［朝焼けの音色］及川雫
最終更新：
ginmansizuku 2022年10月08日(土) 17:10:22履歴
特訓前 
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ステータス
| 属性 | パッション（Pa） | レアリティ | SR |
| レベル上限 | 60 | 親愛度上限 | 40 |
| 初期攻撃値 | 8500 | 初期守備値 | 6560 |
| 最大攻撃値 | 22313 | 最大守備値 | 17220 |
| コスト | 26 | 移籍金 | 11300 |
| 特技 | 信念のぬくもり | ||
| 効果 | クール・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻 究極アップ | ||
| 入手方法 | 朝焼けの音色 ドリームリミテッドガチャ（2021年4月4日〜10日） | ||
概要
2021年4月4日から10日にかけて開催された「朝焼けの音色 ドリームリミテッドガチャ」において登場した限定SR。デレマス版はつらつハーヴェストから約1年ぶりというばかりでなく、デレマスオリジナルとしてはホーリーナイト、オリジナルのSRとして考えると新緑のめぐみ以来実に2年のスパンを経ての再登場ということになる。ドリームリミテッドガチャに雫が登場するのは初めてであり、ガチャに登場しているアイドル自体は雫1人であるものの、今回のガチャは同時期に開催されたアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」とのコラボイベントであるLIVEツアーカーニバル「ゾンビガールズサガ 11人の伝説のアイドル」と密接に関係しており（雫もメインの1人としてイベントに参加している）、その意味では同イベントの最終上位報酬である［自称・主演女優］輿水幸子（とステージクリア報酬の［自称・スウィートゾンビ］輿水幸子＋）、そして直前に実施された月末ガチャ「響け歌声！空の果てまでガチャ」に登場した新規SR［輝きの在り処］島村卯月、および［安らぎのメーティス］速水奏の3人が一緒に登場したアイドルと言えるだろう。
パラメータ的にはコストは26そのままに特訓後の最大攻撃値ははつらつハーヴェスト以上の34000に迫るほどの数値を示すなど、愛情しぼりたて以来の攻撃特化型としてまとまっており、特技効果も攻全振りと申し分ない攻撃重視スタイルになっている。半面、特訓後のダブル特技ははつらつハーヴェストより微妙に効果が弱くなってしまっているのが残念なところ。スターダムパワー持ちでもあったため、イベントでは卯月や奏と共に雫Pやランナー達を大いに手助けしてくれたことだろう。期間限定ガチャのため現在は当然ガチャから入手することは叶わないが、スタドリ相場の方は今のところ200台前半で落ち着いているため、一時期のはつらつハーヴェストに比べれば比較的容易に入手が可能と思われる。
今回雫のいる場所は浜辺、しかも後述する思い出エピソードの内容からするとコラボイベントの舞台である佐賀の海岸（場所は唐津湾を臨む虹ノ松原あたり？）である様子。その意味では海岸を訪れたのも仕事の一環と言えるが、薄手のインナーセーターにデニムの上下という普段着と思しき軽装の服を着ていることもあって、いかにも仕事然とした仰々しい感じはせずむしろプライベート感が強いのは、かつての実りの季節特訓前を彷彿とさせる。実りの季節では秋という季節の空気を全身で感じ取っていたが、今回は季節ではなく浜辺で迎えた「朝」の空気を感じ取っていたようで、牧場育ちの雫にとってはそれもまた十分新鮮な物であったろうことは想像に難くない。それでいて見る者に何かしらの特別感を覚えさせてくれるポートレートに仕上がっているのは、山や森のイメージが強い雫が水着姿でない普段着のままで海岸にいるという珍しさ故であろうか。鳥（ウミネコ）との組み合わせもまた珍しく、背後から差し込んでいる昇る朝日の陽光はスポットライトのようでもあり、一個人として、そしてアイドルとしての及川雫における一日の始まりを告げる朝の描写として申し分のない一葉であろう。
