最終更新: kusakidoshoten 2023年07月15日(土) 18:43:26履歴
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横 溝 正 史 文庫 大量入荷
COMING UP 公開!!
【表紙画像-クリックで拡大されます】
★貸しボート十三号 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-362p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/表題作と「湖泥」「堕ちたる天女」の三作収録。/※本文頁三方からヤケ入り・カバー端わずかスレ・カバー裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★悪魔の家 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和56年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-264p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/昭和13〜15年発表の短編集。表題作以外に「広告面の女」「薔薇王」など全7編収録。/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/※本文保存良好ですが、裏表紙側カバー端小さな折れ跡と端に僅かなスレ・裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★悪魔の設計図 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和53年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-584p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/由利先生.三津木記者コンビが相続殺人事件に挑む「悪魔の設計図」・同コンビ第一弾「石膏美人」・由利先生の青年時代の活躍「獣人」の3編収録/※本文頁三方から少ヤケ入り・カバー端わずかスレ・裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★青髭鬼 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和60年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-252p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/三津木俊助-御子柴進が活躍する「青髭鬼」と「廃屋の少女」「バラの呪い」「真夜中の口笛」収録の短編集。/※カバー端わずかスレ・裏表紙にうっすらと価格ラベル剥がし跡/
★髑髏検校 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和56年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-422p]/古典的名作「ドラキュラ」を下敷きにした、横溝初期の妖怪時代小説。江戸時代。豊漁ににぎわう房州白浜で、一頭の鯨の腹からフラスコに入った長い書状が出てきた。これこそ、後に江戸中を恐怖のどん底に陥れた、あの怪事件の前触れであった……横溝初期のあやかし時代小説!/「神変稲妻車」との二本立て/※巻頭表題頁に蔵印・カバー裏表紙少シミと価格ラベル剥がし跡。/
★花髑髏 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和57年角川書店発行/12版カバー付/[文庫判-334p]/「あなたは一度も失敗したことのない名探偵だそうですね」突如、由利先生に舞いこんだ差出人不明の手紙は、殺人予告だった。指定の場所にあった長持から鮮血が滴り…(「花髑髏」)。老舗の若旦那が、細君殺害の咎で死刑を宣告された。かつて彼の恋人だった美貌の歌手は脱獄を企てるが、それは恐ろしき凄惨な事件の引き金だった。(「白蝋変化」)。金田一耕助に並ぶ名探偵“由利麟太郎”シリーズ全3篇を収録。/※巻頭表題頁に蔵印・カバー背の左右の角にスレあり・表紙カバー下端折れ跡筋あり。/
★塙侯爵一家 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 800
昭和53年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-280p]/霧深いロンドンの街の片隅で秘密裡に進められたある計画。それは、莫大な資産家塙侯爵の息子で欧州留学中の安道を、思い通りに操れる偽者とすり替える畔沢大佐の陰謀だった。日本へ戻った偽安道は見事にその役柄をこなし、ライバルの晴道を押えて侯爵の信頼を勝ち取った。だが、その頃から偽安道に変化が生じた。大佐の命令に従わず、勝手な行動をとり始めたのだ。そして、あの忌まわしい老侯爵殺害事件が起きた……。横溝正史の異色長編ほか「孔雀夫人」を収録。/※カバー背の上端角に僅かスレあり・表紙カバーに折れ跡筋あり。/
★花園の悪魔 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-301p]/表題作と「蝋美人」「首」の、金田一耕助の事件簿。3編収録/※カバーにうっすらシミあり・小口シミあり・裏表紙カバーに折れ跡あり。/
★怪獣男爵 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和54年角川書店発行/3版カバー付/[文庫判-232p]/サスペンス溢れる傑作長編推理。/※カバー端、背端に少スレあり・カバーうっすらヤケあり・小口天地三方うっすらヤケあり。/
