基本情報


略歴

幼い頃から口癖のように「時が味方をすれば必ず天下に討ってでる」と言い続けていた彼は、成人するとロードレア国に仕官。大望をもって国に仕え、独自の派閥を形成するが、その器に見合った人材しか集まってはいなかった。
それでも夢を捨てきれないまま雌伏の時を続けていた彼だが、698年「ロードレアの内乱」が勃発すると、まさに時がきたとばかりに嬉々として決起する。

彼の駐屯地はロードレア国の北東地方であり、既に戦乱の主戦場から外れていた為争いもなく、人口も増加の一途をたどっていた。
この地での決起なら彼の派閥は本来ならば数万の兵が集まってもおかしくはなかったが、実際は本当に決起するとは思っていなかったのか、彼が普段取り込んだと信じていた将の多くが合流を拒絶し、1万の軍勢しか集まらなかった。
それでもミルフィーは強引に決起する。
ヴェリアは自らの軍勢がアルヴァドスを討ち取るまで、他の群雄には同士討ちをしてもらいたかったため、ミルフィーにデイズの補給基地エルグライ城攻撃を密かに薦め、彼はこれをそのまま実行。その結果引き返してきたデイズ軍と衝突するが、戦況不利を悟ると城に火を放ちデイズの妻を道連れにして焼死する。

彼の人生は実力無き者の夢物語として後々の教訓にされた。
また、エルグライ城からただ一人逃れたデイズの娘が、後にヴェリアの人生を狂わせる悪女ルフィであったことから、本人が意図せず起こした因果の象徴としても時折名前をあげられる。

関連項目

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