注:1R-18な内容です。
    2この話は作者の勝手な妄想で描いた内容です。
    3初めてなので文章の組立や心理描写がおかしい点もございます。(できる限りミスのないように頑張りますが)
    4遊戯王OCGの氷結界の舞姫が主人公です。
    5氷結界の舞姫の名前は「アイシア」で行こうと思っております。(某D.Cのキャラとは関係ございません)
    6基本的に氷結界の舞姫がワームに陵辱される話です。あと前置きが長いです。そして話の内容がバカみたいに長いです。
    7以上の点を理解できるのであれば進んでどうぞ。



  --------とある世界----。
  全ての始まりは宇宙から飛来してきた隕石だった。あたり見回せても地平線まで見える平原に落下し、無様に荒地と化したのだ。だが問題はその
  あとだった。
  その落ちてきた隕石から、地上では見たことのない異形な生物が軍勢を連れて現れたのだ。
  その生命体の名は「ワーム」----。宇宙からの侵略者であった。
  彼らワームは更なる進化を求め、この地上にやってきたのだ。あらゆる生物が共存するこの世界に侵攻し、各地で手当たり次第に生物を捕食して
  きたのであった。
  この捕食によりワームは進化し、高い知能を獲得していき、それが各地に散らばっている別の個体にも伝達されていったのだ。その進化は止まる
  ことなく、やがて彼らにも感情が芽生えていき、言語能力も身につけたのだ。また、ここ近年では、それにより雄雌同士が交尾することによって
  子孫を残せることを覚えてしまったワームは、人間の女性は殺さずに子種を植えつけ孕ませているのだ。
  この急激な進化の速さに現地民、は危機感を覚え、各民族で協力体制に入り、「A・O・J」を結成し、ワームとの全面戦争開始したのある。
  
  ----そしてとある戦場の最中、「A・O・J」の創設した部族の一つ「氷結界」の一員である「氷結界の舞姫」ことアイシアの姿があった。
  彼女は美しい女性でありながら僅か17歳という若さで氷結界の一戦力を担うほどの実力者であった。
  彼女には二人の親友が存在するが、その二人は戦闘向けではないため、サポート役として故郷の方に残っている。そのため現在は
  同盟軍であるが全く面識のない民族達とこの最前線にいるのだ。
  アイシア本人としては面識な無い人たちと共闘するのは構わないのだが、肩を並べる味方の視線が少し気になっていた。
  元々最前線に立つような屈強な男性たちの中で入だけ自分という女性が混じっているため、周りから色目で見られるのが若干不満だった。
  顔立ちや髪も綺麗でスタイルも同期の女性に比べても非常に発育しており、尚且つ周りからは優しいと評判が良いため
  同じ職場の男性陣から視線が集まってしまうのである。彼女の本質が優しいせいか、怒りや苛立ちよりも困惑という感情の方が強いため、
  そういった視線の中でも適当に誤魔化してその場からすぐ立ち去るのである。だが、つい最近セクハラ紛いのなことをされたため、流石に
  普段温厚なアイシアでも怒ったが。そんな環境の中でもそれでも彼女は戦うしかなかった。
  里に残っている二人の親友と、生きて帰ってくるという約束をしたのだから。傍から見れば面白くもない内容かもしれないが、
  命を落とすかもしれない戦場においては、戦いで勝利を得るとう目標と同等、いやそれ以上に重要なことなのだ。いくら戦いに勝利しても  
  命を落とせばそれだけで次の戦いの戦力を落としまうようでは意味がない。戦時中ならばなおさらだ。
  だがアイシアはそういった戦略上の理屈よりも、故郷に残っている親友と恩師といった大切な人達と無事再会するという個人の意志のために
  生き延びるのだ。一度約束したことは最後まで守る、人によっては頑固とも言えるが、同時に義理堅いともいえよう。
  それが、彼女という人間であり、掲げる信条であった。
   アイシアは同盟軍とワームがぶつかり合う戦場に赴いた。敵見方が見とれてしまうような美しい戦い方だった。
  この女の得意な氷結魔法により、次々とワームが葬られていく。この彼女の活躍により味方の士気が高まり、彼女に習いかのように敵を
  撃破していった。だが勢いもそこまでであった。
  別方向から味方の断末魔が聞こえたのだった。そこには今までのワームとは桁違いの体格と風格をもったワームがいた。
  それは四本の太い脚を持ちながらも、上半身は人間の骨格に近いような出で立ちであり、体格は軽く2mは越していた。
  全身至るところに覆われている金色に染まった筋肉は、遠くから見ても迫力のあるものだった。圧倒的な威圧感の前に兵士たちは身動きが
  取れず、ただ一方的に叩き潰されていった。その力の差は歴然であった。こうして一分もかからずに兵は倒され、アイシアただひとりだけが
  残ったのである。逃げ場は既に塞がれ、次か次へとワームが湧いてくるんであった。戦況は絶望的であった。 
  だがそれでもアイシアは諦めたくなかった。自分の帰りを待っている大切な人達のために。
  アイシアは覚悟を決め、防御力を犠牲に、魔力と機動力を底上げすると同時に身に着けている衣装も変化した。
  この時敵が一気にざわつく。これは戦闘能力が上昇したというのもあるが、ざわつく理由の大半はもっと別の理由であるだろう。
  これはアイシア自身もあまり使いたくなかったも諸刃の剣だ。防御力が紙と言えるぐらいに脆くなり、魔力も大量に使ってしまうのもあるが、
  一番は個人的な理由であった。むしろそれが原因で今まで使わなかったといってもいいだろう。
  アイシアはあえてそこには触れずに戦闘に集中した。
  先程とは打って変わって姿を捉えきれないほどのスピードで敵を翻弄し、10,20,100と並み居るワームを撃ち抜いていた。
  これにより他のワームは、思わず後ろへ後ずさってしまうが、一体だけ無双状態のアイシアに対して身構えしていた。
  先ほどこちらを窮地に立たせたワームだ。奴は慌てることなくほかのワームにも指示をし、連携をとっていたのだ。するとさっきまで
  戦意を失っていたワーム達が戦線も持ち直し、弾幕を張ってきたのだ。これによりアイシアは攻撃をした方にも目を向け、
  そちらにも斬りかかる。しかし、これが奴の狙いであった。アイシアが他の敵にも注意を払ってくれるおかげで、自分が動きやすくなり、
  狙撃に集中できるようになるからだ。この時に放った狙撃弾がアイシアの体をかすめたのだ。直撃はしなかったものの、一瞬だけ
  動きが止まり、ワームどもはそこを一気に畳み掛けた。そこからはあっという間であった。アイシアはできる限り抵抗はしてみたものの、
  勢いがついたワームには抗えず、最終的には、3分もかからず勝負がついた。アイシアは負けたのだ。本来ならここで止めの一撃が
  飛んでくるのだが、それは来なかった。代わりに触手的なものでアイシアを捉えたのである。
  この時アイシアは自分を捉えたワームたちの表情を見ておぞましいものを感じた。
  1体からは、自分を舐めまわすかのようによだれを垂れ流し、もう一体からは、あろうことか下半身に付いている己の分身を取り出し、
  手でひたすら上下に愛撫しているのである。アイシアは心の中で既に感づいていた。
   ----次の獲物は私だ----っ。
  ここ最近のワームは女性を捕らえて、繁殖活動、つまり陵辱しているのだ。これは今、無防備に力尽きている自分も
  奴らの対象になっていることに。
  自分がワームに陵辱されるという現実と、故郷にいる皆と約束を破ってしまうということに、アイシアはたまらず唇を噛み締め、
  心の底から悔しさがこみ上げてくるのだった。



