基本情報


略歴

フェローラ国で生まれ育った男だが、将軍というわけではなく、傭兵や、時には賊紛いのことをして生計を立てていた。
ガルゾーマとは、直接の面識はない雲の上の存在だったものの、潜在的に崇拝していた。
その魔王が傭兵サヌアに討ち取られたと聞き、その名前を記憶に刻んでいたが、数年後に傭兵として流れ着いたヴァン・フレイ国にサヌアが来ていると知ると、調子に乗って腕試しをしようと名乗り出る。しかし、実力の違いを見せ付けられると態度を一変、サヌアの舎弟の様に尻尾を降り始めた。
普段なら、その日限りの飲み仲間で別れる所だったが、この直前にダイルーガを失っていたサヌアは、心の喪失感を埋めようと、彼の同行を許可した。
実力的にはダイルーガの代わりを務められるレベルではなく、リーズライディの戦いでは相手の実力も見抜けずに不用意にベルバットに挑んで返り討ちに合う等、未熟な部分も多いが、決して足手まといでもなく、サヌア達自由傭兵団の一員として付き従った。

六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、サヌア傭兵団の一員として、カティアの戦いハイネスブルの戦いカスタリアの戦いに参戦し、グラドリア上陸作戦では、戦いの鍵を握る重要な別働隊に傭兵団が指名されたため、密かに上陸を果たす任務の成功に貢献した。
その後も傭兵団の戦いに常に同行することで、ルーイガルド侵攻作戦における主要な戦いすべてに参戦することとなる。
そして、六界戦争最終決戦となるラスブロス強襲作戦においては、サヌアと共に城内に切り込み、彼をラスブロスの元へ行かせるため、城内の戦いで踏みとどまって力尽きるまで戦い抜き落命した。

人物

  • 魔力を蓄積させた武器を使うが、これは定期的に魔力を補充しなければならない。しかし本人は法術師としての才能に恵まれなかった為、町の法術師に頼ることとなり、その維持費にいつも苦心している。それでもこの武器を手放さないのは、単に「格好いいから」というだけの理由であり、中身より外見から入るお調子者の一面がうかがえる。

関連項目

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