★仮面劇場 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和52年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-323p]/表題作と「猫と蝋人形」「白蝋少年」の3編収録/瀬戸内海のまっただなかに浮かぶ一艘の小舟。その上にしつらえられたガラスの棺の中に盲聾唖の三重苦の美少年が横たわっていた!!不気味な背景、見事なトリック。横溝正史の傑作本格推理。/※カバー端わずかスレあり・小口に少シミ・本若干反り/
★金田一耕助の冒険 1 [角川文庫]/横溝正史(著)・和田誠(カバー)★ 500
平成元年角川書店発行/20版カバー付/[文庫判-248p]/「霧の中の女」「洞の中の女」「鏡の中の女」「傘の中の女」「瞳の中の女」「檻の中のおんな」の短編6話収録/※カバー背の上端が若干スレている以外状態良好です/
★金田一耕助の冒険 2 [角川文庫]/横溝正史(著)・和田誠(カバー)★ 500
昭和54年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-230p]/「夢の中の女」「泥の中の女」「柩の中の女」「鞄の中の女」「赤の中の女」の短編5話収録/※カバー端少スレ・本文三方からうっすらヤケ入り/
★壺中美人 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-276p]/表題作と「廃園の鬼」を収録/※カバー背端少スレ・本文三方からヤケ入り/
★夜の黒豹 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★
昭和52年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-388p]/金田一耕助は等々力警部とともに、異様な事件現場に急行した。連れ込み宿のベッドに女が縛り付けられて縊死している。その胸部には殴りがきのトカゲの絵が残され、部屋はなぜか水浸し。さらに事件の直前、近くのホテルでは、未遂に終わった同様の事件をベルボーイが目撃していた。だが、警察に事情を話した直後、彼は何者かに轢き逃げされてしまい……。愛と欲にまみれた連続殺人事件の真相に金田一が挑む、名作本格ミステリ。/※カバー表紙側に少剥がれ箇所あり・裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡残り・小口に一点シミと下端うっすらシミあり/
★幻の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和52年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-238p]/「人殺し!」叫び声を聞いた俊助は部屋に飛びこみ、浴室のカーテンをまくり上げた。瞬間、彼はその場に立ちすくんだ。浴槽には胸を抉られ、鮮血を滴らせる女が浮かんでいたのだ!全米を震撼させた殺人鬼「幻の女」が日本へ上陸との知らせを受けた敏腕記者三津木俊助は、早速真相究明に乗り出した。だがその直後、彼女の仕業と思われる殺人事件に巻きこまれてしまった……。由利先生と三津木俊助の名コンビが凶悪な女殺人鬼と対決。探偵小説の醍醐味を満喫させる表題傑作と「カルメンの死」「猿と死美人」収録。/※カバー背上痛み・奥付裏「角川文庫発刊について」の挨拶と、カバー裏表紙側の耳にシミ浮き/
★魔女の暦 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-358p]/浅草のレビュー小屋舞台中央で起きた残虐な殺人事件。魔女役が次々と殺される――。不適な予告をする犯人「魔女の暦」の狙いは? 怪奇な雰囲気に本格推理の醍醐味を盛り込む、傑作長編推理。他に「火の十字架」を収録/※カバー背下痛み・カバーの端少しスレ・本文の三方から経年のヤケ入り/
★迷宮の扉 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/※カバー背-灰色版★ 300
平成9年角川書店発行/30版カバー付/[文庫判-242p]/三浦半島巡りを楽しんでいた金田一耕助は、暴風雨に遭い竜神館という屋敷へ逃げこんだ。直後、一発の銃声と共に背中を撃たれた男が土間に倒れこんできた。屋敷の主の誕生日にケーキを切るためだけに訪れるという、不思議なその男の上着には、真っ二つに切断されたトランプのカードが入っていた…。莫大な財産をめぐる人々の葛藤をテーマに、完璧なトリックと緻密な構成で描く表題作の他、「片耳の男」「動かぬ時計」を収録。/※カバー背が[黒地に黄色題名]版ではなく[灰色地黒題名]版です・本文頁三方から経年のヤケが若干入っています・カバー端に僅かなスレあり/
★迷路の花嫁 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和57年角川書店発行/18版カバー付/[文庫判-378p]/駆け出しの小説家松原浩三は、暗い夜の町で偶然行き会った若い女の異常な様子に不審を抱いた。だが、女がとび出してきたというくぐりの中に警官と踏み込んだ彼は戦慄した!軒灯にヤモリが這うクモの巣だらけの無気味な家、縁側から真っ赤な猫の足跡が続き、血の海と化した座敷には、無数の切り傷から鮮血をしたたらせる全裸の女の死体が…。名探偵・金田一耕助はこの謎を解けるのか。横溝正史の傑作長編推理小説。/※表題頁に蔵印あり・カバーの端少しスレ・本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙7側に古書価格ラベル剥がし跡残り/
