パ・リ・ラ
最終更新：
ginmansizuku 2022年03月10日(木) 22:12:08履歴
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概要 
2021年7月19日から28日にかけて開催されたアタポン形式イベント。デレステのイベントに参加するのは7か月前のSnow＊Loveイベント以来であり、これまでに比べるとイベント参加時期のスパンが少々短くなった。イベント用楽曲はもちろん「パ・リ・ラ」。夏を彩るパッション全開なパッション属性アイドルのためと言っていい歌として完成しており、近年の雫はラブソング系統の歌に参加することが多く、本人もパッション属性ではあるものの性格的には大人しめであるだけに、本曲への抜擢に驚いた人もいたのではないだろうか。なお2021年は既に雫用のソロ曲「Milky Mode」が2月に実装されており、1年の間で雫がデレステ発の楽曲を複数賜るのは今回が史上初めてとなる。
イベントで共演するアイドルはナターリアに喜多見柚、城ヶ崎莉嘉に浜口あやめと、当然だが歌に合わせてパッション属性アイドルで締められている。このうち完全に初顔合わせとなるのはナターリアのみで、他の3人とは何らかの形でゲーム中で共演しており、特に「セクシーでかわいいどうぶつコスプレショー」繋がりで長いこと一緒に活動していた（と思われる）莉嘉やセクギル番外編で共演した柚とは勝手知ったる間柄と言えるだろう。
今回のイベントコミュは雫たち5人が結成したユニット「Bom Dia」および持ち歌である「パ・リ・ラ」のPRのためのロードムービー描写が主体となっており、5人もそれぞれムービー中の登場人物としてのセリフや立ち回りがメインになっている。雫自身や共演アイドルたちの成長や衝突を軸にしているのではなく、それぞれのシチュエーションに放り込まれた雫たちの言動や行動を追うタイプのストーリーというところでは、モーレツ★世直しギルティ！のイベントコミュに近いものがあるが、こちらのコミュではそれ以上に濃密な劇中劇が描かれ、その中で発揮される雫始め各人の個性が撮影から離れた本人たち自身にもオーバーラップしていく構成は、デレステコミュならではの職人芸とも言うべき見応えを誇っている。アイドルたちが織りなす奇想天外な劇中劇とハイテンションな撮影行、パッションアイドルらしいパワフルさに終始溢れた楽しいコミュを存分に堪能して欲しい。
イベントで共演するアイドルはナターリアに喜多見柚、城ヶ崎莉嘉に浜口あやめと、当然だが歌に合わせてパッション属性アイドルで締められている。このうち完全に初顔合わせとなるのはナターリアのみで、他の3人とは何らかの形でゲーム中で共演しており、特に「セクシーでかわいいどうぶつコスプレショー」繋がりで長いこと一緒に活動していた（と思われる）莉嘉やセクギル番外編で共演した柚とは勝手知ったる間柄と言えるだろう。
今回のイベントコミュは雫たち5人が結成したユニット「Bom Dia」および持ち歌である「パ・リ・ラ」のPRのためのロードムービー描写が主体となっており、5人もそれぞれムービー中の登場人物としてのセリフや立ち回りがメインになっている。雫自身や共演アイドルたちの成長や衝突を軸にしているのではなく、それぞれのシチュエーションに放り込まれた雫たちの言動や行動を追うタイプのストーリーというところでは、モーレツ★世直しギルティ！のイベントコミュに近いものがあるが、こちらのコミュではそれ以上に濃密な劇中劇が描かれ、その中で発揮される雫始め各人の個性が撮影から離れた本人たち自身にもオーバーラップしていく構成は、デレステコミュならではの職人芸とも言うべき見応えを誇っている。アイドルたちが織りなす奇想天外な劇中劇とハイテンションな撮影行、パッションアイドルらしいパワフルさに終始溢れた楽しいコミュを存分に堪能して欲しい。
イベント限定SR
［パ・リ・ラ］ナターリア
| 特訓前 | 特訓後 |
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［パ・リ・ラ］城ヶ崎莉嘉
| 特訓前 | 特訓後 |
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莉嘉の方ではメンバー共通の衣装を着用。オレンジカラー基調の大小様々な花を装飾とした、それでいて華美になりすぎず踊りやすいデザインになっており、まことにパッションアイドルが着るのにふさわしい南国風衣装に仕立てられている。大胆に素肌を晒している右腰部が目を引くが、これもまたトロピカルな雰囲気のお祭りならではのデザインというところだろう。
セリフ集
オープニング「Go on Vacation」
| あらすじ |
| ある日公演で出会った、元気なさそうなおねーさん。すごく頑張り屋さんで、お仕事で悩んでたんだけど、アタシの歌で励ましてあげたら元気が出たみたいっ。この調子で、いろんな人を笑顔にしてあげようね♪…っていう設定の、ロードムービーが始まったよ！『Bom Dia』のみんなで次のロケ地にしゅっぱーつ！ |
| セリフ |
