六界全史

名前　レフィル・リター
生没　ルーイガルド　（16792〜没年不詳）
出身　シャクティアナ帝国
種族　魔族
性別　男

かつてはルーイン配下として、シャクティアナ帝国将軍であったが、他の将軍達と軋轢を生み、疎んじられて出奔、ロスティック国に仕官。
自らは国にいながら、部下を各地に派遣して世の中の動きを常に把握していた。
そんな中、ザルカ国の剣術大会を舞台に行われたヴィルガード事件に興味を持ち、一時は国を離れてイルザ、コズエ、レキレキ、シーナと合流し、ルナ討伐の旅をした。

ルナを討った後は再びロスティック国に帰還。
ルーイガルド17328年、六界連合軍がフェルトビーン帝国深くに侵略すると、レフィルは密かに出陣、ビアスコア帝国に駐屯していた第16部隊を、現地の反連合軍組織と協力して闇討ちし、そのまま南下、勝利に油断した六界連合軍を背後から撃つつもりだった。
しかし、バスティアーナ要塞攻略戦で怪我を負ったモニカが、偶然他の重症兵と一緒にビアスコア帝国へ後退していた為、この奇襲部隊と遭遇、モニカの死を賭した妨害により、部隊の存在は知られてしまい、レフィルはロスティック国に帰還した。

六界戦争終結後、ロスティック国を離れ旅に出る。かつて自分が関わった人魔融合事件、その更なる真相を探る為、各地を旅した結果、レキレキと再開。共に旅をすることとなる。二人の探求の旅が、どこを目指していたのか、目的を達成できたのかは、一切の記録が残されていない。

• よく言えば真面目。悪く言えば融通が利きにくい堅物。正々堂々を好み、自分に立ち向かってくる相手には容赦しないが、背を向けた者に対しては危害を加えない。ただし、卑劣な手段を行った者に対しては誰であろうと容赦なく、彼の価値観においては味方のつかった謀略や智謀でさえも「卑劣」であった為、その辺が他の将軍との軋轢を生んだ原因と言われている。
• ヴィルガード事件に興味を持ったのは、かつて放浪時代に自身もこの大会に出場して優勝していた為である。
• 盲目だったという説もあるが、当人はそれを感じさせない言動や動きを常にしていた為、未だに論議が分かれている。
• 自身が書いたとされる回想録ついては複数の筆跡が確認されており、話を聞かせる代わりに代筆をして貰っていたと説があり、盲目説を支持する要因になっている。
• 彼が部隊を反転させた理由は、モニカの心意気に応えたという一面もあるが、元々ロスティック国は、義理で援軍を派遣しただけで、これ以上シャクティアナ帝国と六界連合軍との戦いに関わりたくなかったという本音も見え隠れする。

• LUNATIC DESTINY