東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

一昔はすごく騒がしかった地底の灼熱地獄。
その原因は、灼熱地獄の主であり、人騒がせな神に力を与えられた可憐な地獄烏のやんちゃ。
いつも通り紅白巫女が事件を解決し、その後は問題の神様たちの手が入りつつも、普段どおりの灼熱地獄であった。
僕は、そこで地獄烏……空と一緒に灼熱地獄の管理をしている。
元は外の世界にいたんだけど、気がついたら地底にいて、気がついたら空と仕事をしていた。
ちょっとおバカなところがあっても、基本的には一生懸命仕事をする彼女に、僕は気がついたら惹かれ始めていた。
でも、彼女は自分のことをどう思っているのだろう。一緒に遊ぶこともあるけど、そういった言葉はついぞ聞いたことはない。そもそも、自分は人間で、彼女は地獄烏。両方ともさとり様のペットではあるものの、種族の差は僕には大きい気がしたのだ。


そんな灼熱地獄も、神様の産業革命が進みさまざまな工事が行われていた。
結構な部分が様変わりしてきたかというころ、仕事を終えた僕は、買い物袋にたくさんの荷物を入れて地上に戻ってきた(と思われる)さとり様とお燐だった。
「あれ、どうしたんですか。さとり様、お燐」
「あら、○○が知らないのは以外ね」
「おくうが間欠泉地下センターで新しいお仕事をするようになる、そのお祝いさ」
「……え?」
間欠泉地下センター。そんな単語は空の口からはついぞ聞かれなかった。
お祝いをするってことは、結構遠くのほうに行くのかもしれない。
つまり、それは空と会えなくなるということ……!
「お燐、ありがとう」
即座に振り返り、走り出す。
「え、一体それはどういう……」
お燐が何か答えようとするが、自分は最後まで聞き取ることなく、目的の場所に向かった。
思いを告白するなら、今しかない。
空が遠いところまで行ってしまう、その前に。


「いいんですか、さとり様?」
「良い機会じゃない、実際にどうなるかまでは、私にもわからないわよ。私は未来までは読めないんだから。でも……いい方向に転がるといいわね」


来た道を戻り、仕事場の近くに行く。
空はそろそろ仕事を追え、制御棒などの装備を冷やし終えているはず。
果たしてその場所に行くと、空は制御棒を冷却水の中に入れて、自分も涼んでいたところだった。
「○○、どうしたの? なんか不思議な顔してる」
「え、あ、ああ、ごめん……でも、言いたいことが、あるんだ……」
最後の一言を聞くと、空が不思議そうな表情でこちらを見ている。
もう、逃げられない。
一歩近づいて、はっきりと言う。
「空……僕は……君のことが……好きだ」
「え?」
空がはっきりと、目を見開いた。
「もう一度……もう一度言ってくれる?」
「何度でも言うよ……僕は君が好きだ! 大好きだ! どんなことがあっても! 君が……!」
突然目の前が暗くなり、やわらかい重みが僕の体にかかる。
目が慣れてくると、自分が何をされているのかようやく理解した。
今、僕は、空に、抱きしめられている。
「私も……こんな日を、夢に見て……たの……」
お互いに正面を向き合い、誰からとなく唇を合わせる。
しばらくの唇の合わせあいの後、僕の口の中に空の舌が侵入してきた。
無我夢中で、舌を絡める。
お互いの唾液を絡ませ、飲みあう。
口を離したとき、銀色の橋が一瞬紡がれ、すぐに消えた。
「うれしいよぉ、○○……ずっと怖かったんだ、○○に嫌われるのが……でも、もう怖がらなくていいんだよね……」
空の目には、涙が溢れていた。

「こういうときはベッドにいくんだよね♪」
「なんだか積極的だね、空」
「うにゅ? そうなの?」
どうやらさっきの発言は天然らしい。
体を寄せ合いながら地霊殿の廊下を歩いていると、またさとり様とすれ違った。
さとり様は二人の姿を第3の眼でじーっと見つめると、にっこりと笑った。
「良かったわね、二人ともがんばりなさい」
「え……はい!」
突然のことで返事が出来なかった僕を尻目に、ちょっと詰まりつつも返事をする空。
さとり妖怪の眼で、お互いの恋心を知っていた故の言葉だということに気がついたのは、少し後のことだった。

