東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

ある夜のこと。俺は体に何かがのしかかっているような感覚を感じ目を覚ました。
「あ……起きたのね……」
「え、な……」
目の前には尻があった。股間の辺りに何か感触がある。これって……
そう思っていたらのしかかっていたものが俺の体から離れていく。のしかかっていたのは面霊気の少女秦こころである。
外観から醸し出す雰囲気は無気力そうな、神秘的な雰囲気なのだが、
実際はその内面に数多の感情が内包されている。
彼女はお面によって口調が変わり、性格さえもが変わっているように見える。
内に眠る感情をお面によって引き出しているようなものかもしれない。
そんな彼女が何の仮面も付けず、それどころか身に一糸纏わぬ産まれたままの姿
――という言葉が適切かどうかは不明。彼女がお面から少女の姿になった時、その時からいつも見ているようなチェック柄の服と顔をあしらった膨らみのあるスカートという格好だった可能性が高い――でいた。
普段も少しミステリアスな雰囲気がしていたが、薄明かりに照らされた彼女は更にミステリアスな雰囲気がする。
おっぱいは意外と大きいのでか細い少女という雰囲気は少ない。服を着ているときは小さく見えたので、きっと揺れないようにさらしを巻いていたのだろう。
だがぷにっとした股に通った一本すじと、滑らかそうな無毛地帯が確かに少女だということを主張している
気圧されそうになりながらも「な…何の用だよ…」
「あなたの亀棒を貰いに来たの」
俺の言葉に静かな声で即答した。キボウ……亀頭……亀の……棒………キボウ…うむ、言い得て妙である。
そういえば何故彼女は面を使わないのだろう。はたしてこれが彼女の素なのだろうか。
いや、彼女は面霊気。面の妖怪である以上面も彼女自身の表情であり心なのだろう。
あ……もしかして前に「儚げで神秘的で静かな口数少なそうな女の子とかいいよね」とか口にしたからか?
もしかしたらこころがそれを聞いていて、外見と合わせて表情変わらぬ顔を神秘的な少女とみなして儚げな神秘的少女な面を出している、あるいは演じているのかもしれない。答えはわからないが。
そう他事を考えて静めようとした俺だったが、やはり肉体的な刺激に対しては焼け石に水だった。
「ふふふ…私の親指程の大きさだったのに、弄ったり舐めたり咥えたりしていたらこんなに大きくて、
こんなに硬く……いえ、ほんのちょっとだけふにふにしているわね。不思議ね……」
こころが驚くほどに俺の亀棒ははちきれんばかりに膨らみ、少し弾力を残しながらも硬くなっていった。
「ふふふふ……いよいよね。あなたの亀棒はこの私の神聖な暗黒蜜壷に飲み込まれる運命よ」
…………ミステリアスっつーか単なる厨二じゃね?
そう思いながら呆れて自身を鎮めようとするもこころが己の秘所を開いて見せ付けてくるのを見ないではいられなかった。
鮮やかな薄ピンクのそれは何かが完全に覆っていた。無垢なる身体という証の処女膜なのだろう。
膜といっても本当に全部閉じているわけではない。しかしまれに本当に閉じているものもあることは俺だって聞いたことはあった。
そうして俺が考えている間に意を決したこころは己の秘所に俺の亀棒の先端を宛がった。
俺は何もしなかった。いや、するだけ無駄だろう。彼女は幻想郷の強者が束になってかかってきても簡単に倒せるくらい強いのだ。俺なんかが抵抗したところでどうしようもない。
それに、これはもしかしたら夢なのかもしれない。こんなかわいい女の子が俺なんかに好意を寄せるはずがない。
夢だからこそこんなに都合の良い展開になるのだろう。何回か悪夢にうなされたことはあったけど。
「いくわよ………………えいっ!!」
そんな風に半ば現実逃避し、こころが何を喋ったのかもほとんど聞いていなかった俺を現実に戻す程の刺激が流れてきた。
俺の亀棒に秘所をあてがっていたこころは、俺の亀棒を飲み込みはじめた。
だが、こころの秘所は完全に覆われているため、挿入には至らなかった。
仮に膜に隙間があってもそれに彼女は身体が小さいゆえに、平常時より大きくなったとはいえ、平均から見たら小さい(と思う)俺の亀棒といえどなかなか入らないだろう。
「んっ……んっ………」
根元から折れないように手で掴みながら、顔からは窺い知れないが痛みを我慢し必死で飲み込もうと何回も勢いをつけて腰を下ろし続けるが挿入らない。
「おい、もうやめろ!このままやったって痛いだけだろ!だから……」
いよいよマズイことになりそうだと思い今までにない口調で必死で説得する俺。
互いの一番敏感な部分が触れ合っているために、経験なんて全くない俺には想像以上の刺激であり、すぐにでも射精してしまいそうであった。
ふと一瞬、こころが動きを止めた。諦めたのだろう……なんてことはまずないと思った。
そして、表情こそ変えなかったものの、口元の僅かな動きから、歯を食いしばったのだろう。
「これで…………ッッッッ!!!」

ブツッッ!!

