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touhou_icha 2012年06月15日(金) 20:09:41履歴
「はい。王手飛車取りです」
「うおっ!? ま、待った!!」
「だーめ、です。待ったは15回までって決めたじゃないですか。今ので16回目ですよ?」
「うぐぐぐぐぐ…」
妖怪の山の滝の裏。
僕と椛は将棋を指していた。
ちなみに、大将棋ではなく、普通の本将棋だ。
僕と椛はある賭けをしており、その賭けのためにも、今回は何としても勝たなければならない。
ならないのだが。
「はい、王手。これで詰みです」
「うげっ!」
慌てて盤上に自分の王の逃げ場所が無いか探すが、どこにも逃げ道は無かった。
「ま、参りました」
「はい」
僕ががっくりと項垂れると、椛は満足そうに頷いた。
「これで○○さんの30連敗ですね」
「ううう…」
「まさか、飛車角金銀落ちで30連勝出来るとは思いませんでした」
ううう。これ以上傷を抉らないでくれえ。
「さて、○○さん。約束は覚えていますか」
「な、何の事かな」
「白々しいですね。男らしくないですよ」
「お、覚えてるよ…」
「それなら結構です」
椛と交わした賭けの約束。
それは、もし飛車角金銀落ちで僕が椛に30連敗した場合、椛の言う事を何でも聞くというものだった。
ちなみに、1回でも僕が勝ったら、椛が僕の言う事を何でも聞くということになっていた。
その圧倒的なハンデが、僕と椛の実力差を物語っていたりする。
「それでは、今日一日、私の言う事を聞いてもらいますね」
「煮るなり焼くなり、好きにしてくれ…」
「ふふふ。潔いですね。それでは早速」
不意に視界が反転した。
目に入るのは、息がかかるほどの近距離にある椛の顔と、その背後の澄み切った青い空。
押し倒された事に気づくまで少し時間がかかった。
「も、椛?」
「ふふっ。約束通り、煮るなり焼くなり好きにさせて貰いますね」
ただならぬ椛の雰囲気に息を呑む。
目が異様にぎらついていて、まるで獲物を目前にした野生の狼のようだ。
「実は私、もうすぐ発情期が来るんです」
「は、発情期…!?」
「はい。だからといって、好きでも無いオスと番う気はありませんし、空しく自分の身体を慰めるつもりもありません」
「そ、それで?」
「予め、気に入ったオスを手元に置いておこうと思うんです」
「な、なにを言って…んむっ」
問答無用で椛に唇を奪われる。
啄むように軽く僕の唇を味わい、直ぐに舌を口内に侵入させてきた。
慌てて舌で押し返そうとするが、逆に絡め取られてねっとりと舐られ、あらかじめ口に含んでいたのか、
唾液と共に甘ったるい液体を流し込まれる。
「んっ、んぐっ、ぷはっ…!!」
僕が飲み込んだのを確認すると、椛はゆっくりと口を離した。
「な、何を飲ませたんだ…?」
「そんな不安そうな顔をしないでください。ただの媚薬です」
椛は普段と変わらない笑顔で言った。
「ふふ…そろそろ、身体が熱くなって来たでしょう…?」
「あ、ああっ…あっ、ううっ…」
椛の言うとおり、身体が芯から急激に熱を帯び始めた。
心臓の動悸が治まらず、身体の一部分に急激に血液が集中していくのが分かる。
「ここが、もう耐えられないでしょう?」
椛は慈しむような笑みを浮かべながら、ズボン越しに僕の股間を軽く擦った。
「いうっ!? うあ、うあああ…!!」
たったそれだけのことなのに、電流のような快感が背筋を駆け登り、まるで自分の物では無いかのように、下半身が激しく痙攣し、次の瞬間、呆気なく射精した。
「あらあら。たったこれだけで果ててしまったんですか? 人間にはちょっと強力すぎたかもしれませんね」
椛はカチャカチャと僕のベルトをはずし、僕の一物を取り出した。
自分の精液に汚れたそれは、グロテスクにぬめり輝いて、そそり立っていた。
「ふーっ」
「んあっ!?」
