東方キャラとウフフにイチャつくまとめ



「ねえ霊夢、ちょっとお願いがあるんだけど」

そう言って○○は小さな小瓶を取り出した。お互い一つの布団の上で向かい合っていればその後何をするかは確定ずみ。
行燈の少しぼやけた灯りの中、霊夢は彼が取り出した小瓶を持ち上げ、中身を確認する。無色の少し粘度のある液体が傾けるたびにとろりと動く。

「ん? 何これ」
「媚薬。紫に頼んで持ってきてもらった。それ飲んでほしい」
「はぁ!? アンタいきなり何言ってるか分かってるの!?」

とんでもない願いを切りだされて霊夢は一気に激昂する。そんな状態でも○○は臆することなく話を続ける。

「だってさ、俺の腕が悪いのか他に何か原因があるんだろうけど、霊夢セックスしても物足りないんでしょ?」
「う……分かってたの? 全然そんな気配は見せなかったはずなんだけど」
「そこは相性なんだろうね。他の人と寝たことないから分からないけど、だんだん回数こなすごとに分かってきてさ、何か問題があるんなら直すよ」

彼女を思っての発言なのだろう。真摯な態度の○○の態度に霊夢もしっかり答えねばならないと思ったのだろう。
少し顔を伏せつつ、ぽつりぽつりと口を開いた。

「あのね……怖いのよ、私が私でなくなってしまいそうなの。貴方と触れ合い、肌を重ねるたびに“博麗の巫女”としての私が消えていってしまいそうなの――」

――“博麗の巫女たるもの平等であれ” 誰がそう言ったのか定かではない、ただ脈々と受け継がれてきた暗黙の了解。
人も妖も同じ存在。特別を作らない、だからこそ上も下もない。そう、今まではそう在れた。彼に会うまでは。
止められなかった。止めたくもなかった。ただただ彼の望むよう変わってきた。しかしふとどこかで警鐘が聞こえるのだ。
“博麗の巫女たるもの平等であれ”と。
だからこそ、止めた。愛おしいからこそ、側に居たいからこそ、愛欲を求めることを。

「…………」
「――――」

○○からは髪に隠れた霊夢の表情は窺えない。泣いているのか、申し訳ないという表情をしているのか。
一時間経ったかもしれない、五分過ぎただけかもしれない。○○は腕を伸ばし、ぽすんと霊夢の頭に手を乗せてよしよしと撫でる。

「……霊夢はさ、そのままでいいんじゃないかな?」
「…………。ちょっと、ちゃんと話聞いてたの? 私は――」
「だって、霊夢は変わっていない」

顔を上げた先には微笑んだ○○の顔があった。ぬるいだのゆるいだの悪口を多く叩いたこともあるが、霊夢にはこの表情がいつも心のどこかにあった。

「変わってなんかいない。いつも境内の掃除して、お茶飲んでまったりして、異変の時は飛び出して行って、紫や魔理沙、文、萃香ともいつも通りに過ごしてる。
ただ、俺が皆に見せてない霊夢の部分を見せてもらってるだけ。心配するようなことはないよ」
「……いいのかな。○○と肌を重ねるときは、どうしても平等じゃいられないのよ。貴方だけしか考えられないの。それでも、いいの、かな……っ」
「いいんだ、誰だってその時々にそれだけの世界を持つんだ。俺と一緒の時は“博麗の巫女”じゃなくていい。“霊夢”っていうただの女の子でいてほしい」

霊夢は○○を押し倒す勢いで胸に飛び込んだ。表情は窺うことはできないが、ここは見ないのが礼儀だろう。
ともかくこれである意味問題は解決済みとなった。胸元から幽かに香る少女の香り。呼吸をするたびにその香りで胸がいっぱいになり心が安らぎも、欲情を煽られもする。
背中に回した腕に力を込めて抱きしめると、んっと吐息が漏れて位置を変えようともそもそする巫女。さて――

「……もう、いいかい?」
「……もういいよ」
「それじゃ、しようか? あ、貰った薬どうしようか? 魔理沙にでもあげようか?」
「だめ、私が飲む。あー、いろいろ吹っ切れたから今日はとことん狂いたい気分なの。ついてきてくれるんでしょ?」
「了解。あ、ちなみにそれ、二人分なんだってさ。少量でも効果はすごいから飲みたい方が多く飲んでも構わないらしいけど、どうなるかはお楽しみだとさ」

