はじめに 
けもです！
連勤が続きます。創作スピードも落ちてまいりました…………
今回の短編小説は、日常生活の中で遭遇したとある事例をもとに執筆しております。
こんな世界があったら、皆様は住みたいと思いますか？？
※この小説はフィクションであり、実在の人物･団体･事件とは一切関係ありません。また、特定の社会的立場の人々を揶揄する意図は一切ございません。
本編
「おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！」
また、新しい命が誕生した。
産み落とされた1匹の子ずんは、柔らかい草の上ではなく、冷たい床の上に転がった。
「おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！」
「う、うまれたのだ……かわいいおちびちゃんのおかおしゃん、みせてほしいのだ…………」
子ずんを産んだばかりのメス妖精は、体を拘束されたまま、弱々しく懇願する。
だが、妖精の願いが叶えられることはない。
ういいいいいいぃ…………
「おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！ おぎゃあああああああああ…………」
どこからか、機械の腕が伸びてきて、子ずんを掴み上げて持っていってしまった。
「お、おちびちゃん、つれてかないで………かわいいおちびちゃん…………また、みれなかったちゃ……」
妖精は、深い悲しみに暮れるのだった。
…………………………
「おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！ おぎゃーおぎゃー！」
子ずんは、いつまでたっても母親から抱きしめられない不安感から、泣くことをやめなかった。
いつの間にか、2、3メートル四方の小さな部屋に、子ずんは閉じ込められていた。
天井には、監視カメラが備え付けられている。
「おぎゃ、おぎゃ……おぎゃ…………みうく、みうく！！」
やがて、子ずんは空腹を訴え始める。
「みうく…………みりゅく、みるきゅ！！ みるきゅ、みるきゅ………どこ、どこ？」
起き上がると、舌を伸ばしながら、床を這いまわる。
がこんっ！
「にょだっ！？」
物音がしたかと思うと、子ずんの目の前にあらわれたのは、ミルクの入った皿。
「あっ、みるきゅ、みるきゅ、みるきゅ！！ ずぞぞぞっ、ぺちゃ、ちゃっ………おいち、おいち！」
子ずんは、早速駆け寄って、ミルクを跳ね散らかしながら、舐め始めるのだった。
「ずーん………ずーん………」
数十分後。心ゆくまでミルクを堪能した子ずんは、その場で寝てしまった。
がちゃんと音がし、ミルク皿が壁の中に消える。
子ずんが部屋のあちこちに跳ね散らかしたミルクも、いつの間にか掃除されているのだった。
「…………ちーちー！ ちーちー！」
じょろろろろろろろろ…………
子ずんが起きた。片足を上げ、排尿する。
「にょだ、にょだ。ちゅっきりー、にょだ！」
満足そうに体を震わせた子ずんは、再び眠りにつく。
さああああっ…………
床に優しく水が流れ、子ずんの尿をきれいさっぱり洗い流した。
「ずーん…………ずーん…………ちあわちぇ……」
部屋の中には、子ずんの寝言が響き渡っていた。
どれだけ長く寝ていただろうか。
ぶうううううううっ！ とお腹を鳴らした子ずんが、再び起きてくる。
「にょだ、にょだ。ごはんしゃん、ごはんしゃん！」
がこんっ！
今度は、離乳食のような、ペースト状のものがあらわれた。
「ごはんしゃん、ごはんしゃん！ おいち、おいち、おいち、おいち！」
子ずんは、お尻を振りながら、一心不乱に貪りつく。
「ずんちでりゅ……ずんちでりゅ…………」
ぶりゅりゅりゅりゅっ！
食べ終わるや否や、勢いよく排泄する子ずん。離乳食のお皿がひとりでに片づけられ、子ずんのフンは洗い流された。
「ねんね、ねんね！！」 ぷぅうっ！
放屁した子ずんは、丸まって眠りにつくのだった。
子ずんが発した言葉に合わせて、部屋が暗くなる。
「ずーん……ずーん…………ちあわちぇえええええ……」
自然界ではまずあり得ないような、これら一連の不思議な光景を見ても、子ずんが恐怖で泣き喚くことはない。
この環境が、自分にとって何もかも都合の良いものであると、安心したからだろう………………
「へこへこ、へこへこ！！」
ある日。
食欲と睡眠欲が満たされた子ずんは、性に対する欲望を口にし始めるのだった。
