創造論とインテリジェントデザインをめぐる米国を中心とする論争・情勢など

批判サイド > 創造論者の主張

Claim CI111.2:
An intelligent agent is one that chooses between different possibilities. Specified complexity (also called complex specified information) detects design because it detects what characterizes intelligent agency; it detects the actualization of one among many competing possibilities.

インテリジェントエージェントは異なる可能性から選択する存在である。指定された複雑さ(あるいは複雑な指定された情報)はデザインを検出する。なぜなら、インテリジェントエージェンシーを特徴づけるものを検出するからだ。それは競合する複数の可能性から一つを現実化する。
Source:
Dembski, William A., 2002. No Free Lunch, Lanham, MD: Rowman & Littlefield, pp. 28-30.
Response:
  1. 指定された複雑な情報はインテリジェントエージェンシーを示さない。それはコピーを示すだけだ。ある仕様にマッチするパターンがあれば、それは偶然であるか、同じ制約条件にしたがったものであるか、情報のコピーかである。指定された複雑さ規準は、最初の2つを明示的に排除する[Dembski 2002, 6-13]が、コピーは排除されない。
    次のようなシナリオを考えてみよう。誰かがインクを偶然にこばして、レポートの1ページにインクの複雑なしみをつけたとしよう。そして、コピーを何部かするまで、インクをこぼしたことに気がつかなかったとしよう。コピーされたインクのしみは、複雑で仕様(オリジナルのしみ)に一致しているので、複雑な指定された情報の条件に合致する。しかし、この複雑で指定された情報は、意図的選択ではなくコピーによるものである。
  2. ノンインテリジェントな過程でも、2つの異なる可能性から1つを選択する。たとえば、機械はロトの数字を選択する。
References:
  1. Dembski, William A., 2002. (see above).


オリジナルページ

これはIndex to Creationist Claims, edited by Mark Isaakの和訳です。



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