シンデレラガールズ（アニメ版）
最終更新：
ginmansizuku 2020年05月04日(月) 15:16:59履歴
概要 
本作のアニメ版（デレアニ）は2015年1〜4月に第1シーズン、7〜10月に第2シーズンと所謂分割2クール形式で放送された。アイドルマスターシリーズのアニメ作品としては2007年の「アイドルマスター XENOGLOSSIA」、及び2011年の「THE IDOLM@STER（アニマス）」に続き3作目（スピンオフ作品である「ぷちます！」を入れれば4作目）となり、制作は前作に続いてA-1 Picturesが担当。芸能事務所「３４６（みしろ）プロダクション」の一企画「CINDERELLA PROJECT」に所属しアイドルデビューを果たした島村卯月・渋谷凛・本田未央ら14人の新人アイドルたちの活動、そしてドラマが描かれる。
監督こそ変わったものの基本的には前作であるアニマスの路線を継承し、時に悩み苦しみながらも仲間と共に乗り越え成長していくという王道スタイルの作劇が貫かれている一方、アニマス劇場版でも見られた監督・高雄統子女史お得意の「キャラの心情と周囲の環境をシンクロさせる演出」が前面に押し出され、前作に比してリリカルでウェットな演出が多く見られる。またゲームタイトルとして使われている童話「シンデレラ」を作劇モチーフとして本格的に導入しており、これは前作では主役連の外に存在していた敵役を美城常務としてメインキャラに近しい立場に配置すると言った点が顕著である。
人数の都合上原典に存在するすべてのアイドルを登場させることは叶わず、また放送期間中に都合三度も総集編込みの特番が放送され、制作現場も（スケジュール的に）かなり厳しい状況だったことを匂わせるなど難点もあったが、前作同様に要所要所で披露されるアニメ用新曲やライブシーンの高クオリティ、安定した脚本や作画全般など全体としては高い水準でまとめられ、同時にプロデューサー役・武内駿輔氏の話題性、ゲーム内の特別コンテンツ「フライデーナイトフィーバー」やボイス未実装アイドルの声をサプライズボイスとして披露すると言った副次要素も充実しており、総合的には良作・秀作にカテゴライズされて然るべき作品と言えるだろう。
雫に関連した本アニメ版最大の（唯一の？）トピックスは5話において披露された前述のサプライズボイスである。2話の上条春菜や佐々木千枝に続きまったく事前情報のない中で唐突に声が発せられたという、その時の衝撃は筆舌に尽くしがたいものがあった（同話では片桐早苗と大和亜季にもボイスがつけられている）。5話ではその他の描写も含めて強い印象を見る者に与えた雫だが、残念ながらデレアニの出番はほぼそこで終わってしまい、後はワンカットで登場するに止まった。これには遺憾ながらストーリーの構成や前述の「全員を出せない」事情を鑑みれば止むを得ないところではあろう。なおボイスが披露された2015年2月6日の放送直後に及川雫（ノーマル）へのボイス追加が行われ、3日後の2月9日から始まった「ボイスアイドルオーディション1位記念ドリームチャンスガチャ」にて最初からボイスがついた状態としては初の新規カードとなる［ミルキーB.B］及川雫が追加されている。
上述のようにアニメ本編の出番は微々たるものであったが、フライデーナイトフィーバー内のコンテンツ「マジックアワー（通称『マジアワ』）」には一回出演を果たしており、本項ではそちらの様子も併せて記載する。
監督こそ変わったものの基本的には前作であるアニマスの路線を継承し、時に悩み苦しみながらも仲間と共に乗り越え成長していくという王道スタイルの作劇が貫かれている一方、アニマス劇場版でも見られた監督・高雄統子女史お得意の「キャラの心情と周囲の環境をシンクロさせる演出」が前面に押し出され、前作に比してリリカルでウェットな演出が多く見られる。またゲームタイトルとして使われている童話「シンデレラ」を作劇モチーフとして本格的に導入しており、これは前作では主役連の外に存在していた敵役を美城常務としてメインキャラに近しい立場に配置すると言った点が顕著である。