僕の部屋に着き、二人で簡素なベッドに座る。
今度はこちらから口付けをし、僕のほうから舌を入れる。
「んんっ……んふっ……んうっ……」
積極的に舌を絡めてくる空。
僕は唇を離し、喉元にキス。
「あっ……」
空の軽い喘ぎが心地よいが、僕の唇は空の服に阻まれた。
「……いいかい?」
こくりとうなずく。
服に手を掛け、胸のボタンを外そうというところで、胸の赤い目に触れた。
「これ……」
「あ、これ? 取れるよ」
「そうなんだ……」
ゆっくりと、空の服を脱がしていくと、赤い目は自然と取れた。
そうして一枚一枚ずつ脱がしていくと、空の白い肌があらわになっていく。
一緒に自分も脱ぐのを忘れない。
数刻の後、僕と空は生まれたままの姿になっていた。
「綺麗だ……」
子供っぽい言動とは裏腹に良いスタイルに、僕は思わず感嘆の言葉を漏らす。
「あ、ありがと……」
空は恥ずかしがりつつも、何かが気になるようだ。
「大丈夫だよ、烏の姿の空もかわいいよ」
そう言った瞬間、空の顔が輝く。
「ありがと!」
空は僕に飛びついてきた。そのまま空と一緒にベッドに横になりながら、口付けをする。
僕は空の豊かな双丘に手をやり、そっと触れる。
「ひゃうっ!」
驚いた表情の空。悦んでいる感じではない。
「どうしたの?」
「そこ……そんな風に触られるとは思ってなくて……」
よく考えてみれば、烏におっぱいはなかったなぁと思う。
「そっか、でも僕は空のおっぱい好きだよ」
「ん、強くしても……大丈夫だよ」
空のリクエストに答え、触れるような手つきから揉むような手つきにタッチを変える。
大きく、それでいて張りを失っていない空の胸は、僕の指の形に合わせて形を変えていく。
だんだん空の表情に、先ほどまでの驚きとは違う悦びの感情が色づいてきた。
ほんのり色づいて勃っている乳首に気づいた僕は、それを吸う。
「んんっ! もっと、もっとぉ……」
空が僕の頭を抱えて離さない。僕も夢中になって空の左胸にむしゃぶりつく。
その間、右胸を揉むのは忘れない。
左手は、わき腹から腰、下腹部へと伸びていた。
ゆっくりと愛撫しながら、太ももを撫で……秘唇に触る。
「うにゅっ!」
空の体が強張る。
「大丈夫?」
乳首から口を離し、空のほうを向く。
「変な感じ……でも、続けて欲しいな」
「……大事にするからね」
こくりとうなずく空。その顔は真っ赤だ。
ゆっくりと大事なところを撫でる。びらびらを丁寧になぞりつつ、その奥へ……。
指を侵入させると、そこはしとどに濡れていた。
汗をかいているのとも、お漏らしをしているのとも違う、新しい感覚。
ぬるぬるとした感覚に、思わず手を離し僕は自分の指を見た。
白っぽい液体が指にまとわりついている。
「空、これ……」
「うん、すっごく気持ちいいんだ……舐めて。口で、ちゅっちゅして」
「わかった」
魅力的な胸から顔を離し、空の下腹部に臨む。
慎ましやかな叢の下に、紅く濡れた秘唇が見えた。
そこに思い切ってキスをすると、空が強く反応した。
「あっ……あぁんっ……」
中に舌を侵入させると、奥からたくさん空の愛液があふれていく。
「剥いて、お豆、剥いて……ぇっ! 来ちゃいそう、何か、来ちゃいそうなのぉっ!」
「うん……いくよ」
秘唇の上にある、包皮に包まれた果実を舌で丁寧に剥き……強く吸った。
そうすると、空の体が弓なりに反り、声にならない声をあげたかと思うと、秘唇から白い愛液を噴出した。まさか……イッた?
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!……はぁ……はぁ……」
空は息を荒げている。呼吸に合わせて豊かな胸が上下する。
「ちょっと……強かった?」
空はこくりとうなずく。
「メルトダウンしちゃった……でも、すごくいい……」
「少し、休もうか」
「○○……やさしいね」
空の隣に寝転がりながら提案すると、空が笑顔で答えてくれた。
僕も笑顔で返す。
しばらくニヤニヤしながらお互いを見つめあう。
でも、こんなことが出来るのはコレで最後なのだ。
空は間欠泉地下センターに行ってしまう。きっと別々の仕事をするのだろう。
そんな暗い気持ちが顔に出たのか、空はいぶかしげな顔をした後……僕の肉棒を掴んで来た。
「えっ!」
「○○暗い顔してる……きっと、ここを私のあそこ見たく舐めたら、○○気持ちよくなるよね?」
事実、空の暖かい手に包まれて僕の肉棒は脈打っていた。
「よく、わかったね」
「今思いついたの……私の前で、そんな顔しないで」
空は体勢を変え、僕を寝転がせると、思い切り良く僕の肉棒をその口でくわえ込んだ。
暖かい。
空の暖かさと、舌のぬめりを感じて、僕の肉棒はまた脈打った。
空は必死に僕の剛直にむしゃぶりつき、口を動かす。
「んんっ……んふうっ……ひもひいい?」
「うん……そんな口使い、どこで覚えたの?」
その問いにきょとんとした顔の空。それでも奉仕は忘れない。
「(天然、か……)」
烏は本当は頭のいい鳥だと聞いたことがある。空の隠れた才能のひとつなのかもしれない。
そう思っていると、突然空が口を離す。
「こうしたほうが……いいかな?」
空は……おもむろに自分の豊かな胸で濡れた僕の肉棒を包み込んだ。
胸のやわらかさと舌使いが、肉棒をさらに硬くさせる。
「すごく……気持ちいいよ、空」
僕の言葉に空はにっこりと笑い、奉仕のスピードを速める。
その奉仕に、僕の肉棒からこみ上げてくるものを感じる。
「で、出る!」
僕の制止を聞かずに奉仕を続ける空。
空が器用にまた口でくわえ込んだ瞬間……爆発した。
「にゅっ! ん……」
空の口の中で暴発し、白濁を放射し続ける肉棒に恥ずかしさを感じていると、あることに気がついた。
「……こく……こく……」
喉が動いている……飲ん、でる?
想像もしていなかった空の行為に、肉棒の暴発が止まるまで僕はそれを止めることが出来なかった。
粘つくものを飲んだ空は、苦しそうに喉を鳴らす。
「空、大丈夫かい?!」
あわてた僕に空は笑みを浮かべる。
「○○から出たものだもん……なんだって、おいしいよ」
――その言葉に、僕の中で熱いものが、性欲やそれ以上の感情がこみ上げてきた。
目頭は熱暴走し、理性はメルトダウン。肉棒からはプルトニウムがこみ上げてくる。
攻守逆転、僕は空を押し倒す。
その行為が意味することは、さすがに空も知っていたようだ。
「ん、いいよ……私も初めてだけど、フュージョンしよ?」



