東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

「おや?この子は…」

ある日の日没前、いつもの見回りの最中の事。
人里の守護者である上白沢 慧音は、里の外で一人倒れている子供の姿を見つけた。
見た感じ、おおよそ10歳前後と言ったところだが、一風変わった服装をしている所を見ると、この子は……

「外の世界から迷い込んできた子、か」

幻想郷に迷い込む外来人はそれほど珍しいと言う訳ではない。
頻繁と言う訳ではないにせよ、慧音からすればこんな風に外来人と遭遇するケースは何度かあった。
もしこのまま、この子を放置していたら妖怪のエサになるのが関の山だろう。
もちろん、人里の守護者としてそんな事をさせる訳にはいかない。
慧音は迷う事なく目の前の子を抱きかかえると、人里へと戻っていった。



迷い子を自宅に連れ帰ると、慧音は早速布団に寝かせる。
よくよく見ると、この子は体中に痣や傷がいくつもあった。
そうなると何かの事故に巻き込まれて、この幻想郷に迷い込んでしまったのだろうか。

「この子が気が付いたら、まずは事情でも聞いてみないとな。しかし……」

一つ、分からない事がある。
それは、この子が男の子なのか女の子なのかと言う事。
一見すれば少女のような可愛らしい外見をしているが、着ている服は男物のようにも思える。
とある妖蟲のような感じ、と言えば分かりやすいだろうか(もっとも、あれは女の子な訳だが)。

「まさか服を脱がして確認する、と言う訳にもいかないしな」

寺子屋で子供を預かる職をしている以上、そんな真似はとてもじゃないが出来ない。
起きたら性別の確認もやっておこう。
そんな事を思っていると……

「う、うぅ…」
「お…気が付いたか?」
「……あ、あれ?ここ…は…?」

迷い子が意識を取り戻す。
可愛らしい声をしている事もあってか、まだ性別がハッキリしなかった。

「よし、まず名前から聞こうか。お前の名前は?」
「へ?……○、○…だけど…」
「そうか、○○か。…うん、落ち着いて聞くんだ。まず、ここは…」

…それから、慧音が順を追って色々と話す。
ここは幻想郷と呼ばれる世界の事や、何故ここにいるのかと言う事など…
最初はどこか怯えたような様子を見せていたものの…子供慣れしてる慧音を前に警戒心を少しずつ解いていった。
その次に体中の傷の事情を聞いたのだが、それは慧音からすればとても許し難いような事であった。
この子供――○○と言う名の男の子なのだが、数ヶ月ほど前に実の母親が事故で亡くなり、その後に父親が再婚したのだが…
その再婚相手が途轍もない悪女だったらしい。
何が気に入らなかったのか日常的に○○へ暴力を振るい、半ば奴隷のようにこき使う日々…
父親に相談しようにも、まともに取り合わず、状況が改善されない日は続いた。
そんな虐待の毎日に耐え切れず、逃げるようにして家を出て行ったのだと言う。
そして、彷徨い続けた結果…疲労で倒れ、気が付いたら現在に至るとの事であった。

「そうか…そんな事があったんだな……」

あまりに凄惨な過去を過ごしてきた事を知った慧音は○○に同情すると同時に、家族に対する怒りを感じていた。
子を大事にしない親を、到底許す事など出来るはずもない。
だが、こうして最低最悪の親元から離れる事が出来たのは、彼にとって一番の幸運だったのかもしれない。
そう願いたいものだと。
…ふと、○○を見ると過去の辛い経験を思い出していたのか……泣いていた。
あれだけ体中に傷があったのだ、どんな仕打ちを受けていたのかは想像に難くない。

「○○…今まで辛かっただろう?」
「ぅ…ぐす……っ…」
「でも、もう大丈夫だ。…ずっとここにいても、いいんだぞ?」

慧音は○○を優しく抱きしめた。
外来人には、まず外の世界に帰るかどうかを聞く物であるが…彼の場合、そんな事を聞けるはずも無い。
外の世界に帰ったところで、また虐待の毎日に逆戻りがオチだろう。
そんな事になるくらいなら…この幻想郷で暮らす方がずっといい。
それが慧音の考えだった。

「で、でも…ボク……」
「あんな親の所へ帰る必要なんて無い。ここがお前の新しい家だと思ってくれて…いいんだからな」
「……いいの?ホントに…ボクはここにいても、いいの?」
「ああ、もちろんだ」

○○の境遇を聞いた以上、慧音に断る理由などどこにも無かった。
一方の○○も、本当は帰りたくない本音があったのか、藁にもすがる気持ちだったのだろう。
…こうして慧音の家に一人、居候(と言う名の家族)が増える事となったのである。



――それからおよそ三ヶ月が過ぎた。
一緒に暮らすようになって、真っ先に慧音は幻想郷における常識や生き方を教えた。
外の世界とは勝手が違う事もあり…当初は色々と戸惑っていた○○ではあったが、次第に幻想郷の生活にも慣れていった。
まず慧音が驚いたのは、○○はまだ子供だと言うのに掃除や洗濯、料理が簡単ではあるが、一通り出来ると言う事だった。
聞けば、外の世界にいた頃に再婚相手の母親から奴隷のようにこき使われていた事もあって、生活技能を覚えざるを得なかったそうな。
何ともひどいを事をさせていた物だ、と慧音は憤慨していたものの…日常生活において、自身の負担が少しでも軽減されると言うのは有難いのが本音だ。
また、元々人当たりのいい性格だったのか里人はおろか、よく慧音の家にやってくる妹紅にも可愛がられるようになっていた。
それどころか、人里へやってくる花畑の妖怪や妖精、紅魔館の門番、メイド長、命蓮寺の魔法使いetc……○○は妖怪からも気に入られているのである。
おそらく、彼には人や妖怪を惹き付ける魅力のような何かがあるのだろう。
こうして○○は人里の一員として親しまれるようになったのである。

「ふぅ、ただいま」
「あ、慧音お姉ちゃん。お帰りなさい♪」

今日も一仕事を終えて、帰宅する慧音。
こうして家に帰れば、嬉しそうに○○が出迎えてくれる。
同居を始めてから『お姉ちゃん』と呼ばれるようになった慧音は、まだどこかこそばゆい物を感じていた。
普段から寺子屋で先生と呼ばれている事もあってか、三ヶ月経った今も慣れないのが本音だ。
……ただ、お姉ちゃんと言われるのも、そう悪い物ではないと思えた。