椛が息を吹きかけただけで、僕の一物は激しく痙攣し射精した。
勢いよく飛び出した粘液が、椛の端正な顔を汚していく。
「息を吹きかけただけで、こんなになっちゃうなんて、本当に凄い効き目…んっ」
椛は顔に付着した粘液の飛沫を指で掬い、愛おしそうに舐めとった。
立て続けに2度も射精したにもかかわらず、僕の一物は一向に衰える気配を見せない。
それどころか、身体の疼きと熱さがより一層増幅され、居ても立っても居られない。
「あ、あう…も、もみ…もみじ…」
「どうしたんですか? そんなに切なそうな目をして」
「た、助け…おかしく…」
椛はサディスティックな笑みを浮かべ、僕の右手を取った。
戸惑う僕に構わず、椛は僕の手を自らの秘所に導く。
くちゅり、という湿った音がした。
「んっ…分かります? ○○さんの喘いでいる姿を見て、私もこんなに濡れているんです」
思わず、ぐびりと喉を鳴らしてしまう。
「○○さんの身体の火照りを治めるには、これを」
「ひう!!」
椛はピンと指で僕のモノを弾いた。
気が狂いそうな快感が背筋を駆け登り、粘液を撒き散らしてしまう。
3度目の射精にもかかわらず、僕の一物は全く萎えていない。
それどころか、身体の熱さと疼きが最初の時よりも明らかに増してきている。
「私の中に収めるしかないんです」
椛は、僕の上に覆いかぶさるようにして顔を近づけた。
耳朶を甘噛みしつつ、椛は蕩けるような声で囁いた。
「『今日からずっと、私のモノになる』と誓ってください」
「そ、そんなことっ…」
椛は優しく微笑むと、僕の一物を軽く扱いた。
「んあああああっ…!!」
4度目の射精。
射精を繰り返せば繰り返すほど、僕の一物は堅くいきり立ち、それに比例するように欲情が募っていく。
身体の熱さと疼きはもうどうしようもないくらいだった。
気が付いたとき、僕は椛に向かって哀願していた。
「わ、分かった! 分かったよ! 椛のモノになる…なります!!」
「ふふ…良く出来ました」
椛は子を慈しむ母親のような表情で、僕の下半身の上に跨った。
「私の初めてを上げるんだから、光栄に思ってくださいね」
椛は徐々に腰を降ろしていき、秘所が僕の先端に触れた。
「行きますね…んっ!!」
椛はそのまま勢いよく腰を降ろしてきた。
お互い充分過ぎるほどに潤っていたからなのか、僕のモノは椛の中にするりと飲み込まれた。
途中で、何か引っかかりのようなものがあった気がしたが、あっさり根元まで埋没した。
間をおかず訪れる、形容しがたいほどの狂おしい快感と解放感。
そして、本日5度目となる、今まで最も長い射精。
「あ、ああ、あああああああああああああっ!!」
コメツキムシのように、何度も下半身が跳ね上がり、椛の中に断続的に射精し続ける。
ポンプのように収縮する椛の膣との相乗効果もあってか、一向に止まる気配が無い。
「んくっ、はあああああぁ…すごいです。私の中、一杯になっちゃって…あん! まだ出てる…!!」
恍惚とした表情で椛は腰を振り続ける。
股間に血が滲んでいるが、全く気に留める様子もない。
「…も、みじぃ…気持ち…気持ちいいよぅ…」
「わ、私もっ、気持良いですっ、ああ…!! いっ、いっちゃ…!!」
椛が白い喉を仰け反らせ、激しく身体を震わせた。
膣が今までに無いほどの収縮を見せる。
何もかもを吸い取ろうと貪欲に蠢くその動きが、僕の意識を刈り取っていく。
「これで、○○さんは私のモノです。いっぱい子作りしましょうね」
完全に意識を喪失する直前、椛のそんな声を聞いた気がした。
「……これが、お母さんとお父さんの馴れ初めよ」
「そうなんだー」
「あなたも、お気に入りのオスを見つけたら、迷わず押し倒して犯しなさい。それで万事上手くいくわ。媚薬は常に携帯していなさいね」
「はーい」
「娘に変な事吹き込むんじゃないっ!!」
3スレ>>236 ロダ icyanecyo_0203.txt