  ---ワームの地上進行のための拠点地。それは無数の高層ビルが並び、設備も完備されていた近未来都市であった。
  しかし、現在では既にワームに侵略され、優雅にそびえていた都市は無様な廃墟と化してワームの居城とされていた。
  地下に潜るとホームが存在してあり、そこから広がっている幾多の通路は、地下都市といってもいいぐらいの土地面積が敷いていた。
  さらに地下深く進むと、少し広いドーム状の部屋が広がっていた。見る人によってはアリーナにも見えるだろう。
  そこでアイシアは監禁されているのだった。
  「・・・・ん・・・んっ・・・ここは・・・・?」
  気絶していたためかも割の状況がうまく理解できなかったが、改めて先ほどの戦いのことを思い返すと、ここが何処か分からずとも
  自分が置かれている状況をすぐ理解したのだった。それと同時に悔しさや無力感に囚われ、表情を曇らせ下にうつむいてしまう。
  「あ そっか・・・・私・・負けたんだ・・・・」
  認めたくない現実だった。味方が全滅し自分だけが取り残され、最終的には物量さに押し切られ敗北したのだ。
  「情けないな・・・私・・・・」
  親友との約束も守れず、自分だけ生き残ってしまい、挙げ句の果てにこれからワームの性玩具にされると思うと無念としか言えない感情であった。
  現に自分の身体には四つの手首と足首に黒い鎖で拘束されていた。両腕の手首を縛っている鎖はドームの天井から垂れ下がっており、
  足首の方は地面に固定されている鎖で身体全身が立った状態で大の字で拘束されていた。
  さらに云うなれば、先ほどの戦いからすぐこの場所に連れてこられたせいか、衣服もそのままだった。無防備な格好で拘束されているため、
  それも合わさり、ここまで連れてこられるまでこの衣装でいたと思うと、アイシアの顔がみるみる赤くなっていく。
  「ああぁ・・・今すぐ死にたいぐらい恥ずかしい・・・・っ////」
  戦いの最中は必死になっていたため気にならなかったが、実際に最初の方はこの姿になるのをためらっていた。それもそのはず・・・・。
  何故なら今彼女が身につけている衣装は紐ビキニのような衣装に、意味不明なことに腋の部分だけ露出していて肩まである長手袋
  そしてニーソ型のブーツに、普段から身につけている髪飾りとマフラーといった肌の露出が9割並みの露出狂まがいの
  破廉恥な格好なのである。さらに付け加えるとこの紐ビキニの紐は、下半身を覆う秘部のところまでしか続いておらず
  垂れ幕のようなもので被さっているだけなのだ。つまり少し上の位置から見下ろせれば、彼女の大事な秘所が丸見えという代物だ。  
  スタイル抜群なアイシアが身に付ければ破壊力満点な衣装へと引き立ててくれるのだ。
  この衣装は、魔術の修行を終え、その時にその魔術の師匠からプレゼントされたものだった。
  アイシアはその頃からスタイルが良かったため、師匠はそれを知りながら彼女にだけこの破廉恥極まりないものを贈ったのだ。
  もし師匠が異性だったならば、直ぐにセクハラ行為として訴えられるものだった。実際にそうであったとしても
  彼女は温厚な性格なためそこまでしないだろうが。これは今でも忘れずに覚えている思い出だ。
  今思い起こした思い出などを思い出して振り返ってみると、思わずクスッとなってしまうような微笑ましくなるアイシアだったが、
  突如、前方の鉄格子の扉が開き、アイシアは我に返りそちらに意識を向ける。
  こちらに向かってくる物陰は、重量感あふれる足音と共に近づいてきたのだ。その物陰の正体は、先の戦いでこちらの軍勢をたった一体で
  壊滅させた四つの足を持った金色のワームだった。2メートル以上の体格からの威圧感は無防備の状態で拘束されているアイシアにとっては
  恐怖心と緊張感により心身ともに凍りつく。そしてしばらくアイシアを見つめ続け、ワームはようやく口を開くのであった。
  「よう どうだぁ 気分の方は?」
  少し前なら言葉を使うことはなかったが、今では現地民も驚く程平然と扱えるようになっている。こうして真正面で接触しているアイシアも
  こうして改めて、この進化の速さに思い知らされるばかりであった。ワームの環境の適応能力を目の当たりし、
  おもわず反射的に動揺してしまうアイシアだが、それを目の前のワームに知れ渡らないように努力し、できる限り平常心を保とうとする。
  「・・・・ええ・・今まで生きた中で最悪な気分ね・・・」
  普段から、何事にも愚痴をこぼさず、常に他人のことを尊重するアイシアでも、監禁されて、痛々しい鎖で縛られる趣味や性癖は
  もっていないため、さすがにこの仕打ちには不満を覚えていた。
  「そうかいそうかい ま 当然の反応だな これに喜ぶのはドМぐらいだろうしな
   おっと そうだ 自己紹介がまだだったな 俺様はワームキング ここのトップを任されている」
  ワームキングは陽気な口調で自己紹介する。本来ならこちらも向こうと同じように返事を返さなければいけないが、
  生憎、こちらは不倶戴天の敵と言える相手に馴れ馴れしくできない。何よりアイシア自身もその気がなかった。
  「敵と馴れ合いたくねぇって面だな わからなくもねぇがな・・・・まぁいい それよりも本命の方だ」
  ワームキングは淡々と語りながら徐々に束縛されているアイシアの側面側に歩き出す。
  「お前ら人間は雄雌同士が交わって そこからメスが子を産み落とすというやり方で繁栄してきた一方で 
   俺たちワームは今まで体を分裂さて種族を残していった」 
  「・・・・・・・」
  淡々とキングは話を進め、アイシアは黙って話を聞いていた。
  「だが今ではたくさんの人間を吸収したおかげで
   俺たちも人間と同じように子孫を残せるようになった・・・・・
   つまり人間の雌をとっ捕まえてひたすら孕ませればより多くの同法を増やせるわけだ 」
  アイシアはこの話の真意に気づく。今キングが話していた内容と自分の立場を照らし合わせれば答えは一つしかなった。
  背筋が凍りつくような感覚に襲われるが、それでも自己暗示で平静を保とうとしていた。
  「・・・・・・つまり・・・これから私もあなた達の相手をするということよね・・・」
  アイシアが発した言葉の一つ一つが震えてい同時に彼女自身も身体を身震いしていた。夢なら覚めて欲しいぐらいだ。
  だが、現実はそんな願いも叶うことなく、ただ淡々とこれから襲う出来事に従わなければならないと思うと、
  今まで必死にこらえてきた恐怖が一気に襲ってきた。
  「そこまで分かっているなら もう覚悟はできてるよなぁ?」
  「・・・っ・・・・うぅ・・・・っ!」
  この現実から逃げたかった。だが結局はそれも出来ず、恐怖、羞恥心、悔しさといった感情に、顔を俯き、目にもすでに涙が
  溢れていた。
  「さぁ パーティーのはじまりだぁぁぁっ!!」
  高らかに叫び、それが殺風景なドームの中に響き渡る。アイシアにとっては公開処刑同然であった。
  「とりゃぁっ!!」
  気合の入った掛け声と同時に、アイシアを縛っていた4つの鎖を自慢の太い腕で叩き壊す。
  「なっ なにを・・っ!?」
  「おっとぉ・・・別に逃すわけじゃねぇ こんなもんは俺の趣向に合わねからなぁ!」
  自分を縛り付けていた鎖が破壊され、急に身体が自由になったためか、体のバランスを崩し倒れ込んでしまう。
  それに対し、キングは既にアイシアの背後に回り込んでいた。
  「ぐへへへっ 可愛い顔して身体の方は見事に発育してるとか反則だろ
   特にそのでけぇ乳 本当は淫乱なんじゃねぇのか?」
  キングはそう言いながらアイシアの体を仰向けにさせ、彼女の実りに育った胸を鷲掴みにした。
  「や・・やめ・・・っ痛い・・・っ!」
  乱暴に揉みだされる乳房はキングの巨大な掌によって様々な形に変形されていた。ある時は手のひら全体で揉まれ、
  またある時は左右の乳房をそれぞれ別々方向に、と散々と弄ばれた。
  「ん〜〜この餅みてぇな弾力に艶!それにこいつぁF・・いやGカップはあるな!たまんねぇぜっ!」
  「っ・・い・・やぁ・・・・っ!」
  ここまで自分の胸を無茶苦茶に弄ばれるのは屈辱であった。だが、先程自分の身にまとっていた鎖は壊されているため、
  何かしろ反撃はできるはずなのだが、所々で敏感な部分を刺激されて、抵抗しようにも身体が感じてしまい、
  思うように力をだせずにいた。できることはただこの快感に刺激され、喘ぎ声を出すしかなかった。
  完全にペースを握られていた。
  「可愛い声出すじゃねぇか 思わず更に張り切っちまうぜ」
  キングはただ乳房を揉むだけではなく、今度はアイシアの豊満な乳房の先端についている乳首も弄ぶようになった。
  散々と自分の胸を弄ばれたせいか、乳首は硬くなっており、ピンっと天井に向けてそびえ勃っていた。
  「いやぁ・・・・乳首引っ張らないでぇ・・・・っ!」
  「ははははは!いい声だ もっと激しくしたくなるじゃねぇか!」
  今度は赤ん坊のようにアイシアの乳首をチューチューと音を上げながら吸い出した。その吸引力によって
  彼女の乳房の半分ほどキングの口の中に吸い込まれ、アイシアは悲痛の声を上げる。
  「い・・痛いっ!これ以上吸われたら・・わたし・・・っ」
  キングは彼女の悲鳴にお構いなしに彼女の片方ずつの乳房を右・・左・・と順序よく吸い上げ、時には大きな口で
  両方の乳首を同時に吸い出したりもした。
  「ん〜〜うまいおっぱいだぜ こんだけスゲェおっぱいを味わっただけでも俺ァ満足だが・・
   やっぱ本命はこっちなんだよなぁ!」
  キングは乳房を吸い出すのをやめ、アイシアを四つん這いの体勢に寝転がした。この時アイシアの「あうっ」という悲鳴が
  可愛かったのかキングは思わずにやけてしまう。
  純粋に痛かったため、アイシアも思わずキングの方に睨みつけようとするが、
  この時アイシアの目に写ったものが、それを忘れてしまうかのような驚愕せざえるないものだった。
  「な・・なにそれ・・・っ!?・・まさか・・それをわたしの中に・・・!?」
  引きつった表情をしたアイシアの目の前には、キングの陰茎がそそり勃っていた。だがそれは彼の性器そのものに驚いているのではなく
  その大きさであった。
