［新緑のめぐみ］及川雫
最終更新：
ginmansizuku 2022年10月08日(土) 17:07:29履歴
特訓前 
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ステータス
| 属性 | パッション（Pa） | レアリティ | SR |
| レベル上限 | 60 | 親愛度上限 | 40 |
| 初期攻撃値 | 7340 | 初期守備値 | 7240 |
| 最大攻撃値 | 19268 | 最大守備値 | 19005 |
| コスト | 25 | 移籍金 | 11250 |
| 特技 | はぐくむ幸せ | ||
| 効果 | 全タイプのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻守 超絶アップ | ||
| 入手方法 | きらめきは永遠に♪ トゥインクルジェムガチャ（2019年4月30日〜5月8日） | ||
概要
2019年4月30日から5月8日にかけて開催された所謂月末ガチャ「きらめきは永遠に♪ トゥインクルジェムガチャ」にて登場した限定SR。バウンシーラウンド以来の月末限定SRであったり久々の三連続SR登場であったり、また初の総選挙期間中月末登場であったりと注目すべきところは多々あるが、それ以上にシンデレラガールズというゲームにおける「平成最後のガチャで登場した限定SR」、「平成と令和をまたいで登場した初のガチャ限定SR」という2つの栄誉にあずかった点が最大のトピックスと言えるだろう。雫と同じ名誉に浴した限定SRは［輝きのモーメント］北条加蓮に［真紅の願い］佐久間まゆ、限定Rが［トゥインクルジェム］大原みちる、［トゥインクルジェム］西川保奈美、［トゥインクルジェム］諸星きらりとなる。
パラメータはバランス型で特技も属性特化でなく全タイプ型と、攻撃特化型であった前2つのSRに比べて若干攻撃力が控えめになっており、そのためかフリートレードの相場もガチャ開始当初からさほど上がっておらず2019年5月3日時点でスタドリ150前後、後々リミテッドガチャで復刻することを考えると相場はさらに低くなることが予想され、それだけ迎え入れやすくなると思われる。
今回の場所はなんとホテル、しかもどことなく高級感漂うホテルのラウンジであり、そこでプロデューサーと一緒にミルクティーを嗜んでいる一葉が切り取られている。ホテルの場所が東京近郊か実家の近く（岩手県内）なのかは不明だが以前から家族ぐるみで懇意にしているホテルであり、雫曰く「とっておきの場所」であるとのこと。いつものパッションアイドルらしい華やかな笑顔とも、動物を見守る慈愛に満ちた笑顔とも異なる自然体の微笑みは、幼少の頃から慣れ親しんだ思い出の場所に、今や一緒にいて一番安心できる相手であろうプロデューサーと共にいるからこそ漏れ出た緩みなのかもしれない。少々飛躍しすぎかもしれないが、特訓前のイラストにおいて俯瞰気味、つまり見ているこちら側からすると雫を見下ろす構図になっているショットというのは実は今回が初めてであり（特訓後では癒しの満月他いくつかある）、俯瞰アングルは一般に中心となる被写体（今回で言えば雫）に付随する形で周囲の情報を画の中に収められるだけでなく、被写体をより客観的に、より小さいものとして見せる効果があるということを考えると特訓後、つまりステージの上に立つアイドルではない素の雫が今まで心の奥に秘めていた弱い部分を初めてプロデューサーに対し露わにしたとも考えることができるだろう（これまで断片的に吐露することは幾度かあったが）。
白と水色を基調にした清潔感あふれる上品な服も含めたその佇まいは、ラウンジの雰囲気も相まってお嬢様然とした雰囲気を湛えているが、実際に雫がかなり大規模な牧場であるおいかわ牧場の社長の娘、即ち社長令嬢であることを考えると、いつもとは違うこの優美な佇まいもさもありなんというところだろう。雫と「お嬢様」という一見すると噛み合わないような要素について本人がどう考えてきたかについては、シンデレラガールズ劇場1284話にて掘り下げられているので是非ご一読のほどを。
雫の完全なプライベート時の様子を切り取ったイラストとしてはこれまでにも愛の癒し系や実りの季節があるが、そのどれとも違うたおやかな様子は特異と言えば特異なのかもしれない。しかしこれもまたまぎれもなく及川雫が生来持っている「顔」の1つであり、そんな彼女の「顔」を彼女にとって大切な場所で見ることができたという事実は非常に重要なことであると同時に、これからもずっと大事にしていかなければならない2人だけの思い出に違いない。