「いい子にしていたか?…一人で寂しくなかったか?」
「うん、大丈夫だよ。今日はね、命蓮寺で……」

こんな感じで今日の事を話す○○は、実に楽しそうだ。
…やはり、外の世界に帰さなくて正解だったかもしれない。
もうそろそろ、彼を寺子屋に入れる事も考えるべきだろうか?
そんな事を○○の笑顔を見ながら思う慧音。
きっと彼はこの人里で大人になって、誰かと結婚し、家庭を作って生きていくのだろう。
その日が来たら、○○は自分の下から巣立っていく時なのだろうか。
…何故だろう?
その事を考えただけで、少しだけ胸が痛む物を感じた。

「……慧音お姉ちゃん?どうしたの?」
「あ……いや、なんでもない。少しボーッとしていただけだ」
「んー…もしかして、疲れてる…とか?すぐにお風呂にする?」
「はは、そうだな。そうしようか……」

こうして、自分の事を気にかけてくれる○○の優しさが…嬉しかった。
と、同時に…いつまでも自分の所にいて欲しい、と思う。

(相手はまだ子供なのに…私はどうしてしまったのだろうな……)

普段から寺子屋で多くの子供達と向き合っているのに、○○だけは別の何かを感じる。
三ヶ月も一緒に暮らして、情が移ってしまったからか?
…いや、それだけならこんな気持ちにはならないはずだ。
本当は慧音自身も、心のどこかで○○に惹かれてしまった。
多分、それが一番の理由なのだろう。
現にその人当たりの良さもあってか、妖怪の知り合いもそれなりに多い○○だ。
うかうかしていたら、ちょっかいを出されて傷物にされてしまう可能性は十分に考えられる。
何しろ、気弱で大人しい子だ。
強引に言い寄られてしまっては、おそらく断りきれないだろう。
そうなってしまえば、○○は……

(そうなってしまえば、○○が取られてしまう…どうすれば私の元から離れられなくなる?どうすれば……いや、そうか。それを逆手に取れば…)

何かを閃いた慧音は、早速今日からその準備を始める事を決意する。
”○○を自分の物にするための準備”を……



――数日後の夜、この日は満月。
いつも満月の日は自分の正体がバレないよう、夜になる前に○○をうまくごまかし、部屋に引きこもって○○が寝静まるのを待った。
ワーハクタクの姿を見られてしまっては、もしかしたら○○から恐れられてしまうかもしれないし、嫌われてしまうと言う可能性もある。
だから今まで自分の正体を隠し通していたのだが…もう、その必要は無い。
むしろ、この日でなければいけなかった理由があった。

「○○は…ふふ、よく眠っているな」

寝室の襖をそっと開くと、○○は気持ち良さそうに眠っていた。
普段から慧音は○○と一緒に寝ている訳だが、今日はこうして夜這いをかけていると思うと…心なしか興奮してくる。
はやる気持ちを抑えつつ、慧音は寝巻きの帯を外すと一糸纏わぬ姿になった。
そして、○○の隣に座ると…

「○○…起きるんだ。○○…」

○○を優しく揺り起こす。
寝ている所を起こすのは気が引けるが、全ては自分のためだと言い聞かせる。

「ぅ…?慧音、お姉…ちゃん……?」

揺り起こされ、ぼやけた視界に慧音の姿が映る。
だが、○○の目に飛び込んできたのは普段の慧音ではなく…緑の髪に二本の角、そして尻尾の生えた異形の姿だった。
しかも、裸である。
月明かりに照らされたその姿は、神秘的にも思えた。

「……え?え…?」

一体自分は何を見ているのだろうか?まだ夢でも見ているのだろうか?
そもそも、慧音はこんな姿をしていないはずだ。
じゃあ、目の前にいるのは誰なのか?
……まだ○○は、何がどうなっているのか理解出来ていなかった。

「○○…今からお前と私の二人だけで、秘密の授業を行うぞ」
「け、慧音…お姉ちゃん、なんだよね……?」
「ああ。今まで黙っていてすまなかったが、これが私の本当の姿なんだ……」
「ちょ、ちょっと待ってよ…秘密の授業って…」
「それはお前に女の体と言う物について、知ってもらわないといけなくてな」

そう言うと、慧音がしなだれかかる。
それに呼応するかのように、○○の心臓が高鳴っていく。
何しろ慧音がいつもと違う姿、それも裸で迫っているのだ。
今までそんな物を見た事すら無かっただけに、目に飛び込んできた慧音の裸体はあまりにも衝撃的と言うしかない。
服の上から見るよりも大きかった胸に、大きめの乳輪と乳首。
意外と肉付きのいい体に、ふさふさの尻尾。
そして日頃から手入れしていないのか、長く伸びた陰毛は髪の色と同じ緑色。
○○の知らない、女の体と言う物が目の前にあった。

「……おや?○○、これは一体なんだ?」

体が密着した際に、慧音が何かに気付く。
○○の股間が膨らみ、テントを張っていた。
初めて見た慧音の裸に興奮し、勃起してしまったのは極めて自然な事とも言える。

「…!ち、違うよ…こ、これは……」

慌てて否定しようにも、言葉が出ない○○。
しかし、一体何を言えばいいのか分からず、ただオロオロするばかりだった。

「ふふふ…こんなに大きくして、いけない子だな……」

慧音は怪しく笑うと、○○の寝巻きの下半身を、下着ごとずり下ろした。
そこには勃起状態にある○○の肉棒が皮を被ったまま、姿を現す。
だが、その大きさは……

(な……こ、これが○○の…!?…そ、想像してたのより…大きい…なんて…ほ、本当にこんなのが…私の中に、挿入るのか…?)