  それは人間の比ではなく、陰茎そのものが、馬と同等かそれ以上の大きさであった。
  アイシアは自分が想像をはるかに上回る大きさに、ただ愕然とするしかなかった。
  「グヘヘヘっ 今まで散々待たされてたんだ 今までの性欲を全部こいつでぶつけてもらうぜ!」
  待ってました、と言わんばかりにキングの巨根はグロテスクに露出されている亀頭から愚息が撒き散らされていた
  最早、止まる勢いを知らず、キングの息子は徐々にアイシアの秘所に向けて近づいてくる。
  「だ・・・だめ・・・こないで・・・・・っ そんなの挿れたら身体がちぎれるわ・・・っ!」
  プライドなんてどうでもよかった。必死に目の前の敵に懇願するが、あまりの恐怖に身体と言葉に震えが走っていた。
  それはまるで親に怒られるのを恐れている子供のようにも見えるだろう。
  「そんなのヤってみなきゃわかんねぇだろうが」
  笑いながら近づいてくるキングに対し、アイシアの目には涙が溢れそうになっており、ただ身震いしていた。
  現にキングの陰茎の先端にそびえている亀頭は、アイシアの処女膜に、ぴとっと貼り付いていた。
  「や・・・やめ・・て・・っーーーー」
  涙を浮かべながら泣き寝入るアイシアだったが、時すでに遅し。
  ーーズプっズプっ入り込んでくる卑猥な音が大気から伝わり響いてきた。
  「・・ああ・・・っ あああァァ・・・っ!」
  ズプズプという音から、やがて、ぎちっぎちっメキっメキっと骨格を無理やり変形させるかのような痛々しい音に変わっていく。
  そしてーーー。
   ズっプンっ!!
  「いやあああああああああああああぁあぁっ!!」
  何かが裂かれたような感覚だった。いや、裂けたというべきであろう。今まで生きてきた中でこの世のものとは思えない激痛が
  アイシアの全身全霊に響き渡る。人生でここまで大きくあげた絶叫がドーム全体が震える。
  「お おおぉぉぅ・・・っ めっちゃきついが何とか挿入っりきったぜぇ・・・!」
  とは言いつつも、そこにはキングの巨根によって2,3倍近く膨れ上がったアイシアの下腹部が映っていた。
  アイシアの胎内にある膣はキングの陰茎によって通常の2,3倍ほど広がっており、下腹部に関しては、秘書から腹までかけて、
  もろにキングの肉棒の型が形作られていた。それと同時に処女膜も無残に貫かれたため、アイシアの肉壷から血が滴り落ちていた。
  アイシアは処女を得体の知れない化物に奪われただけではなく、自分自身の腹部が異形な形で盛り上がっているのを知ると、
  表情が次第にこわばっていき、絶望の淵に立たされたように変化していった。
  「あぁぁあぁ・・・・・・本当に挿入ってる・・・・わたしの中に・・・っ」
  「おいおい お楽しみはこれからだぜぇ!」
  キングは膠着状態から抜け出し、腰を振り始めた。
  「いやぁっ!動かさ・・ないでぇ・・・っ!」
  あまりの巨大な肉棒のため、動かすだけで、ボチュっ、ゴリュっ、ジュボっ、と全く聞きなれない鈍く、痛々しい音が
  彼女の体内から鳴り響く。
  「ああぁあっ うぁあああぁああああぁああっ」
  虚空を切るようなアイシアの叫びは、ドーム、いや地下全体に響いているだろう。   
  人生で一度も味わったことがない性行為は、自分が予想をはるかに上回る激痛であった。
  汚れもなく真珠のように輝いていた秘部は、育つにも育ちすぎた肉棒の前に無様にもその形は崩れ落ちていった。
  たとえ、どれだけ泣き叫ぼうとキングは手を止めなかった。
  むしろ逆に、彼の加虐心が増していくだけだあり、余計に動きのキレが増すだろう。
  その証拠に、最初は緩かったピストン運動も、今では怒涛の勢いで加速していた。
  人生で初めて経験する性交の前には、順応もできず無抵抗で自分を玩具のように扱う野獣の前に屈するしかなかった。
  まだ濡れてもいないうちに処女膜を姦通され、膣内の奥の壁を執拗に叩かれ、アイシアは精神的にも膣内の肉壁が擦り減らされそうな
  激しい痛みに襲われていた。
  「ぐっ!い 痛い!あぁあぅ!」
  四肢に思わず力が込められる。ぎりぎりと歯を食いしばって耐えるしかないアイシアの白い肌に汗が噴出していた。
  脂汗がにじむようなひどい苦痛の喘ぎ声が、キングの耳にも鳴り響く。
  「グハハハハハっ これだけいい声で鳴いてくれると俺様もやり甲斐があるってもんだ!」
  キングは一人意気込みすると、今度はアイシアの四つん這いの体勢の支えとなっている細い両腕を掴んだ。
  「こ・・今度は何・・?ーーきゃあっ!」
  言葉は言い終える前に、自分自身の悲鳴によって遮られた。何故なら急にアイシアの体がキングの方に引き寄せられたからだ。
  それも肉棒と肉壷を連結した状態で無理やり身体を起こされたため、肉壁に突き刺さっている肉棒がさらに奥深く侵入
  していくことが自らの胎内を通じてアイシア自身も自覚していた。
  「グハハハハハ!こんなの人間同士のプレイじゃできねぇ体位だろ!?そぉれぇっ!!」
  「か・・は・・・っ さらに奥まで・・・・・っ」
  現在、アイシアは自身の背中をキングに向け、十字架のポーズのような体位であり、それを基点にし、
  身体全体は若干反り気味であった。当然キングの陰茎と結合されたままであるため、股は大きく開き、
  がっちりとキングの男根を自身の雌壺で咥えている状態であった。さらに補足すると、アイシアの身長は160cm半ばに対し
  キングの身長は軽く2メートルは超えているため、互いの身長差の問題で、アイシアは後ろ向きでありながら、
  足が地に付いていない半浮遊状態であり、そのため、唯一アイシアの身体を支えているのは連結されているキングの巨根と
  それを奥深くまで捉え、その肉棒の周りを覆っている自分自身の雌肉と雌壺だけであった。
  「そんじゃ第二ラウンド始め!」
  この異様なハイテンションに任せたまま、キングは再び無我夢中で腰を振り、今度は天に向かってに突き上げるかのように
  自身の肉棒でアイシアの身体ごと力一杯押し上げる。あまりにも太く、硬いキングの肉根から繰り出される突き上げは、
  拳で殴られるかのような重い一撃であった。
  この時に彼女の中のカズノコ天井を打ち破る勢いで自分の身体が空に向かって打ち上げられるが、
  キングが彼女の両腕を抑えているため、途中でストッパーのように強制的に宙空で急停止する。
  その後、打ち上げられて急停止した身体は重力に逆らえずに落下し、
  そのままアイシアの胎内の一番奥と鋼鉄のように硬くなったキングの亀頭が激突する。
  「あ・・・が・・っ!?」
  重力加速度で落下した自身の身体とキングの陰茎を突き上げたタイミングがぴったり重なったため、
  この時の衝撃は計り知れないものだった。胎内の内蔵にまで衝撃が走ったため、意識ごと持って行かれそうだったが、
  失神寸前で気を持ちこたえた。だが、これが一回で済む訳もなく、この運動が何度も繰り返されるため、
  その度にアイシアの目が白く反りかける。
  直結されているキングの男根と自分の膣以外の身体は宙に浮いているせいか、反撃どころか少しでも
  痛みを和らげる体勢にも変えられないため、自分をここまで辱めているキングに身を全て委ねるしかなかった。
  全てにおいてキングが主導権を握っているため、自身の身体が下から上へと突き上げられ、抵抗も為す術もなく、
  彼の陵辱されるだけであり、仮にできることがあるとすれば、絶叫し、キングの性欲を一身に受けるぐらいしか、
  今のアイシアには出来ることがなかった。
  「ガハハハハハ!良い締まりだ 最高だぜ!俺のチンポがビンビンに荒ぶってるぜ!」
  さらにテンションが上がり興奮しているせいか、腰を振る速度が増し、アイシアの豊満な乳房が今まで以上に
  突き上げに応じて激しく上下に揺れる。こうしている間にもキングの肉棒は荒ぶる勢いがウナギのぼりのように上昇し、
  それに比例していくように、キングの雄肉はますます肥大化されてきた。
  通常時でも骨格が変形され、下腹部から秘所にかけてまで規格外の大きさを誇る陰茎の型が皮膚越しに浮き出るレベルだ。
  これ以上巨大化されたら、本当に下半身がちぎれるかもしれなかった。
  「とっ捕まえてくる女どもは いつもならこの時点でまんこが避けたり大量出血でおっ死ぬが
   こうして俺様の自慢のチンポにも耐え続けてるのはお前が初めてだ!」
  「・・・・・・・・っ」
  キングはしゃべり続けても腰は一向に止まらず、ゴリュっ、ボチュっ、ゴリュっ、と音を立てながら
  アイシアの身体の中を執拗に叩きつけ、刺激する。
  このたび重なる激痛の連続の前に、無抵抗で受けるしか出来ないアイシアだが、ここまで意識を保てたのは奇跡だろう。
  本当なら、今すぐ失神して楽になりたいところだが、このキングの言葉ひとつひとつには出逢った当初から、
  裏や真意が隠されてるような話し方をするという印象が強いため、出来る事なら彼の言葉は聞き漏らしたくなかったのが、
  今こうしてキングの話を黙って聞いている理由だった。
  「可愛い顔に加えてボンッキュッボンッなナイスバディ!そして俺様のチンポにも耐えきる言うことなしの逸材だ!
   ーーだから決めた・・・・お前を俺様の嫁にする!!!」
  「よ・・・嫁・・・っ!!?」
  突然のカミングアウトだった。  
  あまりにも予想斜めすぎるの爆弾発言にアイシアは頭を殴られたかのような衝撃だった。
  先程は彼の言葉は聞き漏らさずにしたいと、とは言ったが、こればかりはどうでもいい内容だったため、真剣に話を聞いていた
  自分が馬鹿だった、むしろ聞きたくなかったというべきだろう。
  はっきり言ってアイシアに限らずどの世界の女性も、断る!と口を揃えるだろう。
  だが一度ヒートアップしたキングは彼女の心の声もお構いなしに話を続けるのだった。
  「そうだ!俺はお前という存在に心奪われたァ!だから俺はお前に今もてる全てをぶつける!
   それが・・これだぁっ!!!」
  理不尽な求婚理由を語り尽くしたあとは、キングは自分の男根を完全に根元まで挿れる。
  この時、アイシアの胎内からボコォっ!!という今まで聞いてきた音とは明らかに違うものが
  アイシアのすべての臓器を通して全身に響き渡った。
