東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

「ん、こんなもんかな」

味噌汁の味見をしながら、僕はひとりごちた。
幻想郷に迷い込み、野たれ死ぬ寸前に運よく白狼天狗の椛さんに拾われた僕は、家事や裁縫が得意だったため、家政夫兼愛玩動物として飼ってもらっている。
今日もいつも通り、椛さんのために、お風呂と夕食の準備をしていたところだ。
そうこうしていると、玄関の外に誰かが降り立つ音が聞こえた。
どうやら、椛さんが帰ってきたようだ。
僕は出迎えるために、玄関の戸を開けた。

「ただ今戻りました」
「おかえりなさい、椛さん。今日もお疲れ様です」

僕は満面の笑みを浮かべ、哨戒任務のシフトから戻った椛さんを出迎えた。

「御飯とお風呂、どちらにしますか?」
「そうですね。汗をかいたので、先にお風呂をお願いします」
「分かりました」
「待ちなさい」

準備をするために椛さんに背を向けたら、ぐいっとばかりに首根っこを掴まれた。

「えっ?」

そのままひょいっと猫でも掴むように持ち上げられ、椛さんのほうに引き寄せられる。
椛さんは僕の服の上に鼻を押し付け、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。
顔をうずめるようにして全身の匂いをくまなく嗅いでいく椛さん。
ああっ。そ、そんなところの匂いまで嗅がないでくださいっ。あふう。

「私以外の女の匂いがします」

ひとしきり匂いを嗅いだ椛さんは、ジト目で僕を見上げた。
僕は慌てて、食材の買い出しに人里に向かった時、同じように買い出しに来ていたアリスさんと会ってちょっと話をした事や、寺小屋の近くを通った時に慧音さんに挨拶したことを説明した。

「むう…」
「ちょっと挨拶や世間話をしただけですよ」
「私が文さんに馬車馬のようにコキ使われてる時に、貴方は私以外の女性とイチャネチョしていたわけですね」
「なんでそうなるんですか」
「言い訳無用です」

椛さんに引きずられるようにして、風呂場に連れて行かれた。

「不愉快な他のメスの匂いを洗い流します」
「あ、ちょ、ちょっと待ってくださいって! きゃー!?」

抵抗する間もなく裸に剥かれ、浴室に放り込まれた。

「洗ってあげますから、じっとしていなさい」

スポンジを手にした椛さんが、背後から僕に密着してきた。もちろん全裸で。
泡の染み込んだスポンジで、椛さんは僕の身体をゴシゴシと擦り始めた。
むしろスポンジで擦ると言うよりも、身体を擦り合わせてきているかんじだ。

「動かないでと言ったでしょう。汚れが落ちません」

ほんの僅かに身動ぎをしたところ、椛さんが咎めるように言った。

「あ、あの。自分で洗えますから」
「駄目です」

椛さんは、僕の背中に胸を押し付けてきた。
スレンダーに見えて、結構胸があるんですね。
そんな事をされたら、当然身体の一部が力強く反応してしまうんですが。

「……ここが一番汚れているみたいですね」
「ふあっ!?」

泡だらけの椛さんの手が、その「力強く反応」している部分を掴んだ。
中途半端に被っていた皮をひん剥いて、先端やエラの部分、裏筋に丁寧に泡を塗り込んでいく。

「あっ、や、やめっ、くうっ…!!」
「随分と汚れが溜まっているようですね。しっかり擦り落としてあげます」

宣言と同時に、椛さんは手を勢いよく上下に動かし始めた。
ぬちゃぬちゃという卑猥な音が浴室内にこだまする。
どう見てもPTです。
本当にありが…うっ!

「きゃっ!?」

痺れるような快感が背筋を駆け登り、先端から勢いよく粘液が吹きだした。
噴水のように噴出したそれは、椛さんの手を汚し、びちゃびちゃと風呂場の床に撒き散らされた。

「……何のつもりですか、これは。せっかくきれいにしているのに、こんなものを出して」

椛さんは、手にかかった粘液を指先で弄りながら、咎めるように言った。

「そ、それは、椛さんが…」
「言い訳無用です」
「あうっ!」

椛さんは、イったばかりで敏感な一物を、きゅっと握りしめた。
そして、そのままコシコシと扱き始める。

「き、気持ち良さそうに目を細めないでください!」

そ、そんなこと言われても。
性欲を持て余す若い男に堪える事なんて無理ですよ。
………うっ。

「きゃっ! ま、また…!? しかも、さっきより早いじゃないですか!」
「も、椛さんがテクニシャンなんですよ」
「これじゃ、いつまで経っても綺麗にならないじゃないですか。自重してください」