| 公園 （悩める女性）（特に予定もない休日……。私は公園のベンチに腰かけて、時間を過ごしている。見上げれば、空から夏色の陽射しが降り注いでいた。） （悩める女性）（仕事に追われる毎日とは違って、ゆったり羽を伸ばせる貴重なひととき。そのはずなのに、言葉が口を突いて出る……） （悩める女性）はぁ……。何やってるんだろう、私……。 （謎の少女）ん〜っ……いい天気だねー。 （悩める女性）えっ？あぁ、そうですね……。……えっ、誰？ （謎の少女）アタシ、天気のいい日はお出かけしたくなるんだ。お日さまの下にいると、よしやるぞーって気分になってきてさ。単純なだけかもしれないケド。 （悩める女性）は、はぁ……。えっと、初対面……よね？ （謎の少女）へへ、びっくりさせてゴメンナサイ。おねーさんが元気なさそうだったから、つい声かけちゃった。大丈夫、見ての通りアヤシイものじゃないので！ （謎の少女）よかったら、ちょっとおしゃべりしない？例えば、「何やってるんだろう」なんて言ってた理由とかさ。 （悩める女性）聞いてたの……？そんなの、初対面の相手に話すものじゃないでしょう。 （謎の少女）でもほら、全然知らない相手のほうが悩みとか気軽に話せるかも。それにアタシ、聞き上手だし♪ （悩める女性）その自信はよくわからないけど……まぁ、そっか。そういうものなのかもね。 （悩める女性）（自然と、自分のことを語り出していた。今年社会人になったこと。取り柄もなく就活では苦労したこと。やっとの思いで入った会社で、毎日仕事に追われていること。） （悩める女性）（最近は休みの日も、ただ休んでいるだけで時間が過ぎていく。子どものころは、やりたいことがたくさんあって、休日のたびに活力が湧いてきたはずなのに……） （悩める女性）ずーっと、疲れが抜けないせいなのかな。これじゃダメだって思って、出かけてみたけど……結局どこへも行く気がしなくて、ただボーっとしてたの。 （謎の少女）そこにアタシが話しかけてきた、と。おねーさん、すごい頑張り屋さんって感じがするもんね。 （謎の少女）それじゃここはアタシが、おねーさんのために一肌脱いじゃおっかなっ。 （悩める女性）別に、ただの愚痴だし。大体あなたまだ……学生さんでしょ？そんな子どもにどうこうしてほしいなんて思わないって。 （謎の少女）いやいや、歳なんて関係ないよ。世界中の人に元気を届けるのが、アタシたちのお仕事だし。 （悩める女性）お仕事って、なんの？あなたいったい……。 （謎の少女）そういう時はね、歌えばいいんだよ！ （謎の少女）気持ちが落ち込んだら、元気になるような歌。道に迷っちゃいそうなら、勇気を出して前に進む歌。今すぐだっていいんだよっ。 （悩める女性）いきなりそんなこと言われたって……歌を歌うなんて、最後が何年前だったかわからないくらいだし。 （謎の少女）じゃあ、アタシがお手本を見せてあげる。アタシの歌、聴いてってよっ♪ （悩める女性）（それは……とても明るくて、あたたかい歌だった。空の太陽よりもずっと近くにあって、私の心を照らしてくれるみたいで……） （悩める女性）（閉じこもっていた私の心を、外に連れ出してくれる。そんな情熱的な歌声に、私はいつしか聴き入っていた……） （謎の少女）ふぅ。ご清聴ありがとうございました♪ねぇねぇ、アタシの歌どうだった？ （悩める女性）確かに……ぐっときたかも。何かが始まるみたいな、胸の奥が熱くなる感じ。それに、すごく上手だった……。 （悩める女性）ねぇあなた。お仕事って言ってたけど、何者なの？ （ユズ）アタシはユズ。アイドルだよ♪いろんな人を元気にするために、世界をぐるっと旅してる途中なんだ！ （悩める女性）アイドル……。 （アヤメ）やや、ユズ殿！こんなところにいましたか、探しましたよ。 （シズク）そろそろ次の目的地に行かないとですよー。ロケバスに集合ですー。 （ユズ）ゴメンゴメン。ちょっと散歩するつもりが、いろいろあってね。でもおかげで、ステキな出会いがあったんだっ♪ （悩める女性）あなたたちも、アイドルなの？ （ナターリア）そーだゾ！もしかしてお姉さん、ナターリアたちの……『Bom Dia』のファンになっちゃったのカナ？ （リカ）ま、トーゼンでしょ！アタシたちの魅力は世界共通♪誰だってトリコにしちゃうもんね☆ （悩める女性）『Bom Dia』……それがあなたたちの名前？ （ユズ）そうそう♪『Bom Dia』は、はじまりのあいさつ！ （ユズ）きっとおねーさんにとっても、今までと違う何かが始まるはずだよ。 （ユズ）それじゃおねーさんも元気でね♪それから、これからもアタシたちのこと、応援してくれたらうれしいなっ。 （悩める女性）……うん、わかった。ありがとうね……。 （監督）カット！オーケー、オーケー！い〜い仕上がりだよ、みんな！ （柚）へへ、ありがとうございまーす♪雰囲気作りも、うまくいったって実感あったもんね！ （監督）あぁ、実によかった！旅をするアイドルたちと、旅先で出会う人々の、心の交流！狙い通りのいい画が撮れているよ！ （あやめ）わたくしも、見ていてワクワクしました。柚殿の振る舞いには、どこか不思議なものを感じますね。 （莉嘉）アタシも、お姉さんの気持ちがよくわかったかも！柚ちゃんってこう、初対面でもすーっと来て仲良くなれるタイプだもんね♪ （柚）そんなホメられると照れるなー♪ユニット曲のPR用のお芝居だけど、設定的にはアタシたちそのままだもんね。 （監督）では準備ができたら、次のロケ地へ向かおうか！君たちなら次のストーリーも、バッチリ仕上げてくれる！そう確信しているよ！ （雫）ふふ、よろしくおねがいしますー♪心がもぉーっとあたたかくなるシーン、みんなで作りましょうー。 （柚）いいよね〜、こういうの。スタジオじゃなくてロケ撮影だからこそ、味わえる体験っ。 （雫）ですねー。お話の中だけじゃなくて、現実でも旅をしているみたいで。とってもぉ、わくわくしますー♪ （莉嘉）Pくんも言ってたっけ。「撮影でも自然体で、旅行気分で楽しむといいよ」って。 （あやめ）わたくしも楽しみです。仲間と共に往けば、旅の楽しさは何倍にもなりますからね♪ （柚）よしっ、アタシたちも思いっきり楽しもう！この旅の出来事も、みんなで過ごす時間も、ぜ〜んぶねっ♪ （ナターリア）ワクワクと笑顔を世界中に届ける、ナターリアたちのパレード、出発だゾ♪ （みんな）おーっ！ |