  「っ・・あ・・っが・・・っぁあ・・・子宮の・・・中に・・・・っ!」
  最初に処女膜を無理矢理イチモツをねじ込まれて走った激痛が、身体の奥で再び感じた。まるで内蔵全てが震え、
  生理的に拒絶反応が起こるような感覚がまた来たのだった。実際に肉眼で確認したわけではないが、胎内から湧き上がる悲鳴が
  本能で理解していた。自分の子宮の中にまで入ってきたということに。
  さらに、それを確信できたのが、自分の身体越しに不自然な形に盛り上がっているキングの巨根が
  へその位置を越していたことだった。それも、先程までの肉棒の浮かび上がり方が、一線を成すほどの大きさで、
  アイシアの肉肌が紙粘土のように、男根の型がくっきりと盛り上がっている腹には胎児がいるのではないかと思ってしまう程
  異形に膨れ上がっていた。
  「子宮ん中までいったか!こいつぁ丁度いい 確実にお前を孕ませられるぜぇ!」
  子宮の中にまで自分の息子が到達したことを理解すると、すかさず腰を振り始めた。目の前にいる嫁とした女を完全に
  身も心も支配しようと、一人の雄としての種付けの本能に従い、がむしゃらに腰を振り続ける。
  ドゴォっ、ドゴォっ、と子宮の中を激しく突くたびに、アイシアと彼女の持つあらゆる内蔵が押し上げられ悲鳴を上げていた。
  子宮の中の最深部の感触がキングの亀頭に良い活力源になるのか、意図的にアイシアの子宮の入口を自らの息子の力で
  こじ開けていた。
  「いやああああぁあああぁ子宮が壊れるぅっ!!」
  これ以上敏感な子宮の中まで整形されたりしたら、本当に壊れてしまうかもしれなかった。
  「やべぇ・・子宮ん中ぶち抜く度にチンコが今まで以上に締め付けられるぜ!」
  「もう・・・やめてぇ・・・・っ 子宮が死んじゃう・・・・っ!」
  アイシアの喉からかすかに嗚咽声混じりの悲鳴がこぼれるが、これから彼女のすべてが手に入ると思うと
  何もかもアイシアを自分のものにしようとする独占的な欲求に脳内ごと支配されているため、彼女の必死な懇願も
  耳に入ってこなかった。
  キングの巨大なペニスという楽器によって、アイシアの胎内から、ドゴォっ!ドゴォっ!ボチュっ!ボコォっ!と奏でられる。
  子宮の中は薄い肉の生地で形つくられた部屋のようになっており、構造的に自然に空洞が存在するため、
  その中では己の分身をあたりを撒き散らすかの如く、暴れまれることができるのだ。
  子宮内の天井を力の限りに何度も押し付けることで、膣内にまとわりつく肉塊とはまた違った弾力があり、
  その感触を求めるために、今、己が出せる全ての力を腰の上下運動に回した。
  凝縮されたアイシアの膣内の肉塊が、あまりにも高速で繰り返される挿入によって摩擦を引き起こされていた。
  アイシアの神聖だった秘部は、キングの凶暴な雄性器で何度も掘り起こされて、彼自慢の巨根のサイズに
  骨盤ごと拡張され、赤くアワビのように腫れ上がっていた。
  「さぁて・・そろそろ中に出すぞ・・・・っ!絶対に俺の子を孕ませてやるからな・・!」
  この宣告により、涙目になりながら身体の内側からくる痛みを必死にこらえているアイシアの表情がわずかにこわばる。
  しかし、これから自分の身に危機が迫ってくろことがわかっていても、身体の奥という奥まで巨大な肉根が
  突き刺さっているため、下手に身体を少しでも動かそうとすると胎内に侵食している肉棒がより深くまで突き刺さり、
  満足に身体を動かすことができなかった。
  「や・・・・中はだめ・・・・あんっ!・・・赤ちゃん できちゃう・・・っ!」
  淫らに喘ぎながらも、アイシアは決死の思いでキングに懇願するが、今更この勢いが止まるとは思えなかった。
  もはや二人とも限界であった。キングはこれまで溜め込んでいた キングの肉棒は我慢の限界であった。
  キングはアイシアの身体の芯まで殴り付けるかのように際限無く肥大化し続ける己の肉根本体を全て、彼女の胎内を
  完全に埋め尽くすかのように子宮内の天井部分を渾身込めて押し込んだ。
  この時に、キングの巨根にまとわりついている血管からドクンっ!と脈動し、亀頭からブルブルと噴火寸前のように身震いする。
  それがアイシアの膣という名の肉壁から全身にかけて木霊したのだった。
  アイシアは一瞬、自分の身に何が起きたのかがわからなかったが、今まで自分が一番恐れていたものが、思い起こされ、
  背筋が凍りつくような戦慄を感じ取るが、時は既に遅かった。
  「そぉら・・・っ!お待ちかねのザーメンだ!受け取りなぁぁ!!!」
  「やめて・・・お願いだから・・・やめ・・・っ・・・あ・・ああああああぁぁぁああ!」
  キングは獣が吠えるかのような雄叫びと共に身を仰け反らせ、アイシアの膣内に溜まりに溜まっていた精液を
  ぶちまける。
  この時、アイシアは身体の奥から熱いものを感じた。それはマグマのように煮えたぎり、彼女の中を荒れ狂うように
  ズビュゥゥっと轟音をあげながら駆け巡る。この時を待ち詫びていたかのように痺れを切らしたキングの亀頭から、
  精液が一気に吐き出されたのだ。
  まるでそれは、せき止められていた水が洪水のように氾濫していた。
  発射寸前まで溜め込んでいた濃密な精液は縦横無尽に暴れまわれ、瞬く間にアイシアの子宮部屋を埋め尽くした。
  だが、注ぎ込まれた雄臭いエキスはあまりに膨大な量で、彼女の子宮のなかを埋め尽くすだけじゃ飽き足らず、
  アイシアの下腹部が空気を入れられた風船のように膨れ上がるまで、延々の射精し続けた。
  異様に膨張したアイシアの腹部は、彼の精液を受け止めきれず、互いの性器同士が交わっている結合部分から
  溢れ出していた。
  「・・・う・・っ・・あぁぁ・・あぁ・・・・っ」
  あまり吐き出された雄汁の量にもがき苦しむアイシアだった。ただでさえ何重にも圧縮された筋肉の塊のような
  キングの陰茎での挿入を繰り返された彼女の身体は限界を超えているのに、そこで更に、
  大量な精水を注ぎ込まれた所為で、収まりきれずに膨張した子宮によって他の内蔵を圧迫された自身の内蔵から
  悲痛の叫びが聞こえるように感じた。
  「ふぅ・・・・っようやく全部出し尽くしたぜぇ・・・・」
  愉悦の表情を帯びながら一滴も残らずに子種液を注ぎ込んだことを確認したキングは、アイシアの雌壺から自分のイチモツを
  切り離した。キングの肉根が一種の栓の役割を果たしていたため切り離した途端に、水道管の水漏れのように
  こぼれ落ちていた雄汁は滝の勢いに変わり、ドボドボと音を立てながらアイシアの肉壷から外へと垂れ流されていった。
  アイシアの中と床周りは、キングの白い精液が溢れかえっていたのだった。
  「はぁ・・・はぁ・・・・・・・・・っ・・・・!」
  アイシアは疲れきったかのような表情で、息を乱しながら床に倒れこんだ。
  床周りに散らばった白い液体から、思わず鼻が曲がりそうなとてつもない異臭が漂っていたが、彼女には
  そんなことに気が留められないほど、別のことで頭の中が満たされていた。
  ーーワームに・・・あんな化物に・・出されちゃった・・・・。
  彼女が一番恐れていた中出しが現実に起きたのだ。本来、愛するべき恋人と子を育む清らかな場所は敵・・いや、
  自分たちとはかけ離れた異形な生物、それも、今まで散々と女を自らの欲求のために犯し続けてきたような奴に
  汚されてしまったのだ。完膚無きまでにだ。
  最早、屈辱という一線を通り越していた。女性としての存在意義をすべて持って行かれたようなものであった。
  普通に生きて、結婚して、子を産んで、普通の家庭を作りたかった。そんなことを夢見ていたこともあったが、
  それは叶わなくなり、そんなひとつの夢が自分から遠ざかっていくように思えた。
  もし昔の自分が、今の自分の惨状を見たら、まともにこの光景を直視できずに泣き崩れ、一生トラウマになるだろう。
  そう思えてくると、こんな情けない自分の不甲斐なさに、昔の自分には本当に申し訳ないと思う。
  そして何よりも、一番謝らなきゃいけないのは、故郷にいる二人の親友や自分をここまで育ててくれた人たちだろう。
  この理不尽な現実に向き合おうとしただけでも、吐き気がこみ上げ、ただ悔し涙を流すしかなかった。
  これだけの絶望感の前に彼女はいっそのこと今すぐ舌を噛み切って逝こうかと思った。
  舌を噛み切ろうとした瞬間に、脳裏に今まで氷結界の里で過ごしてきたことがフラッシュバックされる。
  二人の親友と笑いあいながら過ごした日々や、魔術の修行で辛いこともあったが、同時に一つ一つの関門を
  こなしていった充実感があった日々など、いろいろ思い起こされた。
  そして故郷を出る前に三人で交わした、生きて帰ってくる、という約束。
  同期の二人の親友と交わした約束であった。
  それはアイシアにとってどんなに辛い目に、流血が流れる戦場であっても決して諦めずに、前へ進んでいくために
  何度も励まされた。実際に、戦いには負けてしまったものの、先の戦いでも絶望的な戦況に陥っても、
  戦意を失わず最後まで戦いきれたのは、この約束を思い起こせたからだ。
  ーーそうだった・・・ここで諦めたら・・・余計 故郷にいるみんなに会わせる顔がなくなる・・・・!
  たとえ、得体の知れない怪物に処女を奪われたり、自分の中を犯されようが、それで死ぬことは早々滅多にない。
  少なくとも、キングが自分をことを相当気に入っている以上、これから毎日、彼との性交に
  付き合わせられることになるだろうが、殺されることはまずないだろう。
  それが分かっているのであれば、この絶望的な状況に立たされていても切り抜けられるチャンスはきっとあるはずだ。
  それまでの間に、救援を待つか、脱出方法を見つけ出すのが最善の道だろう。もし、仲間が助けに来るのであれば、
  尚更ここで死ぬわけには行かない上に、悪足掻きかもしれないが、脱走手段も探せばひとつやふたつぐらい
  あるかもしれない。それだけ彼女は諦めきれなかった。先程まで自分の身が酷く汚されたことに嘆き
  絶望に囚われていた少女は既に存在せず、そこには心身ともにボロボロにされようが、希望を捨てない、という
  強い意思を宿した瞳を持った生きる者の姿があった。
  