まだ小さな子供である○○の事だ。
大きさも年相応だと思っていたのだろう。
だが慧音が見た物は、想像していたのよりも倍以上の大きさと太さの性器だった。
並の大人か、同等の物と言っても差し支えないくらいだ。
大きいのは竿だけではなく、玉袋もパンパンに張っている。
きっと、この中にはまだ一度も外に出た事のない○○の精子が何億匹も詰まっているのだろう。

「ぁ、あぁ……」

自分の大事な所を慧音にまじまじと見られ、恥ずかしさのあまり泣きそうになっている○○。
特に、それが慧音であれば尚更とも言えた。

「……そ、そんな顔をするな。私だって今は裸なんだから、恥ずかしいのはおあいこだろう?」
「そ、そうかも、しれないけど……」
「さて、こっちの方は……」

慧音は手で○○の肉棒に被った皮をゆっくりと剥いていくと、赤ピンクの亀頭が顔を出す。
元々、そこは風呂で綺麗に洗っているのか、恥垢は付いていなかった。

「ふふ、ちゃんと綺麗にしているようだな?いい事だ」
「う、うー……」
「よし、じゃあ次は○○。私の体を好きなように触ってもいいぞ?」
「え、で、でも……」
「女の体を知ってもらうためなんだから、遠慮するな。ほら……」

胸か?お腹か?それとも尻か?あるいは下腹部か?
そんな期待をしつつ、慧音は○○の間近に座る。
最初は遠慮していた○○だったが、もう逃げられないと観念したのか最初に触れた慧音の体は……

「わ、ふさふさだ…これ、本物なの?」

初めてワーハクタクの姿を見た時から気になっていたのか、○○は真っ先に尻尾へと触れる。

「あ、当たり前だろう?気になるのなら付け根の所にも触れるといいぞ……しかし、何で尻尾なんだ…?」

まさか尻尾を触られるとは思わなかったのか、解せないと言った表情の慧音。
普通なら、もっと違うところに興味を示すはずだが……

「ホントだ…ちゃんと繋がってる。あは、ふさふさしてていいなぁ、これ…」

よほど気に入ったのか、尻尾を堪能する○○。
つい、ぐにっと強めに握ってしまう。

「ひゃぁっ!?…こ、こら…尻尾は敏感なんだぞ……そ、そんなに強く握るな…」

ビクッと体を震わせて反応する慧音。
今まで味わった事の無い刺激が、脳に走った。

「あ、ご、ごめんなさい…」
「まったく…ほ、ほら、尻尾ばかり触ってないで他の所も…な?」

どうにか○○を尻尾から引き離す事が出来た。
正直、このまま何度も尻尾を責められてしまっては、どうなってしまうか分からなかった。
事に及ぶ前に達してしまっては、そもそもこの行動の意味が失われてしまう。
気を取り直し、慧音は他の所へ触れるように促した。

「……」
「どうした?…胸が気になるのか?」
「う、うん…大きいなぁって思って…」

○○の視線は慧音の豊満な胸へと向けられていた。
やはり、男は真っ先に目が行く所なのか。

「ふふ、触ってもいいんだぞ?…それだけじゃない、舐めるなり吸うなり、好きなようにしてもいい。…こんな事をさせるのは、お前だけなんだからな?」
「あぅ、で、でも……」

恥ずかしそうな素振りを見せる○○。
その様子はとても愛らしく、慧音の母性本能を十二分に刺激した。

「恥ずかしがるな。…私を母親だと思って、いっぱい甘えてもいいんだぞ?」
「慧音お姉ちゃんが…お母さん……?」
「そう思ってもらって構わないさ。…さあ、おいで?」

こうして親代わりのような感じで一緒に暮らしているのだから、そうやって呼ばれてもおかしくはないはずだ。
…我ながら恥ずかしい事をしているな、と言う気持ちもあったのだが。
そして○○はと言うと…少し迷った様子ではあったが、そのまま慧音の胸へ顔を埋める。

「……慧音お姉ちゃんのおっぱい、柔らかくてあったかい…」
「こらこら、お母さんだろう?」
「うー、でも……」
「お母さん」
「お、お母…さん」

顔を真っ赤にしつつも、○○が慧音をお母さんと呼ぶ。
そんな○○がとても可愛く思えたと同時に、慧音は体の奥が熱く疼いてくるのを感じた。
…それは体に流れる獣の血の本能なのか、或いは女の本能か。

「うん、よく言えました。……ほら、好きなようにしてみるといいぞ」
「……ん、ちゅ…」

○○は慧音の乳首に口を付け、そのまま舌で転がしつつ胸を吸う。
まだ母乳は出ないが、夢中になって乳首に吸い付いている。
慧音は○○の頭を優しく撫でた。

「お母さんのおっぱいはおいしいか?」
「…うん……」

少しくすぐったいが、胸からの性的な刺激で慧音は感じつつあった。
現に乳首が少しずつ硬くなっているのだが…○○はそんな事に気付かず、ひたすら胸を吸い続けている。
もうしばらく、この母親ごっこを楽しんでいたい慧音だったが、次のステップに進む事にした。

「……うん、胸はこのくらいにしようか」
「えー……もっとお母さんのおっぱい……」
「それはまた今度…な?今日は胸だけじゃなくて、他の所も見てもらわなきゃならないんだから…」

名残惜しそうに○○は慧音の乳首から口を離す。

「さ、好きな所を見て、触ってくれ……」
「う、うん……」

次に○○が視線を向けた先は…

「……ん?もしかして、女の体で一番大事な所か?」

こくんと頷く。
視線は慧音の股間へと向けられていた。
男のそれとは違うともなれば、そこに興味が行くのは当たり前なのか。
…ただ、○○の発した言葉は慧音の心に割と深く突き刺さる物であった。

「慧音お姉ちゃんの……毛深い…」
「う゛…そ、そうか?で、でもな○○…大人はみんな、こんな感じなんだぞ?別に私だけって事じゃないから、な?」

慌てて弁解する慧音。
普段から手入れをしていなかったのが災いしたのか。
陰毛は伸び放題で、確かに一見すれば毛深いと言われても仕方の無い事だったのかもしれない。
とは言え、女である慧音にとって精神的ダメージの大きい一言であるのは事実だった。
…今度からはこっちの手入れもやっておこう、そんな事を心に誓った。

「そう、なんだ……?」
「と、ともかく…この毛の下に大事な所があるんだ。……ほら、触れてみるんだ」
「え、えぇっ!?さ、触っても、いいの?」
「私がいいって言ってるから、いいんだ。それに風呂に入った時、ちゃんとこっちも綺麗に洗ったからな」

