概要 
「アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL」とはシンデレラガールズのコミカライズ作品の1つであり、秋田書店・刊「月刊少年チャンピオン」にて2016年5月号から2017年12月号まで連載された。作者は迫ミサキで単行本は全6巻（番外編含む）。向井拓海という、どちらかと言えばアイドル業界に素直に馴染めない勝気な性格のアイドルを主人公に据えたり、プロデューサーをこれまでのコミカライズやアニメ版に登場した人物とは一線を画す、職務に熱心でない素行不良気味なキャラクターとする（拓海に殴られても違和感のないキャラとして創造された）、またヤンキー漫画がメインを占める編成の雑誌を掲載誌に選んだりと（そもそもは秋田書店側から持ちかけられた企画とのこと）、これまでのコミカライズに比べて異色な部分が目立つコミカライズ作品となっている。が、ストーリーの骨子そのものはアイドルの世界に飛び込んだ新人アイドルの成長譚というオーソドックスなものであり、拓海の本来持っている情熱的な面が作品世界（と掲載誌の空気）に絶妙にマッチしたこともあってか好評を博したようで、連載終了後に番外編として「Burning Road」が2018年4月号から12月号まで隔月で掲載されている（単行本は6巻目としてカウント）。また2021年12月号にはシンデレラガールズ10周年を記念して読み切りが掲載された。
雫は本編の第13話（STAGE.13）「アニマル☆サバイバル」に登場（2017年5月号掲載、単行本4巻収録）。それぞれ動物のコスプレをしたまま自分たちの宣伝タイムをかけてバトルを行う形式のバラエティ番組に、拓海たちの相手となる「のんびり牛リスうささんチーム」のメンバーとして、緒方智絵里や森久保乃々と一緒に出演し、拓海や藤本里奈とバトルを繰り広げる役回りであった。動物コスプレということで雫はもちろんもーもーふれっしゅ衣装を着用し、出番自体は限られていたものののんびりした性格や抜群のスタイル、牛乳好きなところはきちんと描写されており、雫らしさは十分に発揮されていたと言える。なお司会を務める大和亜季や市原仁奈も含めてほとんどのアイドルとはこれ以前に共演済みであるが、智絵里や主役である拓海とは本作が初共演となっている。
ginmansizuku 2020年11月15日(日) 13:12:16履歴
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