第1話「Cross the Wall」
| あらすじ |
| 次に訪れた牧場は、なんだか懐かしい空気でしたー。仲良くなったお馬さんは牧場の外の世界を見たいのに不安で最初の一歩を踏み出せないみたいですー。だから、前向きになれる歌を歌ってあげましたー。ちゃんと勇気は出たのでしょうかー？案外、牧場のおじさんは全部わかっているのかもしれませんねー♪ |
| セリフ |
| 牧場 （シズク）みなさん到着ですよー。ふふっ、牧場の空気はなんだか懐かしいですー♪ （アヤメ）こちらでご飯をいただけるのですね。牧場の方々と自然の恵みに、感謝いたしましょう。 （リカ）ずーっとバスに乗ってて、結構疲れちゃったもんね〜。ゆっくりさせても〜らおっ。 （ユズ）リカチャンの場合は、バスの中でもめっちゃ騒いでたせいだと思うケド。ま、旅行のテンションなら仕方ないか！ （ナターリア）エヘヘ、ナターリアも一緒ダゾ♪旅はミチヅレ、ダナ♪ （馬）…………。 （シズク）あらー、お馬さん。この牧場の子ですかー？お邪魔しますー。 （馬）こ、こんにちはっ！わぁっ、本物のアイドルさんだ……！ （シズク）ふふっ、お利口さんですねー♪今日はお世話になりますー。 （牧場のおじさん）お嬢さん方、ワシらの牧場へようこそ。大したもんも用意できんですが、ゆっくりしていってくだせぇ。 （アヤメ）いえいえ。こんなにあたたかく歓迎していただけて、感謝の極みです！ （リカ）みんなの応援があってこそのアイドルだもんね☆元気いっぱいもらって、お仕事いっぱい頑張るよっ！ （ユズ）はぁ〜……美味しかった。お日さまポカポカで気持ちいいし、お昼寝でもしたい気分〜♪ （ナターリア）食べてすぐ寝ると、ウシになるんだよネ？みんなとお揃いダ、モーモー♪ （リカ）あれ、そういえばシズクちゃんたちは？ （ナターリア）向こうのほうで、ウマと遊んでたゾ。みんなとすぐ仲良くなるノ、さすがダナ！ （アヤメ）いや〜、いい走りでした。わたくしの頭の中で、将軍のテーマがずっと流れていましたよ。 （馬）喜んでもらえて嬉しいな。こうやってお客さんを乗せて牧場を走ったりするのが、僕のお仕事だからさ。 （馬）お姉さんたちに比べたら、大したことはやってないんだけど……。 （シズク）お馬さんのお仕事も、立派ですよー。私たち、いっぱい元気をもらえましたー♪ （馬）そっか。お姉さんたちは、いろんなところを旅するんだもんね。僕も十分役に立てたのかな。 （アヤメ）もちろんですとも。あなたからもらった分も合わせて、世界中のファンに元気を届けてみせます！ （馬）世界中……全然想像できないけど、すごく広いんだろうなぁ。 （シズク）お馬さんは、気になりますかー？例えば、この牧場の外とか。 （馬）そ、そんなことないよ。そりゃあ、外の景色のことは気になるけど……この牧場が僕の居場所だもん。 （シズク）この牧場が、大切な場所なんですねー。私にも同じ、大切なふるさとがあるんですよー。 （シズク）でも今は、ふるさとを離れてお仕事をしてますー。最初は不安もありましたけど、チャレンジしてよかったって今は思ってますー。 （シズク）お馬さんもー、思い切ってチャレンジしてみたら、きっといいことがありますよー♪ （馬）ダメだよ、そんなの……。きっとご主人さまは、許してくれないもん。 （シズク）ふふ、おじさんのことが大好きなんですねー。そんなあなたの夢なら、きっとおじさんも応援してくれますー♪ （馬）そうなのかな……？言うこと聞かない馬だって思われて、嫌われちゃったら……。 （シズク）うーん……。じゃあ、特別に私の歌をプレゼントしますー。不安な気持ちもやわらぎますよー。 （シズク）お馬さんが前向きになれますように、心を込めて歌いますからー。聴いてくださいねー♪ （馬）（お姉さんの歌は、とてものびのびとして……どこまでも自由に、世界中の空まで広がっていくようだった。） （馬）それに僕も、ただ聴いているだけじゃなくて……一緒に歌いたくなった。そう思わせてくれる力が、はっきり伝わってきたんだ…… （リカ）おじさーん、みんなー！ごちそうさまでしたー！アタシたち、頑張るからねーっ！ （アヤメ）旅はまだまだこれから！みなさまの応援を背に受けて、ぐんぐん進みますよー！ （馬）行っちゃった……。素敵な人たちだったなぁ。 （牧場のおじさん）そういやおめぇ、あのお嬢さんと、話してたろ。柵の外に興味があるのか？だが……向こうは厳しい世界だぞ。 （馬）っ、聞いてたの？えっと、その、僕は……。 （牧場のおじさん）だから……もっと足腰を鍛えてやる。安心して送り出すためにも、な……。 （馬）お、おじさん……！ （雫）お疲れさまですー♪今回も、素敵なシーンが撮れましたねー。 （ナターリア）ご飯もおいしかったナ〜♪撮影のコト、忘れちゃいそうだったヨ〜。 （莉嘉）お馬さんの話も、いい雰囲気だったね〜。アタシもお姉ちゃんも大好きなんだよ、こういう動物モノ！ （柚）ワカル！定番で王道だもんね。メインの雫チャンも、生き生きしてたし♪ （雫）ふふ、わかりますかー♪実家に帰ったみたいで、のびのび演技ができましたー。 （あやめ）雫殿と馬が語り合うシーンは、本当に会話しているようでした。わたくしも見入ってしまいましたよ。 （雫）お馬さんがピッタリ息を合わせてくれたおかげですー。映画やドラマにも出てる、ベテラン俳優さんらしいですからー♪ （柚）おー、そうなんだー。……あれ、スタッフさんそんな話してたっけ？誰から聞いたの？ （ナターリア）まさかシズク……ホントにウマから聞いたトカ？ （雫）さぁ、どうでしょうー？自慢の牧場アイドルですからねー♪ |