紫に悩みを打ち明けたとき、扇子で口元を隠しつつこの小瓶を渡されたが、今ではどんな表情をしてたか想像するに容易い○○だった――





◆     ◆     ◆





霊夢を膝の上に乗せたまま、お互い唾液と混ぜ合わせた媚薬を飲ませ合う。
くちゅくちゅと口内でたっぷりと唾を混ぜ合わせると、熟れた果実のような甘く、少し癖のある味が広がる。
そして軽い口づけから唇を包み込むようにし、舌で相手の口内へ媚薬を送り合う。
まるで舌が別の妖しい生き物のように触れ、挨拶をして、絡み合い、名残惜しそうに戻っていく。

「うぐ、んっ、んむ、あは、ふあぁ、ぅ、ゃぁぁ――」

速効性があるのか霊夢は駄々っ子みたく口を離すのを拒み、銀糸を引いて離れていく○○の舌を追いかけて咥え、ちうちうと吸い上げる。
そこまで追い求める姿はそそるものがあるが、ずっと舌を吸われ続けても先に進めない。
○○は替わりとして指を差し出してそれを吸っているうちに霊夢の襦袢を脱がす。
月明かりに照らされる巫女の裸体は、光を跳ね返しているように淡く煌めいて見え、股の陰りの奥の艶のある絹毛が神秘的な雰囲気を醸す。

「ん、んんっ、あンっ、……ぁ、ふ、んっ ちゅっ、ちゅ……、あぅ……」

○○の視線を感じて霊夢は吸っている指を離して、ぽんやりと焦点の合わない目で彼を見つめこれからの行動に鼓動が高鳴っていく。
あえて解かない大きなリボンで結ばれた黒髪を手でかきあげて、白磁のようなうなじに舌を這わせる。
粘ついた唾液を首筋に塗りたくられると、ゾクゾクとした快感が背筋を駆けて甘い吐息がもれる。

「あ、ひ、ん、ふあ、はぁ、ぁぁぁ……。や、ゃぁ……」

媚薬の熱に浮かされて、うっすらと汗がにじむ霊夢の肌を丁寧に舐め上げながら少しずつ下へ下へと移動させていく。
薄桜色の乳首をちろちろとされた途端、霊夢の身体に電撃が走った。今まで感じたことのない刺激に対して、巫女は流されかけるのを何とか食いしばる。
壊れものを扱うように張りのある胸を揉みこまれるたび、尖りきった乳首から何かが噴き出しそうになる。

「やあっ、ちょっと、待って! な、なにか変なのよ、胸が、胸から何か出ちゃいそうなのっ!」
「ああ、それね、薬のせい。霊力や魔力を変換して、母乳を出せるようにしてあるらしいよ」
「なっ、なによぉ! それぇ! きいて、なっ、ああっ!」

乳首をぱくりと咥えて吸い上げられた途端、びゅくびゅく! と霊夢の勃起した乳首から乳白色の液体が噴出した。
練乳のようにとろついて、ほのかに甘い霊夢の母乳を味わう。コリコリとした肉芽を歯でしごくと口の中に母乳が溢れてくる。
もう片方の胸も根元から先端へ、クリームを絞るように乳房を揉むと、押し出されるようにとろとろと母乳を零しだした。

「あっ、あうっ……、い、いやぁ……赤ちゃん産んでもいないのに、おちち出ちゃうのぉ……あッ! あッ! だめ、だめだって、そんなおっぱいばかり吸っちゃだめぇ!」
「う、うぅ……、おかしくなる、おかしくなるの、わたしばっかり、えっちにされちゃう……。ずるい、ずるいよぉ……」
「あひッ! イク、イクッ、おっぱい、ちゅうちゅうされるだけで、イッちゃうよぉ! ああぁぁああぁあああ――ッ!」

盛大に母乳を噴き出して背が反りかえり、痙攣をする霊夢。息が上がって少し辛そうな霊夢を抱きかかえて彼女の髪を梳く。
彼女の呼吸がゆっくりと戻っていくのを見ていた○○は、不意をつくように霊夢に突き飛ばされて後ろ向きに倒れる。
そして倒れた○○の股間に潜り込んだ彼女の眼前に、いきりたち鋼のように硬直した肉棒があった。

「このぉ……よくも好き勝手やってくれたわね。今度はこっちから攻めちゃうからね! あむっ、んちゅ……れろっ、ぺろっ」

亀頭の上側のへこんだ部分を舐めまわす。

「ちゅ、ぺろ……れろれろ、ん、んふぁっ」

見た目よりもガチガチになっている陰茎を指で輪を作って、しゅっ、しゅっとしごく。しごかれるたびに火山の溶岩みたく先走り液が亀頭に滲む。
亀頭の先端で朝顔に乗った朝露みたく溜まったそれに唇をつけて音を立ててすする。