本来ならば、子ずんとは身体機能が未発達な状態である。「ずんぽ」と呼ばれる性器も、成体と比べても、あまり大きくはない。
だが、そんなことは関係ない。妖精の欲望は、際限なく肥大化していくのである。
「へこへこ、へこへこ！！」
がこんっ！！
今度は、壁から妖精のお尻があらわれる。
厳密には、本物の妖精ではない。
『ズンド〜る®』という名の、「飼いずん」用のラブドールである。
そしてこれは、その廉価版。
正規品にはバイブレーション機能が搭載されているが、こちらにはない。
それでも、性の欲求に飢えた子ずんにはじゅうぶんだった。
「にょだ、にょだ。へこへこ……へこ、へこ…………」
性器を勃起させた子ずんは、よちよちと歩き、『ズンド〜る®』に覆いかぶさった。
そして、ぎこちない動きで腰を振り始めるのだった。
「へこへこ、へこへこ！ へこへこ、へこへこ！ へこへこ、へこへこ！」
だんだんと調子づいてきたのか、子ずんの腰の動きはどんどん早くなる。
「へこへこ、へこへこ、へこへこ、へこへこ！ で、でりゅう…………………」
…………………………
「命令すれば出て来る世界」。
お腹が空いたときに「ごはんさん」と言えば、すぐに食事が提供され。
喉が渇いたときに「おみずさん」と言えば、すぐに水が提供され。
排泄するときに「ずんち」や「ちーちー」と言えば、ひとりでにそれらが掃除され。
眠くなったときに「ねんね」と言えば、ひとりでに電気が消え。
交尾したくなったときに「へこへこ」と言えば、即座に『ズンド〜る®』が用意され。
この子ずんだけではない。
この世界は、まさしく妖精たちにとっての「しあわせ」が具現化された世界であった。
この世を生きるすべての胎生型妖精たちが、待ち望んでいる…………
自分が。
自分の欲望が叶えられれば、それで良いと。
自分が、自分たちこそが「しあわせ」であれば、それで良いと。
この世から人間を排除することで、妖精が「万物の支配者」として、君臨する世界。
真の「しあわせ」とはこうあるべきだと、妖精たちが妄信し、追い求める世界、そのもの。
そんな世界が、どれだけ続いただろうか。
あの子ずんは、いつの間にか耳が生え、成体の妖精となっていた。
「のだ、のだ。ごはんさん、ごはんさん！」
のっそりと起きた妖精は、いつものように「ごはんさん」を命じた。
だが、いつもと違って、何も出て来ない。
「のだぁ…………？ ごはんさん、ごはんさん！！」
やはり、何も出て来ない。
「ごはんさん、ごはんさん！！ ごはんさん、ごはんさん！！」
妖精の声に、怒りの感情が混じる。
「ごはんさん、ごはんさん……ごはんさああああああああああああああああああああんんんんん！！」
こんなことはあり得ないとばかりに、妖精が絶叫する。
どうして、「万物の支配者」たる自分を待たせるのか。
一刻も早く、自分に「ごはんさん」を献上せよ。
そうすれば、今回は許してやろう。
だが、1時間経っても、2時間経っても、「ごはんさん」が提供されることはなかった。
「…………ずんち、ずんちでりゅっ！！」 ぶぴいいいっ！
不機嫌な様子の妖精は、昨日欲望のままに貪った「ごはんさん」の残りカスを、力を込めて排泄する。
「のだちいいいいいいっ！」 じょおおおおおおおおおおっ！
ダメ押しとばかりに、自分が排泄したフンの上に、尿を振りかける。
「…………ずんち、ずんち！！」
さあ、はやく掃除しろとばかりに、周囲を睥睨して命令する妖精。
だが、相変わらず何も起こらない。
「ずんち、ずんち、ずんちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！」
またしても、甲高く絶叫する妖精。
「ずんち、ずんち…………のだ……くちゃ………くちゃ…………」
狭い部屋に臭気が立ち込め、妖精は顔を醜く歪める。
「のだ、のだ………へこへこ、へこへこ！！」
この不快感を、さらなる欲望で上書きしようと考えたのだろう。
妖精は性器を勃起させ、交尾相手を寄こすよう、命じる。
だが、やはりと言うべきか、いくら命令しても『ズンド〜る®』は出て来ない。
「へこへこ、へこへこ…………へこへこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」
ついに怒り狂った妖精は、後足で立ち上がり、腕をぐるぐると回して、壁を叩き始める。
以前なら、このあたりから『ズンド〜る®』があらわれたはずだと。
しかし、その学習は無意味だった。