第2話「Show you my love」
| あらすじ |
| バスから降りて、森の中で休憩中、ワイルドな景色に誘われて、アタシは森の探検に出かけたんだ☆そこで見つけたカブトムシくんは、カッコいいのに自分に自信が持てなくって、落ち込んでるみたい！カッコいいキミが大好きってリカの気持ち、言葉で足りないなら、歌で伝えればいいよね☆ |
| セリフ |
| 森の中 （アヤメ）この辺りで、ひとまず休憩ですね。ずっとバスの中だと、疲れてしまいます。 （シズク）森の中のでこぼこ道ですからねー。車で通るのは大変ですー。 （リカ）よかった〜。アタシ、そろそろ外に出たくてウズウズしてたんだ！ （ユズ）あれ、リカチャンもしかして車酔いとかしちゃった？ （リカ）そっちは全然ヘーキ♪それより、こんなにワイルドな森だよ？絶対大物見つかるって！ （ナターリア）ナターリアも行くゾー！カワイイどうぶつに会えるかもダナ♪ （シズク）私たちは、バスのそばにいますからー。あまり遠くに行かないように、気を付けてくださいねー。 （リカ）たんけん、たんけん、森のたんけん♪えへへ、何が出るかな〜っ☆ （ナターリア）リカ、こっちダ！スゴイおっきな木が生えてるゾ！ （リカ）おぉー、森のヌシってカンジ！なんか住んでそうな雰囲気が……ん？ （カブトムシ）えっ？に、人間？ （リカ）でっかいカブトムシみーっけ！ （カブトムシ）ひえぇっ、追いかけてくる！！逃げなきゃ〜！！ （ナターリア）あっ、飛んだゾ！向こうに行くつもりダナ！ （リカ）へっへーん、逃がさないよ！今日のアタシはやる気マックスだもんね！ （アヤメ）おや、どうしました？ふたりとも、そんなに急いで戻ってきて……。 （ユズ）ちょっと待った、なんかデカいの飛んできてない！？ （リカ）みんな動かないで！そこだーっ！！！ （シズク）わぁー。とってもおおきな、カブトムシさんですねー♪ （リカ）やった、追いついた！さっすがアタシ☆ （カブトムシ）や、やめてくれよぅ。オイラなんか食べても美味しくないよ。 （リカ）食べたりしないよ〜。ちょっと遊んでほしいだけだって！ほら、一緒に写真撮ったりとか♪ （カブトムシ）そ、そうなの？でも、オイラの写真なんか撮って何に使うのさ。 （リカ）事務所のみんなに自慢するんだよ。こんな子と出会ったんだよって！ （カブトムシ）そっか……ぐずでのろまなカブトムシだって、人間にも馬鹿にされるんだ……。 （ナターリア）エッ、なんでそうなるノ！？ナターリアたち、そんなこと思ってないヨ！ （カブトムシ）だってオイラ……森のみんなに、いつも馬鹿にされてるんだ。飛ぶのが下手で、枝にぶつかったりしてるから……。 （カブトムシ）さっきだって、みんなならきっと簡単に逃げられたよ。オイラが遅いから、追いつかれちゃったんだ。 （アヤメ）いえいえ、そこはリカ殿たちの動きを褒めるべきです。まるで忍び、実に見事でした！ （カブトムシ）そうだね、お姉さんたちはすごいや。それに比べてオイラは……てんでダメダメなカブトムシ……。 （ユズ）なんてネガティブ……！リカチャン、こいつは手ごわいよ！ （リカ）うーん……確かにカブトムシくんは、飛ぶのがあんまりうまくないみたいだけどさ。それってトーゼンじゃない？ （ユズ）リカチャン！？そこで追い打ちを！？ （リカ）だって、そんなに立派なツノを持ってるんだもん！カブトムシマエストロのアタシが見ても、すごいなって思う！ （リカ）だからさ……ニガテなことで落ち込むより、自分のいいところを見て、胸を張ろうよ！ねっ☆ （カブトムシ）そ、そんなはずないよ……。だってオイラ、みんなに角を褒められたことなんて一度もないし……。 （リカ）むむむむ……じゃあ、わかった。これからカブトムシくんに、アタシの歌を聴かせてあげる♪ （カブトムシ）なんで？話の流れが見えないよ？ （リカ）言葉がダメなら、歌で伝えよっかなって！カッコいいキミが大好きっていう、アタシの気持ちをね☆ （カブトムシ）（それは……不思議な気持ちだった。歌を聴いているうちに、周りの景色までキラキラして見えたんだ。） （カブトムシ）（この世界も、それにオイラ自身の心も……こんなにステキなことで満ちている。そう気付けた気がして……） （カブトムシ）なんだか……体が軽くなった気がするよ。歌を聴いただけなのに、不思議だなぁ……。 （リカ）でしょでしょ？それが本当のキミなんだよ。自信持って☆ （カブトムシ）ありがとう、こんなオイラのために……じゃないね。オイラ、みんなが認める、すごいカブトムシだから……！ （ナターリア）みんなオツカレー♪楽しいお話だったナ！ （雫）莉嘉ちゃんとカブトムシさんの交流、とっても神秘的で素敵でしたねー。 （あやめ）まさに阿吽の呼吸でした♪それで、主役を務めた莉嘉殿は何を？ （雫）柚ちゃんと一緒に、カブトムシさんと遊んでるみたいですー♪ （莉嘉）くぅっ、カッコいい〜！ほら柚ちゃんも触ってみて、この立派なツノ！ （柚）じゃあちょっとだけ……これって大丈夫？噛まれたりしない？ （莉嘉）噛まないよ〜。あ、でも舐められるかも。 （柚）舐めるの！？カブトムシって舐めるの！？ （莉嘉）カブトムシの口はブラシみたいになっててね。樹液を舐めて食べるんだよ。カッコいいだけじゃなくて、カワイイとこもあるよね〜♪ （あやめ）話によればその子は、撮影のお仕事用に育てられたらしいです。専属のカブトムシ調教師も付いているとか。 （ナターリア）そんなお仕事があるノ、初めて聞いたゾ！世界は広いナー……。 （莉嘉）すごい、いいなぁ……！調教師、アタシも頑張ればなれるのかな？ （柚）莉嘉チャン？アイドルのこと忘れちゃダメだからね？ （莉嘉）はっ、危なかった！うぅっ、名残惜しいけど……元気でね、カブトムシくんっ！ |