パラメータはバランス型で特技も属性特化でなく全タイプ型と、攻撃特化型であった前2つのSRに比べて若干攻撃力が控えめになっており、そのためかフリートレードの相場もガチャ開始当初からさほど上がっておらず2019年5月3日時点でスタドリ150前後、後々リミテッドガチャで復刻することを考えると相場はさらに低くなることが予想され、それだけ迎え入れやすくなると思われる。
今回の場所はなんとホテル、しかもどことなく高級感漂うホテルのラウンジであり、そこでプロデューサーと一緒にミルクティーを嗜んでいる一葉が切り取られている。ホテルの場所が東京近郊か実家の近く（岩手県内）なのかは不明だが以前から家族ぐるみで懇意にしているホテルであり、雫曰く「とっておきの場所」であるとのこと。いつものパッションアイドルらしい華やかな笑顔とも、動物を見守る慈愛に満ちた笑顔とも異なる自然体の微笑みは、幼少の頃から慣れ親しんだ思い出の場所に、今や一緒にいて一番安心できる相手であろうプロデューサーと共にいるからこそ漏れ出た緩みなのかもしれない。少々飛躍しすぎかもしれないが、特訓前のイラストにおいて俯瞰気味、つまり見ているこちら側からすると雫を見下ろす構図になっているショットというのは実は今回が初めてであり（特訓後では癒しの満月他いくつかある）、俯瞰アングルは一般に中心となる被写体（今回で言えば雫）に付随する形で周囲の情報を画の中に収められるだけでなく、被写体をより客観的に、より小さいものとして見せる効果があるということを考えると特訓後、つまりステージの上に立つアイドルではない素の雫が今まで心の奥に秘めていた弱い部分を初めてプロデューサーに対し露わにしたとも考えることができるだろう（これまで断片的に吐露することは幾度かあったが）。
白と水色を基調にした清潔感あふれる上品な服も含めたその佇まいは、ラウンジの雰囲気も相まってお嬢様然とした雰囲気を湛えているが、実際に雫がかなり大規模な牧場であるおいかわ牧場の社長の娘、即ち社長令嬢であることを考えると、いつもとは違うこの優美な佇まいもさもありなんというところだろう。雫と「お嬢様」という一見すると噛み合わないような要素について本人がどう考えてきたかについては、シンデレラガールズ劇場1284話にて掘り下げられているので是非ご一読のほどを。
雫の完全なプライベート時の様子を切り取ったイラストとしてはこれまでにも愛の癒し系や実りの季節があるが、そのどれとも違うたおやかな様子は特異と言えば特異なのかもしれない。しかしこれもまたまぎれもなく及川雫が生来持っている「顔」の1つであり、そんな彼女の「顔」を彼女にとって大切な場所で見ることができたという事実は非常に重要なことであると同時に、これからもずっと大事にしていかなければならない2人だけの思い出に違いない。
イラストピックアップ
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| 服のワンポイントは滴り落ちた水滴をイメージしたものだろうか。「雫」の形のアクセを着用するのはひんやり超大作からの傾向である。 | 愛飲しているミルクティー。雫は両利きだが飲み物を飲む際、カップは右手で持つ習慣のようだ。左手首のブレスレットもおしゃれである。 | デザイン自体はシンプルな衣服であるが、さり気ないポイントに可愛らしさが盛り込まれており、雫らしい穏やかなデザインの服となっている。 | ホテルの庭に広がっている白いバラ。ホテル内の雰囲気も合わせて清廉な空気を醸し出しており、それも雫お気に入りの理由かもしれない。 | 上品な雰囲気にふさわしい上品なデザインのトレイ。主にミルクティーを味わっている雫だがお菓子の方は何を食べるのだろうか。 |
セリフ集
| 状況 | セリフ |
| アイドルコメント | ああ、美味しいですねー♪このホテルは、私のとっておきなんです。味も、風景も、居心地も…ぜーんぶ、大好きな場所ですから。ゆったり、のんびりと過ごしてくださいねー、○○さん♪ |
| ガチャコメント1 | プロデューサーさん、のーんびりしましょー♪ |
| ガチャコメント2 | はぁ……くつろぎますねー、プロデューサーさん。私の、とっておきの場所でのティータイム、一緒に楽しみましょうー |
| マイスタジオ１ | この風景、大切にしますねー |
| マイスタジオ２ | 静かに、穏やかに…味わって♪ |