空をベッドに横たえ、肉棒を空の秘唇に当て、ゆっくりと……押し込む。
「んっ……!」
空の体が強張る。
快感に震えているわけではないことは、空の表情でわかった。
「……痛い?」
空は首を必死に振る。でも、辛そうな表情はこちらまで辛くなりそうだ。
まだ早かったのか、と思い体を離そうとすると、空に強く抱きしめられる。
「やめないで、最後まで……入れて」
「痛いよ?」
「いいの……」
覚悟を決め、空の膣内に僕の肉棒を押し込み続ける。
何か引っかかる膜を感じたが、覚悟を決めて、腰を進め……膜を破く。
「―――――――――ッ!」
歯を食いしばり、僕の体にしがみつく空。
痛みをさらに与えないように、暴発しないように、肉棒を進め……最奥までたどり着く。
「全部、入ったよ」
「うん……私の中で、あなたが大きくなってる」
「痛い?」
僕が気にしていた一言に、空はうなずく。
「でも、うれしい」
目尻にたまった涙は、痛みの涙だけではなかった。
でも、空の痛みが引くまで、お互いを抱きしめあったり、キスをしあったり……。
しばらくした後、空が耳元でささやく。
「もう、いいよ……来て」
「うん……行くよ」
体を少し持ち上げ、ゆっくりと腰を動かす。
「んっ……んっ……あっ……」
傷つけないように、やさしくいたわるように……。
空の透き通る声が、お互いをだんだんと高めていく。
「もっと……もっとぉ……」
結合部から水音が漏れ出したころ、空はおねだりをし始めた。
「うん、強く行くよ」
僕は動きを早め、ストロークを強くする。
水音は激しくなり、僕の体の下で揺れる空の豊かな双丘。
「あっ! あんっ! あっ! あっ!」
体をぶつける音が部屋中に響く。
空の膣が僕の肉棒を締め付ける。ひだが僕の快感を高める。
先ほどの辛そうな影もなく、空は顔を真っ赤にし、全身で快感を受け止めていた。
ふと、空が僕の首に手をかける。
「抱いて……抱きしめて……」
空のリクエストに答えるべく、空の体を持ち上げ、お互いに向かい合う格好になる。
僕の胸板で空の胸がつぶれ、挿入が深くなる。
こつんと、僕の肉棒が空の膣内のさらに奥に触れる。
「うにゅっ!」
触れた瞬間、快感に震える空。
「ここがいいの?」
「うん、もっと突いて」
「ああ」
抱き合ったまま、腰を動かす。
抜いて、突く。奥にぶつかるように。
「あ、あ、あ、あ、あんっ! あんっ! んんっ!」
今までで一番激しいあえぎ声。
「○○、○○ぅ……!」
「うつほ……うつほぉ……!」
お互いがお互いを求め合う。体も、心も。
唇が、舌が、乳首が、心臓が、性器が。
すべてが混ざり合い、フュージョンしていく。
「来ちゃうの、また、来ちゃうのぉ!」
「僕も、僕もだ!」
「わたしのなかに、いっぱいかけてぇ!」
動きは激しくなり、僕は空の最奥を――思い切り突いた。
「あぁぁっ、ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!」
空の体が弓なりに反り、僕を強く抱きしめる、体も、膣内も。
急速に収縮する膣の衝撃で、僕も精を解き放つ。
――びゅるっ! びゅるびゅるっ! びゅー、びゅー……
今、僕の精液は空の膣内を、子宮を汚している。
トクントクンという音は、お互いの心臓の音か、はたまた僕が精を空の膣内に注ぎ込んでいる音か。
「びゅーびゅー出てるね……うにゅ……」
えへへ、と笑い空は僕を優しく抱きしめる。
結合部では、破瓜の赤と精の白が混ざり合い、シーツを汚していた。


