「全国古書籍商連合会」(全古書連)加盟の古書店です。在庫のみならず、店主のコラム・古本エッセイ・趣味の野草写真などを掲載して参ります。


フォト散歩BN01-2021-4041-6061-8081-100
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店主フォト散歩 61〜80
画像クリックして頂ければ、拡大してご覧になれます 
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その80
紫川にかかる鯉幟
豊國の嵐の山の麓川 岩こす波は櫻なりけり (細川幽斎)

小倉南区小嵐山の下を流れる紫川では毎年沢山の鯉幟が川を跨いで泳ぐ光景が見られる。この川は古には櫻川と呼ばれていた。1602年細川忠興が小倉藩藩主として着任した時、川に架けられた橋と山の姿が京の嵐山に似ていると、京都から桜の木を移植しその風景を愛でたところから、当地は小嵐と呼ばれるようになった。

残念ながら小嵐山には登山道が無く分け入る事ができない。階段があったので登ったが祠が祀られていただけ。麓には丁度、オドリコソウが咲き乱れていた。それこそ道端に一面の群生である。鯉幟は以前より数が増え「桜橋」の下流側にも渡河のワイヤーが張られて風にはためいていた。丁度曇天の日の撮影で、青空をバックにした晴れ晴れとしたショットが撮れなかった。以前河畔の料亭があった眼前の堰に、野生の鵜が3羽休んでいた。魚を獲るところを見たかったが上流に飛び去っていった。(4月13日撮影も時候に合わせて本日掲載)

 小嵐の堰に鵜の立つ五月かな (白骨) ※「鯉幟」には秀句なく(各種歳時記・万太郎.漱石にも)自作にてご容赦

その79
晩 春 日々の買物〜散歩コースに見る花 4月10日 ◆画像クリックで写真拡大してご覧になれます
いと軽き石のおもしや桜漬 (虚子)      窓あけて見ゆる限りの春惜しむ (蝶衣)

染井吉野は散り出し、その風が藤の房を揺らし、もう熊蜂が群がってました。八重櫻は満開。

23℃の陽気にアヤメツツジも咲き出し、ウツギの純白の丸い蕾が開き、梅には小さな実も付きました。

長清寺 遠方に見える屋根は福聚寺 墓所は心が安らぐ。山桜の花弁が空に舞っていました。キランソウ

ウグイスの声も処々に聞こえ始めました。 オニノゲシ(春は黄色い花が多い)      アメリカフウロ
【漱石で二句】  "わが宿は餡ころ餅にちる花ぞ"  "永き日や欠伸うつして別れ行く"

その78
春 爛 漫   3月27日〜30日の撮影 [画像クリック頂ければ、写真拡大してご覧になれます]
花降るや牛の額の土ぼこり (龍之介) 
今年も何とか桜を見る事が叶いました。1月に親友を失い、この世への未練も薄れてきておりますが、まだ
此岸に生かされているのは、もう少し永らえて有縁の人々の為になれ、という仏様のお指図でしょう。
私が花を見る時、友も一緒に春を愛でてくれている、と信じます。人様の半分の体力もない身ですが、日々、身を粉にして仕事に精進して参ります。今月は大好きな芥川龍之介の句で写真を飾らせて頂きます。

『この匂藪木の花か春の月』『夕闇や枝垂れ桜のかなたより』『寺の春暮れて蘇鉄の若葉かな』
春の句も夜のものが多く、"うらうら"とした気分にはない龍之介だ。

店主の住まいのすぐ裏手にある「広寿山福聚寺」は黄檗宗の寺。小倉藩主小笠原家の菩提寺でもある。四季折々の佇まいに惹かれ、この地を離れられない理由にもなっている。垂れ桜が多くの人を魅了しているが、
裏手の門前と本堂横の楓の若葉も春の美しさのひとつ。

黄檗は臨済の師。七尺もの体軀、法嗣は小兵で四尺を超えない。黄檗-臨済-大愚のエピソードは面白い。「臨済打爺の拳」の一幕で師を平手で打つのが禅師の転機。それ以後天馬馳せるごとき生涯を送るのだ。殴られ微笑む黄檗も一枚上手なのが「禅」らしいところ。義諦は「不立文字」。論理ではない直感、認識ではない生活である。書物は弟子たちの著したものだ。
一月末、山本君の葬儀の際、久々に奥さま方の御母上にお会いできた。90歳を超えても矍鑠かくしゃくとされていた。菩提寺が黄檗宗ということで、福聚寺のお陰で少し法味のあるお話が出来た。小和田次郎.名義「デスク日記」で名高い原寿雄氏の奥様である。

「看脚下」大地を見れば、春の野草が次々に咲き始めました。キケマン  スズメノエンドウ

キツネノボタン         ノイバラ           コメツプツメクサ

スギナ(土筆はまだ) カラスノエンドウ  スミレ     ヤブニンジン  ムラサキケマン  
ベランダのプランターには、青ジソが密集して発芽。もう少ししたら間引きして食べましょう。小葱は根の長いものを買って、すぐに植えておけば、当分食べられます。ヨモギも毎日摘んでは食べたり干したり。季節を十分に頂いています。一昨日、初燕が一羽飛ぶのを見ました。去年の巣の確認に来た先発かな?

『花散るや まぶしさうなる菊池寛』(龍之介) 
"きくちかん"が五文字で語呂が良い。俳句に最適。
早速あたしも書いてみよう。
「連翹に初虫飛ぶや菊池寛」
「野焼き終えた山を見上げる菊池寛」
とかどうにでも詠めるナ(笑)
ただ本人と会った事ないから、普段の姿は描けない。
1948年愚生の生まれた年の3月6日が命日。
あれば作りやすい○○忌という名はないようだ。

その77 長野緑地春浅し (3月7日快晴)  蛇穴を出れば飛行機日和かな (幸田露伴)

春まだ早く、足元にはホトケノザが見られただけ。辛夷の蕾もまだ固かった。

ここは空気も澄んで、山懐に囲まれている為、夜は冷え込むのだろう。梅もまだ開花を待つ枝もあった。

この緑地でよく見かける黒蛇。黒化型と呼ばれ、シマヘビ.ヤマカガシ.マムシの三種の蛇の体色変化したもの。マムシの危険性もあり、ケータイで望遠も効かず(本当はヘビが嫌いで)撮影場所より近づかなかった。
昼間の暖かさにつられて出てきたものの陽が傾き、竹林の陰で寒さに動きがとれなくなっていた模様。緑地の中央は窪んだ湿地で小川が作られている。まだオタマジャクシも見られず流れては淀み、春光を煌めかせていた。  蛇穴を出て水音をききにけり (三橋鷹女)  

毎年恒例の蓬の若芽を詰ませて頂いた。
ヨモギ茶とヨモギ餅を作り、干して風呂に入れる。古本屋は慢性の腰痛持ちである。店主自家製のスギナ茶、柿茶などを飲んでいるが、柿茶が一番美味。柿の若葉を乾燥して作るのだが、甘みの中に微かに塩気も感じられて、更に血圧を下げるというので常飲している。もう少し暖かくなれば、土筆を摘み、お浸しに。蕗の採集も楽しみだ。里山を歩き、春の息吹をちょっとだけ頂いて帰るのが、残された人生の年毎の愉しみだ。  椿落ちて昨夜の雨をこぼしけり (蕪村)


その77  到津八幡神社  2月25日
 
到津八幡神社由来。神功皇后が三韓征伐の後、宇美の里で応神天皇をお産みになり豊浦宮へ帰還の折り、当地に御座船を着けられた。後に一祠を建て皇后の和魂をお祀りしたのが起源といわれている。

板櫃川を渡った所に二之鳥居があり、その先の高台に神社がある。流石にこの階段は遠慮申し上げて、坂を回り込むとゆったりとした駐車場が完備してあった。本殿へ向かう裏手の階段の所にある鳥居横に真紅の梅。

拝殿までは更に階段。庭には梅の若木。二.三分咲きといったところでした。

10年来古書市場会場の北九州パレスに通ってきて、途中にある到津八幡に行った事が無かった。

その76 もうすぐ春なのに... 2月14日〜18日-至近のスーパー閉店 

昔の炭鉱住宅(?)横の空き地に蒲公英・仏の座・オオイヌノフグリが。梅は咲き辛夷の蕾が膨らんで春近し。

連棟式住宅の並ぶ路地は秘密の抜け道で50年前にタイムスリップしてしまうが、流石に倒壊した家屋も多い。

自宅の真ん前はバス停。先月葬儀に出かける日に[9番]の路線が廃止になった。昼間は何時間に1本だったが無くなると寂しいもの。今月17日には歩いて3分の直近のスーパーが閉店。此処に移り住んで10数年、我が家の台所としてお世話になった店。こういう地元のこじんまりとした生鮮店が好きなのだが...そして画像のワインが他店を探しても見当たらずに困っている。税を入れても500円ちょっとで買えて、3,000円クラスの味だと思うのだが、店主1,000円以上のものは飲んだ事が無いので断言は出来ない(笑)。画像、スーパーの看板の先に、毎日3回は発送に出向く簡易郵便局が写っている。書籍を送って帰りに買物、実に便利な所だったのだ。

最初は生鮮市場、ハイマート、最後はフードウェイ・マルシェと店名は変わったが、ずっと変わらず、
にこやかで働き者の店長の人柄が好きだった。最後にお礼を言えたのがせめてもの慰めである。

その75 小倉平和公園の梅園  2月11日晴れ


【忠霊塔】昭和17年に旧陸軍が設置。明治7年の「佐賀の乱」以降、第二次世界大戦までの戦没者等が合祀されている。当初、小倉市の高坊と南小倉の陸軍墓地に設けられていたが、戦争拡大に伴い戦没者が増えた為、
この地に忠霊塔として建設されたもの。合祀者数5100有余柱。迫りくる戦乱をどう見つめられているのか。

その74上ん山うえんやま古墳 2022年1月25日

近くのホームセンターに見当たらない部品があり、朽網のハンズマンまで行った戻り、近くに古墳がある、という話を聞いた事を思い出し、寄り道してみた。古代の北九州ではこの地域が栄えていたようで、各所に古墳群が存在しているとの事だ。まずは今回訪ねた上ん山古墳を紹介したいが、辺りは民家が密集し墳墓全体の撮影も難しい状態。(まあ前方後円墳は上空からの撮影でないと分かりにくいのではあるが...)

丁度逆光で色も解像具合も悪く再挑戦したい。
市の解説文によれば、曽根平野中央部の洪積台地上に立地、全長約50mの前方後円墳。後円部径約30m・高さ約7.5m、前方部幅約31m・高さ約5.5m、採集された埴輪片などから6世紀前半の築造と推定されている。曽根平野を中心に権勢を誇った茶昆志山古墳の被葬者と同系列の古墳として重要である。とある。
幅4車線の10号線-曽根バイパスを戻る際、右手に円形の「多分古墳だな」と感じる丘があり、これが茶昆志山古墳だったようだ。40mしか離れていないとの事で一緒に見に行くべきだった。
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遅ればせながら、このホームページに動画がUPできると知り、手持ちの携帯電話で現場をパンしてみた。WebMという形式に変換し貼り付けに成功したので、次回からはデジカメを持参しよう。静止画だと足場が近すぎる時、組写真になるので。
動画ファイルへのリンク
※動画編集は「Shotcut」という使いやすいソフトに出会い、トリミング・回転・連結-削除など遅ればせながらできるようになりました。音楽も挿入できるようになりました。お薦めのツールです。

その73広寿山福聚寺のもみじまつり 11月30日

引き続き店舗撤収作業に翻弄され撮影に出られず、住居のすぐ裏手の古刹の紅葉にてご容赦下さい。好天にも恵まれ、当日は北九州のレクレーション団体のコースにもなっており、多くの人で賑わっていました。
慌ただしい散歩でしたが、雲ひとつない青空に紅葉が映えて「忙中閑あり」心が休まる一時でした。


その72 平尾台秋色 9月23日  このカルスト台地の代表的な花=葉場山火口ハバヤマボクチを複数枚掲載

「國清寺」を先にUPして、先月末訪れた平尾台の写真が遅れました。9月末、昨年と同じ花達に出会えました。

キンミズヒキ     サワヒヨドリ     タムラソウ      ツリガネニンジン

             ハバヤマボクチ (もう少ししますと、紫色に変わります)

桔梗の咲き終わり-実   ヒヨドリバナ       ヤマハッカ   イヌザンショウ

シラヤマギク                          ヤマハギ                                                                 


71 國 清 寺 臨済宗圓覺寺派 天長山國清萬年禅寺(伊豆の国市奈古谷) 8月31日
 何ともったいなくも、迂闊な事でした! 伊豆の自宅の山辺にこんな名刹があったにも拘らず、30年間訪れた事がなかった。今年8月、通常登り下りする市道が崖崩れで通行止。次に短時間で麓に出られる山道に迂回せざるを得なかった。「駒の湯温泉」に続く近道より鬱蒼としていて路幅も狭い。この別ルートには途中「毘沙門堂」という案内板が見えた。どこまで続くか見えない石段を登るのは躊躇してしまったが、1186年源頼朝が運慶.湛慶に作らせた仁王像の並ぶ立派な仁王門があるという。ここに建てられた授福寺に伊豆に流された文覚が住んだとの事、そして頼朝に平家討伐の旗揚げを促していく訳である。
【国清寺】【どの画像も、クリックで拡大します】 次回、蛇や藪蚊が出ない頃、登ってお参りしたい。

【毘沙門堂の鳥居と手水場】函南のスーパーで買出しを終えての帰り、道を逸れて偶然國清寺の門前に出た。
その古寺の鎮守「毘沙門天」が祀られているのが、この山腹のお堂だったのだ。

室町幕府の有力者だった畠山國清は関東管領に叛き、鎌倉から伊豆に居を構え、康安2年(1362)春に奈古谷に
一寺を建て、國清寺こくしょうじと呼んだ。

寛政11年の繪圖面には佛殿として描かれている現在の釈迦堂には釈迦如来坐像がおわします。

多くの信仰と栄枯盛衰の歴史を秘めた古刹は、今は夏木立の下の静寂の中にありました。


その70東京-九州フェリー就航! 「それいゆ号」(門司)と「はまゆう号」(横須賀)
埋め立て地の中に取り残された、不思議な島も撮影できました。「津村島」

新門司(私らは今だに裏門司と呼ぶが...)出港23:55 横須賀入港-翌日20:45着という超スピード船。驚異の23.3ノット!!門司-横須賀を21時間で運行です。船首の垂直な形状がカッコイ!!公式HPで見ると船内設備もピカピカ。車無しの空身で乗るなら12000円という格安なので、若者や健常人にはお薦めです。昔のフェリーのような「床に雑魚寝」ではなく、一番安いツーリストAで二段ベッドが2つ、4人部屋になっている。昔の夜行列車の綺麗な感じ。会社名、横須賀が東京か?というツッコミは無しにしときます。竹芝桟橋に割り込めなかったのでしょう。門司でさえ既得船会社に遠慮して、真夜中発ですからね。22時出港18時着位にして欲しかった。横須賀からでも、西湘バイパス-真鶴道路-熱海新道-熱函道路と自宅まで更に走るので...

いつも伊豆の自宅までの1000Kmを軽自動車単独運転15時間で走破していく身としては、朗報だったのですが、店主は枕が変わるだけでも寝付けない上に、知らない人と一緒などという事は到底無理で、トイレ付個室を利用すると(夜最低3度は起きる)高速道路利用の3倍にもなってしまうので断念しました。船旅、憧れるんですけどね。ネット販売を休止しての往復なので、時間-経費の節約が必須なのです。

対岸の船着き場には「名門大洋フェリー」「オーシャン東九フェリー」「阪九フェリー(2航路)」の各艇。

さてフェリー乗場の手前には、埠頭の埋め立ての中に取り残された島「津村島」が。(↑地図参照)

明治期より石灰採掘で賑わった島で採掘の跡は大きな池となっています。海に囲まれた島の中の池。

島には神社もあり、少し前までは堤防を渡って島を散策できたようですが、今は柵で禁止。

島の周囲は公園として残されたようですが、他の荒れ地同様、外来種タカサゴユリが咲き乱れてました。
【どの画像も、クリックで拡大します】


伊豆への帰宅。今後も山陽道-新阪神(E2-a=吹田を通らない)-新名神-新東名でぶっ飛ばして行くしかありません。新東名は120Km出せますから!!もう慣れて手に汗も出なくなり時間が飛躍的に短縮。高速代は往復4万円弱。今回は往路14時間でした。ガソリン代は、アルトはリッター20Km以上走れますので往復50Lで1万円いかぬ。自宅からパン.オニギリ.卵焼き.味噌汁.糠床.お茶など食料持参だから(20年来、外食はできない体)途中の出費はほぼ0。それにしても、早く土日のETC割引復活して欲しい。日本国民をどれだけ苦しめるのだ。武漢風邪なぞ最初から「第5類」で充分だったのに!!こんな騒動に仕立て上げたマスゴミの罪は重大だ。

※今回、今迄入った事がない(SA-宝塚北.岡崎)・(P甲南.八幡)などに寄った。広大なSA(サーピスエリア)より、こぢんまりとしたPA(パーキングエリア)の方が良いという結論を得た。SAで、あの値段の不味そうな料理を食する人がいるのには驚いた。どう見ても囲い込みのボッタグリである。全て冷凍食品のチンだろうに。PAはおじさん、おばさんが調理して出している感じで好感が持てた。(人様の半分も食べられず残すのも悪いのでメニューを見るだけだが)土産物コーナーは、見るのは気晴らしにはなるけれど、自分からオミヤゲは買わない主義なのでウインドショッピング。過去に全く土産物を買った事が無いという事はない、組合旅行の幹事(会計)をしている頃は、旅行前に大先輩から多大な餞別を頂いて回る都合上、金額に合わせたお土産をどっさり買って帰ったものだ。いい先達に恵まれた楽しい時代でした。(東京組合100年史に話題は続きます)

 その 69 長雨の中の晴れ間-足立公園遊歩道 
8月19日。束の間の晴れ間。
近くの足立公園へ散歩に出た。
ミズヒキ・ヌスビトハギ・
ヤブラン・クサギ・ハエドクソウ
センニンソウ・ガンクビソウ等が見られた。





カラスアゲハ

クサギ ちなみにクサギの実や樹皮は草木染の染料に使われる。藍以外で青色を染められる珍しい樹木だ。
右写真、今は赤い花の部分が、深いブルーの実になる。

この蝶の名は未だ同定できず     センニンソウ            ヤブミョウガ ハエドクソウ 

ヤマイモの花             ガンクビソウ  ヤブラン    ミズヒキ    ハトが懐いてなついてきた  

 その 68 霧に包まれた平尾台・桔梗の乱舞 2021年7月19日
 
街は酷暑で軽装で登った高原は霧の中。四阿で弁当を拡げたが強風冷たく撤収、車内で食す。辺りは桔梗の真盛り。

自生の桔梗がこれだけ広範囲に密集して咲く姿は感動もの カセンソウ  コマツナギ    ミシマサイコ

クズ(高原に漂う甘い香り) マツカゼソウ   ネジバナ   ソクシンランの咲き終わり ハナウド

ノヒメユリ(小さな百合です) ウバユリ  ヤマハツカ(花は終わり) オグルマソウ(?) キキョウ

オカトラノオ吹上峠に向かう森の手前に毎年群生するが、咲き終り。 コオニユリ ヒオウギ 薄日の下、涼しい散策でした。
【どの画像も、クリックで拡大します】

 その 67 和布刈公園 古城山 門司城址に登る 2021年6月29日

門司城跡の石碑                  関門橋を眼下に  暑い一日でした

スタートはここノーフォーク広場。今日は巨大な錨のモニュメントのある海峡側へは出ず、古城山を目指します

スタート地点のほぼ真上の広場から、眼下の門司港の街を俯瞰。ここからは徒歩で山頂へ

ムラサキニガナ      ヨウシュヤマゴボウ     ハンカイソウの咲き終わり・実になっている      

頂上の少し手前には砲台庫や弾薬庫跡が。春はオドリコソウの群生が見られる場所。
※下関側の要塞は規模が大きいものでした。以前探索しましたので、いずれUPします。

以前「めかり山荘」のあった駐車場からは一方通行で下る。途中の展望台横には、源平合戦の壁画が

壇の浦を望む、山腹にねむの花が煙っていました "浪の下にも都の候や 合歓の花" (白骨)

※Norfolk市と(旧)門司市は姉妹都市。米国バージニア州南東部に位置する都市でバージニア州法の規定により、どの郡にも属さない独立市になっている。世界最大の海軍基地があり、アメリカ艦隊総軍、アメリカ海兵隊総軍およびNATOの変革連合軍が司令部を置くノーフォーク海軍基地がある。かのペリーが出港した港でもある。日本という国は本当に素晴らしい国で、B29を撃墜させて亡くなった米兵の慰霊碑が、全国に31ケ所もある。ここ門司でも1945年7月10日、関門海峡を攻撃目標に出撃。門司市の部崎上空で日本軍戦闘機「屠龍」の攻撃と、高射砲弾を受け撃墜された。搭乗していた 11 人の内 10 人は即死。残りの 1 名は福岡県南部の油山で処刑された。お寺の仕事をして、数多くの年配の方のお宅へ月忌参りをしていたが、このB29が墜落するところを見た、残骸を探しに行った、などの体験談を聞いたものだ。
※ハンカイソウは樊噲草と書く。すっくと豪快に立つ姿から名付けられたという。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に胸踊らせた諸氏は多いと思う。劉邦と共に叛乱に立ち上がり「鴻門の会」でも活躍したのはご存知の通り。高校の漢文の先生、橋本先生という方だったが、四面楚歌の段『虞や虞や汝を如何せん』を切々と読み上げる所で大粒の涙を流されていたのを覚えている。店主が「文章の道へ進みたい」というきっかけを作って下さった先生である。放課後はどうも何時も飲んでられたようで鼻の頭が真っ赤。実家の店にもちょくちょく来られて一杯ひっかけられていたものだ。ウチの親父は下戸なのに、よく酒が用意してあったものだ。
【どの画像も、クリックでUPします】

 その 66 

お東(真宗大谷派)の別院     この狭い通りをはさんで    右にお西(浄土真宗本願寺派)の別院

東本願寺別院は修復工事中でした 本堂から山門を望む

細道からこの門を入りますと、西本願寺別院。裏門の右手にある幼稚園から仏の子たちの声が賑やかでした。



先日、この不思議な東西別院両立の由来などを顕したあらわした書籍が入荷致しました。函欠で、マーカー線が8頁にわたりございますので、お安く出品致しております。この機会にお求め下さい。
★豊前四日市東西別院の歴史★ 5,500〜

平成14年極楽寺国東利行発行/初版(函欠)/[A5判313p]/◆真勝寺の草創◆真勝寺の成立◆四日市別院騒動◆東西別院の発足◆東西別院の制度整備と門末の動き◆東西御坊(別院)の伽藍整備/※巻頭8pに黄色マーカー線あり・表題頁に蔵印・他は美本/

 その 65  旧門司(門司港) 甲宗こうそう八幡神社   夏の気配 5/27
20歳の折り門司にご縁を結びましてから、
50数年も経過して始めて訪れてみました。
数年前の退職まで日々、枕経-通夜-葬儀-焼場-初七日-法事-お月忌-お説教とエンドレスに忙しい上に、布袍ふほう輪袈裟で、拝殿に礼拝という訳にもいかず、組合旅行などでは多くの社殿や由緒を歴史的に鑑賞してきました。
(結構静謐に佇まいは寺院より好きなのです。)
明治以前は、全国的に寺も神社も信仰の対象として一体渾然、いわゆる「神仏混淆」で、日本はそこが良い所だった、と思います。アラブやユダヤの信仰を読むと、そんな我が国の「多重信仰」が喧嘩を防いできた気がします。(この辺は山本七平さんが1970年に
『日本人とユダヤ人』で「日本教」の存在を提示してスッキリしている問題なんですが)ちなみに地元大里の、戸ノ上神社も明治以前は「満隆寺」が起源で修験道にも属し、神も仏もまします聖地であったのです。


 筆立山の麓に鎮まる社は貞観2年、大宰大弐清原峯成により創建。
社号は神功皇后が着用したかぶとをご神体とすることに由来。
第一殿に応神天皇、第二殿に神功皇后、第三殿に宗像三女神を祀る。

火野葦平の文が刻まれた石碑が二つ      境内から廻りを見渡すと、ビルの林立する門司港市街


きくとなく 山端の風の 春の蝉 (飯田蛇笏)
4月21日-(足立公園)春蝉の声を始めて聞く(赤松林駐車場)  今年もキンランが咲きました。

 その 64  長野緑地の春 3月25日/

まだコブシの白い花が咲いていました

整備された清流にはセリが  オドリコソウ  ウマノアシガタ   ノアザミ  

              オオイヌノフグリ          オランダガラシ

元田んぼがあった場所はレンゲ畑・去年はここで黒蛇を見ました   トキワハゼ

公園から何時ものように横道に逸れます フデリンドウを例年より早く発見 スミレ(同定はご容赦)

               キランソウ(地獄の釜の蓋)     ヤマアイ(山藍)

オオシマザクラでしょうか、見事な枝振りで満開 

バナナの木 元気が無さそうでした  ノイバラ      保育センター「もりのいえ」

店主は日本古来から愛でられた、山桜が好きである。広い道路を挟んだ向こう側に、名刹護念寺。
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店主フォト散歩-その番外編こんなところにも桜の木があったか!と見上げる 3月下旬の数日
【↓画像をクリックし拡大してご覧下さい↓】


広寿山福聚寺の枝垂れ桜 まだチラホラ (3/23)

最近建立された納骨堂          紅葉の若葉が陽に映えて
 街中に、桜、さくら、サクラが咲き乱れているこの時期。心浮き立つ、と言いたいところだが、
ここ一と月程、腹部に鈍痛があり「癌の再発で、もはやこれまでか」と暗い気分に包まれている。
手術後の数年のように油物も絶ち、硬い食品を避け、粥や雑炊。大根や芋の煮物。豆腐と納豆の
食事を続けている。20数年基本は、ほぼこんな食事だから一向に苦にはならぬが、当然の禁酒。
これが一層花見の時期は堪える。野で摘んだ蕗や土筆のお浸しで一杯やりたいところだ。

足立公園展望広場(望玄荘展望台) 眼下に競輪場 遠景は中国からの汚染物質PM2.5で霞んでいる

 実はこの症状、例年のことで、季節の変わり目に陥る症状。過去に何度も胃カメラ(胃は無いが)
を飲んだり大腸検査をしたりしてきた。その度異常はなく検査が済むといつの間にか治癒してしまう。
それなのに今年も「ああ桜もこれが見納めか」と覚悟の花見となる。癌経験者は皆こんなだろう。

安部山公園に続くバス通りの桜並木(3/25) 長野緑地の山桜(この後、筆リンドウなど野草写真UPします)
4月15日には北九州古書組合の「優良書市会」があり、今回は私が主催者という事になっていて、
今倒れる訳にはいかぬ。病院で処方された投薬で、何とか治ってくれるよう祈るばかりだ。
街中、桜、さくら、サクラが咲き乱れている。散る前にこの目に焼き付けておこう。散るのは花か我か...

はらわたに 春滴るや粥の味 (漱石)
※文豪が、最初の胃潰瘍で生死の境を彷徨した直後、蘇生の喜びをうたった名句。

 その 62  晴れと雨を繰り返して春 3月中旬の数日
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前回は植物園の画像なんぞでお茶を濁しお眼汚しをいたしました。今月も身辺慌ただしく近場の花でご容赦。

霊園の急斜面にフキノトウがもう開いてしまいました。早く気づけば天麩羅にしたものを。
 
子供の頃から墓地が好きで、変わった子だと言われてました。長じては掃苔録で著名人を探したり...
 
桜はやはり山桜が、風情があり上品でいいですね。

食べるといえば、土筆もいけますが、この住宅街近辺では、除草剤など撒いているケースがあり、要注意。

石垣の隙間にキュウリグサが根を張り、花を咲かせていました。ブルーと黄色の可憐な花。葉はロゼット状。

粋な作りのお宅の塀からは五葉アケビの花が。この実もジャムにすると美味。
『湯疲れて 昔は甘き あけびかな』 (白骨) 手術後、友人に誘われ湯治に行き、湯当たりし倒れた時の句。
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 その 61  【河津桜が咲き乱れていました】(門司区白野江)
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 2月22日快晴。春のような陽気につられて、門司の白野江植物公園に出かけました。店主、有料の施設には、ほとんど入場しないのですが、高齢者は免許証提示で90円という事なので、重い腰を上げた次第。
広い園内は隅々まで整備が行き届いていて、完璧な美観に驚きました。
この公園は1952年頃、個人の植物園「四季の丘」として開園したもの。平成5年に北九州市が買取り3年間の改修工事の後、平成8年に市立の植物公園として再出発させた由。平日にもかかわらず、園内は多くの来場者で溢れていました。園内には60品種の桜が植えられているとの事で、まずは早咲きの河津桜がここ数日の暖かさで満開でした。

少し濃い目の桜色の花の下、多くの方が感嘆の声をあげ撮影をしていました。


園内の築80年近い日本家屋は休憩室として提供されており、事前に予約すれば、落ち着いた雰囲気の中、
お弁当を広げる事が可能。(但し飲酒は禁止)。現在一階の広い和室では、飾り雛や「さげもん」などが飾られ、華やいだ雰囲気を醸し出していた。
廊下の横には参考書コーナーに、
植物図鑑が常備され当園での野鳥の写真帖も。当店にも動植物関係、
「九州の花図鑑」「野草検索図鑑」各種「野鳥図鑑」などの書籍、自然調査報告書の在庫ござます。↗青文字↗クリックし表示の上、ご照会を。


牡丹園の冬ぼたんの「雪囲い」は美しく、プロの仕事でした。

苗木の販売も好評で、沢山の若木を持ち帰る方が見られた。  水仙の匂いに包まれた園内。

ただ、野草となりますと、ほとんどが移植されたものなので、当地に自生する野草の探索観察は、
やはり自然の野山を歩いて...という事になると思います。

さあ植物園の最頂点、見晴台を目指して、森の中の小径へ。春の樹木の花が待っていました。ミツマタ

アセビ            サンシュユ            15分程で標高115mの山頂

眼下は周防灘。見通しの効く日には、遠く国東半島や普賢岳が望めるという。右下に蕪島が見える。園発行のパンフのパノラマ写真では、まだその手前の岬に山があるが、現在は採石で削られ平らになっている。
また団地の横には、無粋な太陽光パネルが見える。下りは階段で...スイセンがびっしり植えられてました。

途中のベンチで休憩していると、モズが近くの幹まで来て、朽ちた幹から飛ぶ虫を食べ始め、こちらに臆することなく、尾を回したり、枝から枝に移ったり、10数分、凛々しくも可愛い姿を見ることができました。
安カメラ、望遠が効かずピンボケにてご容赦。ヤマガラも見かけましたが、撮影は無理でした。
園を出れば、コンテナトラックが頻繁に往来する幹線道路。小さな旅の終わりです。

號外春遠からじ 梅が香や どなたが来ても欠茶碗 (一茶)
2月11日紀元節-うららかな祝日 取る物も取り敢えず 小倉平和公園の梅が香をお届けします。




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古楽夢 最新
木蓮忌(4月20日)「例の会」の話
BN目次:1〜35話
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言わぬが花PART233-60

キティちゃん新幹線に乗る
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'24年1期のベストドラマは
「不適切にもほどがある!」

で決定!並み居る各局ドラマは全て討死。「あまちゃん」を超え「タイガー&ドラゴン」に迫る大傑作。クドカン最高!

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【久保田万太郎-特集】


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古通豆本 他-豆本関連


署名本


安心院動物化石群
琵琶湖博物館研究調査報告18号
高橋啓一.北林栄一(編)

平成13年琵琶湖博物館発行
[A4判193p]3000円
琵琶湖博物館がなぜ大分県の安心院で調査を?琵琶湖とその周辺のことを知ろうとすると、日本列島全体は勿論、東アジアから世界へ出かけていって調査しないとならないのです。本報告書で解き明かされたのは、約400万年前、ちょうど琵琶湖が誕生した頃の日本列島、琵琶湖に周辺に生息していた動植物のありさままでありありと思い描かせてくれました。オオアタマガメの骨格化石発見は世界で初めての事であり、この時代の脊椎動物の化石がこれほどまとまって見つかった事はありません。(はしがき)/


★日本の草木染/上村六郎/限定版
染見本布52種貼付/草木染標本.
染草写生図
  20,000円〜

昭和41年京都書院発行/初版函付千部限定版/[A4判125p]/日本の古代染織について・古代の染織から近代の染織へ・草木染の復興について・天然染料の種類とその染方・染色に際しての諸注意など

インド哲学仏教学研究(I)(II)2冊/     金倉円照(著)
昭和48-49年春秋社発行/初版函付/[A5判482p.418p]/(I)=仏教学篇・(II)=インド哲学篇1/※函の背中心にヤケ少シミあり/本文は線等なく美ですが(I)巻の小口に数点シミ・(II)巻は美本 10,000円〜

★日本の放浪芸 カセットテープ全19巻/小沢昭一/
「一条さゆりの世界」他★

ビクターカセット各巻函入-各巻の解説と発刊目録付/
取材構成ナレーション=小沢昭一
(録音)1970-1971
【(1)-(7)=道の芸.街の芸】【(8)-(12)=渡世(てきや)芸術】【(13)-(16)=旅僧たちの説法】【(17)-(19)=「オールA級特出特別大興行」】
/20,000円

★masakane★
米倉斉加年画集

1981年集英社発行
初版カバー
※本文は良好、小口に僅かなシミ・天に筋状のシミが4本あり。
 5,000円〜

日本の希少淡水魚の現状と
系統保存
ーよみがえれ日本産淡水魚
長田芳和.細谷和海(編)

日本魚類学会監修
1997年緑書房発行
初カバ.[B5判-379p]
◆第1章:希少淡水魚の現状(日本の希少淡水魚・イトウ.他)
◆第2章:系統保存の技術的展開(川魚との共存をめざす河川管理・魚がすみよい水質管理.他)
◆第3章:保護活動と行政(市民レベルでの淡水魚保護活動;天然記念物指定の希少種とその保護.他)
◆第4章:系統保存の方向性と課題(生物多様性を考慮した淡水魚保護・淡水魚の減少要因と回復への道.他)

        15,000円〜

【各地展覧会情報】
日本的フォービスム展


店主の書いた(旧)コラム
松本清張旧宅を買う!?(改訂版)


NEW
小倉 Music hall大詰 17番ホールへ
【総理大臣の帽子】

写真はホームランブラザーズ

【本棚の本だな-10】
「ブラウン神父の童心」
グーグル検索でも見つからない話
ブラウン神父役はアレック・ギネス

ホームズと並び称される、G.K.チェスタトン作のブラウン神父が初めて登場するのが本書。1982年に創元社から出された短編集で、第一話が「青い十字架」。この映画化の件が、グーグル検索で見つからない。裏表紙に映画のワンシーンの写真。1954年にコロンビア映画で製作発表された。ブラウン神父はあのアレック・ギネス。稀代の大犯人フランボウ役にセシル・パーカー。題名や両名優、書名から検索をかけてもこの映画は出てこない。
【本文に続く】

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幕間の小咄  (旧作はコチラ)
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遅ればせながら、熱中症の方が重篤になるというので、屋外のマスク着用が軽減された。
やっとこんなシャレもUPできる。

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実店鋪を出してやっと軌道に乗ったかな、という矢先の武漢風邪騒ぎ。
色々な無料サイトに店舗案内を載せていたので、
「貴店の蔓延予防対策を明記せよ」という通達が次々届いた。答えは、
「お客様が来店されたら、店主はマスク装着」
だから店で息苦しいマスクをする事はなかった。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

言わぬが花(057) ◀文字拡大版▶
シーボルトの「日本植物誌」

◀文字拡大して本文へ続く▶

創刊号【草木染】〜30号迄
【月刊 染織α】創刊号-40号迄 【月刊 染織α】115-257号迄

各種全集叢書-内容見本


北九州.福岡.九州の歴史

ヨット.航海記.海洋文学

古銭研究書


メトロニュースn0.51-no.134


45年前の音源デジタル化!
音声ファイルへのリンク

 緊急企画 
『リメンバー・広島』 
1981年広島留学時の自作応援歌音源公開! 

ガッシー.スチュワートこと
山本雅史君追悼:
 追悼文へ➡

2022年1月26日逝去。葬儀は同1月30日家族葬にて執り行われました。まだ悲嘆と寂しさの只中におりますが.ここに深く哀悼の意を捧げます。

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『吉田隊長の後悔日誌』
MusicLife.映画や本の話.オリジナル曲.
八王子アドベンチャーズなど掲載の、
盛り沢山のブログ。
※店主の古い友人で共作した曲もココで聞けます

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

彷書月刊大量在庫有








幕間の小咄
鳥取砂丘-さくら貝の歌


【あとがき ほいほい】
「古楽夢」の補遺を集めました

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 再録 
山頭火俳句のパロディ




■古本乙女の日々是口実
カラサキアユミ

■本屋になりたい-この島の本を売る
宇田智子著.高野文子絵

■古書まみれ/中川道弘

atwiki時代の写真紀行のデータ発見-復刻掲載


北九州各地の「小さな旅」


◆フォト旅行記-(出不精店主の遠出編)
旧フォトアルバム-吉祥寺の藤
[ヤフーフォトに掲載していた組写真、ヤフーBOXに移換されました。]

昔の古書コラム。資料あちこちに分散していて、再録も進みませんが、ボチボチと。お付き合い下さい。

ご同業古書店リンク欄

唐津-西海洞書店ブログ
アクティブに各地を彷徨う古書店主の見聞録。

【''古書肆 l'archiviste-フェイスブック''】
店舗で古本市で大車輪の営業中!




 
 


 







北九州古書組合のページ 
↓前回の優良書市風景

◆組合加入のすすめ
◆古本エッセイ
◆御同業向け市場日程などなど

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