第3話「Let's go Nindol」
| あらすじ |
| 次の目的地へ向かうわたくしたちは、いつの間にかタイムスリップして城下町に来てしまいました！そこで出会った忍者殿は、どうやら忍びの仕事を失ってしまい、思い悩んでいる様子でした。これは見過ごせませんね！このアヤメ、忍ドルの先達としてお手本を示して差し上げなければ！ |
| セリフ |
| 城下町 （ユズ）とぉーちゃーっく！……って、ちょっと待って。ここ、どこ？ （ナターリア）ナターリア、見たことあるゾ！ジダイゲキで出てきたとこダ！ （リカ）そういえばさ、さっき走ってる途中で、変な光がぴかーってしてたよね。アレのせいじゃない？ （シズク）もしかしてー、タイムスリップしちゃったんでしょうか？どうしましょうー？ （アヤメ）とはいえ、平和な町のようですし。お団子でも食べながらゆっくり……むっ、曲者！？ （忍者）見るからに怪しい輩め、覚悟！！町の平和を乱すならば、容赦せぬでござるよ！！ （ユズ）わっ、なになに？ニンジャ？ニンジャ出た？ （アヤメ）ここはわたくしにお任せを！みんなはわたくしが守ります、ニン！ （アヤメ）ふぅ……なんとか取り押さえることができました。 （忍者）まいった、降参でござる……！煮るなり焼くなり、好きにするでござる！ （ユズ）いやいや、アタシたちただの旅の者ですから。確かにヘンな格好だけど、怪しくないでゴザル。 （忍者）早とちりであったか、申し訳ない。しかし、お主のような女子に後れを取るとは……不甲斐ないでござる。 （アヤメ）いえいえ、あなたもなかなかの腕前でしたよ。わたくしに本気の術を出させたのですからね！ （リカ）アヤメちゃんは忍びだからね！ （忍者）それでも拙者は、忍術だけが取り柄だというのに！こんな無様を晒しては、生きている価値がないでござるゥ！！ （ナターリア）ワー、ニンジャがいきなり泣き出したゾ！？ （シズク）待ってくださいー！そんなことを言ってはいけませんよー。 （ユズ）みんなを元気にするのがアタシたちのお仕事だし♪悩みがあるなら、話すだけでも気が楽になるかもよ？ほれほれ。 （忍者）な、悩みでござるか？そんな、忍びとして秘密を軽々しく話すわけには……。 （シズク）心配しなくていいんですよー。私たちは旅の者ですからー。 （ナターリア）旅のハジはカキステ、ダナ！ナターリアたちでよかったら、なんでも聞いてやるゾ。ドントコーイ！ （忍者）むぅ……そこまでいうのなら、他言無用でお願いするでござる。 （忍者）拙者、忍びの里の生まれにござる。幼き頃から忍術修行に明け暮れ、主君のために戦うことが役目でござった。 （忍者）しかし今は見ての通り、太平の世。忍びの仕事は日ごとに減り、今やお役御免というわけでござる。 （ユズ）わぁ、わりと深刻な失業問題……。クビになったニンジャがいっぱいいるってコト？ （忍者）いや、拙者以外の仲間はみな、別の生き方を見つけていったのでござる。しかし拙者は、忍術以外がてんで駄目な故……ウゥ〜ッ！ （リカ）あぁもう、泣かないで！アヤメちゃんどうしよう、これじゃかわいそうだよ！ （アヤメ）ふむ、あなたの悩みはわかりました。そして、これから何をすべきかも……。 （アヤメ）忍びの仕事を失おうとも、心まで捨てる必要はありません。平和な世の中でも、忍びの術で人の役に立てばいいのです！ （忍者）ど、どうやって……。 （アヤメ）それはずばり……忍ドルです！ニンッ！！ （忍者）にんどる？なんでござるか、その怪しい言葉は……。いやしかし、胸に響く熱さを感じるような……？ （アヤメ）ふっふっふ……。それはきっと、あなたに忍ドルの素質があるからでしょう。 （アヤメ）忍ドルとは、忍びの道を極めながら、影に潜まず舞台で輝くことを選んだ者。美しく忍び、鮮やかに舞い、人々を虜にするのです！ （忍者）そのような生業があるとは、初耳でござる。何をどうすればいいのか、皆目見当もつかんでござるが……。 （リカ）それならヘーキでしょ♪だってここには、忍ドルのお手本がいるんだし☆ （ナターリア）イヨォッ、アヤメ！待ってマシター！ （アヤメ）承知しました。ではじっくりとご覧ください。わたくしの生き様、華麗なるアヤメ忍法帖を！ （忍者）（それは異国の魔法か、はたまたあやかしの術か……忍ドルの力を前に、拙者の心はたちまち虜にされてしまった。） （忍者）（しかしそれだけではござらぬ。初めて目にする光景なのに、これこそが拙者が目指す生き方だと、確信できたのでござる……） （忍者）かたじけない……。一度は刃を向けた拙者を、導いていただけるとは……。 （アヤメ）刃の下に心あり、です。戦いを通じて、わたくしたちの心が重なったからこそ、こうして道が開けたのでしょう。 （アヤメ）故に、信じています。必ずやこの時代にも、忍ドルの華が開くことを……。ではさらばです！ニンッ！！ （莉嘉）今回は驚きの連続だったね〜♪謎のタイムスリップ！そんなのアリなんだ！ （柚）アリアリ！なんでもアリっ！ほら、ただの旅行じゃなくてパッションいっぱいなアイドルの旅だし♪ （あやめ）お約束は時代劇でも大事ですからね。桜吹雪を見せるまでは、誰も正体に気付かないとか。 （ナターリア）ジダイゲキ、楽しそうだナ〜♪ナターリアもアヤメみたいに、ニンジュツ使ってみたいゾ♪シュッシュッ、シュババッ！ （あやめ）ならばさっそく勉強してみますか？こんなこともあろうかと、わたくしが厳選した時代劇セレクションを持ってきていますよ♪ （雫）ロケバスにはテレビもありますし、移動時間にみんなで観ましょうかー♪ （莉嘉）時代劇もいいけど……映画とか観られるなら、もっとオトナでオシャレなヤツもよくない？ （雫）まぁまぁ、順番でもいいですしー。時間はたっぷりありますからねー。 数十分後 （悪代官）『貴様さえ亡き者にすれば、万事解決。者ども、やってしまえぃ！！』。 （ナターリア）出たナ、ワルモノ！正義のニンジュツでやっつけるんダー！！ （莉嘉）わぁっ、今のシーンすごい！カッコイイ！！なんかアツくなってきたかも……！ （あやめ）ふふっ、狙い通りです……！ニンッ！ |