僕の思いは成就した。
だが、その思いとは裏腹に、僕たちは離れ離れになる。
今は同じベッドの上だけど、すぐに離れてしまうのだ。
「……遠いんだろ?」
「うにゅ?」
「間欠泉地下センター」
「ううん」
今、空の口から信じられない言葉を聞いた気がする。
「本当、かい?」
「わたしまた忘れてたのかなー、灼熱地獄の熱を使ってるから、そんなに遠くはないよー」
せいぜい○○が歩いてちょっとかな、と空は付け加えた。
この恋は――終わりじゃなかった。
「それにさ、遠く離れても、私たちが死んでも、ずーっと、ずーっと一緒だよ♪ さとり様が言ってた。強い愛は永遠だって、だから――」
これからも、いーっぱい愛し合おうね♪
僕の腕の中で、空は満面の笑顔を浮かべた。
二人の愛は永遠だ――今までくよくよ悩んでいた自分に別れを告げ、僕はその言葉を信じることにしたのだった。







「こいし、出てきなさい」
さとりの自室の影からひょっこり出てくる彼女の妹、こいし。その顔はニヤついていた。
「あなた、空に何かしたようね」
「えへー、バレた?」
空が間欠泉地下センターのことを○○に言うのを忘れていたのは、こいしの無意識の能力のせいだった。それをさとりは見抜いていたのだ。
「別にいいでしょー? ああしなければ、二人はあのままだったよ?」
「とがめようというわけではないわ。どうしてあなたがそんなことをしようと思ったのか。それがただ聞きたいだけよ」
紅茶を飲みながらさとりは言う。いくら人が接しようとしてものれんに腕押しだったこいしが、どうして人助けの真似をしたのか。姉であるさとりでさえも、この真実を知れば気になるところだろう。
「――別に。ただ○○と空には幸せになってもらいたかっただけだよ♪」
「そう、なら――いいわ」
さとりはこいしの心は読めない。だが、○○の名前を言うときの反応が普段と少し違ったのを、見逃さなかった。あえて黙っていたのは、姉故の気遣いだ。
さとりが振り返ると、こいしの姿は消えていた。ひょっとしたらお祝いにも来ないかもしれない。
「やれやれ、がんばりなさいよ、○○」
さとりのつぶやきは虚空へと消えた。


こいし
「お空の無意識に入り込んでセンターの場所を忘れさせたはいいけれど……やっちゃったのが原因で思い出しちゃったか♪ てへ♪」




4スレ>>12 ロダicyanecyo_0245.txt

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