★呪いの塔 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成8年角川書店発行/26版カバー付/[文庫判-398p]/軽井沢の丘にバベルの塔なる遊戯場が建つ。放射状に伸びる七つの外階段を持つそこで演じられた仮想殺人劇。役割どおりに怪奇作家大江黒潮は倒れていた。役割にない白目を剥き、どろりと血を流しながら…。巨匠の名長篇推理/※カバー端がごく僅かスレが見られますが、保存良好な一冊です/
★鬼火 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和50年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-275p]/表題作以外「蔵の中」「かいやぐら物語」「貝殻館綺譚」「蝋人」「面影草紙」の全6作収録/※カバー裏表紙側にシミあり・本の後半わずかではありますが、湿りによる波打ちあり・小口に少シミ浮き/
★女が見ていた [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 800
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-354p]/横溝作品としては異例の新聞連載小説。『われわれの身辺にザラに見られるような人物』を躍動させ、その愛憎にからむ悲劇をいきいきと描写している。著者は「日常生活の中に始終起こっているような事件、つまり同じ殺人でも、新聞の社会面にしょっちゅう現れているような事件をつかまえて来て、その中に大きな謎を空想してみたいと思うことがある」と述べている。またコーネル・ウールリッチがウィリアム・アイリッシュ名義で描いた『幻の女』に注目、「全篇が大きな謎に包まれ、スリルとサスペンスにも富んでいる。本格的探偵小説としては、これがいま一番新しい型ではないか。」と思い、ウールリッチの型を日本に移そうと意図した。本格ミステリーの傑作!/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙7側に古書価格ラベル剥がし跡残り/
★黄金の指紋[角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
平成6年角川書店発行/26版カバー付/[文庫判-238p]/「君に預けておく。これを金田一耕助という人に渡してくれ……」そう言って難破船の遭難者が死ぬ前に言付けた黒い箱。邦雄少年が中を開けて見ると、それは燦然と輝く黄金の燭台だった。思わず息をのみ慌ててしまおうとした時、彼は妙なことに気がついた。燭台の火皿に指紋が一つ焼きつけられていたのだ。邦雄は知らなかったが、これこそ一人の少女の運命を握る大切な証拠の品だったのである……。巧みな変装術と鮮やかな推理で事件の核心に迫る金田一耕助の活躍!/※小口に小さな縦線状シミが点々と浮いています/
★殺人暦 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和53年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-304p]/大新聞に掲載された五人の人々の死亡広告。大実業家、宝石王、有名女優等、いずれも今を時めく知名人。悪戯にしては余りに無気味な広告に、全員が実業家の屋敷に集まった。実は彼らには重大な共通の秘密があった。それは莫大な利権を生む人造ダイヤの製法に関する機密で、15年前の忌まわしい事件に繋っていたのだ。そして今、部屋にある鏡にいつのまにか血のような真紅の紙が貼られ、そこには第一の殺人予告が!表題作の他「恐怖の部屋」「女王蜂」「死の部屋」「三通の手紙」「九時の女」の全6作を収録した、珠玉の中短編集。/※カバー端少しスレあり・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡/
★死仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成5年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-233p]/昭和23年秋、「八つ墓村」事件を解決した金田一耕助は、岡山県警へ挨拶に立ち寄った。ところがそこで、耕助は磯川警部から、無気味な死仮面にまつわる話を聞かされる。東京で人を殺し、岡山に潜伏中の女が腐爛死体で発見され、現場に石膏のデスマスクが残されていたのだ。デスマスクはいったい何の意味なのか。帰京した耕助は、死んだ女の姉の訪問をうけ、さらに意外な事実を聞いて、この事件に強い興味をそそられた。三十年ぶりに発掘された巨匠幻の本格推理に絶筆「上海氏の蒐集品」を併録する。/
★支那扇の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和53年角川書店発行/12版カバー付/[文庫判-264p]/鮮血が飛び散る部屋の中で、血溜りに鼻を押しひしゃげて突っ伏す寝巻姿の女。そして隣の部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた! 駆けつけた等々力警部と金田一耕助はただちに聞き込みを開始。だが、使用された凶器の意外な捨て場所、さらに70年前、世間を恐怖のどん底に陥れた毒殺事件とのからみが、事件をますます複雑にしていった。謎の因縁話に秘められた斬新なトリック、横溝正史の傑作長編推理。ほかに「女の決闘」を収録。/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡/
