東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

俺は、幻想郷の人間の里でも最強の名高い格闘家だ。
 自分の最強を証明するために、妖怪だってなぎ倒した。
 俺がそんな中で、吸血鬼の住まう紅い館の噂を聞いた。
 吸血鬼もまた、俺の強さを証明するには良い相手かもしれなかったが、それ以上に興味を引かれたのは「紅魔館」を守っている妖怪がいるということだ。
 そいつは武術の達人といわれている。
 面白い、人間の里に伝わる格闘術を全て学んだ俺にとっては、そいつが最初の相手だ。
 ……そういきまいては見たものの。
 俺は負けた、それも盛大にだ。
 初めての無様な敗北に、俺は信じられない思いだった。
 さらに鍛錬を重ね、挑んだ。挑んだ。また挑んだ。
 全て……惨敗であった。
 門の前に倒れているのは、いつも俺であった。
 悔しかった。それゆえ、前後不覚となっていた。
 ……その結果、俺はその妖怪、紅美鈴に夜襲を掛けることを思いつき、部屋に忍び込んでいる。
 目の前には、布団に包まっている宿敵がいる。
 寝ている状態ならば、勝てる! そう思い、放った拳は……布団から伸びる手に、止められた。
 俺は愕然とした。何故だ、何故止められる!
 そのとき、奴が伸びる手をそのままにしたまま、むくりとおきだした。
「ずいぶん殺気丸出しね……○○?」
「美鈴!……な、何故……」
 本来なら言葉につまるはずのない俺の目線は、布団から出てきた美鈴の体に釘付けになった。
 彼女は薄い寝巻きを来ていた。
 体を包む薄布と、寝汗で濡れた太ももや胸のコントラストが俺の目を奪う。
「そりゃ、あんな殺気丸出しの拳だったら……誰だって気がつくわよ」
 本来だったら「また勝てなかった」と落胆するはずの自分の心に、美鈴の姿が焼きついてはなれない。
「でも、嬉しかったな……○○が来てくれて」
「う……嬉しい、だって?!」
 俺は完全に戸惑っていた。理解が出来ない。なぜならば、自分は美鈴を闇討ちしようとした男なのだ。その前にも、倒すべき相手として美鈴と戦ったはずの人間が来て、嬉しいはずなど、ない。
「わかんない……って顔してるね?」
「あ、当たり前のことを言うな!」
「じゃあ教えてあげる」
 そういって、美鈴は突然俺に近づき……抱きついてきた。
 俺が構える隙すら……そう考える前に、女の子の柔らかい体が密着する感触に戸惑う。
「あなたが初めて来たときは、バカな人間だと思ったわ……」
 その言葉は、俺を明らかにバカにした言葉だ。しかし、この状態は格闘家にとって危険な領域のはずだ。だが……俺は自分の体に当たる二つの柔らかく大きなものに気を取られ、手が伸びない。
「でも、何度も何度も挑みかかる姿を見て……」
 そうだ、こいつは俺のことをバカにしているんだ! 自分の闘志を燃やそうとしているところに、美鈴は無防備に俺の肩に顎を乗せ、耳元でこうささやいた。

「惚れちゃったんだ」

「なッ……!」
 自分の耳を疑った。美鈴はこの状況で一体何を言っているんだ?
「ホントだよ……ウソじゃなかったら、こんなことしないよ」
 その言葉は本当であった。完全な密着状態は、格闘家にとっては制空権内ともいえる。その状態で仕掛けないということは、自分を信頼しきっている状態だ。
 この言葉に、俺は戸惑っていた。
 俺は自分の強さを証明するために、女遊びをまったくしたことがない。当然、恋愛ごとなど一切なく、告白されたことすらない。
 そんな俺が、いきなり告白をされるなんて思いもよらなかった。気が動転していると同時に、俺の美鈴に対する戦意が失せていることに気がついた。
「……こんなこと言われても、迷惑、かな?」
「め、迷惑、ったって……」
 どうすればいいのかわからない。このまま戦う気も起きない。告白されたのは確かに嬉しい。だが俺は最強の男になるのではなかったのか?
「答えて欲しいな」
 肩から離れ、真剣な目で美鈴は俺を見る。
 まっすぐに、彼女は俺を愛している。