そう言われた○○は、恐る恐る慧音の股間に手を伸ばす。
長い陰毛に触れながら、少しずつ下の方へと動いていくと…そこには割れ目があった。

「な、なにこれ…何かあるけど……」
「んっ…そこが一番大事な所だ。ここに…○○のおちんちんが挿入るんだぞ?」
「ここに…ボクのが……?でも、何の為に?」
「じゃあ…それを今から、直接教えるとしようか。○○、布団の上に仰向けになるんだ…」
「こ、こう……?」

言われるがまま、○○は布団の上に寝転がる。
肉棒は先程からギンギンに硬くなったままだ。
慧音の体のあちこちに触れた事で、性的興奮状態が収まらなかったのだろう。

「ああ、それでいい。そのまま、じっとしているんだぞ……」

慧音が覆い被さるような形で○○の上になる。
右手で肉棒を持ち固定すると、自身の割れ目に亀頭を擦り付ける。
既に慧音の膣内は、性的興奮などで十分なくらいにまで潤っていた。

(…大丈夫、大丈夫……あの本の通りにやればいいんだ…)

何度も自分に言い聞かせ、少しずつ○○の肉棒を割れ目へと挿入するよう、腰を落としていく。
亀頭が慧音の膣の中へと侵入するも…少し入った所で、何かに阻まれて挿入出来なくなってしまう。

「あ、入って…あれ…何か引っかかって……これ以上入らない…?」
「んっ……もう少し…もう少しだ……」

更に腰を深く落とす慧音。
○○の亀頭が、次第に何かを押し広げるな感触を受け…やがて、挿入を阻んでいた何かをブツリと突き破る。
……長年生きてきた慧音は、意外な事に初めてだった。

「う、ぐ、うぁ…ぁぁ……っ…!」
「け、慧音お姉ちゃん…だ、大丈夫…?」
「へ、平気だ…さ、続けるぞ……」

引き裂かれるような痛みに、慧音は顔を歪ませる。
子供サイズの肉棒なら、まだ痛みは緩い物だったに違いない。
だが、○○のそれは並の大人の物と同等かそれ以上のレベルだったのだ。
その痛みがどれ程の物なのかは想像に難くない。

「ほら…○○のが私の中へ挿入っていくぞ……」
「ぁ、な、何これ……内側で何かが…ぎゅーって……」

更に腰を落とし、少しずつ肉棒が呑み込まれて行く。
慧音とは対照的に、○○は初めて味わう感触に戸惑っていた。
中で、ツブツブの膣壁が肉棒にきつく絡み付く。
この感覚をどう言葉にすればいいのか、今の○○には分かるはずも無かった。
そして、どんどん肉棒が慧音の膣を掻き分けて奥へと進み…やがて、何かが亀頭の先端にぶつかった。
子宮口だ。
排卵日を迎えていた慧音の子宮の位置が降りていたのである。
…何故、この日でなければならなかったのかと言う理由はここにあった。
満月の日に排卵日を迎える慧音は、この日を狙って○○とまぐわい、子種を子宮に受けて妊娠してしまおうと言う計画だった。
そうすれば、○○の事だ…そのまま責任を取って、慧音と結婚してしまうしかない。
これで自分から離れなくなるだろうと言う狙いだったのだ。
しかし、長く生きている慧音も性経験は実際の所…全く無かった。
そのため、この数日の間に急いでその手の知識を仕入れたが…所詮は付け焼刃。
そううまく行く訳も無い。

「ほら…○○、全部……挿入ったぞ…」
「け、慧音お姉ちゃん…血が出てる……」

結合部からは赤い液体が流れているを見て、○○が心配する。
先程まで、慧音が純潔だった証だ。

「ああ…お前に私の初めてをあげる事が出来てよかったよ……」
「な、なんでこんな事を……」
「○○…お前を誰にも取られたくなかったんだ……」
「え…?ど、どう言う事……?」
「それは……」

慧音は自らの真意を口にする。
元々人当たりのいい○○だが、その優しすぎる性格故に見知らぬ女に付け込まれて傷物にされてしまうのではないか、と言う恐れがあった。
そして、それが原因で○○が見知らぬ誰かに取られてしまうのではないか?と言う事も……。
一緒に暮らして三ヶ月が過ぎたが、慧音はもう○○のいない生活と言う物が考えられなかった。
もし○○が誰かに取られてしまえば、また一人に戻ってしまう。
それが一番怖かった。

「…すまない、○○。身勝手かもしれないが…私はお前といつまでも一緒に暮らしていたいんだ……」
「慧音、お姉ちゃん…」
「こんな事をして…お前に嫌われてもおかしくないとは思う。だけど、私は…」
「ううん…嫌いになんてならないし…なれないよ。だって…初めて会った時に言ってくれたよね?『ここがお前の新しい家だと思ってくれていいんだからな』って」

○○は、慧音がそう言ってくれたのが一番嬉しかった。
見ず知らずの人間であるはずの自分に対して親身になり、一緒に住むようになってからは、まるで家族のように接してくれた……
それが虐待の日々を過ごし、荒んでいた○○の心を十分に癒してくれたのだ。

「それに、この世界で知り合いとかお友達もいっぱい増えたもん。慧音お姉ちゃんがボクをここに置いてくれなかったら、今頃は……」
「○、○…」
「ボク、慧音お姉ちゃんの事…大好きだよ。ホントはそんな姿だったのには驚いたけど…それでも、慧音お姉ちゃんは慧音お姉ちゃんだから…」

それは本心から来る言葉。
慧音は胸がじんわりと熱くなるのを感じていた。
……ああ、だからか。
こんな優しい子だからこそ、○○の事が好きになったのは。
誰かに取られたくないと思うようになったのは。

「なら…どこにも行かないでくれるか?」
「うん。ボクはずっとここにいるよ…」
「じゃあ…私の所から、いつまでも離れないでいてくれるか?」
「もちろんだよ。ここがボクの家みたいな物だから…」
「…そ、それじゃあ○○……」

一呼吸置いて、慧音が言う。

「私の…旦那様になってくれるか?」
「え……ボ、ボクが…?ボクで…いいの……?」
「他の男じゃなく、お前でなければダメなんだ…○○」
「あ…う…うん……。その、ボクで良ければ…喜んで……」

相手はまだ10歳前後の小さな子供だが、そんな事は関係無かった。
もう○○以外は考えられないし、年齢など今更問題ではない。
幻想郷には歳の離れたカップルだっているし、婚姻自体も小さい時から行っている事くらい何ら珍しい事ではなかった。