  ーー本編からだいぶ飛びますが、キャラ説明です。なお、今回はこのSSの主人公である
  氷結界の舞姫ことアイシアの説明だけになります。
  この舞姫のキャラクター像は作者の勝手な独断と解釈な設定だらけです。
  それでも構わないという人は本編の方も温かい目で見てください。
   



  キャラ説明

  氷結界の舞姫 <アイシア>

    年齢は17歳で氷の魔術を扱う女性魔導師。
    基本的に、何事にも貢献でき、真面目な性格である。
    青髪のツインテールで氷の魔法を得意とすることから一見冷たいような印象はあるが
   、根本的には誰にでも優しく他人の気配りや配慮もできたりする包容力の高い女性である。
    また、意志が強いため時々頑固にもなったり、他人を尊重をするあまり自己犠牲な面が見えたりするが、
    それは同時に人との繋がりや約束事といったものをを大事にする節があるため、
    仲間想いで同僚からは好評が多かったりする。
    また彼女の経歴については、幼少時に過去の部族同士の戦争で親を亡くしているため、天涯孤独であった。
    しかし、現在の魔術の師匠に戦争孤児として拾われ、丁度、同じく師匠に拾われた子供にアイシアと同じ境遇であった
    二人の友人(当時はまだ初対面)とは同じ過去を持ち同性であったためすぐ打ち解け合い
    本物の姉妹のような関係になった。互いに辛い時期に出会い、苦しい時や挫けそうになっても互いに手を差し伸べあい
    助け合っているため、この三人は固く強い絆で結ばれている。
    それが上記の彼女の性格に反映され、今のアイシアのアイデンティティとなっているのだ。
    特に本編では、逆境に立たされても先に記述した通り、約束や仲間を大切にするため、
    二人の親友と交わした、無事に生き残って帰ってくる、という約束を糧に、様々な
    (孤軍奮闘時も、捕虜にされワームに陵辱される日々を送る)困難にも心折れずに立ち向かう姿勢を貫いている。
    その約束を交わした二人についてはいずれ記述。
    二人の親友と交わした約束
    魔術の修行時代では、同期の中では一番早く卒業しているため、
    主席という立ち位置になっているが、周りからは過度な期待をされることを
    当の本人は快く思っていない。
    また、同世代の中では、群を抜いてスタイルが発育しているため、
    修行時代の師匠や男性陣、さらには敵であるワームにも目をつけられているため、
    流石に当人もやや困惑気味で、彼女にとっては最近の悩みの種であったりする。
    ちなみに彼女のスリーサイズは上から、95、59、90、となっている。
    そんな彼女のグラマラスな身体付きを引き立ててくれる師匠から送られた衣装は
    本編に記述した通りであるが、もう一度補足をすると、彼女の戦闘能力を飛躍的に向上した形態であり、
    防御力を捨てることで、火力と機動力を底上げしヒット&アウェイを念頭に置いた設計である。
    俗に言う脱げば脱ぐほど強いといったとこだろう。・・・まるでどこぞの真ソ○ックフ○ームなんだが・・・。
    一言で言えば裸マフラーということだ。V字状の紐ビキニのようでありながら紐が後ろには通っておらず、
    股間部で途切れているのが特徴だ。途切れている紐は垂れ幕のように覆われ、、その垂れ幕を気休め程度に
    別の紐で後ろの尻部分を一周するように繋いであるだけなのだ。
    それでも動いているときは当然、見る位置によっては彼女の青い恥毛はもちろん女性特有の秘部の割れ目も
    閲覧出来る代物でもある。
    豊満な乳房はV字のように紐で被さり、少し面積の広いシースルーのような布で乳頭部分を覆っているのだ。
    その布の生地は薄めで勃起している部分がくっきり出ており、彩色でありながら若干透けているのだ。
    肩まだかかった薄い生地の黒の長手袋と肘まである厚手の白の手袋は通常時の彼女の服装(遊戯王OCGの
    舞姫のイラスト)とほぼ同じであり、数点違う所があるとすれば彼女の着込んでいる黒のタイツらしきもの   
    (?)が先に記述したように肩部分の長手袋に変わり、
    何故か腋の部分に布が覆われておらずざっくりと露出しているのだ。
    通りで人目があるところでは使いたからず、まさに彼女にとっては色々な意味で奥の手であるのだ。


  ーー監禁されてから二日目が経った。
  監禁された初日から悪夢の連続であった。不倶戴天の敵ともいえるワームに辱めを受けたり、処女を
  奪われ、好き放題に犯された挙句、異種体の子種まで植えつけられてしまったのだ。
  これだけの仕打ちの前に自害しようとも考えたが、故郷のことや親友と交わした約束を
  思い出したおかげで、無事踏みとどまった。無駄に前向きな思考だと言われたりもするが、
  出来ることがある筈なのに、何もかも諦めてしまうのは、彼女にとって快く思わない性分なためだ。
  幸いなことに、ワームの首領ともいえるキングは、アイシアを、自分の嫁にする、と言わせるほどの
  お気に召したのだ。性交の相手として飼い慣らされることにはなるが、少なくとも、当分は
  殺されることはないため、それまでの間に、救援を待つか、脱出方法を練る等、
  彼女にとってそれだけの時間が出来たのはありがたかった。
  辛い道のりになるが、どれだけの辱めを一心に受けようが、最後の最後まで希望を捨てない
  自分自身の戦いだった。
   
