東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

カラッとした秋晴れの中、川に釣り糸を下げる。
木々は徐々に色づき始め、これからくる冬を僅かに感じさせるが、
まだ秋すらも峠を越えきれないといった塩梅で、気候はとても過ごしやすかった。
思わず、糸の行方を見るのも忘れ、その場に寝転んでしまう。
夕時になれば大分冷えてくる。このまま寝てしまうと風邪を引きそうだが、
この心地よさには敵わない……

「あやや?仙人の真似事ですか?」

急に目の前が暗くなった。目を開けると、天狗のブン屋、射命丸文が僕を見下ろしていた。

「やあ、文」
「やあじゃないですよ。人間がこんなところで寝てたら妖怪に食べられちゃいますよ」
「寝てたんじゃない、釣りだよ」
「水面に届いてない釣り糸で何を釣るっていうんですか」

僕は寝転んでいた大きな石から身を乗り出して糸を確認すると、
釣り針が岩の隙間に挟まって水面に届いていなかった。
僕は開き直って、また元の位置にどかりと座った。

「文が釣れた。うん」
「またまた。やっぱり仙人の真似事ですか」

文は僕の後ろから抱きつくと、前に回って唇を重ねてきた。

「んっ……ちゅ……ふぅ……。仙人は美味しいって言いますからね。他の妖怪に見つかる前に食べてしまいましょう」
「配達中じゃないのか?何も今じゃなくても夜だって……」
「もう終わりましたよ。それに、こんな白昼堂々とするのもなかなか良いと思いませんか?」

文はうっとりした表情を浮かべながら僕の服をズボンを下ろし、露わになった物を口に含んだ。
秋晴れの空の元、爽やかな風に吹かれながらこんな行為を――確かにこれは興奮する。
カリ首と裏筋に反って、細めた舌でなぞる。熱い息が漏れる
そんな僕の反応を確かめるように、文は上目にこちらを見ている。

「文がパートナーで本当に良かったよ」
「え、な、何ですか?急にそんな……」

文は急に僕の物から離れると顔を赤らめて、しおらしく首をすくめた。

「だってこんな時盗撮されそうなのって、文にぐらいじゃないか。当人とだからその心配が無くていいね」
「む、むむ……確かにそ……いやいや、酷くないですかそれっ」

文は僕を押し倒すと、そのまま上に跨って来た。
しゃぶっているだけで既に文の方は準備万端だったようで、苦もなく文の中へと入っていく。

「清く正しい射命丸、そんなネタばっかり追ってませんよ」
「ちょっと文、冗談だって……」
「んっ……ダメです。今日はお腹一杯仙人を頂きますからね」
「わあ、助けてくれえ」
「あからさまに棒読みですね……。行きますよ……んっ……ッあ」

文が俺の上で腰を動かし始める。前後に揺すると膝が擦れてしまうので、直線的に上下に腰を動かしている。
お陰で、森林をバックに、肉棒が文の中を出入りしているところが良く見える。

「ん……。どうですか。こんなお天気の元、食べられる気分は」
「さいこ……最悪だよ」
「それはそれは。ふふふ、それでは、お望み通りそのお顔を撮っちゃいますよ」

文は動きを腰を回すような緩やかな動きに変えると、
惚けたような笑みを浮かべながら片手にカメラを構え、
僕の方を向いて何回かカシャカシャとシャッターを切った。

「ちょ、文、やめろよ!」
「だめです、ほらー、動かないで下さいよー……ぅぅあああっ、うごっ、動かないでっ」

こんな風に撮られてたんじゃたまらない。俺は強く腰を上限に振り、文の体を揺さぶった。
そそり立つ肉棒が、文の躰に激しく突き刺さる。

「あああぁぁ……んっ……はぁッ」

文はカメラを両手に辛うじて持ちながら、突き上げられる快楽に耐えている。
僕はその手からカメラをひったくり、快楽に喘ぐ文の姿を捉えて何枚もシャッターを切った。

「だ、ダメです、撮っちゃダメ……うぐぅぅっ……イクッ……イッちゃいます!」

文の躰が弓なりに反って、小刻みに震える。僕もそれに合わせ、文の膣内に大量の精を吐いた。
その最中も、絶頂に至る文を、そしてその後惚けた顔の文を、バッチリとフィルムに収めていた。
僕はカメラを脇に置いて起き上がり、荒く息をする文の口に吸い付いた。

「んっ……んん……むちゅ……ふぁっ、はぁっ……もう!酷いんですから!」
「ふぅー、窮鼠猫を噛むだな。食われる前に妖怪は退治しないと」
「んー……とはいえ、ちゃんとお腹一杯頂きましたけどね」

文は軽くお腹をさすって、クスッと笑った後、また口づけてきた。

「ちゅ……ちゅぶ……ん……ねぇ、○○さん。夜にまた……」
「またお腹が空くって?」
「もう普通にで良いですよぉ……たっぷり愛して下さいね」

二人で衣服を正し、愛の巣へと帰る。

「しかし……誰かに見られなくて良かったな」
「誰か居たって大丈夫ですよ。幻想郷一のスピードの私が追い詰めて証拠隠滅しますから」
「おお、こわいこわい」


二人が去った後の岩場から、小さな手がにゅっと伸び、次いで頭が出てきた。
河童のにとりだ。

(え、えらいもん見ちゃったなあ……)

その顔は、最近色づき始めた紅葉のように真っ赤だ。

「『ピンチをチャンスに!ヒーローセンサー!』で助けを呼ぶ声を拾ったってのに……あんなの見せつけられるなんて……う〜う〜う〜」

にとりは岩にしがみついたままじたばたしている。
ふと、視線の先に光るものが見つけた。岩をよじ登って確認しに行くと、それはカメラだった。

「カメラ……ああ、文のか。…………ちょ、これっ、二人で撮り合ってたやつじゃ!!」

前後左右、そして上下を確認する。誰も居はしない。

「こ、こんなところに置いておいてだれか悪い気を起こす奴が持ってっちゃったらたいへんだ。こここれはわたしがあずかっておこう」

にとりはぎこちなく台本を読むように、誰にともなくそう言った。
そしてリュックにカメラを突っ込んで再度周囲を確認すると、一目散に何処かへと消えていった。

その夜――

「ちゅっ……ん……○○さん……」
「文……。文、そういえば昼間の写真ってどうするの?」
「○○さんのヨガリ顔だけ現像しましょうか……」
「やめてくれよ。それで誰が得するんだよ」
「うふふ、私は見たいですよ?そうそう、カメラ、どこに置きました?」
「あれ、文が持って来たんじゃないの?」
「え……」
『カメラ!!!』


メガリス:2010/10/07 03:15:28

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このページへのコメント

その後、にとりは犠牲となったのだ。

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Posted by とある東方好き 2016年12月21日(水) 16:34:54 返信

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