東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

行燈の蝋燭の炎が揺らめいて、障子に映った私達の影が揺れた。
ような気がした。

だけど私にも、目の前のこいつにも、それを気にかける余裕はなかった。

──んあん!あ、あ、ふっ、ひゃあっ、ああん!

まるで自分の口から出たとは思えない、媚声。
私自身が初めて聞いた、私の声。
真っ白に塗りつぶされるような感覚の中で、私はそんなことを考える。
そんな事を考えていなければ、私はすぐに意識の手綱を放して、叫びながら快楽の湖に
沈んでしまうから。

それでも、全く構わずに、私が組み敷いたこいつは、馬乗りになった私を突き上げる。
突き上げるたびに、私の奥から全身へ、甘い痺れが伝わって、粘ついた声音を吐き出す。

──れ、いむ、れいむ、霊夢、霊夢っ

うなされる様に、あるいは寝言のように、私を穿ちながら○○が、私の名前を呼んでいる。
それは快楽とともに染み渡り、狂いそうなほどの愛しさと──

引き裂かれそうな寂しさで、染めていく。


春になったら、帰ると。ただ一言、こいつは言った。
そのわけは、何度聞いても答えない。
ただただ、私への謝辞を繰り返すだけ。あるいは話をはぐらかすだけで。


だから私は、帰ると聞いたあの日の夜から、○○を求めた。○○を襲った。
寂寥と悲哀を紛らわすため。
いつか告げると思っていた、私の想いを伝えるだめ。

そして、証を授かるために。
○○がいた証。○○と過ごした証。

不意に○○が、腰を引く。
でも分かっている。私の中の○○が、一瞬膨らんだことを。情欲を放ちたがっていることを。
○○は初めて結ばれたあの日から、決して私の中で果てようとしないことも。

許さない。許さない。絶対に許さない──!

ともすれば絶頂しそうになる体を、その一念だけでねじ伏せて、逃げた腰を追って。
私は自分で、深く○○に突き刺さる。

──ああああああああああああっ!!!

視界が、思考がすべて快感と悦楽にふさがれて、私はついに意識を手放した。
私の奥に放たれる、熱と滾りを感じながら。




そして、暗い夜が更けていく。



4スレ目>>15:イチャネチョするロダ_0246.txt

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草しか、生えない。

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Posted by HK416 2017年11月19日(日) 09:03:33 返信

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