基本情報


略歴

シャリアル国の猛将。
将軍であった兄の従者として従っていたが、戦場で兄が戦死すると、その場で指揮を引き継ぎ混乱する兵をまとめ、兄以上の才能をみせた。
戦果を重ね、フィードの戦い(693)の頃には、主力の一角として出陣している。
しかし、猪突の将であり、主力がベルザフィリス国との戦いに向かって手薄になっていたロズ地方の守備を任された時は、圧倒的な兵力差を承知で戦わずに撤退するなど恥だとロズの戦い(696)に挑み大敗する。
ただしこの戦いにおいては、合流する筈だったメスローからの援軍が、氾濫した川で渡河できなかった為単独での戦いを強いられたのであって、決して個人的な感情で出陣したわけではないという説もある。

699年にラケイトの戦いに出陣するが、この戦いでベルザウスの策によって退路を断たれると、敵陣突破を図るが一歩届かず戦死した。

関連項目

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