★死神の矢 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和56年角川書店発行/15版カバー付/[文庫判-264p]/弓の収集家として名高い考古学者の古館博士が、三人の若者を招き弓遊びに興じていた。見事的を射た者を、愛娘早苗の婿とするというのだ。だが、その直後、競技に参加した若者の死体が見つかる。浴室の中でシャワーを浴び続ける男の胸部には、白塗りの矢が射ちこまれていた…。解決不能と思われた密室トリックを名探偵・金田一耕助が解き明かす。一風変わった隣人の嫌疑に挑む「蝙蝠と蛞蝓」を併録したファン必読の小説集。/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡残り・表題頁に蔵印あり
★真珠郎 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和56年角川書店発行/15版カバー付/[文庫判-264p]/鬼気迫るような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!瞬間、凄まじい悲鳴を上げて展望台から転げ落ちた男。夕日が血塗られた刀を一層赤く照らした。不気味な迫力で描く、怪奇ミステリーの最高傑作!/他に「孔雀屏風」を収録。/※本文の三方からうっすらとヤケ入り/
★双仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和55年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-264p]/「双仮面」「鸚鵡を飼う女」「盲目の犬」の三篇収録。元警視庁捜査課長の由利先生と、若き新聞記者三津木俊助が活躍する短編集。/※本文の三方からうっすらとヤケ入り・カバー裏面にシミありますが、表面まで滲んでません。表題頁にシミあり(画像参照)/※本文の三方からうっすらとヤケ入り/
★扉の影の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/平成4年★ 400
平成4年角川書店発行/28版カバー付/[文庫判-360p]/銀座・モンパルナスに勤める加代子は深夜、曳舟稲荷の路地から飛び出てきた男性にぶつかった。血に汚れたハット・ピンを落として慌てて立ち去った男は、なんと加代子の恋敵を殺害していたのだ。現場にあった不思議な手紙の切れ端に誘われ、金田一耕助もこの事件究明に乗り出すのだが…。二枚目半で日本一魅力的な名探偵・金田一耕助の日常生活にも迫る表題作に加え、海辺の風光明媚な町を舞台にした「鏡が浦の殺人」を収録。/※カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がした際のISBN番号付近の退色と少シミあり・カバー端に僅かなスレあり/
★誘蛾燈 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和55年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-252p]/表題作他9編を集めた傑作短編集/※表紙側カバー耳部分にシミあり・本の天に2点シミあり/
★幽霊鉄仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和56年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-289p]/新日報社の重役室に一人取り残された折井の耳に、奇妙な口笛が聞こえてきた。不思議に思い窓を開け、身を乗り出したかと思うと、彼は悲鳴を上げのけぞるようにして倒れた。その胸には鋭利なナイフが深々と突き刺さり、そこから真っ赤な鮮血が!部下を殺害された三津木俊助は怒りをあらわにし、恐るべき殺人鬼・幽霊鉄仮面への復讐を誓った…。鉄仮面が立て続けに予告殺人をする目的とは。サスペンス豊かに描く傑作長編推理!/※本文の三方からうっすらヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡あり/
★山名耕作の不思議な生活 [徳間文庫]/横溝正史(著)/初版/★ 500
2007年徳間書店発行/初版カバー付/[文庫判-289p]/なぜ山名耕作はあんな妙な所に住まうのか。新聞記者の秘密とは?「山名耕作の不思議な生活」。夫がいつの間にか双子の弟と入れ替わっている!妄想に囚われた夫人の恐怖「双生児」など、昭和2年から6年にかけて各誌に発表された傑作短編集。横溝正史は短篇の名手でもあった。当初、江戸川乱歩名で発表された作品を含む全14編収録。/※大体保存良好なのですが、後半256p「二人の未亡人」のあたりより巻末まで、頁下余白に若干の湿りによるヨレがあります/
★幽霊座 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成2年角川書店発行/33版カバー付/[文庫判-310p]/人気随一の若手歌舞伎俳優・鶴之助が突如姿を消した。看板俳優として双璧をなしていた京三郎による犯行も疑われ、歌舞伎界全体を巻き込んだ大事件となる。鶴之助が失踪してから17年、追善興行が行われることとなったが、金田一豪助の悪い予感は的中し、惨劇があいつぐ結果に。梨園にわだかまる因襲と確執、激しい親子の愛憎の中に謎が隠されていた!本格推理中篇の傑作といわれる表題作の他「鴉」「トランプ台上の首」を収録。/※カバー背上端と背の端-少し痛み/
★びっくり箱殺人事件 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-297p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/表題作と「蜃気楼島の情熱」の2編収録。/※小口にうっすら縦線状シミ-表題頁-目次頁にうっすらシミなど経年の劣化ご理解ください。/
横 溝 正 史 文庫 大量入荷
COMING UP 公開!!
