東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

 妖怪の山は緩やかな女性優位社会である。
 と言っても、頭の悪い女と、それに扇動されたより頭の悪い女が、男女平等の名の下に公然と男性差別を行うわけでなければ、頭の悪い男がそれに反発し、「三次元の女は糞だ」とばかりに、二次元に走る歪んだ社会というわけでもない。
 男の固体数が極端に少ないため、必然的にそうなってしまうのだ。
 生物学的見地から、オスよりもメスのほうがストレスや環境の変化に強いため、苛酷な自然環境でも生き延びられるメスが生まれる確率が高いのではないかとする説もあるが、実際のところは良く分かっていない。
 ともかく、そんな理由もあり、男の数は極端に少ない。だからといって、蔑ろにされるということは決してなく、むしろ男児が生まれると、妻となる女の手で大切に大切に育てられ、一人前の男へと成長するのだ。

「よしっ、これで最後!」

 朝刊の配達に勤しむこの鴉天狗の少年も、そんな貴重な男子の一人だった。
 人間で言えば、まだ10歳足らずのほんの子供だ。
 妻の手がけた新聞をすべて配り終え、額に浮いた汗を拭うと、少年は揚々と妻の待つ自宅兼印刷所に向かった。

「ただいま、文」
「おかえりなさい、あなた」

 帰宅した少年を、妻である射命丸 文は、満面の笑顔で迎えた。

「ちゃんと配ってきたよ。偉い?」
「偉いわ。それでこそ、私の旦那様よ」
「えへへ」

 褒められた少年は、得意げな笑みを浮かべ、嬉しそうに背中の羽をパタパタさせた。
 労うように少年の頭を何度か撫で回した後、文は少し身を屈めて、少年に視線を合わせた。

「ご褒美よ」
「んっ」

 少年は、嬉しそうに目を細め、妻の口づけを受け入れた。
 小鳥が啄むように始まったそれは、すぐに舌を絡め合わせ、唾液を交換する濃厚な物へと変貌した。
 口腔全体を使い、お互いの舌を食むようなディープキスはたっぷり数分間続き、やがて、どちらからともなく唇が離れた。

「ちゅーだけ……?」

 口の端から唾液を垂らし、完全に蕩けたきった切なげな上目遣いで、幼い夫は文を見上げた。
 よく見ると、若干前かがみになり、僅かに内股をモジモジさせている。

「もう。仕様のない旦那様ね」

 文はクスリと微笑むと、少年をお姫様抱っこで抱えあげた。
 そのまま寝室まで運ぶと、そっと寝台の上に少年を横たえた。
 少年は頬を染め、これから訪れるであろう至福の時間に胸を高鳴らせていた。
 文の視線が、少年の下腹部のほうへ移動ししていき、やがて股間に到達した。
 そこには、幼いながらもしっかりと自己主張するオスの証が、袴を押し上げて隆起していた。

「クスッ。キスだけでこんなにしちゃって。いやらしい旦那様」

 少しばかり加虐的な笑みを浮かべ、文は夫の幼根を指で弾いた。

「あんっ!」

 鼻に掛かった鳴き声と共に、少年はビクンと腰を跳ね上げた。
 期待どおりの反応に、文は満足げな笑みを浮かべ、少年を生まれたままの姿にしていった。
 足袋以外の衣服をすべて取り払われた少年は、自分の肩を抱くようにして、恥ずかしそうに身体を縮こませた。
 すぐにでも襲いかかり、蹂躙しつくしたいたい欲求を必死に抑え、文は、屹立する幼根を振るわせる少年をじっと視姦した。

「どうしてほしいの?」

 意地悪く尋ねるも、少年は股間を擦り合わせながら、恥ずかしそうに顔を逸らすだけだった。

「あやや。困ったわね。はっきりと口に出してもらわないと、分からないわよ?」

 追い打ちを掛ける文に、少年は、僅かに口を開き、囁くように呟いた。

「……い」
「なんですって? 聞こえないわ」

わざとらしい仕草で、文は少年の口元に耳を寄せた。

「あ、文の、中に入れたい……」

 火が吹き出そうなほどに真っ赤になりながら、少年はようやくそれだけを口に出した。

「ん〜? 具体的に言ってもらわないと、分からないわね〜?」

 とぼけたように言いながら、文はいきり立つ幼根を扱いた。
 皮を剥きながら、ピンク色の亀頭を親指の腹で、執拗に擦り上げる。
 過敏な部分に加えられる刺激に、少年は痛みとも快感ともつかない、悩ましげな声を上げ、腰をくねらせた。 

