周の書評(吉本隆明篇)
はじめに
目 次
時代の病理
情況との対話
不況とはなにか
不況とはなにか(続)
UNTACなど認められない
辛棒づよい人たちの政治劇
総選挙の話
経済連環系の話
女性をめぐるエピソード
豹変する政治プラン
サリン考
都市博中止は是か非か
情況へ
追悼私記
吉本隆明歳時記
わが転向
日経新聞「わが『転向』」書評
Wiki 将門
- 私が最初に吉本さんの本を読んだのは、いつのことで、何を読んだのかなと思い出してみます。
- たしか大学2年(1968年)の秋頃、「情況への発言」(1968.8.15徳間書店)が最初だったかと思います。次の年は私は府中刑務所に約8カ月勾留されることになり、絶好の読書できる期間だったのですが、私は吉本さんの本をもっていなかったもので、1冊も読んでいません。その同じ年の12月にまた埼玉県朝霞署に逮捕勾留されることになりましたが、このときは接見禁止中だったにも拘わらず、当時の彼女が裁判所の許可をとりまして、何冊もの本を差し入れてくれました。このときに、「共同幻想論」(1968.12.5河出書房新社)、「自立の思想的拠点」(1966.10.20徳間書店)を読んだものでした。その後は、とにかく吉本さんの本はどれでも読むようになりました。ちょうど「模写と鏡<増補版>」 (1968.11.15春秋社)を読んだあたりから、「この人の本はすべて読んでいかないといけないな」と思うようになりました。
- それが私が28歳くらいになったときに、もう吉本さんの総ての本だけではなく「試行」や他の著者の語る「吉本隆明論」や雑誌の「吉本隆明特集」というようなものまで総てを読まないとならないという気持になってきたものでした。
- ただ、私にはどうしても吉本さんの言われる内容がうまく飲み込めず、よく私より判っているだろうと思われる人に、いつも吉本さんの書かれている内容について聞いていったものでした。
- そんな私なのですが、吉本さんの本を読んだ書評を少しばかりここにあげてあります。
- 私はいつか吉本さんの本の総ての書評が書けたららいいなと思っているところです。時間はかかるでしょうが、やり続けてまいります。(2002.12.09)
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時代の病理
情況との対話
不況とはなにか
不況とはなにか(続)
UNTACなど認められない
辛棒づよい人たちの政治劇
総選挙の話
経済連環系の話
女性をめぐるエピソード
豹変する政治プラン
サリン考
都市博中止は是か非か
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追悼私記
吉本隆明歳時記
わが転向
日経新聞「わが『転向』」書評
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2006年12月03日(日) 16:52:38 Modified by shomon