勢いを付けたこころが自らの全体重を集中して全力で俺の亀棒に膜を破らせた。
こころの膣内に勢いよく挿入った俺の亀棒は、瞬く間に先端が何か、恐らく子宮口に当たった。そして根元まで俺の亀棒が挿入っていった。
結合部から血が流れ出る。それは、彼女が俺によって女にされたという証であり、俺が彼女の無垢な時の最後を知る存在という証だった。
穢れなき少女であったこころを女にしてしまった俺はもはや堪える力も入らなかった。

ドプンッ!!

俺の亀棒から今までにない感じの何かが吐き出される感覚がした。

ドクンッ、ドクンッ……

俺はこころの無垢だった胎内に新たなる時代を作っていく希望を産み出すもの……要するに子種を叩き付けていた。
それは外に流れ出ることのないよう、絶対に妊娠させてやるといわんばかりに、とても粘度が高かった。それが俺自身にも初めての大きな快楽を与えてくれた。
快楽に酔いしれている内に射精が終わっていた。
ドサっと倒れてくる衝撃に俺は快楽から解き放たれ、現実に戻された。こころが倒れ込んでいた。顔を見るといつもの無表情な顔をしながら、涙を流していた。
それは破瓜の痛みなのか、それとも胎内に俺の子種を吐き出されてしまったからなのか……
「……ごめんなさい………」
こころは姥の面をしていた。確か哀しみを表す面だ。
「……なぜこんなことを?」
先程から感じていた疑問を口にした俺。
「私にもよくわからないの………」
「は?」
「わからない……だけど、あなたがいつも自分の感情を表に出しているのを見てて、私にはないものを持っているのが羨ましかったのか……」
いや……俺はいつも出してるわけじゃなく、むしろ表に出さないことも…………
まあ確かに驚いた時や笑った時は我慢することなくすぐ顔に出しちゃうけど。
「それでね……あなたといたら私も今の自分から変われそうな気がして……
 でも私の顔は表情がなく、お面でしか表せない。あなたが『女の子はかわいい笑顔が一番だね』
 って言ってるのを聞いて、あなたとは一緒にいられない気がしてきて……
 そう思っていたら身体が勝手に動いて、つい……」
涙ながらに語るこころ。よくわからないが恐らく俺に愛情を感じていたのかも知れない。そうじゃなきゃ………
「……でもあなたは涙を流している……私にこんなことをされて迷惑だったのね…………」
こころに言われて気が付く。俺は涙を流していた。前から好意を抱いていた少女の初めての相手になれた喜び、
それもあるかもしれないが、なによりもこころがこんなことをしてしまい、
穢させてしまうまで思い詰めさせてしまった自分の不甲斐なさ、
甘酸っぱく初々しい関係でいる機会を喪ってしまった後悔とで入り混じった複雑な感情だろう。
「私なんかが重いものを背負わせてしまってごめん…」
「そんなわけない!」
「……え……?」
全力で否定する俺に不思議がるこころ。
「そんなわけはない!俺は心から愛しいと想えた君の初めての男になれて嬉しかったんだよ!」
「でも泣いて…」
「嬉しくって泣くこともあるんだよ」
俺はあえて嬉しいから泣いているとだけ言った。複雑な感情が入り混じっていることは今は言うべきじゃないと思ったからだ。
「じゃあ……私と一緒にいてくれるんですね……?」
「もちろんな」
「じゃあ……今度はあなたから動いて、気持ち良くなって……」
そう言われて気付いた。亀棒はまだまだ硬く、彼女も離すまいと言わんばかりにきつく締め付けていた。
「……じゃあ動くよ」
「うん……私、我慢するからね……」
こころの健気な姿にまた涙を流しそうになる俺。だがこころは俺が気持ち良くなることを望んでいるのなら、俺が気遣い過ぎても駄目だろう。
俺は意を決して動いた。今度は俺がこころに覆いかぶさる形、正上位になった。そして一旦引き抜くような感じで腰を引き、引き抜かないうちに打ち付けた。
「んんっ!」
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫だから…続けて……」
苦しいかもしれないのに、それでも俺のことを考えるこころ。俺はこころを必要以上に苦しめないように、かつ遠慮しすぎないように動き続けた。

じゅぶり、じゅぶり、じゅぶり……

力を加減する程度の余裕しかなく、相手を気持ち良くさせる事などほとんどできなかった俺だが、こころは俺が気持ち良さそうにしているのを見て何も言わなかった。
気がつけばまた限界が近付いた。
「すまない、もう…」
「いいよ、そのまま…」
こころは俺の腰を脚でかためた。俺だってこころの胎内に全ての想いを吐き出したい!
俺は躊躇うことなく腰を全力で打ち付けた。
びゅるるるっ!!
さっきとは違いとても勢いを感じ、これもまたとても気持ちがいい。

びゅるるるっ、びゅるるるっ、びゅるるっ!!