「さあ、さあ。どうして欲しいの?」

 呼吸を荒くしつつ、申し訳程度に覗いた可愛らしい亀頭への刺激を続ける文。
 一気にずる剥いて、可愛らしい悲鳴を上げさせたい嗜虐的な誘惑に駆られたが、そんなことで得られるのは一時的な自己満足だけだ。
 外気に慣らすように、指使いに強弱を
付けながら、文は亀頭への愛撫を継続した。

「あ、あんっ。くうん」
 
 少年は子犬のように鼻を鳴らし、文の与える刺激に幼根を震わせた。

「ほらほら、早く言いなさいな」

 少年の愛らしい痴態に、文の吐息も徐々に荒くなっていった。

「あ、文のまんこにちんちんを入れて、せーしを出したい! 出したいよう!」

 少年の懇願に、文はにんまりとした笑みを浮かべ、よく出来ましたと呟いた。
 艶めかしい仕草でおもむろに少年の上に跨り、ちょうど小刻みに震える幼根の上に、自らの秘唇をセッティングした。
 少年への愛撫で興奮したのか、文のそこは十分すぎるほどに潤っており、秘所を守る淡い蔭りも、自らの愛液で濡れそぼっていた。
 徐々に腰が下がっていき、湿った音と共に、少年の亀頭に文の入り口が触れた。

「あ、ああ……あああ……」

 純潔を捧げ奪い合った花園の中に、飲み込まれていく自分の分身を、少年は歓喜の声と共に見守っていた。
 先端部分から徐々に包み込んでいく熱く柔らかい感触に、少年は既に限界を迎えつつあった。
 やがて、ぱちゅんという肉を打つ音共に、少年の幼根は、ついに文の中に完全に飲み込まれた。
 その拍子に、文の膣全体がきゅっと締まった。

「ふあっ」

 トドメを刺された形となった少年は、愉悦の声と共に呆気なく果てた。
 限界まで膨張していた幼い分身は、文の中で喜悦に打ち震えながら、それでも健気にオスとしての役目を果たすべく、放精を始めた。
 胎内を満たす暖かい感触に身を委ねつつ、更なる射精を誘引するように、文は巧みに腰を使った。

「ああんっ! 止まんないぃ……きもひ、いいよぅ……」

 打ち上げられた魚のように腰を弾ませながら、少年は呂律の回らない声で喘いだ。
 収縮する文の膣は、少年の一物に射精の中断を許さず、尿道を駆け上る精液は留まることを知らなかった。

「可愛いわぁ、旦那様。はい、こっちを向いて〜」

 少年の上で踊る文の手には、いつの間にか愛用のカメラがあった。

「はい、チーズ!」

 シャッター音と同時に、少年は射精したまま二度目の絶頂を迎えた。












「んふふ。被写体といい、アングルといい、最高ね」

 一人嘯きながら、文は現像したばかりの写真を見つめていた。
 絶え間ない絶頂に翻弄された少年が、気絶するように眠りに付いた後、文は早速撮影した写真の現像を行った。
 それは、実に見事な出来栄えのハメ撮り写真だった。
 アヘ顔でダブルピースを決めている写真の中の夫に軽く口付けをし、文は写真をアルバムへと収めた。
 そのアルバム自体、夫の絶頂シーンのみを切り取った写真が無数に収められている、ハメ撮りアルバムなのだ。
 もちろん、これは個人観賞用であり、新聞に掲載するつもりは全く無いものだ。
 誰一人知ることの無い、文一人だけの個人写真集だ。

「やっぱり、白足袋オンリーは鉄板ね。見てるだけで、潤ってきちゃうわ。今度は、半脱ぎにもトライしてみようかしら?」

 文の脳裏に、半裸で喘ぐ幼い夫の姿が浮かんだ。

「……想像したら、ムラムラしてきちゃったわ。早速試してみようっと」

 アルバムを片付けると、文は軽い足取りで書斎を後にした。
 その数分後、寝室から少年の嬌声が聞こえてきた。






「はぁ、はぁ……あ、文ったら、こんな、こんな凄いことを……んんっ……」

 どこかで、引きこもりが念写した写真をおかずにしていた事を、文が知る由も無かった。


東方イチャウフ話 Date : 2012/11/17 20:16:19

SS : 射命丸 文へ戻る

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