パラメータ的にはコストは26そのままに特訓後の最大攻撃値ははつらつハーヴェスト以上の34000に迫るほどの数値を示すなど、愛情しぼりたて以来の攻撃特化型としてまとまっており、特技効果も攻全振りと申し分ない攻撃重視スタイルになっている。半面、特訓後のダブル特技ははつらつハーヴェストより微妙に効果が弱くなってしまっているのが残念なところ。スターダムパワー持ちでもあったため、イベントでは卯月や奏と共に雫Pやランナー達を大いに手助けしてくれたことだろう。期間限定ガチャのため現在は当然ガチャから入手することは叶わないが、スタドリ相場の方は今のところ200台前半で落ち着いているため、一時期のはつらつハーヴェストに比べれば比較的容易に入手が可能と思われる。
今回雫のいる場所は浜辺、しかも後述する思い出エピソードの内容からするとコラボイベントの舞台である佐賀の海岸（場所は唐津湾を臨む虹ノ松原あたり？）である様子。その意味では海岸を訪れたのも仕事の一環と言えるが、薄手のインナーセーターにデニムの上下という普段着と思しき軽装の服を着ていることもあって、いかにも仕事然とした仰々しい感じはせずむしろプライベート感が強いのは、かつての実りの季節特訓前を彷彿とさせる。実りの季節では秋という季節の空気を全身で感じ取っていたが、今回は季節ではなく浜辺で迎えた「朝」の空気を感じ取っていたようで、牧場育ちの雫にとってはそれもまた十分新鮮な物であったろうことは想像に難くない。それでいて見る者に何かしらの特別感を覚えさせてくれるポートレートに仕上がっているのは、山や森のイメージが強い雫が水着姿でない普段着のままで海岸にいるという珍しさ故であろうか。鳥（ウミネコ）との組み合わせもまた珍しく、背後から差し込んでいる昇る朝日の陽光はスポットライトのようでもあり、一個人として、そしてアイドルとしての及川雫における一日の始まりを告げる朝の描写として申し分のない一葉であろう。
イラストピックアップ
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| セリフにもある通り潮風が吹いていることが髪の乱れ方からもわかる。風さえも味わい楽しんでいるというのは、その笑顔からも窺い知れよう。 | ボーダー柄のお洒落な薄手セーター。全体のアングルが仰角カットになっているのも実りの季節との共通点である。 | デニムの上着。インナーに合わせてピンク色の服を着用しているが、実は配色ピンクの普段着を着るのは今回が初めてのことである。 | ゆったりめなデニムのショートパンツ。上下合わせると配色がちょうどキュートとクールのイメージカラーになっているのが面白い。 | 背後の上空を舞い飛ぶウミネコ。前述のとおり雫と鳥の組み合わせは珍しいが、元来動物好きなだけに雫もその出会いには満足したに違いない。 | 整ったお御足に目が向きがちなところだが、これから始まる雫の一日を照らしてくれるあたたかい陽光の存在を忘れてはいけないだろう。 |
セリフ集
| 状況 | セリフ |
| アイドルコメント | わっ、風が…！ふふ、ビックリしちゃいましたー。海が見たいーなんて、ワガママ言っちゃいましたけど、ふたりで来られて良かったです。街が動き出す前の、静かなこの時間…大切に過ごしますねー |
| ガチャコメント１ | |
| ガチャコメント２ | んーっ、潮風が気持ちいいですねー♪ウミネコさんも元気いっぱいで、今日も、とーってもいい朝になりました♪ |
| マイスタジオ１ | 早朝の撮影も、おまかせですー |
| マイスタジオ２ | ふぅ…。集中力を高めてますー |
| マイスタジオ３ | おーい！へへ、発声練習ですー |
| マイスタジオ４ | 一日の始まりはワクワクします。どんな日になるのかなーって♪ |
| マイスタジオ５ （親愛度MAX） | ○○さんと歩く朝は、特別に気分爽快なんですー |
| お仕事１ | すぐにあたたかくなりますよー |
| お仕事２ | シャキッと切り替えていきますよー |
| お仕事３ | ふたりの足跡、残しましょうー |
| お仕事４ | 朝が良ければすべて良し。今日もきっと、いい一日ですー♪ |
| お仕事５（親愛度MAX） | この時間の光は優しくって。○○さんみたいですねー |
| LIVEバトル | ウォームアップを始めましょー |
| お仕事（親愛度UP） | 爽やかな、いい空気ですねー。深呼吸しましょう、ほら一緒に♪ |
| 親愛度MAX演出 | 元気たっぷり、チャージ完了ですー。お日様と○○さんにもらったパワーで、今日の撮影は大成功間違いなし！ですねー♪ |