 ……数瞬後、俺は折れた。
「迷惑、じゃ、ない……」
 負けた。
 俺は、戦っているうちに美鈴にあこがれていたのかもしれない。
 俺は自分の心をそう結論付けた。
 彼女はそんな俺の顔を見て、にっこりと微笑んだ。
「ありがと♪ ……じゃあ、しよっか?」
「へ?」
 しよう? 何を? 
 ……あぁ……口付け、か。
「よし……するぞ」
 そうして、俺は美鈴の顔に自分の顔を近づけ……唇と、唇を合わせた。
 柔らかい感触に俺は戸惑いながら、体が火照るのを感じる。
 数秒後、唇を離した美鈴の顔はどこか不満げだった。
「こうじゃ、ないんだけどな……」
「ど、どう……するんだ?」
「知らないんだ……こうよ」
 そうして、美鈴のほうから唇を合わせてきた。
「ん……んちゅ……んく……」
 俺の口の中に、舌が入り込む。
 その舌は俺の口の中を丹念に嘗め回し、俺の舌に絡みつく。
 俺自身体験したことのない新しい感覚に戸惑うが、そう感じながら俺も美鈴の口腔内を同じように嬲りたいという感覚に襲われる。
 俺はその欲望に従い、美鈴の舌に己の舌を絡ませる。
 互いの唾液を交換し合い、喉を鳴らす。
 どんな武術よりも簡単な行為に、俺は興奮していた。
「ん……ちゅく………こくっ」
 口付けを楽しんでいる間、体と体を寄せ合い密着させる。
 お互いの胸元に、口元から垂れる唾液が零れ落ちる。
「んくっ……ぷはっ」
 口を離すと、銀色の細い橋が俺と美鈴の間に紡がれ、すぐに落ちた。
 初めての口付けは、俺をとても興奮させるものであった。
 目の前の美鈴は俺の顔を見るとにっこりと笑った。その頬はほんのりと赤く染まっている。
「どうだった? 初めては」
「……とても、良かった。美鈴」
「嬉しいわ……これでも結構経験してるんだから」
 そんな経験豊富な美鈴が、俺を選んでくれた。
 俺にそれだけの資格があるんだと思うと、自信がついてくる。
「次は……ここ、ね?」
 美鈴は自分の寝巻きに手を掛け、胸元をはだけた。
 寝汗で光る胸が、自分を興奮させる。
「ああ」
 美鈴の手を止め、彼女の寝巻きを完全にはだけさせる。
 大きい二つの乳房があらわになる。
 とても柔らかそうなそれに、俺は手を這わせる。
「うん……はぁ、っ……」
 指を双丘に沈ませる度に、美鈴があえぐ。
 躊躇せず、乳房の頂点に立つ二つの桜色の突起に口付ける。
「きゃ……いきなり……あァ!」
 吸い付き、舌で転がし、甘噛みする。
 そのたびに、可愛い声で鳴いてくれる。
 果たして初めての自分が彼女を喜ばせているのか? という不安はあるが、彼女の声を聞くたび、安心すると同時に嬉しくなる。
 乳首を責めながらも、胸の愛撫は止めない。次第に手が強くなり、豊かな胸をもみしだく。
 ふと、彼女の手が俺の頭に当てられる。
「こら、乱暴よ」
 額に額が当てられる。
「そんなんじゃ張っ倒しちゃうわよ」
「す、すまん……」
「胸はもう十分だから、次は……」
 そういって、美鈴は自分の股間をもじもじさせる。
「そ、そうか……」
 とはいっても、自分は女性のそこには何があるのかすらわかっていない。
「大丈夫よ、触ってくれるだけで嬉しいの」
「わかった」
 しかしなんということか。今まで武術ばかりやってきたが、女の体について何も知らなかったとは……これでは美鈴に勝てないのもうなずける。
 何事も挑戦だ……そう思い、俺は美鈴の股の間に手を入れた。
 まず、真っ先に感じたのは叢であった。
「意外と少ないんだな」
「何言ってんのよ、もう……」
 困った様子で美鈴が言う。失礼だったか。
「すまん」
「いいのよ、続けて♪」
 そういわれたので、気にせずに叢の奥へ指を進めると……そこは、熱く濡れていた。
 今の美鈴の肌のような「湿っている」という感触ではない、そこは「濡れている」という表現がぴったりくるような、そんな状態だった。
