東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

突発的に思いついたので書いてみた。なんか書いてるうちにエロくなくなり、展開が強引になってしまったがご了承ください。


ある日の昼。紅魔館地下。「フランの部屋」とプレートが下がっているドアがある。
その部屋の主、フランソール・スカーレットは、今夜がくるのを楽しみにしていた。
しかしそうはいってもまだまだ夜までは長い。時間をつぶそうと彼女は部屋を出て、大図書館へと向かった。

しばらく後。無人のフランの部屋は意外な人物の来訪を受けた。彼女の姉、レミリア・スカーレットである。
レミリアは誰もいないことを確認すると、ドアを閉め、一息ついた。
「フランはいないのね……」
そう呟くその顔は、むっとしていた。
(あの日の夜……うー! もやもやする!)

三日前の夜。レミリアは自分の旦那とフランが抱き合っているのを見てしまった。
それだけでレミリアが怒っているのなら非常に嫉妬深いと言えるが、無論それだけではない。
というより、レミリアは館の皆に「自らの旦那を『或る程度までなら』自由に愛してよい。『性的な意味をも含む』」と許可を出しているのだ。
それは自分の旦那に館の皆も愛情を持っているというのを知っていたからだし、旦那と自らの間にある愛こそ最も強いと信じていたからだし、
事実旦那は皆に愛され、皆を愛しながら、そのうえでレミリアにそれ以上の愛をもって答えていたからだった。

【旦那は『共有財産』であり、同時に『レミリアの私有財産』である】
この事を館の全員が納得して、決して抜け駆けをしないという、奇妙な多角関係が成立していたのだ。

しかし三日前の夜。旦那とフランは抱き合っていた。フランが誘惑していたというのならまだよかった。
一目見ただけで何か深刻なことが起こったとわかる雰囲気であり、フランの顔は見えなかったものの、旦那の顔は悲しそうで、泣きそうだった。

そう、レミリアが今持っているのは嫉妬ではない。自分よりもフランのほうが旦那と心からつながっているのではないかという不安だった。
思いだし、心が不安定になりかけたところで、レミリアの目はあるものをとらえた。
あけっぱなしのクローゼットの中に、フランがいつも来ている赤い洋服が、かけられていた。


15分後、そこにはフランドール・スカーレットがいた。
レミリアはフランの服を身につけ、フランの帽子(スペア)をかぶった。それだけではなく、妖怪としての能力をフルに使い、自らの肉体を変化させた。
特徴的な翼の形、姉妹で違う髪の色、筋肉の付き方……完全にコピーした。
絶対にばれない、いやばれるほうがおかしい、完全な変装であった。

いやまて、フランになったのはよい。しかしよく考えれば、フランになってどうするというのか。
自分の行動の間抜けさにレミリアが気付くと同時。

コンコン 「フランー? いるー?」
「え!?」
思わずレミリアは声をあげてしまった。勿論喉のつくりも変えているので、出たのはフランの声である。
まずこの部屋にわざわざ来る者がいるというのも驚いたし、なにより聞こえてきたのは今一番会いたくない人の――
止める間もなくドアを開けて顔をのぞかせたのは、最愛の人、レミリアの旦那だった。
見られてしあった。自分が妹の服を着て、妹になりきっている所を! あまりの恥ずかしさに顔が真っ赤になるレミリア。

一瞬の沈黙のうち、旦那は、
「やぁこんにちはフラン。今日も可愛いね」
そう言ってフランになったレミリアをハグした。(以下、ややこしいので単にレミリアと表記)

真っ赤な顔のままハグされるレミリア。
(○○……気づいてない?)
考えてみれば当然である。コスプレでも変装でもない、体そのものを作り変えているのだから。
「遊びに来たんだ。会うのは3日ぶりだから、いろいろお話もしよう?」
そういうと旦那は一度ハグを解くと壁に寄りかかりながら床に直接座り(そもそもこの部屋に来客用の椅子なんてない)、
「……座る?」
胡坐をかいた自分の足元を指差した。


旦那の胡坐を生んだ足の中に座り、レミリアは旦那の話を聞いていた。最近のことを色々話す旦那に、適当に話を合わせていた。
やがて。
「じゃぁ、そろそろ本題なんだけど……約束のあれ、する?」
「え? 約束って?」
「…………忘れちゃった? ほら、三日前の夜に、さ」
(あのときのだ!)
思い当たる節はそれしかない。
「あの、抱きしめてもらった時のこと、だよね?」
喋り方を注意しながら、恐る恐る問いかけるレミリア。
「そう、あの時約束したじゃない。三日後の夜、こっそり会って、その……しようって」
「!!」
レミリアに戦慄が走った。それは恐怖に変じた。つぎつぎに嫌な想像が頭に浮かぶ。
「どうしたの? 体調悪い?」
「ううん。大丈夫だよお兄様」
なんとかごまかすレミリア。
「ちょっとその、落ち込み気味? あの時も泣いてたし。」
「泣いてた? 私が?」
泣きそうだったのは旦那のほうだったはずだ。
「君は否定していたけどね」