そ、それはむしろ、こっちの台詞なんですが。




数時間後。

「ううう…上せました…」

すっかりゆだってしまい、ぐったりとしている僕。

「自業自得です」

そんな僕をお姫様だっこで抱えながら、椛さんは頬を膨らませた。
良い男が、見た目少女の椛さんにお姫様だっこで運ばれている。
中々にシュールな光景だ。

「あなたが、何度も何度もはしたなく出すからです。おかげで綺麗にするまで時間がかかり過ぎました」

僕が悪いんですか。

「さて、綺麗になったところで…」

椛さんは僕を寝室まで運び、僕を布団の上に横たえ、覆いかぶさって来た。

「マーキングのし直しですね」
「も、椛さ…んむ…っ」

何か言う前に、椛さんに唇を塞がれた。
貪るように激しく舌を絡め、唾液を送り込みながら、僕の舌と唾液を吸い尽くそうとする。
そうやって、たっぷり10分ぐらい舐られた後、ようやく椛さんは僕の口を解放した。
軽い酸欠状態になっているのか、頭がボーっとする。
それで終わりではなく、椛さんは瞼の上や耳朶、首筋や鎖骨などに、キスだけではなく、血が出ない程度に軽く歯を立て、隈なく痕を残していく。
もちろん、下半身も疎かにはしない。
下の口を僕の下半身に丹念に擦りつけてマーキングしていく事を忘れない。

「またここをこんなにして…」

椛さんは、充分に潤っている下の口を、僕の一物に擦りつけながら言った。
風呂場であれだけPTされたにもかかわらず、僕のソレはまるで聳え立つ空想のようにいきり立っていた。
しかも、椛さんの下の口で丹念にマーキングされたおかげでテカテカと黒光りしている。

「も、椛さんっ」
「わふっ!?」

辛抱堪らなくなった僕は、素早く体勢を入れ替え、椛さんを組み伏せた。

「僕も、椛さんにマーキングして良いですか?」

椛さんの秘所を一物の先端で軽く突きながら言った。

「な、何を言ってるんですか。ペットのくせに…」
「だからこそですよ。椛さんだけが、僕の飼い主だっていう印を付けたいんです」
「だ、駄目ですっ、そ、そんな事…!!」

僕は、椛さんの言葉を遮るように腰を推し進めた。

「いっ!? あっ、くうっ…!! いた…っ…ああっ!!」

あ、あれ。意外とキツイ。もしかして…。

「椛さん、初めて?」

僕が尋ねると、椛さんは潤んだ目で僕を見上げた。
痛みに堪えるように下唇を噛みしめ、フルフル震えている様子が溜まらなく愛しい。

「い、痛くしないで、ください…ね?」
「努力します」

答えると同時に、椛さんの腰を抱え込み、一気に腰を推し進めた。

「いっぐ!? うあ、うあああああっ…!!」

椛さんが大きく目を見開いて硬直する。

「いっ、ぐっ…ああっ! 痛く、しないでって、言ったのに…!!」
「ご、ごめんなさい。でも、一気に道を作った方が良いと思って」

ってか、椛さんの中、とても心地良いです。
処女なんてキツイだけで大して気持ち良くないんだけどな。
ううむ、凄いフィット感だ。

「ご、ごめんなさい。ちょっと動きますね」
「ああっ!?」

驚愕の表情を浮かべる椛さんの腰をしっかりと抱え込み、僕はガツガツと腰を突き上げた。
一物の先端がコツコツと子宮口をノックする。

「あんっ! お、奥にっ、あたっ、てっ…ああああっ!!」

とぷん。

あ、出ちゃった。
出すつもりではあったけど、いくらなんでも早すぎる。
自分の早漏ぶりに悲しくなってしまった。

「あっ、ああっ、だ、出した…!?」
「そりゃあ、マーキングですから」

僕はしれっと答え、椛さんの子宮内をしっかりとマーキングするべく、先端をしっかりと子宮口に押し当てた。

「椛さん」

呆然とする椛さんの耳に、出来るだけ優しく囁いた。

「これからも、毎日マーキングしてあげますね。椛さんこそが僕の飼い主だっていう印をたっぷりつけてあげますから」








……そんな感じで、マーキングしたりされたりな生活を毎日続け、数か月が経過した。
そしてそこには、大きくなったお腹を抱えた椛さんの姿が。

「ふ、不覚です。この私が、まさか、ペットににんっしんっさせられるなんて…」
「毎日欠かさず椛さんの中にマーキングした甲斐がありましたね」
「わ、笑い事ではありません!」

椛さんは涙目で僕を睨みつけた。

「おかげで、隊の僚友達にはからかわれるし、文さんには新聞のネタにされるし、散々です」
「じゃあ、産まないんですか?」
「誰もそんな事は言っていません! この子に罪はありません!」
「でも、椛さん。僕の子供をにんっしんっして嬉しいんでしょう?」
「ぺ、ペットに孕まされて嬉しいわけが無いでしょう!?」
「じゃあ、どうしてそんなにパタパタ尻尾を振ってるんですか?」
「う…」

言葉に詰まる椛さん。
名前の通り顔が紅葉色に染まってますよ。

「楽しみですね。男の子なのか女の子なのか」
「そう…ですね」

慈しむように自分のお腹を撫でる椛さん。
うん、美しい。
ムラムラしてきた。

「ところで、椛さん。もう安定期でしたよね」
「それが、どうかしたんですか?」
「赤ちゃんにもマーキングしようかと思って」
「な、何を言ってるんですかー!?」
「だめ?」
「だめですっ! 子育てが終わるまで自重してください!」
「むう…」



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