【表紙画像-クリックで拡大されます】
★貸しボート十三号 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-362p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/表題作と「湖泥」「堕ちたる天女」の三作収録。/※本文頁三方からヤケ入り・カバー端わずかスレ・カバー裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★悪魔の家 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和56年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-264p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/昭和13〜15年発表の短編集。表題作以外に「広告面の女」「薔薇王」など全7編収録。/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/※本文保存良好ですが、裏表紙側カバー端小さな折れ跡と端に僅かなスレ・裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★悪魔の設計図 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和53年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-584p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/由利先生.三津木記者コンビが相続殺人事件に挑む「悪魔の設計図」・同コンビ第一弾「石膏美人」・由利先生の青年時代の活躍「獣人」の3編収録/※本文頁三方から少ヤケ入り・カバー端わずかスレ・裏表紙に価格ラベル剥がし跡残り/
★青髭鬼 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和60年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-252p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/三津木俊助-御子柴進が活躍する「青髭鬼」と「廃屋の少女」「バラの呪い」「真夜中の口笛」収録の短編集。/※カバー端わずかスレ・裏表紙にうっすらと価格ラベル剥がし跡/
★髑髏検校 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和56年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-422p]/古典的名作「ドラキュラ」を下敷きにした、横溝初期の妖怪時代小説。江戸時代。豊漁ににぎわう房州白浜で、一頭の鯨の腹からフラスコに入った長い書状が出てきた。これこそ、後に江戸中を恐怖のどん底に陥れた、あの怪事件の前触れであった……横溝初期のあやかし時代小説!/「神変稲妻車」との二本立て/※巻頭表題頁に蔵印・カバー裏表紙少シミと価格ラベル剥がし跡。/
★花髑髏 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和57年角川書店発行/12版カバー付/[文庫判-334p]/「あなたは一度も失敗したことのない名探偵だそうですね」突如、由利先生に舞いこんだ差出人不明の手紙は、殺人予告だった。指定の場所にあった長持から鮮血が滴り…(「花髑髏」)。老舗の若旦那が、細君殺害の咎で死刑を宣告された。かつて彼の恋人だった美貌の歌手は脱獄を企てるが、それは恐ろしき凄惨な事件の引き金だった。(「白蝋変化」)。金田一耕助に並ぶ名探偵“由利麟太郎”シリーズ全3篇を収録。/※巻頭表題頁に蔵印・カバー背の左右の角にスレあり・表紙カバー下端折れ跡筋あり。/
★塙侯爵一家 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 800
昭和53年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-280p]/霧深いロンドンの街の片隅で秘密裡に進められたある計画。それは、莫大な資産家塙侯爵の息子で欧州留学中の安道を、思い通りに操れる偽者とすり替える畔沢大佐の陰謀だった。日本へ戻った偽安道は見事にその役柄をこなし、ライバルの晴道を押えて侯爵の信頼を勝ち取った。だが、その頃から偽安道に変化が生じた。大佐の命令に従わず、勝手な行動をとり始めたのだ。そして、あの忌まわしい老侯爵殺害事件が起きた……。横溝正史の異色長編ほか「孔雀夫人」を収録。/※カバー背の上端角に僅かスレあり・表紙カバーに折れ跡筋あり。/
★花園の悪魔 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-301p]/表題作と「蝋美人」「首」の、金田一耕助の事件簿。3編収録/※カバーにうっすらシミあり・小口シミあり・裏表紙カバーに折れ跡あり。/
★怪獣男爵 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和54年角川書店発行/3版カバー付/[文庫判-232p]/サスペンス溢れる傑作長編推理。/※カバー端、背端に少スレあり・カバーうっすらヤケあり・小口天地三方うっすらヤケあり。/
