基本情報


略歴

若き頃はかなりの乱暴者で通し、ロッド国ではギザイアシーヴァスの知力に対し、彼女は武力で勲功を上げていた。
しかし、ラウラの戦いで目の当たりにしたギザイアの用兵術に憧れ、彼に教えを請うと軍略の才能も見せ始め、第2次ラウラの戦い(695)ではフィッツの前に不覚をとるが、それ以外の戦いではアル国、ロードレア国との国境を、知略と武力を使い分けて守り通した。

エスデリアの戦い(696)にも主力部隊として参戦するが、ラディアアリガルの敵討ちに燃えるロードレア国軍の前に敗れて投降する。
この時、レイディックロッド国の将兵を皆殺しにしたが、レアだけは、彼女の才能を惜しんだヴェリアの取りなしで許された。
しかし、結果的にレイディックとは折り合いが合わず、ディルセアの内通を促す書状に応じて、翌年にベルザフィリス国へと亡命する。

701年時、ルーディア引退後の軍団再編成で、地の利を最も知っている将軍として北伐総司令官に任命され、かつての故郷ロッド国へ数度にわたり攻め込むが、シーヴァスに阻まれて侵攻は長期戦となる。
707年、ガイヴェルドディルセア自らが軍を率いて本格的なロッド国遠征が始まると、合流して道案内を務め、ノリアの戦い(707)に参戦。
この戦いに勝利した後ロッド国が降伏すると、ロードレア遠征では主力部隊ではなく陽動の別動隊を率いて、第2次フェルス城の戦いに勝利する。

ルディックの陣(711)に参戦し、ベルザフィリス国による天下統一が果たされると、旧ロッド領である自身の出身地を授けられその統治を任せられた。
ギザイアとは最初は師匠として、後に敵国の将として、最後は同僚として付き合い続けたが、その間も彼に対する畏敬の気持ちは変わらず、交流は良好な状態で続いたという。

人物

  • 自宅で働いていたメイドの服を気に入り、自分用に作らせて着ていた。来客時に、客が彼女を本物のメイドと間違えると、面白がってわざとメイドとして客の世話をした後、今度は主として姿をあらわしてからかっていたという。

関連項目

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