基本情報


略歴

ロッド国に代々仕える将軍家の出身だが、彼自身には軍人としての才能は無かったため、内政官としてロッド国に登用される。
内政官としては軍事物資の補給・調達を主として担当。その才能は同国の将兵から信頼され、リヴァイルシアからは「将軍ではないがその功績は将軍であった父に比肩する」と激賞されたこともある。
家庭面では妻と子供2人に恵まれたが、子供達は共に将軍を輩出した一族としての家名に拘り、ロッド国軍に参加。両名ともボルド・ボル将軍の配下となり副官に準じる地位にまで出世したが、エスデリアの戦い(696)の戦いでロードレア国に降伏後、兄弟揃って惨殺される。
その報を聞いたトゥーディスはあまりの衝撃と心労から意識を失って倒れ、翌697年にそのまま死去。彼の死を以てベレゾン家は断絶となった。

人物

  • 軍人としての才覚が無かったのは、幼少の頃に患った大病の後遺症で呼吸器が弱くなり(右肺の機能が失われたとも喘息持ちになったとも言われている)、武官としての仕事を諦めざるを得なかったことが原因である。ただし、組織人として無能だったわけではなく、ロッド国の後方支援で辣腕を振るうなど活躍も見せていた。
  • 本人が将軍になれなかった分だけ子供達に対する期待は大きく、その子供達もまた父親の期待に応えるだけの才覚を現しつつあった。エスデリアの戦いで生き残ることができれば、翌年には長男が将軍として正式に任用される予定であった。
  • 彼の死は精神的ショックに起因するものとされているが、上記のような事情があり、一部歴史家の間からは自殺説も提起されている。

関連項目

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