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「うおっ!? ま、待った!!」
「だーめ、です。待ったは15回までって決めたじゃないですか。今ので16回目ですよ?」
「うぐぐぐぐぐ…」
妖怪の山の滝の裏。
僕と椛は将棋を指していた。
ちなみに、大将棋ではなく、普通の本将棋だ。
僕と椛はある賭けをしており、その賭けのためにも、今回は何としても勝たなければならない。
ならないのだが。
「はい、王手。これで詰みです」
「うげっ!」
慌てて盤上に自分の王の逃げ場所が無いか探すが、どこにも逃げ道は無かった。
「ま、参りました」
「はい」
僕ががっくりと項垂れると、椛は満足そうに頷いた。
「これで○○さんの30連敗ですね」
「ううう…」
「まさか、飛車角金銀落ちで30連勝出来るとは思いませんでした」
ううう。これ以上傷を抉らないでくれえ。
「さて、○○さん。約束は覚えていますか」
「な、何の事かな」
「白々しいですね。男らしくないですよ」
「お、覚えてるよ…」
「それなら結構です」
椛と交わした賭けの約束。
それは、もし飛車角金銀落ちで僕が椛に30連敗した場合、椛の言う事を何でも聞くというものだった。
ちなみに、1回でも僕が勝ったら、椛が僕の言う事を何でも聞くということになっていた。
その圧倒的なハンデが、僕と椛の実力差を物語っていたりする。
「それでは、今日一日、私の言う事を聞いてもらいますね」
「煮るなり焼くなり、好きにしてくれ…」
「ふふふ。潔いですね。それでは早速」
不意に視界が反転した。
目に入るのは、息がかかるほどの近距離にある椛の顔と、その背後の澄み切った青い空。
押し倒された事に気づくまで少し時間がかかった。
「も、椛?」
「ふふっ。約束通り、煮るなり焼くなり好きにさせて貰いますね」
ただならぬ椛の雰囲気に息を呑む。
目が異様にぎらついていて、まるで獲物を目前にした野生の狼のようだ。
「実は私、もうすぐ発情期が来るんです」
「は、発情期…!?」
「はい。だからといって、好きでも無いオスと番う気はありませんし、空しく自分の身体を慰めるつもりもありません」
「そ、それで?」
「予め、気に入ったオスを手元に置いておこうと思うんです」
「な、なにを言って…んむっ」
問答無用で椛に唇を奪われる。
啄むように軽く僕の唇を味わい、直ぐに舌を口内に侵入させてきた。
慌てて舌で押し返そうとするが、逆に絡め取られてねっとりと舐られ、あらかじめ口に含んでいたのか、
唾液と共に甘ったるい液体を流し込まれる。
「んっ、んぐっ、ぷはっ…!!」
僕が飲み込んだのを確認すると、椛はゆっくりと口を離した。
「な、何を飲ませたんだ…?」
「そんな不安そうな顔をしないでください。ただの媚薬です」
椛は普段と変わらない笑顔で言った。
「ふふ…そろそろ、身体が熱くなって来たでしょう…?」
「あ、ああっ…あっ、ううっ…」
椛の言うとおり、身体が芯から急激に熱を帯び始めた。
心臓の動悸が治まらず、身体の一部分に急激に血液が集中していくのが分かる。
「ここが、もう耐えられないでしょう?」
椛は慈しむような笑みを浮かべながら、ズボン越しに僕の股間を軽く擦った。
「いうっ!? うあ、うあああ…!!」
たったそれだけのことなのに、電流のような快感が背筋を駆け登り、まるで自分の物では無いかのように、下半身が激しく痙攣し、次の瞬間、呆気なく射精した。
「あらあら。たったこれだけで果ててしまったんですか? 人間にはちょっと強力すぎたかもしれませんね」
椛はカチャカチャと僕のベルトをはずし、僕の一物を取り出した。
自分の精液に汚れたそれは、グロテスクにぬめり輝いて、そそり立っていた。
「ふーっ」
「んあっ!?」
椛が息を吹きかけただけで、僕の一物は激しく痙攣し射精した。
勢いよく飛び出した粘液が、椛の端正な顔を汚していく。