  あれから、身が裂かれるような陵辱を受けたあとは、キングの精液を大量に摂取された膣内が乾ききるまで
  ぐったりと倒れ、呼吸を整えながら、ひたすら時間が経つのを待っていた。
  激しいピストン運動により身体は限界を超えていた。
  長距離マラソンをした後のような疲労感が襲われ、
  息も酷く荒れていたため、しばらくの間は、指一本も動かせず、仰向けになりながらアイシアは床に
  寝そべっていたのだ。
  アイシアを散々犯し続けてたキングも、久しぶりの上物に巡り合え、羽目を外したせいか
  彼女と同様に息を荒げながら、その場に座り込んでいた。ただしアイシアとは違い、全てにおいて
  主導権を握りながら、物事を進めていたため、その表情は汗だくになりながらも、これ以上にないというぐらいに
  愉悦の表情を浮かべていた。
  濃密な時間を過ごした間柄でも、自分の欲望に準じ性欲が満たされたもの、強制的に付き合わされ好き勝手に
  自分の中を掻き乱されたもの、とそれがこの二人の決定的な違いであった。
   現時刻は昼下がり、昨日と同じドーム状の部屋でアイシアは囚われていた。
  この静まり返った薄暗い地下迷路は水が滴る音が地下通路の全てのフロアに共鳴するほどの
  不気味な静けさで覆われていた。
  だが、これほど静寂に包まれているはずの地下通路から奇怪な音がかすかに反響し、
  その音の発信源は例のドーム状の部屋からだった。
  「ーーっ・・はっ・・はっ・・はぁっ・・あっ・・はっ・・あんっ・・はぁっ・・!」
  そこには正常位、まんぐり返しの体位で異種同士の淫行を繰り広げられていたアイシアとキングの姿があった。
  アイシアは、息つく暇もなく激痛が生成されていく胎内から少しでも痛みを受け流せるように
  無意味に身体に力まず、胸を張って背筋を伸ばしながら、両腕を頭の上に組み、  
  最後に両脚を、例の馬並み、もしくはそれ以上の質量を誇るキングのペニスを
  可能な限りに胎内に収まりきれるようにと、股を大きく広げていた体勢であった。
  中途半端な開き方だと、肉竿が引くときに内部の肉壁が削り取られるような痛みが湧き上がるため、
  羞恥心を捨てて、M字開脚で彼のペニスを挟み込んでいるのだ。
  ゴリュっ!ボヂュっ!ジュボっ!と人間同士の性交ではありえない擬音が、アイシアの陰部と
  密接に接合されたキングの雄棒から、この一室の部屋全体と外の廊下にも反響して
  より大きく二人の間を木霊していた。
  馬と同等以上の質量を有する雄性器は、今にもアイシアの腹部を突き破りそうであった。
  アイシアの綺麗な軌道を描いた美しいボディはキングの巨大な肉根によって、
  妊娠しているのかと思わせられるほど彼女の下腹部は異様に盛り上がっていた。
  それは、彼の雄棒が彼女の肉肌の面を浮上しているようにも見えるだろう。
  この胎内で暴れ馬のように荒ぶる馬並みのペニスの前に、アイシアは苦悶の表情でこわばっていた。
  奥歯を噛み締めるように痛みに堪え、身体に無意味に力まないように
  無抵抗でキングの性欲を自身の身体で受け止めているのだ。
  「昨日に比べると少しはスムーズに動かせるな」
  「・・・・・・・・・」
  昨日の今日で常にこの極太のペニスでインサートを繰り返されているため、
  次第に彼女の身体が、それに適応できるようになっているのであろう。
  元来、人間に限らず全ての生命体は、地域によって置かれている環境に適用できるように
  体が作り変えられ、進化を続けられるからだ。
  目の前にいるワーム程ではないが、人間には、慣れ、というものがある。
  同じようなシチュエーションを繰り返されると、自然に対応できるようになり、
  身体にインプットされるのだ。
  経験がものを語る、というのはおそらくそういうことだろう。
  今回の彼女の場合は、馬並みの陰茎のインサートに耐えられる身体、ということになる。
  「てかさっきから随分おとなしいなぁ・・・」
  昨日と今日を比べると、断末魔のような叫び声はほとんどなくなり、息遣いの荒さがこもった
  喘ぎ声の方が多くなっていたからだ。それでも表情は眉間にしわを寄せ、険しい顔付きで、
  この延々と続く拷問にも等しい陵辱に耐えているようだった。
  「・・疲れてるだけよ・・・っ・・起こされてから休憩もなしにずっとこれだもの・・・・っ」
  アイシアはそっぽ向きながら喋るが、目は視線を合わさずとも長時間もの間、
  過酷な性行為を強いられることを訴えていた。
  疲れ気味で呼吸もひどく荒れ、言葉もかすれ気味だが、その言葉の一つ一つに怒りと呆れの感情が孕んでいるのは
  明白であった。
  その怒りの原因は寝ていたところを叩き起された挙句、予告もなしに、
  いとも平然と彼女の秘所にイチモツがねじ込まれたのだ。
  監禁されている身である以上、乱暴に扱われるのは覚悟していたが、それを良しとして
  自ら好意を持って進んで欲する程、特殊な性癖は持ち合わせておらず、
  逆に不快感を覚えるのは自然の反応だった。
  そもそも、昨日の事後、自身を束縛していた鎖をキングが本番の前に束縛プレイは不要という理由で壊したため、
  予備の拘束具が発注され、再び四肢の自由を封じられたのだ。
  拘束されている以上、身動きが利かないため睡眠を摂る時も、薄暗く明かりも灯していない
  このドーム状の部屋に監禁された時と同じ全裸同然の衣装で一晩を過ごしたのだった。
  「そうかいそうかい そりゃ悪かったな じゃあ後で色々と施してやるからもうひと頑張りしなぁ!」
  キングは自らの腰のストロークを加速させ、自慢の竿で彼女の膣内を力の限り何度も打ち付ける。
  かれこれ6時間以上は性交が続いていた。アイシアも体力には自信がある方なのだが
  長時間同じ体勢で馬並みの肉根で胎内を掘じ繰り返されると精神的にも肉体的にも辛いものであった。
  一方キングは疲れる素振りもなく、ひたすら腰を一心不乱に動かしていた。
  膣のという名の肉と肉で挟み込まれる天然の圧力機のように
  己の男根を360度満遍なく包み込み圧縮されるような肉触りは己の分身が締め付けられるような息苦しさはあるが
  同時にほかでは味わうことが出来ない癖になる快感であった。、  
  その一方で、度重なる激痛の応酬により、次第にアイシアの身体の痛覚が麻痺、いや、正確に言えば薄れ始めていた。
  その証拠に女としての生殖機能としてこの止むことのない抽送から発生する摩擦に適応できるように胎内から愛液が分泌され、
  互いの性器どうしの結合部分から零れ始めてきたからだ。
  キングは自分の肉棒の周りに、亀頭からにじみ出る雄汁とは違った、何か別の液体が彼女の胎内から
  生成されていることに気づく。
  子宮の中と膣という肉壁から分泌された大量の愛液が滴り、それがキングの挿入のループによって
  何度も雌壺の中を激しく擦れ合うことによって溜まりに溜まっていた愛液が、肉棒が通り過ぎるたびに
  グチョグチョっと粘っこい水音が漏れ始めてきた。
  「おっお・・っ お前 中がだんだん水浸しになってきたということは感じてきてる証拠だな」
  「そ・・・そんなわけ・・・・・あんっ・・・!」
  反論しようにも、キングの挿入は手を一切緩めず、彼女が何かを言い終える前に封殺した。
  実際に反論してこようが、自分の男根から伝わってくるこの淫らな水音は言い訳できるものではなかった。
  今まで犯してきた女共も興奮してきた際には、必ずこういった前兆が現れるのだ。
  つまり、自分の嫁となるこの女もこちらに傾きかけている証拠であった。現に、本人の激痛が感じ取れるほどの絶叫が
  全く消えたというわけではないが、今では、快感によって発せられる喘ぎ声の方がよく聞こえてくるからだ。
  「そう照れんなって ようやく俺の求愛が報われたと思うと張り切っちまうだろ」
  キングは調子ずいて腰のストロークを早める。抽送を繰り返されるたびに膣内から漏れ出す愛液は
  彼女も言い訳が出来ない程の粘り気がこもった水音や量と共に増していった。
  アイシア自身も当初から彼より先に気づいていたのだった。最初は自分の中から湿り気のある音が響いてきたのは
  聞き間違いだと思っていたが、次第に自分の意志とは関係なく体内から分泌されていく愛液によって、
  自分の膣内と彼の陰茎が激しく擦れ合い、痛みが込み上げるはずが時間の経過とともにに薄らいできたからだ。
  長時間もの間、陵辱漬けにされることにより女としての性感機能が敏感に働いたのだ。
  この事実にアイシアは受け入れられず否定していたのと同時に、常に分泌され、やがて徐々に
  増していくこの淫らな水音をキングに知られないようにと心の中で必死に祈っていた。
  だが、彼女の願いは無慈悲に砕かれ、それどころか自分が責められる口実を得られたことによって
  自分を胎内から貪るようにに犯される結果となってしまった。
  「あっ!あっ!あっ!ち・・ちがっんあっ!あっ!あっ!」
  「全くあまりの可愛さに惚れ惚れしちゃうぜぇ けど嘘をつく女には一発ぶち込まないとな!」
  語尾を強めた途端、彼自慢の肉棒をアイシアの身体の芯まで一気に押し込んだ。
  「んんっ!また・・子宮の中に・・っ」
  昨日までのアイシアなら子宮姦特有の激痛の前にこの世のものとは思えない悲痛の叫びを上げていたが、
  今回は二度目ということもあり、自然と身体がある程度適応できるようになっていた。