「んぅ……ちゅぱ、ずずずず……っ、ふぁっ、んぅじゅ、じゅぱ……んんぅ……何よ、○○だってもう限界近いじゃない」
「ぅ……。くぅ、少しくらい、甲斐性あるところ見せたいからね……。ぁぅ」
「ふふ……、男の子よね……。はむ……っ、んぷ……、あむあむ、んぅ」

亀頭をぞんぶんに舐めまわして、あーんと口を開いてすっぽりと頬の奥に肉塊を埋める。奥歯で優しく噛みあげられると、その刺激だけで精を漏らしてしまいそうだ。
やられっぱなしでは嫌だと思った○○は一生懸命奉仕を続ける霊夢の胸に手を伸ばして、乳房をいじる。

「んくぁぁ……! あっ、んっ、んんぅ……○○っ……○○っ」

牛のように胸を揉まれるたびに先端から母乳を零しながら、唾液を溜めた口内でじゅぶじゅぶと淫らな水音を立てて顔を上下させる。
○○は腰がガクガクと震え、霊夢の喉奥に肉棒を押しこみ、突きあげたい欲求に耐える。
それを見て霊夢は更に動きを早くさせる。口の動きだけではなく、陰膿も手の中で包み込むようにし、やわやわと揉みあげて、いつでも射精できるように促していく。

「んく……いひよ、出しても……。ん、ん、ん! んんぅ! ……んふぁぁっ、んう!」
「う、ぐぐ……で、出るっ、口の中に出すよっ」

そう言った時に限界が来て、霊夢の喉奥で熱い溶岩が解き放たれる。
びゅ! びゅる! びゅくびゅくびゅびゅびゅ――――!!

「んぁぁっ、んんぅ――――!! んっ、んっ、ごく……っ、じゅずっ……ずずぅ」

瞼を閉じて口の中で爆ぜる肉棒の滾りをうっとりと感じながら、中の残り汁まで啜りあげる霊夢。
ずずずっと吸い上げられるたびに『あぅぅ』と情けない言葉がどうしても漏れてしまうが霊夢はニヤニヤと嬉しそうにその声を聞く。

「――――んぅ……。すっごい濃いの出したわね……。匂いも強い……。くらくらしちゃう」
「……ずいぶんノリノリだよね霊夢も。俺もだけどさ」
「ふふ……。何ならもっといろいろ言ってもいいのよ。泣かされたお返し」

それってどっちで泣いたのかを聞くのはヤボだと思い、○○は霊夢に口づけをして黙らせる。

「んぅ……。いいの? 今フェラしたばっかで精液残ってるかもよ」
「気にしない。それよりも霊夢とキスしたい欲求の方が強い」
「ばか……。ん、んんぅ……。ちゅ、ちゅぅぅ……っちゅ……」

何度目かの口づけを交わして、霊夢を布団の上に横たえる。
両脚を掴んでMの字に開脚させてとろっとろに蕩けた秘部に射精しても萎えずにまた硬度を上げた熱塊を押し当てる。
これから与えられる快楽に自然と頬が緩んでしまう霊夢。軽く腰を揺すり、くちゅくちゅと粘膜同士を擦り合わせ、少しでも快感を得続けようとする。

「あん……んくっ、ふっ……んん……は、はやく……」

そう頼まれたのなら期待に答えなければ。
正常位で挿入し、腰を突きあげる○○だが、性器の相性上、霊夢を押し上げてしまい、だんだんとお尻の高さが上がっていく。

「あ……くるっ……○○の、硬いのが、私の中……奥まで、入ってくるぅぅ……」

恥ずかしげもなく大股を開いて、お尻を上向かせて、シーツを掴みあげる霊夢。挿送のたびにふるふると震える双乳を○○は両手ですくいあげた。
柔和な肉をやさしく捏ねまわされ、跳ねる乳房の上の薄桜色の乳首をつままれて、ぴゅるっと母乳が零れる。
胸をいじられ、下からは突き上げられ、霊夢は歓喜にむせびなく。