特訓後
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ステータス
| 属性 | パッション（Pa） | レアリティ | SR+ |
| レベル上限 | 70 | 親愛度上限 | 300 |
| 初期攻撃値 | 10200 | 初期守備値 | 7872 |
| 最大攻撃値 | 33789 | 最大守備値 | 26079 |
| コスト | 26 | 移籍金 | 16950 |
| 特技 | 信念のぬくもり | ||
| 効果 | クール・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻 究極アップ クール・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位5人の攻 極小アップ | ||
概要
特訓後。コラボイベントで共演しているフランシュシュの持ち歌の1つである「佐賀事変」のMVにも登場している筑後川昇開橋と思しき橋をバックに（そして橋の照明をスポットライトとして）、フランシュシュのステージ衣装「ゾンビィ・ハート」を着用しての登場と相成った。フランシュシュの衣装を着用していたりゾンビランドサガに登場した佐賀の有名スポットをバックにしているという点は、有田ポーセリンパークと思われる場所の卯月や佐賀城または唐津城の石垣を背景にしている奏と同様である（もっともこれらの舞台はイベントの都合上、佐賀ではなく「SAGA」なのだが）。
イベントに合わせた限定SRなのでポージングや衣装もイベントの方で雫が演じている役柄に準じたものなのであるが、その内容が「敵に自分たちの想いを力に変えてぶつけるアイドル」という役回りなので、結果的に通常のアイドルライブ風のステージ衣装になっているのが面白い。フランシュシュのステージ衣装を着用しているのはさすがコラボというところだが、雫がこれまでに着た赤系統配色の衣装はバウンシーラウンド特訓後やホーリーナイト特訓後があるものの、これらは他に明確なモチーフが存在している衣装でもあったため、純然たる雫のアイドル衣装として赤メインのものは珍しいと言えるだろう（強いて言うならはつらつハーヴェスト特訓後）。
現実世界とは微妙に異なる存在でもある設定の「アイドル」を演じる難しさを背負いながらも、本人はいたっていつも通り自分のペースを崩すことなく、それでいて自分に課せられた役柄をきちんと演じこなしているあたり、アイドルとして既にかなりの時間を過ごしてきたからこそ発揮できる余裕のようなものが感じられる。雫の演じた役柄についての詳細は別項に譲るが、普段の雫とは全く違う役柄をしっかり演じられているという事実は、新緑のめぐみで女性性を、ホーリーナイトで男性性を表現しきった雫が新たに見せる表現、即ち自分とは異なる「個性」の自分自身による表現に成功したことを指し示している。もちろんこれまでのLIVEツアーカーニバルでもライバルユニットとして役を演じながら参加することはあったものの、歌とパフォーマンスで表現するアイドルとは異なる魅せ方を雫が本格的に経験したことで、大げさかもしれないが自分自身の表現の先にある新たな境地に達したと言えるのではないだろうか。
さらに自信に溢れたポーズからは男性的な力強さが感じられる（足まで映っていないのでわかりにくいが実際は長い足を活かしかなり大きく足を開いてポーズを取っている）ように、これまでの経験の中で雫が培った表現もさり気ないながら描出されている点にも注目すべきだろう。自分の表現のみならず別個の個性を表現する術も物にした雫が次にどんな立ち居振る舞いを見せてくれるのか、今から期待してやまない。
なお雫が今回見せた男性性は前述の通りであるが、女性的な優しさや包容力についてはコラボイベントの最終盤にてこれ以上ないほどに発揮されている。特技名につけられた雫の「信念」が何であるかも含め、未見の方は是非一度イベントメモリーからイベントのエンディングを見ていただきたいところである。