第4話「Call of Shark」
| あらすじ |
| ナターリアたち、オマツリ会場の町に到着したゾ！でも海でサメが暴れてて、みんな困ってるみたい？行ってみたらビックリ！サメはナターリアたちのLIVEを待ちきれないファンだったんダ！町の人とオマツリを楽しんで仲良くなれるように、一緒にコール練習したゾ！これでもう安心だナ♪ |
| セリフ |
| お祭り 開催地 （ユズ）やってきました、海辺のリゾート！この町で、もうすぐお祭りが開かれるんだよね♪ （アヤメ）はい、夏のカーニバルです！わたくしたちも参加して、LIVEを開催しますよ。 （リカ）でもその前に、買い物したり遊んだりしたいな〜♪ほら、ナターリアちゃんも一緒に……って、そんなキョロキョロしてどうしたの？ （ナターリア）ン〜……町のみんな、元気がなくないカ？もっと明るいフンイキだと思ってたゾ。 （シズク）確かに気になりますねー。何があったのか、町の人に聞いてみましょう。 （アヤメ）なんと、ビーチにサメが！？ （市長）はい……。最近になってこの辺りに巨大なサメが現れまして。安全のためにビーチを閉鎖しておるのです。 （市長）しかもそのサメは気が立っているようで、網を破ったり船にかじりついたりと大暴れしており……いつ人が襲われるか、気が気でなりません。 （リカ）それじゃあ、お祭りはどうなるの？アタシたちのLIVEも、海辺の会場でやるんだよね？ （市長）残念ですが、今のままでは開催できません。懸賞金を出して、退治してもらうしか……。 （ユズ）それっぽい展開になってきたー！サメをなんとかしなきゃ、この先に進めないってコトだね。 （ナターリア）なら、ナターリアたちにお任せダナ！困ってる人たちを、アイドルのパワーで助けるゾ！ （ユズ）うーん……。海で暴れてるって聞いたけど、今はいないっぽいね、サメ。 （ナターリア）ナマニク持ってきたゾー♪これで寄ってくるんじゃないカナ？ （シズク）生のままでいいんでしょうかー？焼いた方がジューシーになりますよー。 （リカ）サメって焼肉食べるの？それより、まだ気づいてないだけなんじゃない？ （ナターリア）じゃあ、もうちょっと先まで行ってみるカ！ （アヤメ）お待ちくださいナターリア殿！ここは慎重に行かないと……。 （サメ）シャアアアアァァァァク！！！！ （ユズ・リカ）出たアァァァァァ！！！ （サメ）なななっ、ナターリアちゃん！！！さっさささ、サインください！！！ （ナターリア）…………えっ？ （ナターリア）じゃあサメも、LIVEに来てくれるノカ？ナターリアたちのファンだったんダナ！ （サメ）もちろんさァ！お祭りが待ちきれなくて、ずっとこの辺で待機してるくらいにな！ （ユズ）それでサメ注意報が出てたんだ……。でも開場はまだまだ先なんだから、ルールは守らないと。 （アヤメ）あと、他の人に迷惑をかけてはいけませんよ？みんなで楽しんでこそのLIVEですから。網を破ったりなんて、言語道断です。 （サメ）す、すまねェ。どうしてもじっとしてられなくて……本当に、申し訳ないッ……！ （シズク）まぁまぁ、そんなに落ち込まなくてもぉー。誰だって失敗はありますからー。 （サメ）オレってこんな性格だから、いつも失敗しちまうんだ……。これじゃ、海の嫌われ者なんて思われても当然だな……。 （ナターリア）ううん。サメがちゃんと反省してるの、伝わってきたゾ。それなら、きっとみんなも許してくれるヨ。 （ナターリア）ナターリアたちも、町の人たちも、オマツリが大好きな仲間だからナ！LIVEに来たら、サメもゼッタイ仲良くなれるゾ！ （サメ）仲良くしてもらえるのか……？でもオレ、LIVE行くの初めてで……コールだってちゃんと覚え切れてねェんだ……。 （ナターリア）そうダナー……。じゃあこれから、練習しヨウ！ナターリアが歌うカラ、みんなと一緒にコールをオネガイ♪ （サメ）い、いいのか？まだ本番前なのに？ （ナターリア）エヘヘ、他の人たちにはナイショだゾ。サメのために、ナターリアがトクベツに歌ってあげるネ♪ （サメ）（やっぱ、アイドルって最高だ。何度もコールするうちに、そんな気持ちがどんどん高まっていった……） （サメ）（だったらもう、このビッグウェーブに全力で飛び込むしかねェ……！もちろん、ルールとマナーは守って、だけどな！） （サメ）ナターリアちゃん、みんな……ありがとうな。本番のステージも楽しみにしてるよ。 （ナターリア）エヘヘ、約束だゾ♪マナーを守って、みんなとも仲良く、よろしくナ♪ （サメ）あァ、待っててくれよォ！生まれ変わったオレを見せてやるぜェ！！ （シズク）ふぅー、これで一件落着ですねー。お祭りもLIVEも、無事に開けそうですー。 （リカ）それじゃ、アタシたちもいこっか。あとは本番の日までのんびりしようね♪ （柚）さぁ、お話の中でも現実でも、お祭りの準備はバッチリだー！ （莉嘉）今日はこのあと、たっぷりオフだし♪リゾートでバカンス、思いっきり楽しんじゃおー♪ （雫）ナターリアちゃん、お肉の準備ができましたよー♪とぉっても美味しそうですー♪ （ナターリア）こっちもすぐに準備できるゾー♪家族みんなパーティー大好きだカラ、ナターリアもこういうの慣れっこなんダ♪ （雫）ふふっ、頼もしいですー。じゃんじゃん焼いちゃいましょうねー。 （あやめ）海に舞い降りし、忍ドルあやめ……。ならば今こそ、己の力を試すときです……！ （柚）わ、いい匂い！もうお肉焼いてるの？ （莉嘉）やば、お腹空いてきちゃった……！でも体は遊びたいモードになってる！どうしよう！？ （雫）落ち着いて、のんびりですよー♪お肉は逃げたりしませんからー。 （ナターリア）モグモグ……ン〜ッ、おいしいナ♪ドンドン焼いてドンドン食べヨ〜♪ （莉嘉）これ、お肉は逃げないけど、油断してたらソッコーでなくなるやつ！ （柚）じゃあ、いったんみんなでご飯タイムに……あれ、そういえばあやめチャンは？ （雫）さっきは海を見ていたみたいですねー。変な輪っかを持っていたような？ （莉嘉）あぁっ、見て！あやめちゃんが、海の上を走ってる！！ （ナターリア）ヨシ、ナターリアもやるゾー！ジダイゲキで勉強したニンジュツで……アアアアアア！！！ （莉嘉）なっ、ナターリアちゃーん！！ |
第5話「Sing in the Storm」
| あらすじ |
| 待ちに待ったお祭りが、嵐の接近で中止の危機に！歌の力で嵐を吹き飛ばそうとするアイドルたちだが、大自然の力は強大で、挫けそうになってしまう。そこに現れたのは、旅の途中で出会った仲間たち。全員が力を合わせ、ついに荒らしを吹き飛ばすことができた。さぁ、楽しいカーニバルはこれからだ！！ |
| セリフ |
| お祭り当日 （アヤメ）さぁ、待ちに待ったお祭りの日ですよ！行きましょう、LIVE会場へ！ （ナターリア）みんな〜、タイヘン！なんか町が大騒ぎになってるゾ！！ （シズク）これからお祭りなのに、みんなが大急ぎで片づけをしてますー。市長ー、何かありましたかー？ （市長）つい先ほど、緊急連絡が入りました！沖合に嵐が発生して、こちらに近付いているそうです！この町はもうすぐ暴風域に入ります！ （リカ）えぇっ！？それじゃまさか、お祭りは……中止とか？ （ユズ）そんな、せっかく頑張って準備して……町のみんなが待ってたはずなのに……！ （ナターリア）……こうなったら、ナターリアたちがなんとかするしかナイ！ （リカ）ナターリアちゃん……。そうだね、アタシたちならきっと……ううん、絶対やれる！ （市長）ど、どういうことですか？みなさんはいったい何を……？ （シズク）えっとー、いっぱい歌って熱くなるのはどうでしょうー？ぐぐぐーっと熱気を込めたら、きっと嵐も吹き飛びますよー♪ （ユズ）無茶？ノンノン！アイドルの力は、不可能を可能にするんだから！ （リカ）それに、いろいろムズカシーこと考えるより、パッション全開な力技のほうが、アタシたちらしいもんね☆ （アヤメ）覚悟は決まりました。嵐はわたくしたちにお任せを！ （ナターリア）みんな、やるゾー！！気持ちをひとつにして、歌うんダー！！ （住人の男性）あれは、アイドル？なんで歌なんて歌ってるんだ？すぐ近くまで嵐が迫ってるってのに……。 （住人の女性）人間が天気をどうにかできるわけないわよ！それよりも早く逃げましょう！ （アヤメ）はぁ、はぁ……い、息が切れてきました……。それに……嵐がおさまるどころか、どんどん風が強くなってます！ （リカ）うぅっ、飛ばされちゃいそう……！ヤバいねこれ……。さすがに、無理があったかな……？ （シズク）それでもぉー、諦めたくないですーっ……！私は力持ちですから、掴まってくださいー！ （ナターリア）アリガト、シズク……。でもこのままじゃ、ウゥッ……きっとみんな持たないゾ……！ （ユズ）相手は大自然の力、だもんね……。歌でなんとかできるなんて、都合のいい話はないかぁ……。 （悩める女性）そんなことない！！ （ユズ）お、おねーさん……？どうしてここに……！ （悩める女性）ユズちゃんが教えてくれたんだよ。今が辛くて挫けそうでも、心をこめた歌があれば、道は開けるって……。 （悩める女性）だから今度は、私も一緒に歌うの……！受け取って、この情熱を！ （ユズ）そっか……。みんなに元気を届けるだけが、アイドルじゃないもんね。 （ユズ）……届いたよ、おねーさんの気持ち！ （馬）大変な道のりだったけど、ここまで来たよ。どこまでも自由な景色を、お姉さんたちと一緒に見たいから！ （カブトムシ）自分を好きになることを、教えてもらったんだ……。今のオイラなら、大好きなみんなのためにだって、頑張れるよ！ （シズク）お馬さん、ありがとうございますー……。ファンのみんなと、心をひとつにできるのは……とってもうれしいですから……♪ （リカ）さすが、カブトムシくんっ☆めっちゃ頼もしいじゃんっ！これならまだやれるよ、アタシたち……！ （忍者）拙者も助太刀いたす！しがない忍ドル見習いでござるが、御恩は決して忘れませぬ……！ （サメ）天気は大荒れ？冗談じゃねェ！ナターリアちゃんのいるところはなァ、いつでもどこでも快晴なんだよォッ！！！ （アヤメ）これは、負けられませんね……。わたくしたちが諦めてしまえば、アイドルの名折れです……！ （ナターリア）みんな、アリガトウ……。ナターリアたちだけじゃ、足りナイ……。でもこれなら、きっと届くゾ！ （ナターリア）雲の向こうで待ってる、太陽マデ……！！だから、もっともっとパワーをこめるんダ！！ （住人の男性）なんだ、これ……俺たちまで、体がうずうずしてくるぞ……！ （住人の女性）そうよ！こんな姿を見せられたら、我慢なんてできないわ！ （リカ）町の人たちも、一緒に……！