公式本と「ヴィクトルもいらない」

2017年8月中旬現在、過激派の関心は先日行われたコミックマーケットの公式本と現在開催中のミュージアムの若ヴィクトル(コーチヴィクトルの若い頃)にあるようだ。
画像は「yuri!!!on Ice第152滑走【ワッチョイ無し】」スレより。

公式ブースより同人スペースの方が賑わっていたと主張

過激派には公式と同人を同列で語る感覚が自然に身についているようだ。自分の嗜好に合った二次同人で(主に関係性の)妄想を補強しているのだとしたら、個々人の解釈が公式の解釈とどんどん乖離してしまうのも仕方がないのかも知れない。

※支部とはpixvのこと

再び公式への凸撃の気運高まる

もはや脅迫だ。

これを受けて凸撃メール(過激派の言うところのクレームの気運が高まる。さらに、Twitterの公式アカウントへの嫌がらせも肯定。(Twitterにおける嫌がらせ行為を参照。)

男性作監もRTで肯定していると主張。画像加工と嫌がらせリプを肯定する

Twitterにおける嫌がらせ行為の項でも述べたが、夏コミ前に公式スタッフ本のアナウンスを公式アカウントが行った。その際、発表されている表紙は間違いで本来は勇利が先頭にくる絵だったのではないかと、勝手に並びを加工した画像をリプライで送るアカウントが現れた。
その後、過激派が信奉している男性作監が公式アカウントをリツイートしたため過激派の間では「男性作監が最初に描いた(想定していた)並びは自分たちが加工したもの。誰かの陰謀で現在の並びに変えられた」という結論を出しているようだ。
そもそも、その男性作監が公式アカウントにぶら下がったリプライを見たとは限らないのだが……。

上で述べた「陰謀論」だが、過激派は制作側、企業側に勝生勇利の地位を奪おうとしている誰かがいるという陰謀論を好んでいる。時にそれはゴーストライター(【風説の流布】ゴーストライター妄想参照)の存在にまで及ぶ。

やりすぎと指摘する声と「主人公ファンはモンペではない」と発言

過激派の中には感情的な公式凸をやり過ぎだと言う者も出てくる。しかし、勇利は主人公であるので自分たちはモンペではないと主張。凸撃は主人公が冷遇されている(外部の人間はそう思わないだろうが…主人公の版権絵や主人公をモチーフにしたグッズは潤沢にある)ことに対する消費者のクレームだという主張はブレない。
公式への加工画像リプライは肯定するがその後は感情的すぎるとの声

それに対する「勇利は主人公！」「主人公ファンはモンペと言わない！」の流れ

ついにはヴィクトルも不要発言

過激派の要求はとにかく「勝生勇利を優遇しろ」というもの。優遇も何も元々主人公ではないかと思うが、とにかく勇利にスポットが当たっていないと気がすまないらしい。そのためには若き日のヴィクトルも不要だ。過激派が求めるのは男役として(可憐な女役の)勝生勇利を熱愛するヴィクトルのみ。これを公式に求めること自体無理があると思うのだが……

勝生勇利が好き、勝生勇利が好きなヴィクトルが好き

ここから「劇場版の主人公が若い日のヴィクトルになるのではないか？」という邪推に発展し「ヴィクトル単体はいらない、主人公あってのヴィクトル」というレスが紛糾する。

中にはこの流れに怒るヴィクトルファンも

結局、過激派とは「ヴィク勇」の中の主人公勝生勇利の過激なファンであるようだ。
もちろん穏やかに本作を楽しんでいる「ヴィク勇」の方々もたくさんいる。むしろ過激派が突出しているのだろう。

その後、上記の流れを忘れたかのようにヴィクトルも冷遇されていると発言

ヴィクトル役の声優は依怙贔屓に怒っているはず→声優に逆らえない公式はヴィクトルを冷遇することで溜飲を下げている→だから4DX上映のキーヴィジュアルのヴィクトルのカラーをモノトーンにして嫌がらせをしている……ここまで全て妄想だ。若ヴィクトル不要と連呼したことを忘れて、師弟揃って冷遇ということにしたいようだ。