イベントに合わせた限定SRなのでポージングや衣装もイベントの方で雫が演じている役柄に準じたものなのであるが、その内容が「敵に自分たちの想いを力に変えてぶつけるアイドル」という役回りなので、結果的に通常のアイドルライブ風のステージ衣装になっているのが面白い。フランシュシュのステージ衣装を着用しているのはさすがコラボというところだが、雫がこれまでに着た赤系統配色の衣装はバウンシーラウンド特訓後やホーリーナイト特訓後があるものの、これらは他に明確なモチーフが存在している衣装でもあったため、純然たる雫のアイドル衣装として赤メインのものは珍しいと言えるだろう（強いて言うならはつらつハーヴェスト特訓後）。
現実世界とは微妙に異なる存在でもある設定の「アイドル」を演じる難しさを背負いながらも、本人はいたっていつも通り自分のペースを崩すことなく、それでいて自分に課せられた役柄をきちんと演じこなしているあたり、アイドルとして既にかなりの時間を過ごしてきたからこそ発揮できる余裕のようなものが感じられる。雫の演じた役柄についての詳細は別項に譲るが、普段の雫とは全く違う役柄をしっかり演じられているという事実は、新緑のめぐみで女性性を、ホーリーナイトで男性性を表現しきった雫が新たに見せる表現、即ち自分とは異なる「個性」の自分自身による表現に成功したことを指し示している。もちろんこれまでのLIVEツアーカーニバルでもライバルユニットとして役を演じながら参加することはあったものの、歌とパフォーマンスで表現するアイドルとは異なる魅せ方を雫が本格的に経験したことで、大げさかもしれないが自分自身の表現の先にある新たな境地に達したと言えるのではないだろうか。
さらに自信に溢れたポーズからは男性的な力強さが感じられる（足まで映っていないのでわかりにくいが実際は長い足を活かしかなり大きく足を開いてポーズを取っている）ように、これまでの経験の中で雫が培った表現もさり気ないながら描出されている点にも注目すべきだろう。自分の表現のみならず別個の個性を表現する術も物にした雫が次にどんな立ち居振る舞いを見せてくれるのか、今から期待してやまない。
なお雫が今回見せた男性性は前述の通りであるが、女性的な優しさや包容力についてはコラボイベントの最終盤にてこれ以上ないほどに発揮されている。特技名につけられた雫の「信念」が何であるかも含め、未見の方は是非一度イベントメモリーからイベントのエンディングを見ていただきたいところである。
イラストピックアップ
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| コロッセオクイーン特訓後や真夏の果実特訓後でも見せた編み込み。イベントでは真夏の果実衣装も披露しており、共通のポイントともなっている。 | 垂れの長い胸のリボンタイ。イベントで密接な関係を持つことになる水野愛と紺野純子のそれを掛け合わせたようなデザインになっている。 | 腰部を強めに締めているために強調される胸部。こんなところも実りの季節と似通っている。着こなした雰囲気はやはりゆうぎりが一番近いだろうか。 | オーソドックスなフリルスカート。スカートとタイの色は卯月、奏、雫とで違っており、それぞれの属性色となっているのが細かいながらもお洒落。 | バックに照らし出される赤い鉄骨。前述のとおり筑後川昇開橋がモデルになっていると思われるが、コラボイベントの世界観に合わせて至る所にヒビが入りボロボロになっている。一見すると本物のステージと見紛うほどの光景は見事の一語。特訓前後どちらも光に照らされる構図とし、その光を自然光・人工の光と分けることで良い対比となっている。 | |
セリフ集
| 状況 | セリフ |
| アイドルコメント | 『LIVEスタートです。私たちの歌で、世界を元気にしてみせますよーっ』たとえくらーい世界でも、明るい歌を届けることはできますよね。優しいお日様みたいに、みなさんをあたためますよー♪ |
| マイスタジオ１ | 早朝の撮影も、おまかせですー |
| マイスタジオ２ | ふぅ…。集中力を高めてますー |
| マイスタジオ３ | 『暗闇に負けない強さを！』 |
| マイスタジオ４ | 役のイメージは、もうばっちりです。胸を張って披露できますよー |
| マイスタジオ５ （親愛度MAX） | もらった想いの分、もーっと強くなれるんです。今だって、ほら！ |
| お仕事１ | すぐにあたたかくなりますよー |
| お仕事２ | シャキッと切り替えていきますよー |
| お仕事３ | 届け、もぉーっと遠くまで！ |
| お仕事４ | 『今ここで、歌えること。それが、とーっても幸せだから！』 |