| マイスタジオ３ | ふたりのとっておき、ですよ |
| マイスタジオ４ | あとで、外をお散歩しましょうかー。空気も美味しいですよ♪ |
| マイスタジオ５ （親愛度MAX） | ○○さんにも、ここがとっておきになりますようにー |
| お仕事１ | もーっと、見つめてください |
| お仕事２ | 一番好きなのは、どこですかー？ |
| お仕事３ | ケーキもオススメです。あーん、します？ |
| お仕事４ | 私も、来るのは久しぶりなんですよー。来て良かったですー♪ |
| お仕事５（親愛度MAX） | ○○さんとなら、きっと、どこだって特別な場所ですー |
| LIVEバトル | 体を楽にしてくださいー |
| お仕事（親愛度UP） | おかわり、注文しましょうか？ミルクたっぷりにしましょうー♪ |
| 親愛度MAX演出 | 私だけの風景が、○○さんとの風景になっちゃいました。ふたりで飲んだミルクティー、もーっと、大好きになりましたー♪ |
「とっておき」という言葉を何度も使っている点から見ても、このホテルのラウンジという場所がいかに雫にとって大切な場所であるかが窺い知れ、それ故にこの場所にプロデューサーと「ふたり」でいられるということがこの上なく嬉しいことなのだろう。のんびりした性格の雫が何を気負うこともなく素直にのんびりとしていられる場所、それ自体がきっと彼女にとっての特別な場所であるに違いない。そんな雫に取っての「特別な場所」をいつでもどこにでも生み出せるような、そういうプロデューサーでありたいものである。
特訓後
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ステータス
| 属性 | パッション（Pa） | レアリティ | SR+ |
| レベル上限 | 70 | 親愛度上限 | 300 |
| 初期攻撃値 | 8808 | 初期守備値 | 8688 |
| 最大攻撃値 | 29177 | 最大守備値 | 28780 |
| コスト | 25 | 移籍金 | 16875 |
| 特技 | はぐくむ幸せ | ||
| 効果 | 全タイプのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻守 究極アップ | ||
概要
特訓後。トゥインクルジェムというガチャ名の通りジェム、即ち宝石をモチーフにした衣装を着用しており、雫がモチーフとしているのはセリフにもある「ペリドット」。ペリドットの基本色に合わせて衣装の色はオリーブグリーンを基調とし、古代ギリシャの女神が着ているようなドレスを思わせる今回の衣装は雫にとっては珍しいタイプの衣装であるが、特訓前に通じる優美さ・可憐さを強調する上で申し分ないデザインであろう。ペリドットは古来より太陽の象徴として奉られていただけでなく、含有物質によっては黄色になる場合もあることを考えると、パッション属性アイドルの雫にはピッタリの宝石かもしれない。また緑色が基調の衣装というのも今回初めて着用しているが、単に「新緑のめぐみ」という名称に通じるだけでなく、自然を愛し牧場という自然溢れる場所で育ってきた雫にとって、自然の象徴たる緑の衣装は来るべくして来たものと言えるだろう。
背景は様々な植物が花開かせ緑を濃くし始める初夏の森であり、イラスト名や衣装の色に相応しい場所であるが、自然の緑だけでなくその緑を照らす陽の光も併せて強調しているのは前述したペリドットの特徴に重ねているのだろう。同時に背景の緑を太陽光で淡く見せることで雫の衣装の緑を強調することにも成功している。その意味ではタンポポの綿毛の白色も効果的だ。
先ほど今回の衣装を「古代ギリシャの女神が着ているような」と形容したが、今回は雫自身の表情もこれまた特訓前と同じく穏やかで自然体の微笑みを湛えており、元気いっぱいのスマイルや包容力溢れる笑顔のようなメリハリのついたものとは違う、それでいてただそこにあるだけで見る者を幸せな気持ちにさせてくれるこの微笑の素晴らしさは、「女神」という比喩がいみじくもマッチしていると言えるだろう。2012年の初登場から7年、まだこんな新鮮な表情を見ることができたという事実は、及川雫というアイドルを語る上で欠くべからざる事象であると断言するのは少々オーバーだろうか。衣装デザインの都合で特訓前よりは胸が強調される結果になっているが、それさえもペリドットの石言葉である「平和」や「安心」、「幸福」といった言葉の持つイメージ内に落とし込み、それをさらに雫自身が体現している豊かさと重ね合わせて見せるという構成上の妙は白眉と言っていいだろう。
ちなみにペリドットの石言葉には「夫婦の幸福」というものも存在している。強引に解釈するならば夫婦という特定の関係性に拠らない、共に歩んでいる者同士の幸福をも象徴していると言えなくはない。そして彼女と一緒に歩んでいる者と言えば…。その立場の重要性を改めて心に刻んでおきたいところだ。
背景は様々な植物が花開かせ緑を濃くし始める初夏の森であり、イラスト名や衣装の色に相応しい場所であるが、自然の緑だけでなくその緑を照らす陽の光も併せて強調しているのは前述したペリドットの特徴に重ねているのだろう。同時に背景の緑を太陽光で淡く見せることで雫の衣装の緑を強調することにも成功している。その意味ではタンポポの綿毛の白色も効果的だ。
先ほど今回の衣装を「古代ギリシャの女神が着ているような」と形容したが、今回は雫自身の表情もこれまた特訓前と同じく穏やかで自然体の微笑みを湛えており、元気いっぱいのスマイルや包容力溢れる笑顔のようなメリハリのついたものとは違う、それでいてただそこにあるだけで見る者を幸せな気持ちにさせてくれるこの微笑の素晴らしさは、「女神」という比喩がいみじくもマッチしていると言えるだろう。2012年の初登場から7年、まだこんな新鮮な表情を見ることができたという事実は、及川雫というアイドルを語る上で欠くべからざる事象であると断言するのは少々オーバーだろうか。衣装デザインの都合で特訓前よりは胸が強調される結果になっているが、それさえもペリドットの石言葉である「平和」や「安心」、「幸福」といった言葉の持つイメージ内に落とし込み、それをさらに雫自身が体現している豊かさと重ね合わせて見せるという構成上の妙は白眉と言っていいだろう。
ちなみにペリドットの石言葉には「夫婦の幸福」というものも存在している。強引に解釈するならば夫婦という特定の関係性に拠らない、共に歩んでいる者同士の幸福をも象徴していると言えなくはない。そして彼女と一緒に歩んでいる者と言えば…。その立場の重要性を改めて心に刻んでおきたいところだ。
イラストピックアップ
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| 穏やかな微笑み。元々垂れ目なので口元の微妙な変化だけでも笑みを表現できており、さながらアルカイックスマイルのようでもある。 | ペリドット（風？）のアクセサリー。淡い色調の衣装に比べて濃い色合いのアクセが良いコントラストとなっている。 | ペリドット風アクセを加えた葉モチーフのベルト。豊満な胸も落ち着いた色彩によりセクシーさより温かみが推し出されているようだ。 | 恐らくジャスミンをモチーフとした花飾り。白と緑の色合いは衣装と同一になっており、全体の統一感が増している。 | ドレスの花柄はユリだろうか。今回の花関連モチーフは特訓前のバラも合わせて白色で統一しており、清廉で純粋なイメージを強調している。 | 手前にピントのぼけた草花を配置することで背後の空間の広さを強調している。「空間」に拘っているのが特訓前後の共通項であろうか。 |
セリフ集
| 状況 | セリフ |
| アイドルコメント | とても気持ちの良い日ですねー。たくさんの緑が、優しく包んでくれているからでしょうかー？それに、風も…私の大好きな香りを運んでくれて……草木や花の、いのちの香りですー♪ |
| マイスタジオ１ | この風景、大切にしますねー |
| マイスタジオ２ | 静かに、穏やかに…味わって♪ |
| マイスタジオ３ | 元気に育て、元気に育てー♪ |
| マイスタジオ４ | 幸せや豊穣の石なんですねー。私もペリドットみたいに…♪ |
| マイスタジオ５ （親愛度MAX） | ○○さんは、私が優しく包んであげますから… |
| お仕事１ | もーっと、見つめてください |
| お仕事２ | 一番好きなのは、どこですかー？ |
| お仕事３ | 少し、初夏の匂い…感じますー |
| お仕事４ | 育って、茂って、咲いて、いーっぱい生きてくださーい♪ |
| お仕事５（親愛度MAX） | おおー。○○さんも、すくすく育ってるんですね♪ |
| LIVEバトル | はーい、お世話しますねー |
| お仕事（親愛度UP） | 明日も気持ち良い日。そうしましょうねー、○○さん♪ |
| 親愛度MAX演出 | 私も、○○さんの風を浴びて、たくさん育ってますー。大きく実りますから、楽しみに待っていてくださいねー♪ |