 どこがどういう状態なのかすらわからず、ただひたすらに撫でていく。
「あぁッ!……ん……くふぅ……」
 ビラビラの部分をなでていくたび、可愛い声を上げる。
 その上のほう、結合部をなでると……さらに高い声を響かせた。
「きゃうッ! んふ……」
「気持ち……いいのか?」
「なんだ……やさしく出来るじゃない……」
「やさしい? ……俺が、か? 美鈴」
 今まで武術ばかりやってきた俺が、優しいなどといわれることは初めてだ。
「私の知ってるあなたは、いつも殺気をびんびんに尖らせて、自分を高めようとばかりしていたからさ」
 俺の頬をなでながら、美鈴はしゃべり始める。
 俺は昔から、自分が強くあろうとすることばかり考えた。そのための努力ばかりしていて、まさか誰かに……しかも、自分が倒そうとしていた相手に惚れられるなんて思ってもいなかったのだ。
「私はあなたよりずーっと長く生きてて、あなたみたいな人もたくさん出会ってきた。好きなんだ。あなたみたいな、強くあろうとする人が……私もそうだから」
「そう……」
「人間と同じように、私も修行しているのよ。昔から今まで、ずーっと」
「今も、修行しているのか!」
「昔ほどじゃないけどね……門番やりながらだし、幻想郷だと相手もそんなにいないから」
 そうだったのか……全てにおいて、完敗だ。
「修行の成果、見せてあげようか? ……房中術って言ってね、道教の煉丹術のひとつなのよ」
「煉丹術……?」
「セックスの術よ。私のは半分我流が入ってるけどね」
 気づいたら、美鈴の手が俺の股間に伸びている。
 伸びた手で気がついた。俺の股間のモノは……凶暴なまでに大きくなっていた。
「んふふ、これなら十分ね」
 そういって、美鈴は俺の服を脱がし始め……気づいたら下半身真っ裸になっていた。
 俺の目の前には、見事なまでに大きくなった俺の肉棒があった。
 美鈴はそれを眺めながら、にやにやと笑っている。
「大っきい……」
 そして、俺の肉棒に、手を当てた。
「ッ!」
 敏感になっている俺の肉棒は、美鈴が触れるだけで反応した。思わず声が出てしまう。
「いい反応ね……じゃあ、こんなんはどうかな♪」
 そうすると、美鈴は触れるだけに飽き足りず、肉棒を包み込み、さすり始めたのだ。
「んッ……おおゥ……」
 しゅっ、しゅっという音がするたび、俺の肉棒には快感の波が来る。
「いい声で鳴いてくれるね……じゃあ」
 そういいながら美鈴は顔を近づけ……亀頭に口付けたのだ。
「んぐッ!」
 俺の反応を聞いた美鈴は、さらに責めに転ずる。亀頭を舌でちろちろと舐め始めたのだ。
 気持ちよすぎる……この世にこれほどの快楽があったとは。
「まだまだ序の口よぉ……♪」
 美鈴の攻めは止まらない。
 舐めるだけではなく、口全体で咥えはじめた。
 美鈴の口の暖かさが、肉棒に伝わる。
 舌使いと相まって、俺の快感は相当の高みへと上っていく。
「ひくひくしへふぅ……ふふ♪」
 上目遣いで、咥えながら美鈴が話しかける。
「や、やばっ……出る……」
「らしらぁえ♪」
 そういって、美鈴が見つめてきたその瞬間、俺の肉棒が爆発した。
「んんッ!」
 尿道から湧き上がる精液は、美鈴の口の中で暴発し、口腔内を満たしていく。
「んふ……ふ……こくっ、こくっ……」
 美鈴は驚くべき行動に出た。口の中を満たしている俺の精液を、喉を鳴らして飲んでいるのだ。
「ぷはっ……美味し♪」
 精液を出した経験がないわけではない。それゆえ、綺麗なものではないことを知っている。だが、美鈴は飲んだ。しかも美味しいなどと……。
「本当、か?」
「本当よォ……あなたのものなんだから」
 ああ、本当に愛されている……自分はこんな相手の気持ちもわからずに、戦いを挑んでいたのかと申し訳なくなると同時に、俺の肉棒がまた熱くなる。
「元気元気♪ じゃぁ……」
 美鈴がにっこりと笑う。
「ひとつに、なろう?」
 俺はうなずいた。