妖精が何を言おうと、妖精の望むものは、何ひとつあらわれることはなかったからである。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
1時間後。
妖精は疲れ果てた状態で、床に寝転がっていた。
無理もない。今まで、食べては寝ての繰り返し。運動と言えば、『ずんド〜る®』に腰を振るくらいのもの。
「ご、ごはんさん……ずんち…………へこ、へこ…………」
弱々しく命令する妖精。
まだ、この世界の変容を、認めたくないといった表情であった。
ぶうううううううううううっ！
妖精の腹の虫が、大きな音を立てて鳴く。
ぶりぶりぶりぶりっ！
寝転がった妖精のお尻からフンが排泄され、妖精の体を汚す。
「のだ……のだぁあぁ……」
2、3メートル四方の小さな部屋。
そこが、妖精たちにとっての「しあわせ」が具現化された世界でなくなったなら。
ただの、牢獄に他ならない。
「ごはんさあああああああああああああああああああああああああああんんんんっ！！ ずんちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ！！ へこへこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！！」
ついに妖精は、その場でジタバタと駄々をこねるように暴れ始める。
床のいたるところに転がる自身のフンで体がどんどん汚れていくが、そんなことお構いなしだ。
今の自分は、ただ意地悪をされているだけ。
ここはまだ、自分にとって何もかも都合の良い世界であると、信じて疑わない。
「命令すれば出て来る世界」。
ああ、何たる傲慢か！！
生まれた時から、王様気分か、この害獣は！！
「ふむ。これは実に興味深い」
監視カメラの映像をじっと見続けていた男が、静かに口を開く。
「子ずんの言語能力は、親ずんとの関わりの中で磨かれていく……まあ、当たり前のことではあるが」
「欲望に関する言葉」
「そうだ。“ごはんさん”、“ずんち”、“へこへこ”…………これら欲望に関する言葉は、本能にインプットされていると考えてよさそうだな」
「“ずんち”もですか」
「自然界では、親ずんが排泄後の子ずんの尻を舐めて掃除するんだ。“ずんち”と言えば、親ずんが舐めてくれると」
「なるほど」
小声で話し合う研究員たちの後ろで、大柄な男が苛立ったように足を揺すっていた。
「もういいんでないですかい？ あっしは今すぐにでも、あの害獣を殺したい」
「まぁ、そうなるのが当然でしょうね」
「“ごはんさん”が何だよ、って話ですわ。自分がどうしてほしいのか、しっかり“お願い”出来るように教育して、それが無理なら、害獣として殺すのが手っ取り早い」
「教育……途方もない時間がかかりそうですね…………“子ずんの学校”プロジェクトも頓挫したらしいですし」
「だいたい、実験とはいえ、あの害獣の良いように欲望を叶え続けてやる皆さん、優しすぎやしませんかい？ それだから、害獣がつけあがるんだ」
「まぁまぁ、最後のお楽しみは貴方にお譲りしますよ…………あと少しだけ、お待ちください」
……………………
がこんっ！
「のだっ！？」
何時間かぶりに壁が開き、現れたのは妖精のカタチをしたぬいぐるみ。
「…………ちね」
自身のフンまみれになった妖精が、小さくつぶやき…………
「ちね、ちねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ！！」
雄叫びをあげて、突進した。
「のだ、のだ！ ちねちねちねちねえええええええっ！」
腕をぐるぐると回して、ぬいぐるみを殴打し続ける妖精。
ぬいぐるみは、あっという間にボロボロになった。
「おおお、これは一体どういうことですかな？」
「性欲の吐け口にするとばかり思っていたが」
「おそらく、あのぬいぐるみが、今まで自分が享受していた“しあわせ”を奪った張本人だと見なしたんだろう」
「なるほど、それで敵意を持って襲い掛かったと」
「ぬいぐるみを“殺せば”、また“しあわせ”が自分の元に舞い戻ると…………愚かな」
「お前が“ちね”って話ですわ。いちいち、ムカつく言動をしやがる害獣が…………」
……………………
「のだ、のだ！ ずんち、でりゅっ！」 ぶぽっ！
ぬいぐるみを原型がないほどまでに破壊した妖精は、満足げにお尻を震わせると、トドメとばかりにその残骸めがけてフンをかけるのだった。
自分だけで成立している、小さな世界。
