ファドゥーツ (Vaduz)

リヒテンシュタイン公国
行政
種別君主制
市長Ewald Ospelt
面積17.3km2
人口5,372人



ファドゥーツ(ドイツ語:Vaduz)は、リヒテンシュタインの首都。同国中部のライン川上流右岸にあり、スイスとの国境に近い。北緯47度8分、東経9度30分。レティコン山塊の北西麓にある観光の中心地で、美術館のほか16世紀からの城もある。

住民のほとんどがドイツ系アレマン人。人口5,100人(2009年)。隣接するシャーンの方が人口は多い。また、飛び地も多いので領域もまとまっていない。

歴史


ファドーツ大聖堂
13世紀に街が作られた、と言われる。1322年に城が造られたが、1499年にアレマン系のスイス人による略奪が起こった。17世紀に入ると、リヒテンシュタイン家は、帝国議会における議席の条件となる所領を求め、1699年にはシェレンベルク男爵領を、1712年には隣接するファドゥーツ伯領を購入した。この2つの隣接した所領は1719年、ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝・カール6世によって神聖ローマ帝国に属する領邦国家に公認され、リヒテンシュタイン公アントン・フローリアンにちなんで命名された。1938年、ヨーゼフ2世がファドゥーツの城に移り、ここが公国の首都に定められた。

機械式計算機メーカーのクルタ計算機の製造は、この都市で行われた。

旧跡

  • ファドゥーツ城
リヒテンシュタイン公国の元首・リヒテンシュタイン家の居城
  • ファドゥーツ大聖堂

交通

観光都市であり首都でもあるが、市域内に空港や鉄道の駅は無い。従ってバスが主要な公共交通機関であり、オーストリアのフェルトキルヒやスイスのサルガンスやブックスへの便がある。

鉄道について、最も近い駅はファドゥーツから一番近いのはスイス領内のゼーフェレン駅である。国内で最も近い駅(シャーン・ファドゥーツ駅)はシャーンにある。

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