「…うん、これで決まりだな。これからよろしく、旦那様?」
「あ、こ、こちらこそ……」
「ふふ…可愛い旦那様だ。……ん、それじゃ、続き…しようか?」

生殖器同士が繋がったままだった事を思い出した慧音は、そちらへと意識を戻す。
破瓜の痛みは完全に収まった訳ではなかったが、痛み自体はかなり引いていた。
今なら、それ程痛みも感じずに続きが出来るだろう。

「う、うん。あ、でも、続きって……」
「簡単に言ってしまえば、赤ちゃんを作る為の行為…だな」
「え、あ…赤ちゃん…?」
「それを直接、こうやって教えなきゃいけないだろう?…私の旦那様に、な」

お互いの心が繋がった以上、そう急いで子作りをする必要も無いが…ここまでしておいて、今更止めるつもりなど慧音には無かった。
それに、家族を増やしたいと言う願望もあったのかもしれない。
その為なのか、既に慧音の膣は○○の肉棒をガッチリと咥え込んで離さなかった。

「いいか…今、○○のおちんちんの先っぽが何かに当たっているだろう?そこが子宮だ。ここに○○の精液を注ぎ込む事で、赤ちゃんが出来るんだ」
「精…液?」
「男の子が気持ち良くなった時に、おちんちんから出る白い液体の事だが…出た事は無いのか?」

ふるふると首を振る○○。
年齢的にもそろそろ精通を迎えているかどうかと言う所だったが、彼の場合はまだだったらしい。

「ふふ…なら、最初の精液は私のお腹の中に出してもらうとしようか?」
「え…?でも、どうやって…」
「私がゆっくり動くから、○○はじっとしていればいいぞ。多分、それで気持ちよくなるだろうから…」

そう言って、慧音がゆっくりと腰を浮かせる。
ずず、ずず…と慧音の膣内に挿入っていた肉棒が半分くらいまで抜けた辺りで、再び腰を落とす。
膣壁を掻き分けて、再び子宮口に亀頭の先端がぶち当たる。
ただ行為自体が初めてなので、うまくやれているだろうかと慧音は不安になるが……○○の蕩けそうな表情を見る限り、大丈夫そうであった。

「ど、どうだ…○○、気持ちいい…か?」
「うん…慧音お姉ちゃんの中、凄いぬめぬめしてて…あったかい……」
「よし、じゃあ続けるぞ……」

再び慧音はゆっくりと腰を上下に振る。
中で太い物が擦れる感覚と言う物が慧音にも分かってきたのか、異物感は薄れつつあった。
ただ、まだ快感を得るには程遠いのであったが……

「ね、ねえ…慧音お姉ちゃん」
「んっ、ど、どうした?」
「慧音お姉ちゃんは…気持ちよくないの?さっき、血が出てたし……」

○○がそれを察したのか尋ねてくる。
結合部からはまだ、血の跡が残っていた。

「私の事は気にするな。お前が気持ちよくなって、精液を出してくれればそれで……」
「そんな…ボクだけ気持ちよくなるなんて出来ないよ…ん、しょ」
「っ、○○?何を……」

繋がったまま、○○が体を起こす。
騎乗位から対面座位の形へと変わる。

「こ、こら…じっとしていろと言ったろう……」
「慧音お姉ちゃんも一緒に…気持ちよくなってよ。ボクだけだなんて、とてもじゃないけど出来ないもん」
「まったく…仕方の無い子だな」
「……えへへ、慧音お姉ちゃんのおっぱい…ふかふかだ……」

○○が慧音の胸に顔を埋めた後、乳首に口を付けて再び吸い付く。
この刺激に慧音の膣内が真っ先に反応し、うねり出す。

「んっ…ふぁっ……!」
「ちゅ、ちゅぅ…っ…ん、ちゅ……」

無意識に舌を転がし、乳首を的確に責めていく○○。
慧音は快感を少しずつ感じつつあった。
先程よりも膣内はぐっしょりと蜜で溢れ、より熱くぬめっている。

「も、もっと…もっと吸ってくれ……。お前の気が済むまで、好きなだけ…」

○○の頭に腕を回し、優しく抱き寄せる慧音。
ふと…○○が慧音の乳首から口を離した。

「え…?ど、どうして……」
「慧音お姉ちゃん、さっき言ってたよね?」
「な、何をだ?」
「尻尾が敏感だって。…こっちを何とかすれば、慧音お姉ちゃんも気持ちよくなるんだよね?」
「ちょ、ちょっと待…ぃひぃっ!?」

慧音が止めるよりも早かったか、腰の辺りに手を回した○○が尻尾を掴む。
それと同時に尻尾から来る刺激が慧音を襲い、膣が○○の肉棒をきつく締め上げる。

「んひゃぁっ…!?」

突然の強い締め付けに、○○が喘ぐ。
少しでも油断していたら、このままに快感で肉棒が暴発し膣内に精液をぶち撒けていた事だろう。

「だ、だから…ちょっと待てと言ったろう……」
「ぁぅ、ぅ……」

二人は対面座位のまま、動きを止めて小休止に入った。
慧音の膣内で○○の肉棒は射精寸前だった事もあってか、ビクンビクンと脈打っている。

「…お前が思っている以上に、女の体はデリケートなんだ。もっと優しく扱わないとダメだぞ?」
「う、うん……」

繋がったまま、○○の頭を撫でる慧音。
膣内の締め付けは再び緩やかな物へと戻っていた。

「じゃあ…続けるか。今度は○○が動いてみるんだ」
「えっと、この状態だと、どうやれば…?」
「そう、だな…下から突き上げるような感じで腰を動かしてみてくれ。ただし、ゆっくりだぞ?」
「うん…やってみる」

繋がったまま、下から突き上げるように腰を動かす○○。
しかし、初めての事なので動きは非常にぎこちない物ではあるが…慧音の体はしっかりと反応しているようであった。

「んんっ……ふ、ぁっ…そ、そうだ…そんな風に動いてくれ…」
「ぅ、やば…っ、慧音お姉ちゃん…ボク、そろそろ、何か出ちゃいそう……」
「くぅ…もう少し…もう少し我慢するんだ。男の子だろう、出来る…な?」
「が、がんばる……」