| お仕事５（親愛度MAX） | 今度は私が照らす番。見ていてください、○○さん！ |
| LIVEバトル | もう本番？了解ですー |
| お仕事（親愛度UP） | 『聞こえたよ、皆の声…』○○さんの声も、もちろん！ |
| 親愛度MAX演出 | 陽の当たらない影にもアイドルの力は届きますけど…私は○○さんと力を合わせて、世界まるごと包んであげたいですー |
それはそれとしてやはり注目すべきは劇中、つまりイベント中で雫が演じている時のセリフをボイス付きで聴けるという点だろう。一聴すればすぐにわかるとおり口調こそ普段のそれであるものの、セリフのスピードや語尾の伸ばし方は明らかに普段と異なるセリフ回しになっており、雫の演技力の確かさを実感できる好例として仕上がっている。なのでまずはきちんとボイスを耳で聴いてあげてほしいところ。特訓前と違って間接的に牛や牛乳を想起させるワードも一切使用しておらず（「もぉーっと」はギリギリか）、そんなところからも今回のイベントに相当入れ込んでいることが窺える。雫のプロ意識の高さ、そしてそれを起点として育まれた能力の高さを存分に味わえるセリフの数々を是非とも堪能してほしい。
肩書
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思い出エピソード
前編（事務所）
| セリフ |
| 「プロデューサーさん、失礼します。打合せには少し早いんですけど、次の撮影のことで相談がありましてー。」 「今度のお仕事は、ファンタジー原作の映画ですよね。お芝居の中の私は、一度は闇に飲み込まれてしまうんですけど……。」 「悩んで気持ちが沈んだりとか、世界を滅ぼそうとか、あまり考えた経験がないもので。うまく雰囲気を出せるでしょうかー。」 「うーん。牛さんの心配や悩みはあっても、自分のことではあまり。朝目覚めたら、その日の仕事で頭がいっぱいでしたしー。」 「たしかに、自分のことだけ考える時間は少なかったかもしれませんねー。まずは私自身に向き合うこと、かあ。なるほど。」 「それじゃあ少しだけ、自分のやりたいことに素直になって……。実は撮影のロケ地近くに、行ってみたいところがあるんです。」 「早起きになりますけど、ぜひ付き合ってくださいー。その時に、アドバイスの成果もお伝えしますから。ふふ、お願いしますね♪」 |
後編（早朝の浜辺）
| セリフ |
| 「おはようございます、プロデューサーさん。まだ眠そうですねー。でも、見てください。こんなに素敵な景色に出会えましたよー。」 「せっかく遠くまでお仕事に来ましたし、色々散策したかったんです。朝早くから、お付き合いありがとうございますー♪」 「今でも、早起きは習慣ですねー。ジョギングをすることが多かったんですけど、この前アドバイスをもらってから、少し変わって。」 「のーんびり、自分と向き合う時間が増えました。そうしたら、今まで気づけなかったことにも、色々と気づけたんですー。」 「この先叶えたいことや、小さな心配ごととか。それに、自分のことを考えると、どうしてもプロデューサーさんの顔が浮かぶとか。」 「やっぱり今の私は、プロデューサーさん無しでは語れません。あれから、演技レッスンで褒められることも増えたんですよー。」 「なので、今日の撮影、期待していてくださいー。ひとまわりもふたまわりも大きくなった私で、」 「ビックリさせちゃいますから♪」 |
牧場の手伝いをずっと続けてきた故に早起きが得意、と言うより習慣になっているというのはこれまでにも何度か様々な媒体で描かれてきたが、アイドルになってからは早起きして何をしているのか、その内容も本エピソードで初めて明らかとなっている。「自分と向き合う」という言葉はデレマスのゲームシステムを思い返すと、そうすることで演技力が向上し最終的には「特訓後」の状態にまで成長するあたりも含めてニヤリとさせられるところだが、雫にとっては大きな転機になった模様。どうしてもプロデューサーの顔が浮かぶと、これまでにも何度もあった大胆なセリフも見受けられるが、自己の内省を進めた結果としてのプロデューサーに対する想いが信頼であるのか、それとも別の感情なのか。Snow＊Loveイベントと同様、これもまた雫にとっての小さな転機と言えるのかもしれない。
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