人数の都合上原典に存在するすべてのアイドルを登場させることは叶わず、また放送期間中に都合三度も総集編込みの特番が放送され、制作現場も（スケジュール的に）かなり厳しい状況だったことを匂わせるなど難点もあったが、前作同様に要所要所で披露されるアニメ用新曲やライブシーンの高クオリティ、安定した脚本や作画全般など全体としては高い水準でまとめられ、同時にプロデューサー役・武内駿輔氏の話題性、ゲーム内の特別コンテンツ「フライデーナイトフィーバー」やボイス未実装アイドルの声をサプライズボイスとして披露すると言った副次要素も充実しており、総合的には良作・秀作にカテゴライズされて然るべき作品と言えるだろう。
雫に関連した本アニメ版最大の（唯一の？）トピックスは5話において披露された前述のサプライズボイスである。2話の上条春菜や佐々木千枝に続きまったく事前情報のない中で唐突に声が発せられたという、その時の衝撃は筆舌に尽くしがたいものがあった（同話では片桐早苗と大和亜季にもボイスがつけられている）。5話ではその他の描写も含めて強い印象を見る者に与えた雫だが、残念ながらデレアニの出番はほぼそこで終わってしまい、後はワンカットで登場するに止まった。これには遺憾ながらストーリーの構成や前述の「全員を出せない」事情を鑑みれば止むを得ないところではあろう。なおボイスが披露された2015年2月6日の放送直後に及川雫（ノーマル）へのボイス追加が行われ、3日後の2月9日から始まった「ボイスアイドルオーディション1位記念ドリームチャンスガチャ」にて最初からボイスがついた状態としては初の新規カードとなる［ミルキーB.B］及川雫が追加されている。
上述のようにアニメ本編の出番は微々たるものであったが、フライデーナイトフィーバー内のコンテンツ「マジックアワー（通称『マジアワ』）」には一回出演を果たしており、本項ではそちらの様子も併せて記載する。
登場話
第2話「I never seen such a beautiful castle」
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第5話「I don't want to become a wallflower」
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それに比してフライデーナイトフィーバー内でのアイドル紹介はかなり雑な内容であった。
第9話「“Sweet” is a magical word to make you happy!」
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第15話「When the spell is broken...」
第25話「Cinderella Girls at the Ball.」
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マジックアワー（第7話）
| セリフ（抜粋） |
| （瑞樹）それでは、そろそろお茶会にゲストを呼んでみましょうか。お2人とも、どうぞー！ （雫）マジアワですー♪及川雫ですー。お父さーん、おいかわ牧場の宣伝、するよー！……えーっと、牛さんが大好きな、まったり系と言われますー、及川雫です。ラジオのゲストなんて初めてなのでー、もぉードキドキしてますー！ （瑞樹）はーい、雫ちゃんよろしくね♪もー、いきなり宣伝ぶっこむとはやるわねー。そして？ （亜季）マジアワ、敬礼っ！ミリタリーアイドル、大和亜季であります！鍛えた筋肉を披露できないのがもったいないー！ （瑞樹）はーい、亜季ちゃんよろしくね。敬礼ー♪……と言うわけで、今回は及川雫ちゃんと大和亜季ちゃん、105センチと92センチという、はぁ〜、とにかく大きい、そんなセクシーな雰囲気で進行するわ。……ちなみに、私は87センチよ！2人ほどではないけれど、自分で言うのもなんだけど、なかなかいい形をしてると思うわ♪……んふ、んふふ……で、そんなことよりお茶会恒例、飲み物のコーナーなんだけど……。 （雫）私はもちろん、おいかわ牧場の新鮮な牛乳ですー♪ （亜季）ならば私は、それにプロテインを入れたプロテインドリンクで！ （瑞樹）おお〜、2人ともフリーダムね。それではー…… （瑞樹・亜季・雫）かんぱーい！ （瑞樹）と言ったところで、次のコーナーへ行ってみましょう。 （瑞樹）はいはい、マジックミニッツのコーナーです。ゲストのお2人には今から1分間、トークをしてもらいます。お題が出るから、1分間以内に魔法をかけるように、お話してね♪トークが成功したら、その後のお時間はゲストのお2人が番宣や告知など、自由に使ってOKよ！早速、箱からお題の紙を引いてね。 （雫）もぉー引いちゃいますよー♪ （瑞樹）ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカー…………ジャン！さて、お題は？ （雫）『実は○○な話』ですー！ （亜季）……ふむ、これは、私と雫殿のどちらが？ （瑞樹）どっちでもいいわよ♪んー、それじゃ、『実は○○な話』を1分で、どうぞ！ （雫）あぁーっ、えぇっ……どうしましょうー？ （亜季）仕方ありませんな。ここは私が！ （雫）わぁー、頼もしいですー。 （亜季）先日、こちらの雫殿が交通安全イベントに出られたのですが……。 （雫）出ましたー。みなさんに婦警姿でアピールしましたー♪ （亜季）でも、実は雫殿は安全とはかけ離れた存在なのです！ （瑞樹）あら、アイドルなのにデンジャラスな話？ （亜季）いきなり胸を露出するアイドルは、教育上危なすぎるのであります！ （雫）あー、そうなんですー。衣装のボタンが弾けちゃって、大変でしたー。その後、衣装を押さえてたんですけど、ちょっとこぼれちゃってー。 （瑞樹）はーい、ストップストップー！これ以上いくと、ほんとにちょっと危ない話になりそう。……安全に見えて、実は危険な話だったってことね〜。……さっ、判定は〜？ ≪失敗のブザー音≫ （瑞樹）あ〜、うん、そうよねー、ブブーよねー。……わかるわ。 （亜季）んぎっ、不発でありますか。 （雫）私は健全ですよー。もぉー♪ （亜季）ギルティ……。 （瑞樹）はい、と言うことで以上、マジックミニッツのコーナーでした。 （瑞樹）……さ、マジックミニッツを成功させていたら、本当はここでゲストトークのお時間だったのだけど……。 （雫）そんなぁー、おしゃべりできないんですかー？ （瑞樹）まぁー、そういうルールだからね〜……。 （亜季）言葉多く語らなくとも、伝わるものはあると信じております！ （瑞樹）ラジオはしゃべらないと伝わらないわね。 （雫）もぉー、残念すぎますよぉー。 （亜季）お、泣きのもう一回チャレンジなどないのでありますか？バラエティ番組などではよく見る光景ではありませんか！ （瑞樹）マジックアワーはバラエティじゃないの！夜のひと時に、魔法がかかるのを味わうような番組よ。じっくりゆっくり、私たちのトークを聞きながら、幸せな想いに浸ってもらうの♪ （雫）はぁー、なるほどですー♪ （瑞樹）さ、と言うわけで、お茶会も盛り上がっているところだけど、魔法の時間は過ぎるのが早いものね〜。もうお別れのお時間よ。 （雫）もぉですかー？もっと、もぉっとお話したかったですー。 （亜季）まったくですな。 （瑞樹）2人とも、もぉーっと活躍して、いろんな番組に出られるようにトークスキルを磨いた方がいいわね。必要だったら、お姉さんが鍛えてあげるわ♪……と言うことで、真夜中のお茶会、マジックアワーのお相手は川島瑞樹でしたー。そして、今夜のお茶会を彩ってくれたのは…… （雫）マジアワでしたー♪及川雫とー…… （亜季）マジアワでありました！大和亜季でした！ （瑞樹）みなさんが、魔法のひと時に包まれますように。 （瑞樹・亜季・雫）バイバーイ♪ |
マジックミニッツにおける2人のトークも5話でのことが中心になっているが、内輪での騒ぎだったからか亜季が出くわしたみくや莉嘉の立てこもり事件については触れず、雫がイベントで下着姿を露わにしてしまった事件をネタにしている。事件を振り返る時の雫の態度は今見ると少々のんびりしすぎているように思えなくもないが、性格設定から大きく逸脱しているわけでもないのでここはご愛嬌と見るべきだろう。トークの判定は失敗に終わり2人のトーク自体は大変短い時間で終了したため、このコーナーでは及川雫というアイドルをほぼ知ることが出来ないのが残念なところである。
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