★仮面劇場 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和52年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-323p]/表題作と「猫と蝋人形」「白蝋少年」の3編収録/瀬戸内海のまっただなかに浮かぶ一艘の小舟。その上にしつらえられたガラスの棺の中に盲聾唖の三重苦の美少年が横たわっていた!!不気味な背景、見事なトリック。横溝正史の傑作本格推理。/※カバー端わずかスレあり・小口に少シミ・本若干反り/
★金田一耕助の冒険 1 [角川文庫]/横溝正史(著)・和田誠(カバー)★ 500
平成元年角川書店発行/20版カバー付/[文庫判-248p]/「霧の中の女」「洞の中の女」「鏡の中の女」「傘の中の女」「瞳の中の女」「檻の中のおんな」の短編6話収録/※カバー背の上端が若干スレている以外状態良好です/
★金田一耕助の冒険 2 [角川文庫]/横溝正史(著)・和田誠(カバー)★ 500
昭和54年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-230p]/「夢の中の女」「泥の中の女」「柩の中の女」「鞄の中の女」「赤の中の女」の短編5話収録/※カバー端少スレ・本文三方からうっすらヤケ入り/
★壺中美人 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和51年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-276p]/表題作と「廃園の鬼」を収録/※カバー背端少スレ・本文三方からヤケ入り/
★夜の黒豹 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★
昭和52年角川書店発行/9版カバー付/[文庫判-388p]/金田一耕助は等々力警部とともに、異様な事件現場に急行した。連れ込み宿のベッドに女が縛り付けられて縊死している。その胸部には殴りがきのトカゲの絵が残され、部屋はなぜか水浸し。さらに事件の直前、近くのホテルでは、未遂に終わった同様の事件をベルボーイが目撃していた。だが、警察に事情を話した直後、彼は何者かに轢き逃げされてしまい……。愛と欲にまみれた連続殺人事件の真相に金田一が挑む、名作本格ミステリ。/※カバー表紙側に少剥がれ箇所あり・裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡残り・小口に一点シミと下端うっすらシミあり/
★幻の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和52年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-238p]/「人殺し!」叫び声を聞いた俊助は部屋に飛びこみ、浴室のカーテンをまくり上げた。瞬間、彼はその場に立ちすくんだ。浴槽には胸を抉られ、鮮血を滴らせる女が浮かんでいたのだ!全米を震撼させた殺人鬼「幻の女」が日本へ上陸との知らせを受けた敏腕記者三津木俊助は、早速真相究明に乗り出した。だがその直後、彼女の仕業と思われる殺人事件に巻きこまれてしまった……。由利先生と三津木俊助の名コンビが凶悪な女殺人鬼と対決。探偵小説の醍醐味を満喫させる表題傑作と「カルメンの死」「猿と死美人」収録。/※カバー背上痛み・奥付裏「角川文庫発刊について」の挨拶と、カバー裏表紙側の耳にシミ浮き/
★魔女の暦 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-358p]/浅草のレビュー小屋舞台中央で起きた残虐な殺人事件。魔女役が次々と殺される――。不適な予告をする犯人「魔女の暦」の狙いは? 怪奇な雰囲気に本格推理の醍醐味を盛り込む、傑作長編推理。他に「火の十字架」を収録/※カバー背下痛み・カバーの端少しスレ・本文の三方から経年のヤケ入り/
★迷宮の扉 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/※カバー背-灰色版★ 300
平成9年角川書店発行/30版カバー付/[文庫判-242p]/三浦半島巡りを楽しんでいた金田一耕助は、暴風雨に遭い竜神館という屋敷へ逃げこんだ。直後、一発の銃声と共に背中を撃たれた男が土間に倒れこんできた。屋敷の主の誕生日にケーキを切るためだけに訪れるという、不思議なその男の上着には、真っ二つに切断されたトランプのカードが入っていた…。莫大な財産をめぐる人々の葛藤をテーマに、完璧なトリックと緻密な構成で描く表題作の他、「片耳の男」「動かぬ時計」を収録。/※カバー背が[黒地に黄色題名]版ではなく[灰色地黒題名]版です・本文頁三方から経年のヤケが若干入っています・カバー端に僅かなスレあり/
★迷路の花嫁 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和57年角川書店発行/18版カバー付/[文庫判-378p]/駆け出しの小説家松原浩三は、暗い夜の町で偶然行き会った若い女の異常な様子に不審を抱いた。だが、女がとび出してきたというくぐりの中に警官と踏み込んだ彼は戦慄した!軒灯にヤモリが這うクモの巣だらけの無気味な家、縁側から真っ赤な猫の足跡が続き、血の海と化した座敷には、無数の切り傷から鮮血をしたたらせる全裸の女の死体が…。名探偵・金田一耕助はこの謎を解けるのか。横溝正史の傑作長編推理小説。/※表題頁に蔵印あり・カバーの端少しスレ・本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙7側に古書価格ラベル剥がし跡残り/
