ジュブナイルポルノ作家「わかつきひかる」さんを、「めたぼdeぽん」が個人的に応援するWikiです。「わかつきひかる」さんご本人をはじめ各出版社とは一切関係はありません。


「ボクの女神は淫魔(リリス)サマ!?」 (美少女文庫)

著者:わかつきひかる 挿絵:みやま零 出版社:フランス書院 発行日:2009年6月30日 




本の紹介(公式)

「私は淫らで悪いサキュバスだぞ!女神といっても封印される運命ぞ!」 行き倒れのゴスロリ少女・リリスは、女神で淫魔! ──バージンなのに連続絶頂☆ 最高すぎるフェラチオテク☆ どんな責めにも感じちゃう、Mで純粋な彼女に僕はどんどん夢中になる! 君は僕が守るから。君は僕の女神だよ。 美少女文庫HP


内容

ヒロイン
リリス
見た目は中学生ぐらいと思えるロリータ美少女。でも年齢は2114歳のサキュバス、淫魔なのです。封印が解けたリリスは、人間(日本人)の体になりました。まつげが長く、整った鼻梁、白い肌と赤い唇、黒髪のコンストラストが鮮やかな華やかな女の子です。なんとか封印されていた女子修道院を抜け出したリリスは、黒ずくめのフリルの多いミニワンピースを着て行き倒れているところを、ごく普通の男子高校生である岩田克己に助けられました。

シスターアイリーン
リリスが封印されていた石をずっと守ってきた修道女であり、エクソシスト(悪魔祓い)です。リリスの封印が解けてしまったため、リリスを探し再度封印しようとしています。シスター服を押し上げる大きな胸に、キュッとくびれたウエストから腰へのラインが見事な曲線を描いている、成熟した大人の女性です。24歳。
あらすじ
リリスを家に連れて帰った克己は、シャワーを浴びたいというリリスを風呂場に連れて行きます。風呂場はひょんなことからエッチな雰囲気に変わっていきます。リリスは淫魔、常ならぬ雰囲気が回りを包み、克己はリリスを抱きます。感じ悶えるリリス。二人は絶頂を迎え、そして克己は眠りに落ちていきます。
それから
男の精で生きているサキュバスだったリリスに、克己は恐れながらも惹かれていきます。体の中で射精しなければ精はとられないことがわかった克己は、次のセックスでは膣外射精でリリスの胸に。でも幸せな二人の前に、エクソシスト(悪魔祓い)のシスターアイリーンが。アイリーンは、リリスから克己を引き離すため克己を誘い、車の中で克己とセックス(初体験)します。
エッチシーン
(風呂場でリリスと)後背位(リリス、克己初体験)
→(克己の部屋でリリスと)手首を縛ってスパンキング&正上位&膣外射精で乳房にフィニッシュ
→(アイリーンの車の中でアイリーンと)フェラ&騎乗位(シスター初体験)
→(克己の部屋でリリスと)手首を縛ってバイブとローター&ローターを入れたまま後背位&そのままアナル

→(克己の部屋でリリス・アイリーンと)リリスがアイリーンをバイブでいじめる
→(続き)アイリーンが克己にパイズリ、そのままパイズリしながらフェラ
→(続き)リリスがアイリーンから克己のペニスを奪ってフェラ
→(続き)再度アイリーンが克己のペニスを奪ってフェラ、そのまま射精
→(続き)失神していたアイリーンの手首を縛って鴨居から釣る&ローター・バイブ調教
→(続き)アイリーンの目の前で、リリスと正上位でフィニッシュ

→(克己の部屋でリリスと)リリスを縛って鴨居に釣る&スパンキング&じらしながら全身さわる
→(続き)そのまま立位(駅弁スタイル)でフィニッシュ
→(続き)ローターとバイブをヴァギナに入れ、そのまま後背位でアナル

→(エピローグ・学校の保健室でリリス・アイリーンと)ダブルフェラ



感想

リリスかわいい! ロリータ趣味はなかったはずなんだけど、だんだん自信がなくなってきました・・・
いじらしいリリス。子犬みたいなリリス。お菓子が好きでおいしそうに食べるリリス。もふもふっとなついてくるリリス。でも淫魔なんです。セックスになると、口でアソコで克己を蕩かしていく。
自分が男の精を吸ってしまうサキュバスであることを思い出したリリスは、自分を助けてくれた克己に恋心を抱いているが故、精を吸わないよう気をつけます。でも克己の求めるまま応じ、そして感じ絶頂を迎えていきます。いやあ、まさしく淫魔だ!
そこに魅力的な大人の女性であるエクソシスト(悪魔祓い)シスターアイリーンが・・・
ストーリーは、ますます淫靡にもつれ合っていきます。

圧巻なのは、アイリーンを交えて、リリス・克己が3Pプレイをする描写です。
レズ調教あり、軽い緊縛あり、ローター・バイブ調教あり、放置プレイあり、面前でのセックスあり・・・
二人が克己を奪いあいながら、これでもか、これでもかと濃厚で淫靡な描写が続くのは、これまでの美少女文庫の「わかつき」作品の中で最高かもしれない。すごいの一言です。

