基本情報


略歴

ロードレア国北東部に位置する地元名家の長女。
レイディックロードレア国主に即位し、その弟アイルがメフェルディネ達の住む領地に派遣(事実上の左遷)されると、領主である父親の命で、メイドとしてアイルの身辺を世話するようになる。
当初はメフェルディネの存在を煩わしく思っていたアイルも次第に心を開くようになり、ついには結婚し1女に恵まれる。
アイルレイディックに対して反乱を起こした際(ルバークの乱)には、アイルから少し遅れてルバーク城に入城していたことが記録に残されている。
ルバーク城落城後、ロードレア国軍によって捕えられ、娘と共に処刑された。

人物

  • 後世になって発見された日記によって、メフェルディネが幼少期から勉学に励んでおり、本人も内政官や将軍として大成したいという野望を幼少期から抱いていたことが判明している。ただし、将軍になりたいという本人の希望は厳格な父親が許さず、日記には父親に対する愚痴が綴られていた。この幼少期の体験が本人の性格やアイルとの人間関係にどのような影響を与えていたかは諸説あるが、アイルとの夫婦仲は概ね良好だった点については多数の史書で見解が一致している。

アイル反乱事件黒幕説

ルバークの乱におけるメフェルディネの役割については諸説ある。
デルタ存命時当時の通説ではレイディックの憎悪と怨恨に巻き込まれた被害者とされていた。
現在でも、大多数の学説はこの線に沿った見解を支持しているが、レーション存命時には、彼女に関する新しい文献が登場し、その中で「悲劇の妻」だけでなく「将軍になれない挫折を味わわされた少女」としての側面も注目されるようになった。
その為、自身が成し遂げられなかった夢をアイルに託し、彼をより高い地位につけようという野心があったという一面も見られ、それに伴いこの反乱は彼女の後押しがあったという新説がうまれることとなる。

一部の学者からは「少なくとも反乱の決行には反対していなかった可能性が濃厚であり、共同正犯ではないが従犯として反乱に積極的に関わっていた可能性もある」と主張が出されていることから、レーション没後に作成された小説・戯曲作品の中には、メフェルディネがルバークの乱においてディルセアと同様、教唆犯として決定的な役割を果たしていたとする作品も存在するが、その根拠は現時点では推測の域を出るものではない。

関連項目

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます