東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

「やれやれ……。なんでこんなところにいるんだろうかっと」
ある日、街をうろうろと歩いていたら、何かの境界に嵌り、そのまま落ちてしまった。
何処か分からん。
「くそったれ……。こんなところで死にたくないぞ、私は」
「……あ」
見たことのあるZUN帽に金髪。そして傘とくれば、ゆかりんだな。
ということは……ここは幻想郷か。
なんだ、幻想郷なら話は別だ。それにゆかりんと来たら、藍しゃまとかいるだろ。
「もしかして落ちてきちゃったとか?」
「そうですよ、全く……。何やってくれるんですか」
「ごめんなさいね。……あ、でも暫くは帰れないわよ」
「どうして?!」
「冬眠するから」
私はその場で崩れ落ちた。図にすれば「orz」である。
「そう落ち込まないの。代わりにココに住まわせてあげるから」
「……は、はひぃ……」
あまりにも凹んで涙声になる。
ゆかりん……紫が言うには、ここはマヨイガで、紫の住居でもあるらしい。
藍も橙もここに住んでいるそうだ。



ほどなく、私は紫に全部放り投げられた格好で、藍たちに預けられる。
「しかし、○○も災難だったな。紫様の気まぐれに引っかかってきてしまうとは……」
「全くだ……。しかも当の本人は、『冬眠する』と言ってさ……」
「まあ、春になるまで我慢してくれ」
「そうさせてもらうよ」
……藍はホント苦労人だなぁ。
とはいえ、何もやらないというのも藍に悪い気がしたので、手伝えるところは手伝うことにした。
「客人なのだから、ゆっくりすればいいのに……」
「ゆっくりもできないよ。いろいろやることあるんだろ?」
「ま、まあ、そうだが……。……すまないな」
「いいよ、気にするなよ」

……実際、しんどいことだったんだがな。
けどまあ、何かしていないとどうも落ち着かないとか思ったからしたまでなんだけどな。



そして、春が近づいてきた。
「やれやれ、ようやく帰れるのか……とは言っても帰る気はもうないけどな」
「どうしてだ? 外界に帰れるチャンスじゃないか」
「なんていうかな……」
そう言って、藍に抱きつく私。
「○、○○……!? い、一体、どうした?」
「藍が好きになっていた……。そんな理由じゃダメか?」
「ダメじゃないが……。その……心の準備というモノが……」
顔を赤くしているんだろうなぁ、と思う私。言葉にいつもの藍らしさっていうのか、それが感じない。
……ここまで強く意識したのは、いつからか。
数ヶ月も過ごしているうちに少しずつ藍のこと、気にしていたんだろうな……。
いつか行動に移そうと思っているうちに、春が近づいてしまっていた。……それだけかな、この時にこうしているのは。
「私は、藍が好きなんだ」
藍の顔を見て言う。
「○、○○ッ!? そ、その、私でいいのか? 紫様とかじゃないのか?」
「……いや、藍だけだ。橙も好きだけど、藍が好きなのは別の感情だよ。女の子として好きなんだ、藍のことが」
「……そうか……。私を好いてくれているんだな……」
微笑む藍。
「ありがとう。嬉しいよ」
「……そ、それでさ」とこっちがしどろもどろになる番だった。
「なんだ?」
「キスとかしたいけど……いいよな?」
「ああ、構わないぞ……」
そして、すっ……と藍にキスをする私。
「……身体に染み込むような……そんな感じだな……」
「それだけ、好きだって事、分かってくれるよな……?」
「勿論だ、○○……。私も、好きだ」
「藍……」
「○○……」
もう一度、藍にキスした。
その時は飽きるまで藍との口付けを楽しんでいた。



春になり、紫が起きてきた。
「んーっ……すっかり、春になったのね。……藍、何処か嬉しそうね」
「ええ。愛する人が出来たので」
「……それが私なんだよね。紫さん」
「あら、そうなの。それでここにとどまることにしたのね」
「ええ、藍から離れたくないんで……」
そう言うと、紫はにやにやしていた。
「ふふ、それならもう藍と身体もくっつけちゃいなさいよ」
「ゆ、紫様!?」
「ゆ、紫さん!?」
驚く私たち。
「大丈夫よ。子供は作れないかもしれないけど、楽しめることは間違いないわ」
……なんというか、すげぇ。すきま妖怪すげぇ。
「それじゃ、霊夢にちょっかいかけに行ってくるわ」
と、紫はすきまを開けると、その中に飛び込んでいった。
「……唖然とするしかないってこういうコトなのかな」
「そ、そうだな……。で……、○○も、そういうコト……したいのか?」
「したくないというのは嘘だけど。そりゃあ、ねぇ……」
「○○が望むなら……私は構わないぞ?」
「藍……」


その夜。
紫は起きて、そのまま霊夢、っていうのか、その子のところへ行ったきり、帰ってこなかった。
「……橙も寝たことだし……。その……するか?」
「あ、ああ……」
藍を敷いた布団の上に押し倒す。
「……こうして見るのは、初めてだな……」
「そうだな。添い寝してくれたことはあったけど」
藍の顔がはっきりと分からないのが残念だが、藍とセックスできる、と思うとそれがとても小さなことに思える。
「私なら大丈夫だから。……○○の好きなように」
「ああ……」
まずは、藍の唇を奪う。そして舌を入れて絡ませる。
ファーストキスの後、何回もキスしているからか、舌が入り込んでも気にされなくなった。
「んっ……んふ……んむっ……ぺろ……ちゅく……」
「んむっ……やっぱさ、藍の舌……いいよ……んんぅ……気持ちいいよ……」
そして、唇を離す。
「○○……。凄く愛されているんだな、私って……」
「当然だろ。藍は私の恋人じゃないか。恋人にたくさんの愛情を捧げるのは必然なのさ」
「お前は……どうして、こうも虜にするんだ……。もう、○○、お前しか見えないよ……」
「藍……。そういう私もだよ。もう、藍しか見えない」
恋は盲目だな、ホント。
紫を見ても橙を見ても何も感じない。ただ、藍を見たときの身体の反応はすさまじいものがある。
一瞬で頭が藍と結ばれる妄想に走るからな。そんな自分が怖い。
「……すまない。自分で服を脱ぐのだが……」 
「うん? 別に構わないぞ? ……ああ、脱がしてもらうのが普通だと思っているのか?」
「あ、ああ……」
「いや、藍がそうしたいならそうしてくれていいぞ? そっちの方が逆に興奮するかもしれん」
興奮って……と藍は言ったが、言葉通り服を脱いでいく彼女。
その背中と尻尾があまりにも綺麗で……後ろから抱きついてしまった。
「○○?!」
「はぅっ……。後ろから抱きつくのは良いんだけど、尻尾が私のに触れて……」
「頼むから、尻尾だけには出さないで……」
「わ、分かった……。直ぐに離れることにするよ」
私は藍から離れると、彼女は全裸でこちらに振り向いた。
そして「……愛してる」とそのまま、抱きしめられた。
否応なく、心臓の鼓動が早くなっていく。
「ら、藍ッ……!」
「○○も服を脱いでくれ……。こっちはしたくて溜まらないんだ……」
言われたとおり、服を脱ぐ私。
「……はぁっ……」と私の全裸を見て、ため息をつく藍。
「どうしたんだ、ため息なんかついて」
「いや……とても、綺麗だなと思ってな。無駄なところに脂肪は付いていないし、かといって筋肉質でもなくしまった身体だな、と」
「はは……。それじゃ……もう、入れても大丈夫だな?」
こくりと頷く藍。
その藍の膣口を指で触ると、濡れていた感触が。
ああ、そうか。藍も興奮しているんだなと感じた。
焦らさない様に直ぐに行動に移す。
「あんっ……あっ、ふああっ……」
ズッ……ズッ……ズッ……。
ゆっくりと藍の中に入っていく私。
そして動きが止まったというコトは、奥まで入ったというコトだ。
「……ン? 処女じゃないのか」
「いや、処女だが……」
「あれ、じゃあなんですっぽり入ったんだ?
……まあいいや。藍が処女か非処女かとかどうでもいいし。動いても平気か?」
「ああ……平気だ。ただ……あまり乱暴にはしてくれるなよ……?」
了解、と言って藍の膣内で動き始める。
「はぁ……はぁ……はぁ……あんっ……んっ……んんぅっ……」
あぁ、藍の膣内、気持ちいい……。私の分身に馴染んでくる。
というか、藍の膣が私のに合わせて律動しているからか。
「んんっ……藍の膣内、気持ちいいよ……。もっと動いてもいいか?」
「ああ……。○○が望むなら……」
そして私はその動きを早くした。
「ふぁああぁぁぁっ! あんっ、あっ、あっ、あぁぁぁっ! 凄く感じる……ッ! お前のモノがっ……私の膣内でっ……!」
「くぅっ、藍ッ、藍ッ!」
後は本能の赴くままに腰を動かすだけ。
次第にズチュグチュという音が聞こえてくるようになった。
「あんっ、あっ、ああぁぁっ!! ○、○○ッ! もっとだ、もっと……ぅぁぁぁっ!!」
藍の口からは、はぁはぁと色っぽい吐息しか出てこなくなった。
「あぁぁっ……藍……もう、出る……」
「……へっ……? で、出る……? な、なにが…… ッ!?」
我慢できなかったのか、分身が藍の膣内で絶えた。
「あぁぁぁっ!? あ、熱いッ……! 熱いのがどくどくと私の膣内に入ってくる……?!」
「ぅぅっ……。すまない……藍……。お前の膣内に精液を出してしまった……」
「せい、えき……? この熱いのが……?」
「ああ……。これが所謂、赤ちゃんの素って奴だ……」
「そ、そうなのか……」
一旦引き抜くと、藍の愛液に混じって私の精液が流れ出る。
それが酷く卑猥で、出したにもかかわらず、硬くなったままだ。
「ふふ……。私も満足していないが、それも満足していないようだな」
「うっ……」
「……私は何度されても構わないぞ? お前が愛してくれるって分かっているからな」
「藍……」
――結局、その夜は藍に搾り取られるだけ搾り取られた。



翌朝、身体がだるくて起きられない。
私自身の名誉の為に言っておくが、膣内射精の味をしめたのか、昨日の夜は藍に何度もせがまれてしてしまった所為だ。
『ぐぅ……身体も動かない』
「……流石にやりすぎたか……。すまない……」
「いや、いいさ……。私も藍とここまで結ばれたのだから、幸せの代償として受け取っておくよ。ただ、これっきりにしてくれよ。
流石に死んでしまうかもしれないからな」
「ああ、分かった。……それじゃ、今日の朝ごはんは無くなった精の分だけ精のつく料理を作っておこうかな」
「それは助かる、っと……」
ゆっくりと起き上がる私。
「あぁ、あまり無理して起きてこなくても大丈夫だぞ?」
「いや、ちゃんとテーブルについてご飯を食べるって橙と約束しちまったからな……。すまないが、支えてくれるか?」
「わ、分かった」
やれやれ……。支えられながら立ち上がるって最悪のケースだな、こりゃ。
まあ、藍も節度を持ってくれるだろうから、大丈夫と思いたいけど……。


ロダicyanecyo_0124.txt

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このページへのコメント

おぉ

0
Posted by tj 2015年12月12日(土) 23:26:22 返信

最高!

0
Posted by 陸奥 2015年04月24日(金) 00:38:56 返信

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