三日前の夜、旦那にフランが声をかけてきた。フランも当然彼のことを好きなので、よく誘惑してくるのだが、今日はちょっと様子が違った。
「フラン、何で泣きそうなの?」
あっさり彼女の心中を言い当てた旦那の一言で、フランの表面上の余裕の中から、本心が顔を出した。
「お兄様はお姉さまの旦那様だからこれ以上仲良くなっちゃいけないのは分かってる。でもお兄様のことが好きなの! さびしいの!」
そして、彼女の目から大粒の水滴がこぼれた。
旦那は気がつけばフランを抱きしめていた。彼女の明るさと余裕、レミリアへのちょっかいを見慣れていたから、それが上辺だと気付かなかった。
自分の迂闊さが、愚かさが、悔しくて悲しかった。
だから旦那は自分から誘った。「自分の妹」を泣かせた罪を罪を償うため、さらに罪を被ることにしたのだ。愚かな自分への罰として。

「約束は今日の夜だったけど、普通におしゃべりしたいなと思って来たんだ。フランが淋しいのわかったから」
そしてさらにこう続けた。
「レミリアには悪いと思ってる。フランもあの時『駄目だよ。本気のズルになっちゃう』って言ってたけど……
……妹が泣きそうなのは放っておけないよ。大丈夫、もしばれたら俺が謝っておくよ。誘ったのは俺だし、悪いのは断じてフランじゃない」
「……………………」


少しの間、沈黙がながれた。
「そうだ、今やっちゃおうか」
旦那がとんでもない事を言い出した。
「えっ?」
「レミリアも出かけたのか何処にもいないんだ。だから、さ。」
レミリアは今旦那の目の前にいる。


数分後。
レミリアは口で旦那の肉棒に奉仕していた。手指も使い、グチュグチュといやらしく音を立ててむさぼる。
しかし扱いはとても丁寧で、いつもの暴れぶりからは想像もできない優しさで旦那を責め立てる。
「うっ……くっ……」
耐えきれず、精を放つ。口に入りきらず、顔にも指にもかかった。

「ん……じゃぁ次はどうしようか……?」
旦那がささやくように問いかける。
「えっと……そう言われても……」
自分は今とんでもない事をしている。そのことで頭がいっぱいだった。考えることが出来ない。
「うーん。じゃあ下だけ全部脱いで……?」
言われるがままスカートとショーツを脱ぎ捨てるレミリア。旦那も立ち上がると下半身だけ服を脱いで、レミリアに四つん這いにならせた。
「レミリアにいつもしてるようにするね。じゃぁ最初はお尻の方から入れるよ? いい?」
「え……」
旦那の両の手がレミリアの尻肉を割り開き、いつもは外気に触れぬ孔をさらけ出させた。その孔に、旦那の勃起しきった亀頭が押しあてられる。

それが触れた瞬間、レミリアは「やっぱり駄目だ!」と思った。
フランの寂しさを知ってしまった。にもかかわらずさらにフランから彼を奪おうと言うのか。
もし今入れられてしまえば、フランも旦那も、自分自身も一生許せなくなる。


「ねぇ○○、やっぱり待って!」
でも、もう遅かった。
『ズン!』
固く、太く、大きく成長しきった旦那の怒張は、レミリアの精神ごと、下半身を一気に引き裂いた。
いつもより固く、大きく感じるそれで体の奥まで突き上げられながら、思考は千々に乱れていく。
(ああ)(駄目)(挿入されちゃった)(○○のが自分の中に)(フランの中に)(フラン、○○、ごめんなさい……)


「……あれ?」
レミリアは気づいた。既に旦那のものは挿入されてしまい、それどころかピストン運動まで始められてしまっているが、
(お尻の…穴じゃ…ない…?)
旦那が挿入したのは、アナルではなく、ヴァギナのほうだった。
「な…んで…前に…?」

「フランとは絶対にヴァギナ以外でセックスはしないと約束したんだよ。フランは『お兄様はあくまでお姉さまの旦那様だから、
いろんなことされたら、もっと好きになっちゃうから……だからその分思いっきり愛して』って言ってたよ……レミリア」
ピストン運動をますます速めながら、旦那は答えた。

「○○……」
「安心して。別に今わかったわけじゃなく最初からわかってたよ。俺はレミリアがどんな姿になっていてもわかる。だって運命の人だもの」
「……馬鹿! 馬鹿! ○○なんて嫌い! 大嫌い!!」
レミリアはそう叫ぶと、バックで突かれながら無理やり体をひねり、
「んっ――ふぅ――……」
口づけをした。長い長い口づけを。

その後レミリアはさんざん自分の大事なところを突かれた挙句に中に出された。思いっきり。


「ねぇレミリア。今日の夜は『どうしても大事な事情がある』から一緒に寝れないんだけど……」
「いいわよ」
「ありがとう」
「泣いている自分の妹を見捨てるほど冷たくはないし、妹を心配する旦那に嫉妬するほど心狭くもないわ」
自分に言い聞かせるように、言った。



旦那がすぐにレミリアだとばれてることを言わなかったのは、やはり浮気が後ろめたかったのと、しかしフランが淋しがっていることを
放っておけず、この際伝えてしまおうと思ったからです。断じてレミリアをいじって遊んでいたわけでも、ましてレミリアとヤりたいからでもないです。



4スレ>>521 ロダicyanecyo_0280.txt

SS : レミリア・スカーレットへ戻る

このページへのコメント

フランド−ル・スカーレットでは?

0
Posted by ☆ 2015年08月31日(月) 08:21:05 返信

フランド−ル・スカーレットでは?

0
Posted by ☆ 2015年08月31日(月) 08:21:05 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます