モザイク架空国家

新生ブラジル帝国陸軍は新生ブラジル帝国領土の防衛を担当する陸軍である。
現状、1個師団と6個連隊並びに各県都18箇所の大隊が存在し、約38,000の兵力を有している。
徴兵制が敷かれている新生ブラジル帝国では戦列歩兵の数が多い。

階級	役職	爵位
ジェネラル	将軍/師団長	子爵
コロネル	連隊長	男爵
コマンダンテ	大隊長	士爵
カピタン	中隊長	士爵
ポリシアル	小隊長/士官	士爵
スボジナール	下士官	従士
カーボ	兵長	無し
フュージリアー	兵士	無し

帝国軍?において階級は、士官を表すポリシアル、従卒を表すスボジナール、兵士を表すフュージリアーが階級となり、ジェネラル、コロネル、コマンダンテ、カピタン、カーボはあくまでも役職であり、任を解かれた際にポリシアル、ないしはフュージリアーとなる。

サーベルと騎兵銃で武装した騎兵。
騎兵はカピタン1名、ポリシアル2名、スボジナール5名に率いられた60騎で1個中隊を作る。
騎馬の特性上、主任務は偵察任務や潰走する敵の追撃などになる。

砲兵の主力は野戦砲であり、6門で中隊を作る。
そして砲兵は専門兵種となる。
まだ球形弾やぶどう弾が主力であり、敵の密集陣形を崩すのが主任務となり、連隊に1個中隊が配属されている。

・猟兵
選抜歩兵隊で、カピタン1名、ポリシアル2名、スボジナール4名に率いられた60人前後で1個中隊を作る。
狙撃や遊撃等の散兵を行う。

・戦列歩兵
連隊の主力となるのは徴兵による戦列歩兵で、軽歩兵と同じくカピタンの指揮下、ポリシアル2名とスボジナール5名に統率された、フュージリアー100名で1個中隊を作る。
彼らは徴兵であり、簡単な訓練を受けてから、歩兵銃を支給される。
戦列歩兵は複数段密集横列を組み、連隊長と軍楽隊のリードにより射程距離まで行進する。
敵戦列歩兵には、砲兵や猟兵による砲火を浴びせ、戦意を挫く様に仕向ける。
戦列歩兵が射程距離に入ると、連隊長指揮の下に一斉射撃が始まり、そのまま白兵戦距離まで移動し、銃剣による白兵戦を開始する。
新生ブラジル帝国陸軍では、戦列歩兵に対してフル装備状態での駆け足訓練をしており、射撃から白兵戦までの時間が早くなっている。
砲撃、もしくは白兵戦で崩れた戦列歩兵には騎兵の追撃が入り、総崩れした連隊は潰走を余儀なくされてしまう。

陣地や砦等を築く兵科。
専門兵であり、猟兵中隊に4名配属される。

戦列歩兵の歩調合わせと士気高揚の為に、戦闘中にマーチングを行ったり喇叭信号を奏でたりする鼓笛隊。
1個大隊に12名が配属されている。

補給関連を扱う兵科。
馬車6台(30名)で1個中隊を作り、糧食や医薬品を運ぶ。
また、軍医や調理師も同行し、隊の後方拠点を形成する。

神聖フランス帝国よりもたらされた、静電気型電信による施設単位での通信伝達を行う。
遠方監視には望遠鏡が使用され、より速く情報伝達と対応を可能にしている。

帝国首都。
第1師団、帝都連隊、近衛連隊、軍警察と帝国最大兵力が駐屯する。

南部リオグランデ・ド・スル県パトス湖沿岸にある要塞。
現状では帝国最南端の要塞で、リオグランデ・ド・スル県都のポルト・アルグレを守備している。

北部パラー県マカパ?に建設された、ギアナ高地側の要塞。

南部サンタ・カタリーナ県セルスラモス?に建設された、パラグアイ国境要塞。

南西部マットグロッソ県ラダリオに建設された、パラグアイ国境要塞。

パイーア県都のサルヴァドールにある要塞。
要塞砲16門を備えた要塞。

帝都の東対岸に有る岬の要塞。

エストレラ砲?や黒色火薬を生産する工房。

レオポルド銃や黒色火薬を生産する工房。

戦術における最小単位となり、6個中隊からなる。

帝国陸軍に置ける1個連隊は、2個大隊で構成されており、帝国における基本的な戦略単位となる。

帝国陸軍における師団は、現在帝都に駐屯する第1師団のみとなる。
第1師団は6個連隊で構成されている。

基本、新生ブラジル帝国陸軍はフランス大陸陸軍を参考にしており、簡易的ながら連隊単位でフィールドキッチンが導入されてたが、第2地球へ転移した結果、ロイヘン帝国の技術者提供によるキッチンワゴンの導入で、移動しながら部隊単位で温かいフェジョアーダやスープが、キャッサバパンと共に供給される様になっている。
また、兵士単位には保存の効く瓶詰めと、カシャッサ(サトウキビ酒)も分配されている。

・12ポンドエストレラ砲
・レオポルド銃(パーカッション式マスケット銃)
等