股間へ力を集中し、こみ上げる射精感に耐えつつ下から必死に突き上げる○○。
ぐちゅ、ぐちゅといやらしい水音が結合部からハッキリと聞こえてくる。
そのいやらしい音で欲望に火が付いたのか、無意識に○○の腰の動きが少しずつ加速していく。
生殖器同士が繋がり、中で擦れ合う快感……
双方とも理性は完全に切れており、ただ欲望の赴くがままに求め合う獣のようになっていた。

「っ、○○の、太くて硬いのが…私の中に出たり入ったりしてる……っ!」
「あっ…はぁっ……!慧音、お姉ちゃん…慧音お姉ちゃん…!」
「し、尻尾…尻尾もぉっ…!」

下から激しく突き上げつつ、慧音の言葉に同調するかのように○○が再び尻尾を掴む。
その刺激に慧音の膣内が激しく収縮し、震え出した。

「あっ、あっ、んはあぁぁぁ……っ!!」
「あ、ぁ、ぁ……なにかくる…きちゃう…っ!」

慧音が体を大きく震わせ絶頂を迎えた直後、○○は排卵日で下へ降りていた子宮口に亀頭を密着した状態のまま、我慢していた精液を一気に吐き出す。
○○の命の種が塊となり、慧音の子宮の中へとたっぷり注ぎ込まれていく。
精通と言うだけあり、その快感は今まで味わった事の無い物で射精は数秒に渡って続いた。
生まれて初めて吐き出されたそれは、精液と言うよりもむしろ寒天のようなゼリー状のような物と言うのが正しかった。

「ぁ…感じる……○○の精液が…どんどん、お腹の中に染み込んで…あったかい……」
「ぅあ、ぁ、あぁ……」
「どうだ…○○?気持ちよかった、か?」

…返事が無い。
あまりの快感に脳が焼け付いてしまったのだろうか?

「…○○?」
「………すぅ…すぅ……」

元々は寝ている所を起こされて眠かったのか、それとも初めての体験で心身ともに疲れ果ててしまったか。
○○は慧音に抱き付いたまま寝息を立てていた。

「そうか、眠ってしまったか…ふふ、可愛い旦那様だな……」

慧音は○○を抱き締めたまま、余韻に浸る。
子供相手にとうとうやってしまった、と言う感も強かったが後悔は無かった。
自分の旦那様になってくれると言う事を、本人の口から聞く事が出来た。
それだけで十分だった。

「子供、出来ているといいな……おやすみ、○○」

まだ下腹部に感じる微かな痛みを感じつつ、生殖器同士が繋がったまま、自身も眠りに付く事にした。
この行為で受精していますように、と願いつつ…



……そして二人が繋がったまま眠っている間。
慧音の胎内では、子宮口から直接注ぎ込まれた数億の精子が一斉に奥へと泳ぎ、進み出す。
その子宮の奥にある卵巣からは、予定通りに排卵された慧音の卵子が卵管へとゆっくり移動していた。
やがて、卵子に○○の精子の群れが次々に取り付き、群がっていく。
いくら幼い子種であっても、れっきとした生殖細胞。
受精すれば当然、妊娠する。
一般的には人間と妖怪の間に子供は授かりにくいと言われているが…慧音の場合は半分が人間の血と言う事もあったのだろうか。
少し経った後、群がっていた精子の内の一匹が卵子の壁を破って奥へと入り込んだ。
そして内部で核が放出された後、双方の遺伝子が絡み合って細胞分裂が始まる。
こうして慧音の目論見通り、○○が精通を迎えた際に搾り取った精子で無事に(?)受精したのである。

その後も慧音と○○は二人だけの”秘密の授業”をひっそりと続け、毎日のように体を重ねていった。
受精した事は分からなかったが、初めての日からおよそ2日後には受精卵が着床。
慧音の中に新しい生命が宿った事になる。
この誰にも言えない肉体関係は、周囲に悟られる事無く続き…後に、慧音の体に変化が起きる。
最初の兆候は○○に純潔を捧げてから1ヵ月半後の満月、いつものようにやってくるはずだった排卵が止まっていた。
この時、慧音は薄々何かを感付いていたのかもしれない。
そして突然嘔吐するようになったのが2ヵ月後の事。
慧音の身を心配した○○から、医者に診てもらうようにと進言されたので、竹林の医者の所へと向かった。
その結果――

「……おめでとう、と言うべきなのかしらね」
「そ、それじゃあ……?」
「ええ、妊娠2ヶ月って所ね」
「そうか…出来たんだな…!」

診断結果に喜ぶ慧音。
念願だった○○との子を妊娠する事が出来たのだから、嬉しさもひとしおと言ったところだろう。
…しかし嬉しい反面、懸念している事もあった。
妊娠した事が大っぴらになった場合、関係を真っ先に疑われるのは同居している○○だ。
こうなってしまえば、今まで男とは無縁だった慧音と関係が深い人間…つまりは○○に矛先が向けられる可能性がある。
せっかく○○が人里で親しまれるようになったのに、これが引き金となり里人から白い目で見られてしまう恐れは十分にあった。
これでは平穏な暮らしが出来なくなってしまう…だからこそ、慧音の行動は早かった。
帰宅後、すぐに自身の能力で里の歴史を書き換えたのだ。
○○は外の世界から迷い込んできた外来人ではなく、この人里に住む慧音の旦那として…。
その辺りの辻褄は適当に合わせ、○○と慧音は歳の大きく離れた夫婦であると里人に認識させた。
これなら妊娠が発覚しても、夫婦である以上は誰もそれを咎める事など無い。
正直な所、個人的な理由で歴史を操作するのは気が引けたのは確かだ。
それでも自身と○○の幸せな生活の為と自らに言い聞かせ、強行したのである。
――こうして、慧音と○○は夫婦となった。

「ホントに赤ちゃん、出来たんだね……」
「ああ、そうだ。私とお前の子が、この中にいるんだぞ」
「男の子かな、女の子かな?早く生まれてきてくれないかなぁ」

生命の宿った慧音の腹部を撫でる○○。
妊娠した事を告げた時は驚いたが、それと同時にとても喜んでくれた。
まだ子供ではあるが、自分が父親になると言う事は理解しているらしい。
その際、○○は『赤ちゃんをいっぱい愛してあげて、大事に育てようね』と言った。
外の世界で虐待されていた過去もあり、絶対自分のようにはならないで欲しい。
そんな願いがあったのだろう。
…そして月日は流れて妊娠6ヶ月目。
慧音の胸から母乳が出るようになると、『母乳の出を良くする為』と言う名目で毎日○○に飲ませる事にした。
当然、○○がそれに食い付かないはずもなく……