  それだけではなく、先程から大量の淫液が分泌されていることから、膣内はもちろん、子宮口付近やその彼女が 
  持ち合わせている部屋の中まで粘りっこい雌汁が覆われているため、肉棒による抽送運動を滑らかに促していた。
  何度もこじ開けては締めての往復により、子宮口付近の粘液が胎内で弾けるように生成されていると考えると
  自分自身が一番淫乱なのではないかと思ってしまうのであった。
  「お前も男の味を覚えたというわけだ だったら俺も全身全霊で相手してやらねぇとなぁ!」
  キングの荒ぶるピストン運動は、今までで一番といっていいほどの速さで力強く、そして自分の持てる最速の速さで
  ひたすら挿入を繰り返した。
  「あっあっあっあっあっあっはっあっあんっあんっあんっあんっ・・・!」
  激しい抽送を繰り返すたびにアイシアの身体がぴくんぴくんと反応し、アイシアの口から恥じらいや内側から湧き上がる
  興奮といったものが含まれた淫らな喘ぎ声が自重もせずに漏れ出していたのだった。
  一秒に約二回は子宮の中の最深部までたどり着ける速度で運動が繰り返されていた。雌肉と雄肉が胎内で摩擦が発生するほどの
  速度でピストン運動が行われ、胎内で混ざり合ったアイシアとキングの愛液が肉壷から湧き水のように溢れ、それが
  二人の真下の床に飛び散る。
  「へっへっへっ 気持ちいいだろ!そのでっけぇおっぱいがぶるんぶるんに揺れてやがるぜ!」 
  「あっあっあっはっ みっ見ない・・で・・っあっあんっあんっあっはっはっあんっ・・・!」
  この世の男どもの欲望を詰め込められたような乳房がワンテンポ遅れてわっさわっさと激しく揺れ、
  同時にピストン運動で胎内の奥深くまで突かれる度に、それが連動するかの如くアイシアの淫らな喘ぎ声が発せられる。
  今のアイシアに抵抗という意思は皆無に等しかった。自分の身体を目の前の異種体に全てを預け、
  キングの一方的な凌辱劇で身に任せ無抵抗に躍らされているだけであった。
  そして、再びアイシアの胎内を通して膣内に咥えられているキングの欲棒が脈動した。
  瞬く間に先端部の剥き身からオスの精子が凝縮されたエキスが湧き上がる熱を抑えきれずほとばしった。
  イカ臭いジュースは大量に噴出され、アイシアの胎内を1mmの隙間も残さずに埋め尽くし完全に陥没させた。
  馬並みのペニスの中で溜まりに溜まっていた精液は彼女の中を埋め尽くすどころか収まりきれず、
  アイシアの華奢な腹部が見る影もなく急激に肥大化させ、結合部分から噴水のように溢れ出していた。
  「ふぅ・・・・・っ今回もたっぷり出たぜぇ・・」
  「はぁ・・・はぁ・・・・・熱い・・・・っ」
  何の予告もなしに射精されたが、一度汚された身であるためアイシアはこれ以上何も言わなかった。
  子宮と膣壁の中を余白もなく埋め尽くした精液は灼熱の炎のように熱く、寒い土地で暮らしていたアイシアにとっては
  内蔵が圧迫されるのと同時に慣れない熱さで身体の内側から蝕まれるように苦しかった。
  6,7時間以上休むことなくキングの陵辱に付き合わされていたため、この互いに持てる全ての力を使い果たし
  乱れた呼吸を整える僅かな空白が唯一、一息を入れる時間であった。
  今朝からの出来事を振り返ると色々の事がありすぎて、全てをまとめるのには時間が必要だろうが、
  先程の自分の体の奥底から湧き上がる感覚が鮮明に脳裏に灼きついていた。
  「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
  これまで得体の知れない異種との交尾に嫌悪していた筈が性姦に馴らされたためか、激しいインサートで
  身体の深層部を突かれる度に身体がに反応してしまい、思い返すと耳を塞ぎたくなるほどの恥ずかしい喘ぎ声を
  漏らしていたのだ。それほどまでに自分自身の反応の変化に混乱していた。
  キングの弩級の肉棒に肉体的に感じてきている自分がいると思うと心から何かこみ上げてくるものを覚えていた。
  たったこの数時間でどれほど変わってしまったのか、仮に自分をここまで自身の身体を傷めてまで陵辱されても、 
  心身ともに許し始めていることにアイシアは恐怖に近いものを感じていた。
  昨日の射精されたあとに感じた絶望感がいずれ、自分から欲する渇望感のようなものに変わってしまったらと
  考えさせられるほどアイシアの心は大きく不安定であった。
  自分自身への失望、謝罪、自虐、恐怖心といったものが渦巻いていた。
  ここまでの自分の変わりように、自分の帰りを待ってくれている二人はどう反応するのだろうか。
  軽蔑?仮にそうでなくても友としての心の距離は離れるかもしれない。
  彼女としては、どう反応するかしないか以前に、こんな情けない自分の姿を二人に見せたくない、というのが本心であった。
  あの二人には自分のことを嫌いにならないで欲しい。それだけは避けたい。
  そう思えてくると彼女は二人の顔を思い浮かべただけで自然と涙が大きな目に溢れていた。
  それはこの自分の有様に約束した二人と昨日の決意を決めた自分への謝罪というのもあるが、同時に自分の弱さを
  改めて認識したものでもあった。
  以前、師匠に言われたことがあった。確かこの時はその二人の友人も一緒に聞き入っていた。
  ーー自分の弱さは決して悪いことでもなければ恥でもない、むしろそれを認めて糧にすることで人は強くなれる。
  そして自分の掛け替えのない大切な人をどんな時でも信じるのよ。お互いにね。それがあなたたちにとって力にもなるし支えにもなるんだから。
  ・・・あ・・・・。
  思い出した。師匠のもとで学んだこと。当時はその言葉の意味がわからない点もあったが、逆境に立たされている今だからこそ
  この言葉の意味を真に理解できることだった。
  刹那、アイシアの脳裏に今まで見落としていたものを思い出したのだ。それは苦楽を共にし家族同然に過ごした二人の親友、クレラとリリアンだった。
  本当なら今すぐ彼女たちに助けて欲しい。けどこんな自分の醜い姿を見られたらと思うと何かが失いそうだったのだ。そう、二人との絆のことだ。
  だがそれは間違いだった。自分たちはどんなに辛い立場に置かれても幼少の頃からお互いに支え合い助け合ってきて心から信頼しているのだ。
  それなのに何故こんな大事なことを見失っていたのだろう。こんな時に二人を信じることが出来ず何が親友だ。一瞬でも二人を疑った自分が馬鹿だった。
  このときアイシアの目には昨日とは違う別の強い想いが宿り、この非常理な現実に向き合おうとする意志の現われでもあった。
  「ーーさて一息着いたことでお前に朗報だ」
  「・・・・!」
  心の中で決意を改めた直後にキングの口から普段のようなおちゃらけたものではなく、言葉と共に気を引き締める
  空気が漂ったためこの時はアイシアは思わずキングの言葉に耳を傾けていた。
  「俺様はお前のことがえらく気に入ったため あの後俺は部下やお偉いさんの連中にお前の処遇を報告した・・」
  ーーえっ・・・お偉いさんって・・・彼以外にも上がいるの・・・!?
  キングの発言に対し、思わず未だに未確認の上級のワームが存在することに内心驚いたが、
  これから方針のためにも自分の処分の方がが気になった。アイシアは自分の命運に関わるかもしれない報告の前に
  唾を飲んだ。
  「・・・結果としては俺様の繁殖活動のための措置ということでお前と同居する許可を得られた」
  それはアイシアにとっては願ってもない案件だった。自分の目的に支障もなく一番望んでいた結果を得られたのだ。
  一つ目の肝門をくぐり抜けたことに若干心の中でほっとしたが、キングの言葉はまだ続いていたため、そちらにも
  聞き逃すまいと終始耳に神経を集中していた。
  「ーーただし お前には俺たちのような同族を産まなきゃならない義務がある。ーー簡単に言えば
   どんな時でもお前は俺様のために身体を捧げろということだ 
   本来なら捕虜という立場であるお前を側近にするようなものだからな
   ちなみにこれは拒否権もあるが・・・・拒否するのであれば今のままだがどうする?」
  これもアイシアには想定内であった。二度も中出しされた以上、今更何回出されようが然程気にならなかった。
  キングには自分を殺す意志が全くと言っていいほど存在していないため、殺されないというのであればアイシアは
  特別反論はせず、キングの提示した条件を飲むつもりでいたのだ。
  答えは既に決まっていた。
  「・・・・・・わかったわ・・・身の保証をしてくれるならあなたに身体を預けても構わない」
  アイシアの竹を割ったかのような即答にキングは思わず笑みがこぼれた。それが一番望んでいた答えだったのだから。
  「互いに意見が一致したな いいだろう お前の身の安全は責任をもって保証しよう」
  こうして二人の歪んだ契約は成立した。一見どちらを選んでも茨の道だが、アイシアにとっては生き延びて再び友と再会できる
  可能性のある選択肢であった。
  そのためなら何度心が折れても立ち上がってみせる。反撃のチャンスを掴むまでならいくらでもワームの性交相手に
  なっても構わなかった。アイシアは改めて決意を決めたのだ。
                                --to be continued--・・・
  続き。>http://wiki.livedoor.jp/yugioh_eroparo/d/%c9%b9%b7...  