自分の「しあわせ」を奪う邪魔者は、絶対に許さないと。
その居心地の良い世界に少しでも異変があれば攻撃的になり、責任を外に求めるという歪んだ思考。
その狭い世界で「自分ひとりだけのために」生き続けることが、自分の未来を狭める行為であったとしても、それを分からない。分かろうともしない。
自分が、自分こそが正しいのだと。外で何かをしている存在は見えない、いない、聞こえない。もしその存在に気づいていたとしても、自身には関係のないものだと、徹底的に見下したうえで閉じこもる。
自分自身に秘められた「可能性」を、喜んで捨てているのだから。救いようもない。
何よりも、その狭い世界とは、自分とは違う、他者が外にいることで初めて成り立っているというのに…………
がこんっ！
「の、のだっ！ ちね……」
「…………」
「ちね」
「…………」
次に現れたのは、無表情な妖精。
先ほどのぬいぐるみよりも大柄で、妖精の言葉にも動じず、ただ立ち尽くす。
「ち、ちねえええええええええええええええええええええええええええええええええっ！！」
ぬいぐるみを打ち破ったことで勝ちグセのついた妖精は、再び突進する。
だが。
うぃん……ばぎいっ！
「あぐぁっ！？」
無表情な妖精がいきなり動き、突進してきた妖精を殴り飛ばした。
「い、いちゃい、いちゃい……」
「…………」
「ぷきゅううううっ！！」
「…………」
跳ね飛ばされて呻く妖精に覆いかぶさり、前足を振り上げる。
妖精はせめてもの威嚇とばかりに頬を膨らませたが…………
うぃいいん！ ずどどどどどどどどどどどっ！
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！」
まさしくワンサイド・ゲーム。
ある意味で、自然界における縄張り争いに見えなくもなかった。
「のだ…………のだ……ぁ…………」
元からいた妖精は、激しく体を殴打され、既に虫の息だ。
無表情な妖精が最後に大きく前足を振りかぶり、相手の脳天を貫いた。
ぐじゅっ！！
「だぁ…………っ」
脳漿を噴出させ、あまりにも傲慢に育ったひとつの命が、散った。
「はーっはっはっはっ！ 見たか！ ざまァみやがれ、害獣が…………この遠隔操作式の害獣、どこで調達したんですかい？」
「ああ。枝豆工業製のプロトタイプだよ…………ゆくゆくは、完全自律型の開発を目指しているそうだ」
「え、あの譲二さんの会社ですか」
「そうだ。FAIRIESに睨まれない程度に、細々とやっているらしい」
「懐かしい……久しぶりにお会いしたいものですね」
「へへっ…………そのお方に感謝しまさぁ。あっしは、自分の手で害獣を殺せた方がいいから、今のままで満足でさぁ……」
「命令すれば出て来る世界」。
それは、とある研究者グループによって意図的につくられた、偽物の世界。
それに気づかないまま死んでいくだけ、妖精にとっては「しあわせ」なのである。
〜終〜
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今作の執筆にあたりまして、ヨウヤ様のR-18Gイラスト作品『ラクガキまとめ(5) その1』に登場した『ずんだ虫専用ラブドール「ズンド〜る」』の設定および、kanagawa0様の動画作品シリーズ『枝豆工業』シリーズの設定をお借りいたしました。
いつもお世話になっております。この場をお借りしてお礼申し上げます。
けも
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このページへのコメント
生まれたてで成獣と変わらない知能と感性なのでもはや伸びしろがない進化の袋小路に入っているというかなんといいうか
プリインストールでこんなのが入っている時点で生物として終わってるし肉体もクソなんで消費される酸素と分子がもったいない。宇宙に謝罪して自決してほしい
人間の排除が宿願らしいけど人間がいなくければ生きていけないクソッタレなんでやっぱり、うん、惨く死んでほしいかな
母親がまだ悲劇の母を演じているので余裕があると思います。
あれは遠回しに「どうした！こんなんじゃものたりん！もっとファックしてみろ！」と挑発していると思いますので寝る間も惜しんでファックさせるのがいいと思いまする
コメントありがとうございます。早熟性とはいえ、どうしても進化や発達には限界があるのでしょうか……その限界を試すのもまた、人間なのでしょう……