「やっ……だめぇっ、そんなに優しくいじられたら、わたし、ダメになる…………ぅ! んんぅ……ふっ! あっ……んんんッ!」

○○は一度膣奥まで肉塊を挿入し、腰で8の字を描き始めた。
陰毛と淫核が擦れ合い、霊夢の目じりから涙が零れて、シーツを掴む手に力が入り、エビのように背が反り返る。

「ああっ!だめ、だめぇ! そんな、中も外も、ぐちゃぐちゃかき回しちゃ、だめぇ!!」

霊夢は○○の腰に脚を絡ませて肉塊をぐぷりとより深く埋めて、お尻の穴が見えてしまいそうな体制にまでなる。
シーツを掴む手を○○の背に回してぎゅっと跡が残りそうな位握りしめる。
膣も菊門もひくひくと痙攣をしているのが感じてしまい、さすがに恥ずかしく思い、眼を力強く閉じて彼にしがみつく。
が、中で急に膨らんだ亀頭からどくどくと子宮内に白濁液を流し込まれるのを感じた。

「あっふああぁぁああ――――ッ!! ふ、ふぇぇ……? もう、終わりなの……?」
「いや、まだまだ出せるみたい。全然萎える気配がしないし」

一度膣内から肉棒を引き抜きうつ伏せにさせて再度挿入を試みる。
尻房をくちゃりを割られ蜜と精液が混ざり合った糸が粘り繋いで喘ぐヴァージンピンクの膣口を露わにされただけで先程の快楽が思い出されて、ふるふるとお尻が震えてしまう。

「あ、ああん……、は、早く、入れて……」

四つん這いにされた霊夢は後背位で○○の牡肉を受け入れる。ぽっかりと喪失感のあった膣が満たされ、唇がゆるんでしまう。
背筋に突きぬけるような電撃が走り、黒髪に隠された白いうなじにぞわりと鳥肌が立つ。

「あっ、○○の……硬いっ、太いのが……わたしのおくっ、突きあげてっ! あああああ――っ!!」

子宮口まで挿入された亀頭がずるずると引き抜かれる。大きなカリ首で膣内のヒダを削がれるたびに霊夢の脳内でバチバチと白い花火があがる。
シーツを掴む手に彼の手が重ねられ、弱くなった耳を一緒にいじられるだけで、全身が震えて、大きなリボンがゆらゆらと揺れる。

「か、感じちゃう……。んっ! ズンズンって 中で動いてるの、感じちゃう……んくぅ! はぁ……はぁ……あん、あぅんん!!」

四つん這いのため、○○の突き込みに呼応して垂れ下がった乳房が扇情的に上下に揺れ動く。
霊夢は張った胸への振動に耐えきれなくなり、腋を締めて上体を倒し、熱塊をまたしても奥深く呑み込んでしまう。
霊夢は猫が伸びをするようなお尻を高くして、背筋を反らせる格好になってしまった。
突かれてむせび泣きながら霊夢は懇願する。

「やっ、やだっ、このかっこう……やなのぉ……! だって、だって、○○のかお、見れないのぉ……! あ、あん! ……はぁ、はぁ」
「じゃ、じゃあ、体位変えるね」

霊夢の腿を抱え上げて肩から支える、いわゆる松葉崩しの体位に変換する。
突き込みから腰の運動を組み合わせて、体位の中でも一番深い繋がりで少女を更なる官能の高みへ導こうとする○○。

「あっ、わ、たしっ……あんっ! んっ! も、もうっ! はっ、あっ! んんっ! あッ くっ! だめぇ!」
「ぐっ、こっちもまた、出そうだよ、一緒に、いこう!」

しわくちゃになったシーツをまた力強く握りしめる霊夢。もう、声すら枯れ果てかけ、あうあうという喘ぎ声しかあげられない。
柔軟な身体を生かして脚を腰に回して、上体を跳ねあげるようにして○○に抱きつく。
今までで一番強く抱きついて離さないとする霊夢。それに答えるよう強力な一撃を子宮に打ち込む○○。

「も、もうっ……! んんっ、あっ! だめ、だめぇ! 好きっ! 好きっ! ○○っ、大好きっ! あぅっ、んんっ! あ、あ、あんっ! ああぁぁあぁぁ――――ッ!!」
「ぐぅ、霊夢、霊夢っ!」

びゅっ! びゅぐびゅぐ! どびゅるるる――――!!