結合部を見ると律動する度に僅かに朱の混じった白濁液が飛び散っていた。
もしかしたらさっき最初に出した時こころの胎内や、その奥の、女の子が生み出す赤ちゃんの素が生まれる所まで全てを満たしていたのかもしれない。
一回目の時よりも永く感じている間、俺はこころをきつく抱きしめ、こころも俺を離さない。
永い放出の後、やっと俺は解放された。とは言ってもまだこころの膣内に俺の亀棒は挿入ったままだが。
「ふふ……あなたの満たされたような顔を見ていたら私まで……なんだか変な気分……に…………」
「こころ?」
俺が呼び掛けても返事がない。すやすやと寝息をたてているからどうやら寝てしまったらしい。
こころの感じた変な気分というものがなんなのかはよくわからない。
俺はテクなんてないから気持ち良くさせられたなんて思えばしなかったが、
妖怪は精神の生き物みたいな話を思い出したら、ひょっとしたら俺が気持ち良かったことが嬉しくてこころ自身も満たされたのかもしれないと思えてきた。
真実はわからないが今はこの瞬間を大切にしよう。俺はすやすやと眠るこころを抱きながら、次第に眠りに落ちていった…………


こころと初めて結ばれてからしばらく後の七夕の日。その日は猛烈に暑く、体調もほんの少しおかしい気がした。
「なんだか体がだるいなぁ…」
「おいおい、自分の身体くらい自分で管理しておけよな」
「……あとすっぱいもの食べたい」
俺が人のことを言えないからかスルーするこころ。
「えっ!?」
「えっ!?」
白蓮と神子が何か驚いたみたいだが暑いから考える気もない。
「だからな、この時期は寒い時もまだあるから特に気をつ……」
「…………」

チュッ

「!?」
口を酸っぱくして注意する俺の唇になにかが触れた。こころのやわらかくてあたたかい唇が俺の唇に一瞬ふわりと触れていたのだった。
「…………酸っぱくない……しかも初めてのキスなのに全然……」
そういえば俺ってこころとキスしたことはなかったなあ。順序が無茶苦茶だ……いや、この状況は……
ふと周りを見ると不穏な空気だった。
周りからの視線が痛い。白蓮の視線はなかったが、それは卒倒して気を失っていたらしいからだ。
ちなみに神子は「お前の力で何とかしろ」と言わんばかりの無言の圧力。
とにかくこの状況をなんとかしようと俺は
「早速永遠亭で診断してもらうために出かける!」
と言って俺は逃げるようにこころと一緒に出かけて行った。


診断の結果、こころは妊娠していた。どうやら初めて結ばれた時に授かったのだろう。
膜が開いてなかったことを考えたら初潮もまだだったのだろう。
たまたま排卵日に結ばれたわけだ。こころがあんなことをしたのもそのせいかもしれない。
ちなみに初潮だと排卵はまだとかいう話を聞いたことがあったが、ここは幻想郷だから常識じゃ考えにくいこともあるのだろうとあっさり思った。
妊娠がわかったこころは何回もガッツポーズをして永琳先生に注意を受けていた。
俺永遠亭に来たついでに少し診察してもらった。あまり頑張りすぎないでと注意された。
その後待合室で診断結果を待っている間にふと短冊の掛けられた笹を見てみた。
『こころがいつまでも私達といられますように』
白蓮の字だ。すみません、どうやらしばらくはいられないかもしれません。
そして別の短冊に目をやると
『笑顔の絶えない家族でいられますように』
と、墨の乾ききってない字でかいてあった。これはこころの字だ。
この言葉は色々な意味で捉えられるかもしれない。こころは表情が変わらない。だから笑顔の絶えない家族を作ることは難しいかもしれない。
診断結果を受け取り、支払いをした俺は歩きながら考え続けた。
そして完全に覚悟を決めた。こころと一緒に夫婦として、家族として生き続けていくと。
苦しいこと、辛いこと、たくさんあるかもしれない。だけど、俺の側にはこころがいてくれる。
こころは俺の希望であり、俺もこころの希望だ。たとえ僅かでも希望がある限り、俺達は生きていける!
希望に満ちた未来、こころが笑顔を見せてくれるとき、それが来ることを信じて生きていけば必ず幸せになれる。
そう想いながら俺は未来の妻が待つ永遠亭の入口………いや、希望の未来への入口へと歩いていった。


―終―


イチャネチョするロダ : icyanecyo_0395.txt

このページへのコメント

派生すぎて、心ちゃんのファンは、怒ると、思いました。でもめでたく終わったのでとても
いいと、思いました(^_^)

0
Posted by JUー(ボカロ好き) 2013年11月11日(月) 16:26:06 返信

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