★呪いの塔 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成8年角川書店発行/26版カバー付/[文庫判-398p]/軽井沢の丘にバベルの塔なる遊戯場が建つ。放射状に伸びる七つの外階段を持つそこで演じられた仮想殺人劇。役割どおりに怪奇作家大江黒潮は倒れていた。役割にない白目を剥き、どろりと血を流しながら…。巨匠の名長篇推理/※カバー端がごく僅かスレが見られますが、保存良好な一冊です/
★鬼火 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和50年角川書店発行/再版カバー付/[文庫判-275p]/表題作以外「蔵の中」「かいやぐら物語」「貝殻館綺譚」「蝋人」「面影草紙」の全6作収録/※カバー裏表紙側にシミあり・本の後半わずかではありますが、湿りによる波打ちあり・小口に少シミ浮き/
★女が見ていた [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 800
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-354p]/横溝作品としては異例の新聞連載小説。『われわれの身辺にザラに見られるような人物』を躍動させ、その愛憎にからむ悲劇をいきいきと描写している。著者は「日常生活の中に始終起こっているような事件、つまり同じ殺人でも、新聞の社会面にしょっちゅう現れているような事件をつかまえて来て、その中に大きな謎を空想してみたいと思うことがある」と述べている。またコーネル・ウールリッチがウィリアム・アイリッシュ名義で描いた『幻の女』に注目、「全篇が大きな謎に包まれ、スリルとサスペンスにも富んでいる。本格的探偵小説としては、これがいま一番新しい型ではないか。」と思い、ウールリッチの型を日本に移そうと意図した。本格ミステリーの傑作!/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙7側に古書価格ラベル剥がし跡残り/
★黄金の指紋[角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
平成6年角川書店発行/26版カバー付/[文庫判-238p]/「君に預けておく。これを金田一耕助という人に渡してくれ……」そう言って難破船の遭難者が死ぬ前に言付けた黒い箱。邦雄少年が中を開けて見ると、それは燦然と輝く黄金の燭台だった。思わず息をのみ慌ててしまおうとした時、彼は妙なことに気がついた。燭台の火皿に指紋が一つ焼きつけられていたのだ。邦雄は知らなかったが、これこそ一人の少女の運命を握る大切な証拠の品だったのである……。巧みな変装術と鮮やかな推理で事件の核心に迫る金田一耕助の活躍!/※小口に小さな縦線状シミが点々と浮いています/
★殺人暦 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和53年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-304p]/大新聞に掲載された五人の人々の死亡広告。大実業家、宝石王、有名女優等、いずれも今を時めく知名人。悪戯にしては余りに無気味な広告に、全員が実業家の屋敷に集まった。実は彼らには重大な共通の秘密があった。それは莫大な利権を生む人造ダイヤの製法に関する機密で、15年前の忌まわしい事件に繋っていたのだ。そして今、部屋にある鏡にいつのまにか血のような真紅の紙が貼られ、そこには第一の殺人予告が!表題作の他「恐怖の部屋」「女王蜂」「死の部屋」「三通の手紙」「九時の女」の全6作を収録した、珠玉の中短編集。/※カバー端少しスレあり・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡/
★死仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成5年角川書店発行/13版カバー付/[文庫判-233p]/昭和23年秋、「八つ墓村」事件を解決した金田一耕助は、岡山県警へ挨拶に立ち寄った。ところがそこで、耕助は磯川警部から、無気味な死仮面にまつわる話を聞かされる。東京で人を殺し、岡山に潜伏中の女が腐爛死体で発見され、現場に石膏のデスマスクが残されていたのだ。デスマスクはいったい何の意味なのか。帰京した耕助は、死んだ女の姉の訪問をうけ、さらに意外な事実を聞いて、この事件に強い興味をそそられた。三十年ぶりに発掘された巨匠幻の本格推理に絶筆「上海氏の蒐集品」を併録する。/
★支那扇の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和53年角川書店発行/12版カバー付/[文庫判-264p]/鮮血が飛び散る部屋の中で、血溜りに鼻を押しひしゃげて突っ伏す寝巻姿の女。そして隣の部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた! 駆けつけた等々力警部と金田一耕助はただちに聞き込みを開始。だが、使用された凶器の意外な捨て場所、さらに70年前、世間を恐怖のどん底に陥れた毒殺事件とのからみが、事件をますます複雑にしていった。謎の因縁話に秘められた斬新なトリック、横溝正史の傑作長編推理。ほかに「女の決闘」を収録。/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡/
★死神の矢 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和56年角川書店発行/15版カバー付/[文庫判-264p]/弓の収集家として名高い考古学者の古館博士が、三人の若者を招き弓遊びに興じていた。見事的を射た者を、愛娘早苗の婿とするというのだ。だが、その直後、競技に参加した若者の死体が見つかる。浴室の中でシャワーを浴び続ける男の胸部には、白塗りの矢が射ちこまれていた…。解決不能と思われた密室トリックを名探偵・金田一耕助が解き明かす。一風変わった隣人の嫌疑に挑む「蝙蝠と蛞蝓」を併録したファン必読の小説集。/※本文の三方から経年のヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡残り・表題頁に蔵印あり
★真珠郎 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和56年角川書店発行/15版カバー付/[文庫判-264p]/鬼気迫るような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!瞬間、凄まじい悲鳴を上げて展望台から転げ落ちた男。夕日が血塗られた刀を一層赤く照らした。不気味な迫力で描く、怪奇ミステリーの最高傑作!/他に「孔雀屏風」を収録。/※本文の三方からうっすらとヤケ入り/
★双仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 400
昭和55年角川書店発行/5版カバー付/[文庫判-264p]/「双仮面」「鸚鵡を飼う女」「盲目の犬」の三篇収録。元警視庁捜査課長の由利先生と、若き新聞記者三津木俊助が活躍する短編集。/※本文の三方からうっすらとヤケ入り・カバー裏面にシミありますが、表面まで滲んでません。表題頁にシミあり(画像参照)/※本文の三方からうっすらとヤケ入り/
★扉の影の女 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/平成4年★ 400
平成4年角川書店発行/28版カバー付/[文庫判-360p]/銀座・モンパルナスに勤める加代子は深夜、曳舟稲荷の路地から飛び出てきた男性にぶつかった。血に汚れたハット・ピンを落として慌てて立ち去った男は、なんと加代子の恋敵を殺害していたのだ。現場にあった不思議な手紙の切れ端に誘われ、金田一耕助もこの事件究明に乗り出すのだが…。二枚目半で日本一魅力的な名探偵・金田一耕助の日常生活にも迫る表題作に加え、海辺の風光明媚な町を舞台にした「鏡が浦の殺人」を収録。/※カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がした際のISBN番号付近の退色と少シミあり・カバー端に僅かなスレあり/
★誘蛾燈 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和55年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-252p]/表題作他9編を集めた傑作短編集/※表紙側カバー耳部分にシミあり・本の天に2点シミあり/
★幽霊鉄仮面 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)/初版/★ 500
昭和56年角川書店発行/初版カバー付/[文庫判-289p]/新日報社の重役室に一人取り残された折井の耳に、奇妙な口笛が聞こえてきた。不思議に思い窓を開け、身を乗り出したかと思うと、彼は悲鳴を上げのけぞるようにして倒れた。その胸には鋭利なナイフが深々と突き刺さり、そこから真っ赤な鮮血が!部下を殺害された三津木俊助は怒りをあらわにし、恐るべき殺人鬼・幽霊鉄仮面への復讐を誓った…。鉄仮面が立て続けに予告殺人をする目的とは。サスペンス豊かに描く傑作長編推理!/※本文の三方からうっすらヤケ入り・カバー裏表紙側に古書価格ラベル剥がし跡あり/
★山名耕作の不思議な生活 [徳間文庫]/横溝正史(著)/初版/★ 500
2007年徳間書店発行/初版カバー付/[文庫判-289p]/なぜ山名耕作はあんな妙な所に住まうのか。新聞記者の秘密とは?「山名耕作の不思議な生活」。夫がいつの間にか双子の弟と入れ替わっている!妄想に囚われた夫人の恐怖「双生児」など、昭和2年から6年にかけて各誌に発表された傑作短編集。横溝正史は短篇の名手でもあった。当初、江戸川乱歩名で発表された作品を含む全14編収録。/※大体保存良好なのですが、後半256p「二人の未亡人」のあたりより巻末まで、頁下余白に若干の湿りによるヨレがあります/
★幽霊座 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
平成2年角川書店発行/33版カバー付/[文庫判-310p]/人気随一の若手歌舞伎俳優・鶴之助が突如姿を消した。看板俳優として双璧をなしていた京三郎による犯行も疑われ、歌舞伎界全体を巻き込んだ大事件となる。鶴之助が失踪してから17年、追善興行が行われることとなったが、金田一豪助の悪い予感は的中し、惨劇があいつぐ結果に。梨園にわだかまる因襲と確執、激しい親子の愛憎の中に謎が隠されていた!本格推理中篇の傑作といわれる表題作の他「鴉」「トランプ台上の首」を収録。/※カバー背上端と背の端-少し痛み/
★びっくり箱殺人事件 [角川文庫]/横溝正史(著)・杉本一文(カバー画)★ 500
昭和50年角川書店発行/4版カバー付/[文庫判-297p]/●現在絶版-品切れで新刊ではお求めになれません/表題作と「蜃気楼島の情熱」の2編収録。/※小口にうっすら縦線状シミ-表題頁-目次頁にうっすらシミなど経年の劣化ご理解ください。/
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