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どうも 名無し(新人)です。
こちらの方に続編のURLを貼り付けました。
後、誠に申し訳ないのですがURLの貼り付けのついでと思い、
最後の所の心理描写を少し追加してしまいました。
勝手な作者ですがこれからもよろしくお願いいたします。

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Posted by 名無し (新人) 2013年05月04日(土) 18:06:34 返信

eさんコメント有難うございます。更新したいのですが、仕事が忙しく中々投稿できません・・・・。
ですがちゃんと合間の時間を使って着弱と続きを書いていますのでもう少々お待ちください。

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Posted by 名無し (新人) 2013年04月11日(木) 21:59:13 返信

やべぇかなり面白いw
続編マダー?

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Posted by e 2013年04月11日(木) 05:00:55 返信

続きを投稿しました。前回キャラ説明で最後の部分が投げやりでしたので、追加しました。

・・あと落書きで例の衣装を着た舞姫を描いてみました。
ペイントもせずアナログの鉛筆で描いたものを基本的にそのまま載せましたので、絵が非常に汚いです。
下手だと思ったらすぐスクロールしてください。それでも構わないという方は温かい目で見守ってくださいませ。w
file:///C:/Users/owner/Desktop/maihime/lesson2%20mai%20b.html
file:///C:/Users/owner/Desktop/maihime/lesson2%20mai%20c.html
file:///C:/Users/owner/Desktop/maihime/lesson2%20mai%20a.html

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Posted by 名無し (新人) 2013年03月16日(土) 12:00:25 返信

一応舞姫のキャラ説明を載せておきました。
ただ最後のあたり彼女の例の破廉恥衣装の部分は結構投げやりです。w
ただ、自分は絵を描くのが趣味で、舞姫の絵もちょくちょく描いたりします。(ただし画力はあるかどうかは別ですw)
そのため、例の衣装は自分の絵で説明しようか、と思っているのですが、どうでしょうか?
というよりもこのサイトで画像を貼り付けたりするのは大丈夫でしょうか?
そんなわけでご返答お願いします。

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Posted by 名無し (新人) 2013年03月13日(水) 13:43:45 返信

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