「ほら、○○…お母さんのおっぱいはおいしいか?」
「ん、ちゅ、ちゅっ……」

夢中になって慧音の母乳をしゃぶり続ける○○。
妊娠の影響からか、乳首の色は濃くなっていた。

「はは、これじゃどっちが赤ちゃんだか分からないな」
「ちゅる、こくっ……だって、慧音お姉ちゃんのおっぱい、甘くておいしいんだもん…」

そう言って、再び乳首へ吸い付く○○。
既に一時間近くは飲み続けているが、枯渇する様子は無い。
まるで乳牛のようである。

「ふふふ…赤ちゃんが生まれてくるまで、好きなだけ飲むといいぞ」
「むー、生まれてからも飲みたいよ……」
「こらこら、お父さんがそんな事でどうするんだ」
「ちぇ…双子じゃなかったら、片方はボクがもっと飲めてたのになぁ」

そう言って、慧音の膨らんだ腹部へ目を向ける。
先日の診断で双子であると判明した事もあってか、まだ6ヶ月にも関わらず結構な大きさになっていた。
あと2、3ヶ月後には更に大きく膨れ上がっている事だろう。

「○○、そもそもこれは赤ちゃんが飲む物だぞ。まったく、これじゃ先が思いやら……んっ?」
「あ…慧音お姉ちゃん、今……」
「ああ…動いたな」

ポコン、とお腹を叩く音が聞こえたのか。
二人はお腹の中の胎児が動いた事に気付く。

「ほら、○○。お父さんなんだから、赤ちゃんに挨拶するんだ」
「あ、うんっ。えーと…赤ちゃん、聞こえてる?お父さんだよー?」

○○はお腹に話しかける。
どうやら聞こえているらしいのか、ポコンと反応が返ってきた。

「わぁ、動いてる!動いてるよ!」

反応が返ってきた事に喜び、はしゃぐ○○。
実に嬉しそうだ。
そんな○○の様子を見つつ、慧音がどこかもじもじしたような素振りで口を開く。

「ところで、○○……」
「ん、なに?」
「その、な…お前におっぱいをあげてる最中、感じてきてしまってな…。久々に……しないか?」

二人で秘密の授業を幾度と無く体験してきた事もあり、慧音の言っている意味は○○も理解していた。
ただ……

「え、で…でも、暫くは出来ないって言ってたよ、ね?赤ちゃんに影響が出るといけないからって……」

身重の状態では出来ないと、慧音は○○に予め言っておいたのが3ヶ月前の事。
その間、○○の性欲処理は口や胸などで済ませていた(お尻は○○が嫌がった為、そこだけはしなかったが)。
それなのに、慧音の口からしたいと言い出したのである。

「ああ、それについては心配無い。この前の定期健診で安定期に入ったから、しても大丈夫と言われたよ」
「い…いいの?ホントに慧音お姉ちゃんのおまんこに……」

ゴクリ、と唾を飲み込む○○。
久しぶりにセックスが出来ると言う事を知ってか、興奮で肉棒がムクムクと膨らんでいく。
この3ヶ月の間、口や胸でしてもらうのも悪くは無かったが…やはり膣でする方が○○は好きだった。

「ああ。ただ、あまり激しくしすぎないようにと言われたがな」
「は、早くしようよ!ボク、もう我慢出来ない……!」
「こら、そんなにがっつくな。女の体は優しく扱わないといけないと教えただろう?」

○○を注意しつつ、慧音は着ている物を一枚ずつ脱ぎ出す。
そして、一糸纏わぬ姿になると○○の前で両脚を開く。
秘裂の周囲の陰毛は入念に手入れされており、綺麗な形に生え揃っていた。
初めてを捧げた日に○○から『毛深い』と言われた事が心に突き刺さった為、翌日には永久脱毛剤やら何やらで手入れを行った。
その結果、今まで伸び放題だった陰毛も…今ではご覧の通りと言う訳である。

「さ…私はいつでもいいぞ。…おいで?」

仰向けになり、両手で秘裂を拡げる慧音。
中からトロトロの蜜が溢れている。
現在妊娠しているにも関わらず、そこは綺麗な色と形を保ったままだった。

「うん、行くよ…」
「したい気持ちは分かるが、激しくしすぎるなよ?赤ちゃんがびっくりするからな…」

ギンギンにそそり立っている○○の肉棒が慧音の膣口にくちゅりと触れた後、言われた通りゆっくりと挿入していく。
妊娠中の慧音の膣が、この時を待っていたかのように肉棒へ吸い付くように包み込む。
何度も使い込まれた事もあり、慧音の膣は○○の肉棒にしっかりフィットするようになっていた。

「あ、はぁ…っ…!久しぶりに来た…○○のおちんちん…っ」

慧音は膣内に感じる硬くて太い感触を受け、悦びの声を上げる。
実際に3ヶ月近くセックスが出来なかった事は、彼女にとって欲求不満の連続だった。
その間、○○の性欲処理は口や胸で済ませていた訳だが…無論、それだけで慧音の性欲が発散出来る訳が無い。
表では『私の事なら気にするな。お前がしたくなったら、いつでも発散を手伝ってやるぞ』と大人の余裕を見せていたが…。
○○のいない所で、一人自慰に耽って気を紛らわしていた事は本人だけの秘密だった。
そんな事もあり、久々にセックスが出来る事となった慧音は、溜まりに溜まった性欲を発散出来る機会が巡ってきたと喜んでいる。

「あったかい…やっぱり、慧音お姉ちゃんのおまんこ、ぬるぬるして、きゅーってしてて…気持ちいい…」
「んっ、もう少し奥へ進めてみてもいいぞ。ただし、ゆっくりだからな?」
「うん…」

○○は浅い挿入状態から、深い所へと肉棒を進入させていく。
少しずつ奥へと進める内に、柔らかい物が亀頭に当たった。
子宮口だ。
この奥には、羊水で満たされた胎児二人が眠っているのだろう。