ええ、射精の都度、克己はリリスに精を奪われ体調を落していくのですけどね。でもやめられない。 否! 生存が危うくなればなるほど、男って性欲が増すものなんです。やばいよね。克己はどうなるんでしょう?
そう、でもそこはさすが「わかつきひかる」作品、精を吸われ克己の体調は悪くなっていきますが、その都度、リリスにある変化が生じていきます。
これ以上は書きません。ぜひ読んで確かめてください。爽やかなエンドです。でもまた下半身になにかがやってきます。(笑)


追記1
「めたぼdeぽん」は通常、口絵、挿絵をあまり見ません。ですから、これまで感想ではほとんど絵のことにふれていませんでした。
でも、この作品の口絵には目をひかれました。「聖と淫・・・どちらも私」 リリスの、いえ女性というものの二面性を表しているであろうこの絵は、見る者を惹きつけてやまないものがあります。原画はきっともっと美しいのでしょうね。見てみたいな。
あと205Pのリリスはとてもかわいいです。でも読む前に見ると、ネタバレになりますから注意してくださいね。

追記2
「わかつきひかる」さんに、ファンタジーという新しいジャンルを手に入れられたことについて、「おめでとうございます」と申し上げたいと思います。
たぶん「わかつきひかる」さんは、「お姉さんはサンタクロース!」のことをよく分析してこの作品を書いていったのでしょう。僕は「お姉さんはサンタクロース!」はとてもよい作品だと思います。でも売れなかったらしいです。それは「お姉さんはサンタクロース!」に流れる純愛という調べが、小説としてとてもよく書きこまれているがため、はかなく切なく読者の胸を打ち、ポルノとしての実用性を少し落したからではないかと思っていました。(作品としては完成度が高くとてもよいものだと思いますので、未読の方は一度読んでみてはいかがでしょうか。)

この作品にも、リリスの純愛があります。ちょっとした切なさもあります。でも曇りのないハッピーエンドを迎えます。そして、一番強調しておきたいのは、男の実用性を少しも損なっていないことです。


追記3(2009/6/27に追加しました)
発売直後にうんちくを書いても興ざめだと思いましたので、これまで控えていましたが、この作品は「わかつきひかる」さんらしいチャレンジ性にあふれるものになっています。

  • 初めての「膣外射精」描写
リリスに精を取られないため、克己は膣外射精にチャレンジします。膣外射精って男性にとっては好みが分かれるかもしれませんね。イイという人とあまり好きでないという人と。女性はどうなんでしょう。実際女性がどう思っているか知りたいし・・・そういった女性側の心理をもっと前面に出すともっと気持ちをかきたてて、よくなりそうに思います。

  • 5年半ぶり2回目の「コンドーム」使用
3人プレイの際、克己から精をとらないため、コンドームを使用します。これはなんと5年半ぶり。2回目です。「めたぼdeぽん」は、ポルノにコンドーム書いちゃダメとかいうのはどうなんだろうと常々思っていたので、これはよかったなと評価しています。

  • 男キャラ、攻撃性を少し取り戻す
「わかつきひかる」さんは、「メイド イン プリンセス」以降、初期のような男キャラの攻撃性が影を潜めて、普通のかわいい系の男キャラを書いてきていましたが、この作品では男キャラに少し攻撃性が見受けられます。愛情が前提ですけど、少し乱暴に扱われることで興奮するヒロイン(いわゆるプチMと呼ばれる属性ですけど)って、そそられますよね。「めたぼdeぽん」は、男性キャラのヒロインに対する「大事にしたい」という気持ちと、「乱暴にいじめたい」という気持ちの関係が、これくらいのバランスなのがどうも好きみたいなのです。初期作品はちょっと乱暴すぎたし、Myシリーズはとてもいいのですが、やや甘甘すぎた感もあって。そんなわけで今回はちょうどよかった。この点はいろいろと好みが分かれそうですが、少なくとも「わかつきひかる」さんは、男キャラの攻撃性の多寡を作品によってコントロールできるようになっていると評価していいのではないでしょうか。

  • ヒロイン2人で奪い合う3人プレイ
「わかつきひかる」さんの3人プレイは、基本女性同士が百合モード(少なくとも片方が百合っぽい)のことが多かったのですが、今回はそんな関係ではなく、2人が主人公のナニを奪い合うそんな描写になっています。「めたぼdeぽん」はどっちもイイのですが、「わかつき」作品には珍しいということで、列挙しておきます。

  • 鴨居から手首を吊るす拘束プレイ
これまでの美少女文庫での拘束プレイは、手首を縛るだけとか、手首を縛ったあとベッドに固定するとかでしたが、この作品では、鴨居から吊るしてヒロインを立たせた形でいろいろとしています。1回目はアイリーンにバイブと放置プレイ、2回目はリリスと立位。やはり緊縛プレイで女性を立たせた形は美しいよなあと「めたぼdeぽん」は思っています。あとは動けないことを利用していろいろとエロいことをすると、さらに興奮させられそうです。今後に期待です。
(「わかつきひかる」作品で初、「若月凛」作品では舞妓調教に鴨居から吊るすプレイあり)



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