 俺はベッドに仰向けに横たえられ、大きくなった肉棒を立てている。
 その上には全裸の美鈴がいて、肉棒をつかみ、自分のアソコ(名前がわからない……俺の知識のなさが恥ずかしい)に引き寄せていく。
 これからどうなるというのだ? 自分にはわからないことだらけだ……。
「心配そうな顔してるね? 大丈夫……一緒に気持ちよくなろう?」
 そういうと美鈴が腰を沈めた。アソコにずぶずぶと沈められていく。
 やばい……これだけで、飲み込まれそうだ……。
 俺の肉棒は、美鈴のアソコに完全に吸い込まれた。
「ふふ……全部入っちゃったわ♪」
 そうして、美鈴は入ったまま、体を揺らす。うぅ、出そうだ……。
「まだ出しちゃだめよ。私も気持ちよくなりたいんだから」
 そういって、美鈴は腰を動かし始めた。アソコの中の肉棒を、内側の壁にこすり付けるかのように……。
 ぐちゅぐちゅとアソコから水音がし、同時に大きな乳房が揺れる。
「あッ……あんッ……」
 また、可愛らしい声を上げる。何もしてないのに……自分は我慢しているだけで精一杯だ。
「くッ……この!」
 負けてばかりはいられない。
俺は美鈴の腰をつかみ、彼女の望みどおり、内側の壁にこすり付けるように腰を動かす。
「あんッ……あんッッ! やるじゃない!」
 美鈴は俺の肩に手を当て、俺の動きに合わせる。
「いつまでも……リードされっぱなしじゃ……!」
「あはッ……さすが、ね……あんンッ!」
 体と体の動かしあい……これが、SEXというものか!
 快感の波に溺れるなかで、俺は新たな発見をしていた。
 相手が気持ちよいタイミングと、自分の気持ちよいタイミングを合わせる……。
 相手がいなければ出来ない、最高の技だ。
 SEXのプロである美鈴と一緒の技は、俺だけが味わえる特上の技だ。
「で……出るッ!」
「一緒よ……一緒……」
 お互いの手をつなぎ、絶頂のときを迎えようと求め合う。
 最高の技のクライマックスを、最高の状態で迎えようと。
 そして……お互いの精を、解き放った。
「くっ……ううッ!」
「あッ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
 2度目の射精。
 美鈴の胎内に、俺は精液を注ぎ込んだ。
「あは……私の膣内……あなたでいっぱい……」
 幸せそうな美鈴の顔を見て、自分の心が先ほどまでと違う幸福感で満たされるのを感じる。
 美鈴が問いかける。
「ねぇ……モノは相談なんだけど……」


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 よぉ! 魔理沙だぜ!
 今日も日課の図書館破りのために、愛用の箒ガンフェニックスストライカーでやわらかい門破りだぜ!
 ……おい。
 なんだあれ!
 なんで門番が二人もいるんだ!
「「ふふふ……背水の陣だ!」」
 くそッ、二人だからっていい気になりやがって!
 二人まとめてぶっとばしてやる!
「あれは、マスタースパークの構え!」
「よし、いくぞ美鈴!」
「えぇ、○○。教えたとおりにやってね!」
 何を言っている、ぶっ飛ばして……なにィ!
 二人の気で壁を作って、マスタースパークを反射してる、だとォ?!
「「はァーッ!」」
 ぐわーッ!
 門が、硬くなりやがった……。
 そう思いながら、私の体は湖へと落ちていった。



「やったね、○○」
「あぁ、美鈴」
 ある日を境に、吸血鬼の館紅魔館は、二人の門番を採用した。
 この日から、紅魔館の門は堅くなったといわれている。
 当主レミリア・スカーレットはこう語る。
「あんなに愛し合われちゃ、どんな攻撃でも破れないわね……絆ってやつかしら?」

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2スレ>>413 ロダicyanecyo_0134.txt

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