すごいよ、パッションが集まってくるっ☆ （シズク）体も心もー、アツアツになってきましたーっ！もぉー、はじけちゃいそうなくらいですーっ！！ （ユズ）へへっ、ガマンなんていらないね。そのまま全部はじけさせちゃえばいいんだ！ （アヤメ）ここにいる全員が、待っていますからね……。自由に心を解き放つ、最高の舞台を……！ （ナターリア）さぁみんな、いくゾ！声も気持ちも、ひとつにシテ！！ （全員）Passion！！Liberty！！！Love！！！！！ （ナターリア）ヤッタ〜〜〜〜っっ！！！空、晴れたゾ〜〜〜〜〜！！！ （ユズ）青い空、青い海……くぅ〜っ、気持ちいいっ！さっきまで大荒れだったのがウソみたい♪ （リカ）へへ、やるじゃんアタシたち……☆みんなの力なら、天気だって変えちゃえるんだ♪ （市長）ありがとうございます……！みなさんがいなければ、どうなっていたことか……。 （アヤメ）わたくしたちだけではありません。全員の力があったからこそです。こちらからも、みなさまに感謝を……！ （シズク）私たちも、お祭りが楽しみでしたからねー。みんなの願いを、みんなで叶えたんですよー♪ （ナターリア）そうダ、忘れるところダッタ！これでやっと、オマツリが開けるよネッ♪ （市長）もちろんですが……大丈夫ですか？あれだけ歌ったあとで、みなさんヘトヘトでは……。 （シズク）そんなことないですー。きれいな青空を見たら、元気もりもりになっちゃいましたー♪ （リカ）気を抜いてたら、夏はあっという間だもんね。全力で味わわなきゃ、だよっ☆ （ユズ）アタシたちのLIVEも、本番はこれからだし。みんなもちゃーんと付いてきてね〜♪ （ナターリア）お話は、これでオシマイ……。でも、ナターリアたちの夏はまだ終わらないんダ♪ （ナターリア）みんなで一緒に歌ったら、心の中はいつも夏マッサカリ！だもんネ♪ |
エンディング「Everytime Passion」
| あらすじ |
| ムービーの撮影と共に、バカンスも終わりを迎える。本当はもっと遊びたいし、まだまだ物足りないけど、お仕事を頑張っていれば、きっとまた旅ができる。明日を向いて、一行はホテルに帰ろうとした…が、Pからの報せで、偶然の手違いによりバカンスが少し延長されることを知る。夏はまだ終わらない…！ |
| セリフ |
| 海辺 （莉嘉）わ〜……♪夕焼け、すっごいキレイ☆ （柚）はぁ〜、楽しいバカンスだったな〜。長かったような、あっという間だったような……。 （あやめ）しかし今度こそ、わたくしたちの旅もお開きですね。明日にはもう、いつもの事務所に帰っているでしょう。 （ナターリア）思い出いっぱいできたナ〜♪他のみんなに会うのも、久しぶりダ♪ （柚）たくさんの出会い、数々のハプニング……っていうのは、お話の中のことだけどさ。でも、ホントにあったみたいな気もするんだよね。 （雫）みんなで一緒に旅をしたのは、本当のことですからねー。パッションいっぱいな、ひと夏の大冒険でしたー。 （ナターリア）みんなで一緒にいられて、スゴク楽しかったゾ。ナターリアからも、みんなにアリガトウ、ナ♪ （あやめ）わたくしにとっても、実によい時間でした。撮影も無事に終わりましたし、やり残したことは何も――。 （莉嘉）あるーーーーっ！！！ （あやめ）な、なんとっ！？心残り、あるんですか？ （莉嘉）だってホントはまだまだ遊びたいし！行ってないとこだってあるし！あー、バカンス終わっちゃうのもったいなーい！！ （柚）あははっ♪ま、そういうもんだよね。夏休みの最終日でも、もっと休みたいって思うみたいな？これが人間のサガなんだ……。 （ナターリア）そう言われタラ、ナターリアもさびしくなってくるナー。まだやりたいコト、ドンドン出てくるゾー。 （雫）でもぉ、お仕事を頑張っていれば、またいつかこんな風に旅行に行けますよー♪ （雫）その時はきっと、今回とはまた違った出来事があって、新しい思い出が作れますー。 （あやめ）わたくしたちが立っている場所は、アイドル道の道半ば。いつでも前向きに、未来を考えていきましょう♪ （莉嘉）うん……そうだねっ。物足りない気分は、次のチャンスに取っておこーっと♪ （柚）さすが莉嘉チャン、切り替えが早い♪ （莉嘉）でしょでしょ〜☆そう、割り切るのもオトナの生き方だから……なんてね♪ （ナターリア）うん、ナターリアも大丈夫！リゾートの太陽にはサヨナラして、明日のためにお休みダ！ （雫）じゃあ、そろそろホテルに帰りましょうー。柚ちゃんたちも、夜ふかしはダメですよー。 （柚）へへー、心配しなくても眠くなったらちゃんと寝るよ〜♪ （プロデューサー）≪みんな、ちゃんと揃ってるかな？≫ （莉嘉）あ、Pくんお疲れさま〜♪ちょうどよかった、これからホテルに戻るとこだったんだ。 （あやめ）事務所に帰るまで、気は抜きませんよ。確か明日は、朝早くにはこちらを出る予定でしたね。 （プロデューサー）≪それが、実は……≫ （プロデューサー）手違いがあって、朝の便が手配できていなかったみたいなんだ。代わりに夕方の便で出発するから……。 （莉嘉・ナターリア）ヤッターーーーっ！！！ （プロデューサー）それまでは自由時間になるけど……そんなに喜ぶことだったかな？ （柚）もープロデューサーサンったら、せっかくいい感じにまとまってたのにー♪でもいいよ、今だけはそれでいい！ （あやめ）自由気ままなわたくしたちの旅。ならば波乱も全力で楽しんでこそ、ですね。 （雫）せっかくのバカンスですしー、おかわりもちょっとだけ、いただいちゃいましょうー♪ |
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