タグ
アツイ会議
気になる情報
教育再生会議HP?
議事録?
イベント?
学習?
サービス?
挑戦?
ニュース?
Wiki内検索
最近更新したページ
最新コメント

19年11月20日 合同分科会 議事録

議事録1         10 11 12 13 14 15

教育再生会議合同分科会議事録
日 時 平成19年11月20日(火) 17:31〜19:32
場 所総理大臣官邸大会議室

議 事 次 第
1.開 会
2.大学入試制度の抜本的改革について
3.大学・大学院教育の在り方について
4.大学・大学院における教育評価と効率的な資源配分について
5.閉 会

(配付資料)
資料1 大学入試制度の抜本的改革について(論点メモ)
資料2 大学・大学院教育の在り方について(論点メモ)
資料3 大学・大学院における教育評価と効率的な資源配分について(論点メモ)
資料4 大学入試制度の抜本的改革関連資料
資料5 大学・大学院教育の在り方関連資料
資料6 大学・大学院における教育評価と効率的な資源配分関連資料

参考資料 教育振興基本計画の策定に向けた公聴の実施について


○川勝主査 それでは、ただいまより教育再生会議合同分科会を開催いたします。委員の皆様におかれましては、ご多忙のところご出席を賜り、誠にありがとうございます。
 本日のテーマは第3分科会の議論が中心ですので、野依座長のご了解をいただき、私のほうで議事を進行させていただきます。よろしくご協力のほどお願い申し上げます。
(プレス退出)

○川勝主査 それでは議事に入らせていただきます。本日の会議はお手元の議事次第にありますように、まず大学入試制度の抜本的改革についてご議論いただき、続いて大学・大学院教育の在り方について、最後に大学・大学院における教育評価と効率的な資源配分についてです。大体一つのテーマにつき40分程度ということを念頭に置いていただければと存じます。

 一つ目の議題の大学入試制度の抜本的改革に入ります。まず、事前にお送りしております論点メモ、関連資料に沿って事務局よりご説明お願いします。

○山中副室長 では、大学入試の改革につきまして、論点メモ、資料1に沿ってご説明したいと思います。資料はあらかじめお送りしておりますので簡単にご説明させていただきたいと思います。

 まず一つ目は、大学進学者の学力担保ということでございます。大学について志願者と入学定員が大体同じになってくるという全入時代を迎え、また大学入試自体も学力試験による一般試験というのが全体で約6割弱、4割強は学力試験なしで入学してくると、こういう状況でございます。そういうところで大学に進学してくる人の学力をどう担保するかという議論が2次報告に向けて行われたわけでございます。その引き続きの議論でございます。

 論点2でございますけれども、大学進学志願者、大学に入学したいという人について一定の学力を担保していくというそういう意味で新しい学力テストのようなものを導入したらどうかという議論が行われたところでございます。

 その議論を踏まえまして、ここの論点といたしましては、大学進学を志望する人全員がそういう試験を受けて、受験科目としては、現在の高校卒業程度認定試験、この科目と同じようにして、そこの全科目に合格した人に大学進学資格というものを付与するというふうなこういう考え方でございます。これについて大学進学者の最低限の学力を担保できるというメリットはございますけれども、数学ができないとか特定の科目ができないと大学にいけないのかといったデメリットがあるという点がございます。こういうことによって学力を担保しようという考え方、これをどう考えるかということでございます。

 これに関連して、現在、高卒認定を各高校がやっていること、あるいは大学入試センター試験との関係、あるいは現行の高等学校卒業程度認定試験との関係、このあたりをどう考えたらいいだろうかという点があろうかと思います。これが大学入学者の学力を一定のレベルを担保しようという一つの仕組みで今までの議論をまとめたところでございます。

 また、3ページ以降は現在の入試制度、ここにかかわる課題ということで、大学入試センター試験、これは年1回という試験ですけれども、再挑戦の機会を設けるというふうなことから、複数回実施したらどうかというふうな意見。あるいは資格試験という形にしたらどうかという意見がございました。この点についてでございます。

 今、大学入試センター試験自体は大学では8割近くの大学が何らかの形で利用して、51万人が受験しているという状況でございます。大学・短大の入学者が70万人ですから、7割強が受験しているという状況でございます。

 また、もう一つの論点として、国立大学の入試日の分散という点がございます。現在国立大学はそれぞれ定員を前期と後期という形で2つに分けまして試験も別に行っている分離分割方式というふうな呼び方をしていますが、これで複数の受験機会を確保しようと、国立大学につきまして、ということでそういうことになっているんですが。経済財政諮問会議の委員の方等から、もう少しこれを5グループと分けまして、国立大学の受験機会というのをもう少しふやしてもらったらどうだろうかと、そういう提言がございます。それについて。

 それから、4ページ目にいきまして、大学入試全体の問題として、余り早い時期から文系・理系と分けないで、そういうものをもう少し時間をかけて、大学に進んで専門を決めていく間に、理系・文系を絞ったらどうかといったようなご意見がございます。それらの点について、現在の大学入試に関わる論点ということでございます。

 また、大学入試に関しましては、今日はご欠席ですが、陰山委員からは、もう日本の入試制度は十分改革されてきたと、問題は入学させた学生をきちんと教育できるかどうかだ。あえて大学入試は当分変えないということを提案したいといったペーパーが出されております。

 また、品川委員からは大学の教育改革、学力担保、これは基本的には大学自身に任せる問題ではないか。あと、高等学校卒業程度認定試験、これにぜひ高卒資格というのを与えてほしいという意見等が出されております。以上でございます。

○川勝主査 ありがとうございました。それでは、委員の皆様におかれましては、論点メモを参考にご発言いただければと思います。

 本日ご欠席の渡邉委員から次のような意見が出ております。大学全入時代となっている現在、大学進学者の入口と出口での学力担保のため、大学入学検定や卒業検定についても教育再生会議としてしっかりご議論いただきたい。以上、紹介させていただきました。

 大きくは学力の担保と入試制度の問題です。分けて議論していただければと存じます。大学進学者の学力担保に関して、今回ここで提案されております高卒学力テストを実施することについてご意見いかがでしょうか。


議事録1         10 11 12 13 14 15

2008年01月25日(金) 11:41:07 Modified by nipponkamoshjka




スマートフォン版で見る