「この中に…ボクと慧音お姉ちゃんの赤ちゃんがいるんだね……」
「ああ、そうだ…可愛い赤ちゃんが、な。ん……それじゃ、いつもしてるように動いてみてくれ。ただし、赤ちゃんの部屋を叩いてはダメだぞ?」
「奥にぶつけないように、だよね?…大丈夫、慧音お姉ちゃんと一緒に教わった事だもん。分かるよ」

接触していた子宮口から亀頭を離し、少しずつ肉棒を引き抜いていく。
そして、亀頭が見え隠れする辺りで再び挿入。
この動きをゆっくりと○○は行う。
以前、秘密の授業でセックスをした際、つい欲望のままに激しくやってしまったら、事後『もっと女の気持ちを考えろ』と頭突き込みで怒られた事があった。
そんな経験を経て、○○は女の(と言うよりも慧音の体の)扱い方を、文字通り体で覚えていったのである。

「んっ、はあっ…そ、そうだ…そんな感じで続けるんだ…」
「ふ、ふぁっ…んぁ…っ!」
「あっ、あうっ…ん、はあんっ…!」

子宮に当たらないよう、ピストン運動を繰り返す○○。
膣から肉棒が出たり入ったりする度、妊娠して更に大きくなった胸と子宮の中に詰まっている胎児が小刻みに揺れ動く。
そして、膣壁が肉棒に絡み付いてピンポイントできゅんきゅんと締め付ける。
口や胸でしてもらうのとは比べ物にならない快感が○○の脳に響く。

「んっ、くぅっ…!や、やっぱり…おちんちんはここに入れないと、ダメだな…っ。ぅぅ、っ…!」

久しぶりに○○の肉棒を味わえると言う事もあってか、慧音の膣が意識を持っているかのように蠢く。
精子を搾り取ろうと膣壁が締め付けてくるが…すぐには射精させまいと、そこは絶妙な加減で動いていた。
いわゆる、生殺しに近い状態と言えば分かりやすいだろうか。

「ゃ、やぁ…っ…だ、出したい…出したいよぉ…っ!」

あと少しで射精出来るのに、ギリギリのところで射精出来ない状態に○○が少女のような喘ぎ声を出す。

「んぅっ…だ、出したいか、○○…?」
「出したいっ、出し…たい……っ!」
「な、ならっ…もう少し、激しくして…っ、私と、赤ちゃんを、気持ちよく、させて…くれ…!」

慧音の言葉が引き金となったのか、腰を打ち付ける速度を速める。
だが、生殺し状態が続いたせいで理性が決壊してしまった○○は、刺激が禁じられていた子宮口を亀頭で突き上げた。

「ひあぁっ!?ま、待て…○○、そこは…っ!」
「くぁ、うぁあっ…!」
「んあぁぁっ…!赤ちゃん、赤ちゃんが、目を覚ましちゃうぅ…っ!」

子宮口を責められ、膣が収縮し出す。
慧音の快感が臍の緒を通じて胎児にも届いているのか、子宮の中からポコン、ポコンと反応が聞こえた。
お腹の子も感じているのだろうか?
もっとも、○○がそれに気付くような事はなく……

「…ーっ!で、出る…出ちゃう…慧音お姉ちゃん…だ、出すよ、出すよぉっ!」
「ひあ、あぁぁ……ん、んうぅぅぅぅーーーっ!」

ビクン、と体を震わせて慧音が絶頂に達すると同時に、○○も限界を迎え…子宮口めがけて子種をたっぷりを注ぎ込んだ。

「はぁっ…んあぁ……○○の精液、お腹の中に届いて…また、赤ちゃん、出来ちゃう……」
「はぁー…っ、ふぅ……っ…」

久しぶりの快感で放心状態になったか、虚ろな目でうわ言のように呟く。
そして、繋がったまま余韻に浸る。

「……凄く…気持ちよかったよ、慧音お姉ちゃん…」
「まったく、激しくしすぎるなって言ったろうに……悪い子、だな」
「だって、久しぶりだったんだもん…。それに、二人で気持ちいい事するの、好きだし…」
「まぁ、その…私も、気持ちよかったぞ?きっと、お腹の子も感じてただろうしな…」
「ホント?…うん、それはよかったよ」

二人で微笑み合った後、唇を重ねる。
このまま○○の舌を貪りたくなってしまった慧音だったが、さすがに連戦はきついので軽いキス程度に止めておく。

「元気の子が産まれてきて欲しいね……」
「ああ、そう願いたいな」

○○が大きくなったお腹を撫で回す。
きっと生まれてくる子は、○○のような優しい子に育ってくれる。
慧音はそんな事を思った。



――そして、それから4ヵ月後。
慧音は無事、双子の赤ちゃんを出産した。
生まれたのは男の子と女の子で男の子の方は慧音に、女の子の方は○○によく似ていたと言う。

「…なあ、○○」
「なに、慧音お姉ちゃん?」

生まれたばかりの双子に母乳を与えつつ、慧音は○○に問う。

「お前は…今、幸せか?」
「もちろんだよ。赤ちゃんも無事に生まれてきてくれたしね。…そう言う慧音お姉ちゃんは?」
「ああ…私も幸せだ―――」

自分と○○の為に、歴史を書き換えた事に負い目を感じていた慧音だったが…
もう、何も気にする事は無かった。

彼が幸せなら、自分も幸せなのだと。
生まれてきてくれた子を抱きかかえながら、慧音はそんな事を思った。

Ending No.1 母親になった人里の守護者
era紅魔館のバージョンアップ来ない

ネタが無い

ウフフのイチャスレにて慧音が筆卸しネタを見る

いいネタだな、少し借りるぞ

……やあ、ようこそバーボンハウスへ。
うん、またなんだ(以下略)

…と、そんな訳で「また」例のショタが筆卸しされるネタ。
話自体は今まで書いた2作とリンクしてて…
人里でれいぽぅされた→紅魔館ルート→美鈴or小悪魔ルート
人里でれいぽぅされてない→慧音ルート
こんな感じに。

さすがに文章力も限界が近いので、次やる時は普通のえろいネタでやろうかと。
でも、era紅魔館のメジャーアップデート来たら、美鈴or小悪魔ルートの続きとかもしたいと思ってる辺り、いつも通りになりそうです(^p^)


メガリス Date:2011/02/04 04:18:20

SS : 上白沢 慧音へ戻る

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