミングで告げられてしまいました。でも梨緒は、可菜先生に達也を取られたくなくって、達也の求めに従順に応えていきます。だんだんと高まるＭごころ。梨緒は恋する妹ドレイに変わります。

（兄の部屋）クンニ＆正上位で初体験
→（リビング）腕をしばって後背位（直前で失敗）
→（そのままリビング）足なめ＆フェラ＆アナル（失禁）
→（コンビニ・駐車場・車内）ノーパンで露出Ｐ
→（ファミレス）羞恥Ｐ（オナニー・露出）＆クリッピング
→（駐車場）野外放尿＆野外Ｐ（駅弁スタイル）
→遊園地で可菜・徹とダブルデート（観覧車内で騎上位）

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いもうと。Sweet&bitterの舞台になった城山高校が再度舞台になります。後日譚といったところでしょうか。
直接的な記述はないですが、いもうと。の主人公であった可菜と徹も、最後にとなりのゴンドラでＷデート（Ｗエッチ）して、ラブラブ健在なことが伝わってきます。やってることは露出Ｐでかなりエロなんですが、なんだかほのぼの感が・・・
さて、この物語ですが、清楚な妹が、ハードな羞恥プレイで調教されてしまうというところがみどころです。
可菜先生への対抗心もあって、見事に？恋するＭ奴隷となってしまいます。
かなりハードなラブＳＭストーリーといえるのではないでしょうか。
特にコンビニからファミレスそして駐車場と続く、長い長い羞恥プレイ、露出プレイの連続がすごいと思います。
この作品の一番の目玉といえます。
これ以降の作品で、ここまで徹底的な羞恥プレイ、露出プレイが書かれているものはないですから。

それでいて最後のシーンは、将来の梨緒と達也の幸せを暗示しているのでしょう。
途中は、かなりのエロエロ展開が続きますが、すっきりとした読後感のまま終わるのがよいですね。

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