少女の深い花芯の中で己の最大の濃い熱液を流し込む。どくん、どくんと脈動を繰り返しながら奥深くに。
最高の悦びの中、ほろりと涙が目じりからこぼれた。

「ああぁっ、……出てるよ、あつい、○○の熱いの……なかに、たくさん、出てるのぉぉ……」

そう言い残すと霊夢は緊張の糸が解けたようにふっと意識を手放した。
少女を抱きかかえながら、○○は霊夢の頭を撫で続けた。






◆     ◆     ◆





「あのさー、お前らはもう少し用心というものを考えた方良いと思うぜ。鍵掛けるとか」
「まったくです。なぜやってきていきなりあんな現場を見せられなければならないんですか。滾っちゃうじゃないですか」
「うるさいお前ら。呼んでもいないのに勝手に上がってくる奴が悪い」
「………………」

神社の居間でいつもながらのやりとり。ぐだぐだとクダを巻く魔法使いとブン屋。それをいなす巫女と御茶を飲み会話に入らない青年。
いつもの通りに神社にやってきて昨日の睦みごとをした部屋に乗りこんでしまった二人。
むせ返るほどの牡と牝の匂いに天狗と白黒は一瞬気をやってしまいそうになるが、寸でのところでぴしゃりと障子を閉める。
その後二人が湯あみをして、身を清めてからのグチの言いあいになる。

「ふぅ……。我々特捜班は、とんでもない真相を暴いてしまったのかもしれません」
「ああ、まったくだな。顔見知りの淫奔さを思い知るなんて……っておい、一緒にするな。私を」
「よし、この天狗と白黒、姦してやろうかと思うんだけどいいかしら」
「いいけど、俺霊夢以外とする気はないぞ」
「○○さんはED……っと」
「おいこら」

これ以上話続けると何か大切なものを無くしかねないと思う○○だが、かといって何か話題があるわけでもなし。
と、そこでピンと来て二人に質問をぶつけてみる。

「ところでさ、霊夢って俺とつきあいだしてからどこか変わったと思うか?」
「へ? 見たところ変わった部分はありませんよ」
「だよなぁ、姿も言動もいつも通りの暴虐巫女だしなぁ」

やいのやいの言い始める二人を横目にふふんと笑った○○が霊夢に視線を合わせる。
少しむくれっ面をした霊夢だが、ずずっとお茶をすすると分かった、私の負けという表情を彼に見せる。
その二人だけの疎通に疎外感を感じた天狗と白黒は更に突っ込んだ、入ってはいけない領域に足を延ばしてしまった。

「で、で、昨日はお二人はどこまで激しいプレイを行ったのですか!? 新聞に載せたら間違いなく発禁になりますから、これは個人的な趣味に使いますが!」
「お、おう! そりゃあ知りたいな! 私も健全な魔女っ子だからな! 性欲の一つや二つ! ……で、どうだったんだ? その……○○のはそんなにいいのか?」

ジリ、ジリと間を詰める二人だが罠に誘いこまれてるのは自分の方だとは気付かない。
逃げ出そうとする○○の腕を掴み、霊夢は虚空に手を差し入れ一升瓶を取り出して中身を呷ると二人に突き付けた。

「シラフで話せるモノじゃあないわねぇ……? さ、これを飲んだら話してあげてもいいわよぉ?」
「こ、これはまさか、秘蔵の一品『鬼殺し』!?」
「う、これを飲めとか……ええい、乙女は度胸だ! やぁってやんよ!」

代わる代わる中身を呷って、正座をする二人。そうしてどうにか逃げようとしている○○をひん剥くと霊夢はあつーい口づけをかます。

「ま、待て霊夢! 俺は見られて喜ぶ趣味は!」
「何言ってるの? 私達は見せつける側よ。さぁ、この色ボケどもが股間にくる超熱い昨日の夜の再現と行きましょう……?」
「ああ……もう、仕方ないのか……。……ところであの二人が混ざってこようとしたらどうする?」
「別にいいわ。私を一番愛してくれて熱いのをたっぷり注いでくれるなら。愛してるわ、○○……。あん……んくっ、ふっ……んん……」



fin?



ロダicyanecyo_0316.txt

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このページへのコメント

ふぅ……

0
Posted by 名無し 2017年05月14日(日) 20:01:56 返信

サイコー

0
Posted by └(՞ةڼ◔)」ヌベヂョンヌゾジョンベルミッティスモゲロンボョwwwwww 2016年02月02日(火) 16:56:47 返信

(o≧▽゜)o

1
Posted by なのたん 2015年02月26日(木) 22:39:59 返信

FOOOOOOOOOO!!!!!これはまれに見る良質なssッ!

0
Posted by 東方にわか 2014年04月02日(水) 13:12:11 返信

…♪───O(≧∇≦)O────♪

0
Posted by なぎさ 2013年01月28日(月) 22:10:21 返信

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