「息を吹きかけただけで、こんなになっちゃうなんて、本当に凄い効き目…んっ」
椛は顔に付着した粘液の飛沫を指で掬い、愛おしそうに舐めとった。
立て続けに2度も射精したにもかかわらず、僕の一物は一向に衰える気配を見せない。
それどころか、身体の疼きと熱さがより一層増幅され、居ても立っても居られない。
「あ、あう…も、もみ…もみじ…」
「どうしたんですか? そんなに切なそうな目をして」
「た、助け…おかしく…」
椛はサディスティックな笑みを浮かべ、僕の右手を取った。
戸惑う僕に構わず、椛は僕の手を自らの秘所に導く。
くちゅり、という湿った音がした。
「んっ…分かります? ○○さんの喘いでいる姿を見て、私もこんなに濡れているんです」
思わず、ぐびりと喉を鳴らしてしまう。
「○○さんの身体の火照りを治めるには、これを」
「ひう!!」
椛はピンと指で僕のモノを弾いた。
気が狂いそうな快感が背筋を駆け登り、粘液を撒き散らしてしまう。
3度目の射精にもかかわらず、僕の一物は全く萎えていない。
それどころか、身体の熱さと疼きが最初の時よりも明らかに増してきている。
「私の中に収めるしかないんです」
椛は、僕の上に覆いかぶさるようにして顔を近づけた。
耳朶を甘噛みしつつ、椛は蕩けるような声で囁いた。
「『今日からずっと、私のモノになる』と誓ってください」
「そ、そんなことっ…」
椛は優しく微笑むと、僕の一物を軽く扱いた。
「んあああああっ…!!」
4度目の射精。
射精を繰り返せば繰り返すほど、僕の一物は堅くいきり立ち、それに比例するように欲情が募っていく。
身体の熱さと疼きはもうどうしようもないくらいだった。
気が付いたとき、僕は椛に向かって哀願していた。
「わ、分かった! 分かったよ! 椛のモノになる…なります!!」
「ふふ…良く出来ました」
椛は子を慈しむ母親のような表情で、僕の下半身の上に跨った。
「私の初めてを上げるんだから、光栄に思ってくださいね」
椛は徐々に腰を降ろしていき、秘所が僕の先端に触れた。
「行きますね…んっ!!」
椛はそのまま勢いよく腰を降ろしてきた。
お互い充分過ぎるほどに潤っていたからなのか、僕のモノは椛の中にするりと飲み込まれた。
途中で、何か引っかかりのようなものがあった気がしたが、あっさり根元まで埋没した。
間をおかず訪れる、形容しがたいほどの狂おしい快感と解放感。
そして、本日5度目となる、今まで最も長い射精。
「あ、ああ、あああああああああああああっ!!」
コメツキムシのように、何度も下半身が跳ね上がり、椛の中に断続的に射精し続ける。
ポンプのように収縮する椛の膣との相乗効果もあってか、一向に止まる気配が無い。
「んくっ、はあああああぁ…すごいです。私の中、一杯になっちゃって…あん! まだ出てる…!!」
恍惚とした表情で椛は腰を振り続ける。
股間に血が滲んでいるが、全く気に留める様子もない。
「…も、みじぃ…気持ち…気持ちいいよぅ…」
「わ、私もっ、気持良いですっ、ああ…!! いっ、いっちゃ…!!」
椛が白い喉を仰け反らせ、激しく身体を震わせた。
膣が今までに無いほどの収縮を見せる。
何もかもを吸い取ろうと貪欲に蠢くその動きが、僕の意識を刈り取っていく。
「これで、○○さんは私のモノです。いっぱい子作りしましょうね」
完全に意識を喪失する直前、椛のそんな声を聞いた気がした。
「……これが、お母さんとお父さんの馴れ初めよ」
「そうなんだー」
「あなたも、お気に入りのオスを見つけたら、迷わず押し倒して犯しなさい。それで万事上手くいくわ。媚薬は常に携帯していなさいね」
「はーい」
「娘に変な事吹き込むんじゃないっ!!」
3スレ>>236 ロダ icyanecyo_0203.txt
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オチwww