他のセリフも周りの草木を愛おしむセリフがほぼ全般を占めており、アイドルやアイドルの仕事そのものに対するセリフは全くと言っていいほど存在しない、特訓後イラストのセリフとしては大変珍しいものとなっている。内容もこれまでのものに比べると淑やかな雰囲気のものが多く、特訓前と同様に今までとは異なるお嬢様的な佇まいがそのまま影響を及ぼしているのかもしれないが、逆に言えば特訓前で雫が見せた「顔」を特訓後の姿にダイレクトに反映させたとも取れ、劇場1284話で本人が触れていたいつかの憧れが叶った故の喜びが反映されているのかもしれない。これまであまり見せることのなかった、ともすれば負の側面が強調されがちな「顔」を自分の個性・魅力の1つとして昇華出来たのはまぎれもなく雫の成長の証であり、同時にそこに至るまで尽力してくれた人が誰であるかは雫自身が一番理解しているところだろう。雫がいつでも雫らしくいられるような風を送り続けたいものである。
肩書
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ローディング
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思い出エピソード
前編（事務所）
| セリフ |
| 「おかえりなさい、プロデューサーさん。外回りのお仕事、お疲れさまでしたー。今、お茶を入れるところです。少々お待ちをー。」 「はい、どうぞ。ミルクをたーっぷり入れて、ぬるめにしておきましたよー。まずは一杯目、ごくごく飲んでください♪」 「わぁー、あっという間に飲んじゃいましたねー。やっぱり、喉がカラカラでしたか？美味しく飲んでもらえて、何よりですー♪」 「おかわり、どうぞ。今度は、ちょっと熱めですから、のんびり、くつろいで飲みましょー。私もご一緒しますから。」 「ふふふっ、いつも通りの時間ですねー。こうして、プロデューサーさんと一緒にお話するのも、すっかり当たり前になっていて。」 「事務所に、スタジオ、ロケ先……。ゆっくりする度に、いろんな風景を思い出しますねー。一番は……うーん、決めきれません。」 「……あ。秘密のとっておきがありました。気になりますかー？じゃあ、プロデューサーさんも連れて行ってあげますねー♪」 |
後編（ホテル・ラウンジ）
| セリフ |
| 「……ん〜、美味しいですねー。外の眺めも、前に来た時と変わらず、綺麗なままです。大自然を、いーっぱい感じますねー。」 「このホテルは、昔からおいかわ牧場の乳製品を使ってくれているんですよ。そのご縁で、よく家族で泊まりに来ていてー。」 「だから、ここは私にとって大切な風景のひとつです。ラウンジで飲むミルクティーは、思い出の味……幸せいっぱいになれるんです。」 「私の、秘密のとっておき……いかがでしょうー？プロデューサーさんも気に入ってくれたなら、とっても嬉しいですー♪」 「ふふっ、くつろいでますね、プロデューサーさん。私も、うれしいです。お仕事の疲れを、ゆーっくり癒してくださいー。」 「今日は、とっておきのティータイムを過ごしましょうー。時間は、まだまだありますから。焦らず、ゆったり、のんびりとー。」 「ここでプロデューサーさんとお茶を飲むことも、いつか当たり前になるかも……？」 「もー、幸せいっぱい、あふれちゃいますよー♪」 |
ホテルでは特訓前のセリフだけではわからなかった、このホテルを雫が昔から知っている理由について触れられている。家業の都合上家族と一緒に出かける機会が少なかったということはこれまでにも幾度か触れられているが、それだけに家族全員でよく泊まりに来たというこのホテルでのひと時は、一際強い思い出として雫の心の中に残っているのだろう。雫と家族だけの思い出の場所だったホテルのラウンジにプロデューサーを呼んだ意味については深読みしがいがあるところだが、牧場の中という狭い世界しか知らなかった少女が、家族以外に大事に思える人に出会い思い出の場所に招待するというのは、アイドルとしても人間としても成長してきた雫の1つの区切り・決算を遂げた瞬間とも言えるかもしれない。穏やかで心優しい雫のこと、いつかは同じく大切な存在となったアイドル仲間を連れてくることになるかもしれないが、今は家族以外に大切な存在の「1人目」として雫と一緒にゆっくりティータイムを楽しんでいたい。
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