六界全史

• 名前　サファリア・ザリスローラ
• 生没　アルファ　（663〜697）
• 出身　不明
• 種族　人間
• 性別　女

エルラディースが育てていた孤児。
後に少年時代のレイディック、ソフィス、アリガル、そしてフィリスがエルラディースの弟子となるが、サファリアは彼等の妹的存在となっていた。
その後、成長した彼等はそれぞれの国へと戻るが、サファリアはエルラディースの元に残る。

685年、リイラードの戦い直前にエルラディースは彼女を伴ってレイディックの元を尋ね、サファリアをレイディックに託した。
後に二人は結婚、ロードレア国王妃となる。
しかし、697年にレイディックの実弟であるアイルによるルバークの乱が勃発し、彼女は人質にとらわれる。
サファリアは、自分がレイディックの足を引っ張るわけにはいかないと自害した。

レイディックはルバークの乱によって、弟の手で最愛の妻を失い、親友と信じていたリヴァイルシアに託した妹シルフィーナを失い、ラディア、アリガルを討たれたことによって豹変していく。
傾国していくロードレア国のすべてのはじまりとも言える悲劇であった。

• 自害しようとしたラディアを諌めた人物でもあるが、その最後は自害という皮肉なものであった。

• 蜉蝣戦記