人間が排除された世界で、妖精が「しあわせ」になれるのかと問われたら、おそらくノーでしょうね……妖精たちはそれを分かっているのかは置いておいて……
『本当は ファ×ク したいんだろうが！！』
投降遅れましたがkemoさん新作投稿お疲れ様です。
やはり、言葉を喋れるのはこいつらが真の森の妖精だった頃から教えてもらう事で人間社会の中で害獣化しても喋れただけで、それが途切れたら三大欲求を求めるだけの獣に成り下がってしまいましたね。
ただ皮肉な事に、これまでの他の害獣の迷惑行為により、人の言葉を喋らないだけで不快感は変わらないので、人間による殺傷処分欲求は相変わらずでしたね。
そしてこのチビ害獣の環境なのですがもしかして、ヨリミツさんがYoutubeでずん暗とは別に投稿している飼育シリーズをモデルにしているのでしょうか？
前回に引き続き、妖精が人間に物的損害を与えないのは良い事ですね。
新作も楽しみに待っています。
追記：この実験でyoutubeで知ったネズミ実験を思い出したのですが、複数のネズミに食住を与え、繁殖しやすい環境にしたら楽園になるのかというものでしたが最後には全滅した内容のやつなのですがこれずんだ害獣に応用できないでしょうか？
コメントありがとうございます。コミュ力を失ったとしても、欲望だけはいつも通りという一周回った安心感ですね（？）
ヨリミツ様の『飼育』シリーズ、私も好きです！苦手なブロッコリーに挑戦する回が特に……（直接的なモチーフではありませんが、子ずんの喋り方等は大いに参考にさせていただいております）
以前のコメント欄でアイデアをいただいた、人間に被害を与えないタイプの小説に、前作・今作で挑戦してみました！いかがでしたでしょうか！ ネズミの楽園実験に関しても、この界隈でも使えそうな内容で興味深いですね！
なかなか幸せなずん生（感覚麻痺）でしたね。
ぬいぐるみを使って勝ち癖をつけるやり方が面白かったです。
コメントありがとうございます。「つくられた」世界という真実を知らず、ただ欲望を満たそうと動き回るだけの生態なら、妖精にとっては「しあわせ」でしょうね()
生き物を戦わせるギャンブルの前には、あらかじめ弱っている個体やレプリカと戦わせて勝ちグセをつけさせるのだそうです！いずれは「ボクシング」のような競技モノにも挑戦してみたいです……
またコメントお待ちしております！
なんだか家族に八つ当たりする引き篭もりのように見えましたが、大丈夫ですか…？
まぁ執筆動機はなんであれ、良質なずん虐が読めるのであれば我々としてはありがたいことですが…
悪趣味かもしれませんが、製作者が何を動機にずん虐作品を作っているのか、ということにはわりと興味があります
作品については天国から地獄に突き落とされるパターンで、これはずんだもんクラブハウスがその究極形かなと思っていましたが、人為的に作ってしまえばこういう形にも出来るのですね
ずんだもんクラブハウスは善良に育つ環境でしたが、こちらは一人きりのせいか傲慢なクズに育っており、その違いが興味深かったです
お忙しいということですが、これだけコンスタントに執筆される熱量には驚かされます
どうぞお体に無理のないようご自愛ください
コメントありがとうございます。王様のように振る舞う引きこもりの人間、確かにそのような解釈も可能ですね！妖精の一連の行動は、人間にも大いに通じるものがありそうです……
割とあらゆるところに創作アイデアは転がっているものです！「“しあわせ”シリーズ」における「妖精ババア」の描写は、私の実体験が元になっていたりします！
あの名作『クラブハウス』と比べていただき、恐縮です……実はすべての作品が新規ではなく、昨年からの「書き溜め」から切り崩していったりしています()
食べて寝て生殖行為をして…妖精は先天的に女王アリみたいになるような遺伝子なんでしょうか？
大量に生まれ大量に死んでいくことからも何か似ているなと思いました、自滅するところを除けば
子ずんの学校プロジェクトと言えば、最後まで良い子で生き残った子ずんの生存エンドが読んでみたいです…(関係ないのでスルーしてもらって構いません
コメントありがとうございます。先天的な女王アリ！かなり斬新な表現で素敵です！確かに、言われてみれば……
アリのように、コロニーのために命をささげるかと言われれば、それはノーでしょうね…1匹1匹が自己の生存のために動くでしょうから()
子ずんの学校、ifルート……承知いたしました。お待ちください。
けも様
ご検討ありがとうございます！いつまででもお待ちしてます