東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

「ただいまー」
「おかえりー。……それなりの量は持ってきたわね」

里での仕事を終えて、神社に戻ってきたあなたはそこそこの大きさの紙袋を抱えていた。
冷えた身体に温かなこたつがとてもありがたい。
天板の上に袋を置くとおもむろに霊夢が中身を取り出していく。
甘い香りが漂うそれはいわゆるチョコレートというもの。
外の世界の行事でしばらくは幻想入りなんてしそうにないものだが、菫子や早苗が面白そうに話すため地味に女性陣には人気がある。

「これ空けちゃっていいの?」
「俺一人じゃ食べきれないし、おそらく大丈夫だと思うよ」
「ふーん。後でお返しとかも考えておかないとね」
「それじゃあ、今度一緒に里で見繕ってください」
「了解。とりあえず夕飯の準備するから、先お風呂行ってきて」
「ありがとうね。うー、こたつから出るとやっぱ寒いなぁ……」

あなたが風呂場に向かって部屋から出ていくと、綺麗に包装されたチョコを開封する。

「えーと、咲夜に早苗、魔理沙、妖夢に鈴仙……ちょっと、チルノにサニー、ルーミアからのもあるじゃないの」

普段からあなたとそこそこ交友のある少女達からの贈り物の多さに、少し不満げになる。
目についたチョコを摘んで口に入れると濃厚な甘みが舌に蕩け、カカオとブランデーの良い香りが口に広がる。

「うん、やっぱり咲夜のは凄い美味しい。……というか、早苗に魔理沙も手作りの生チョコ。チルノは誰かに手伝ってもらって作ってるわね。
 ……里で売っているものもあるけどそれなりにいい値段するんじゃないの、これら?」

眉間にしわを寄せていた霊夢だが、不意にこてんと天板に頭を乗せて横に倒れた。

(あー……私ってこんな独占欲強かったっけ? 以前はもうちょっと飄々としてた気がするんだけど。
 彼氏がモテるってのは女冥利に尽きるけど、そのまま掻っ攫おうなんて考える奴がいるなら……夢想転生も辞さぬ)

などと物騒な考えがよぎりつつも、夕飯の支度をしに台所へ向かう。







寝室で眠る準備をしているが、未だに霊夢がやってこない。
何やらやっているのは分かっているが、普段より入浴するのも遅かった。
ようやく廊下から足音が聞こえてきて、襖が開けられたが随分薄い襦袢しか纏っていなかった。

「ちょっと、その恰好じゃ寒いでしょ!?」
「うん、流石にこれだけじゃいろいろやってたら身体冷えちゃったわ。少しこの時期の冷え込み舐めてた」

冷え切った彼女を抱きしめながら布団に包まる。
ひんやりとした身体をしっかり抱きしめていると、先ほど居間で匂っていた甘い独特の香りが霊夢からする。

「あれ……霊夢、何かつけてる?」
「うん。雑貨屋でチョコの匂いする香水があったから、私をバレンタインのプレゼントにー……
 なんて考えたけど、ちょっと冷えすぎちゃってそういうことやる余裕がない」

仕方がないなと思いつつも、段々とお互いの体温で温まっていき霊夢もすりすりと身体を寄せて甘えてくる。
ふと気が付くと、首筋に頭に結んでいるのとよく似たリボンが巻かれている。

「……したくなってきたら、リボンを解いてね。包装をとらないと食べられないでしょ?」
「なにこの巫女さん、可愛すぎておかしくなりそう」
「ばーか……。私もあんたのこと馬鹿にできないけどさ」

くすくすと笑う霊夢の首元に結ばれたリボンを解く。しゅるりと衣擦れの音をさせて寝間着の襦袢と一緒にはだけさせる。
ほんのりと桜色に染まった恋人の裸体に、目を奪われながら優しく口づけを交わす。
始めは触れるだけの大人しいキスから徐々に呼吸が早くなって、自然に舌を絡ませ合う。

「ん……っ、ちゅ、んゅ……んん、……ぷはっ♥ はぁ、はぁ……あむっ、んふぅ♥ じゅ、ずず……」

ねっとりと甘く、少しカカオの味がするような霊夢の唾液。その細い首筋へ紅い痕を残して下の膨らみへ移る。
愛らしく楚々とした巫女の乳房を、手のひらで丁寧に包んで揉みしだき捏ね回す。
ゆったりとした愛撫なのに時折びくんっと身体を震えさせ、芯の炉に熱が入っていくのが分かる。

「はぁ……っ、んぁっ、やぁっ……だめぇ、んんっ……んふぅっ! あっあっ♥ んにゃぁっ」

ぷっくりと尖り始めて、濃い色に染まった霊夢の胸の蕾。
舌を伸ばしてはしたなく舐めまわし、乳飲み子のように熱心にむしゃぶりつく。
敏感な突起をいじめられる刺激に、あなたの頭を抱え込んで切ない声をあげてよがる霊夢。

「はぁっ、んぁぁっ! いいよ……もっと、ちゅっちゅって吸って……♥ ひぃんっ、き、気持ちいいよぉっ、ああっ!」

不意に乳首を甘く噛み締められ、電流が迸っておとがいを反らす。
いきなりの強い刺激で脳内が真っ白に染まってしまったが、もっと心地いい悦楽を巫女の身体は求めていた。
それに応えるように、もう一方の乳首を口に含む。今度は歯を当てないようにしつつ、舌で嬲り優しく吸い上げる。
甘噛みされた方も空いている手を使ってぐにぐにと少し乱暴に揉みしだかれ、甘い痺れに霊夢の裸体は震え続けている。

「うぁぁっ……、やぁっ、あぁっ! ま、まって……わ、わたしっ、んんッ! ひ、久しぶりだから
 感じ過ぎちゃっ、イ、イクの、止まらないっ! あ、やっ、おっきぃ……の、キちゃうぅ! イ、イクぅぅううぅ――――ッ!!」

ただの胸愛撫のみで軽いオーガズムに達していたのだが、ついに大きい波に襲われてがくがくと身体を痙攣させる。
痛いくらいにあなたの頭を抱え込み、法悦の涙の雫を零してまるで初めてした時のような初々しさを見せる巫女さん。
腕の締め付けが緩んだので、顔を見つめにっこり微笑みながら髪を梳いてあげるとバツの悪そうなジト目で見つめ返てくる。

「うぅー……、えっちの時だけあんたにいいようにされっぱなしな気がする」
「普段のことじゃ霊夢の方が上手だから、こういう時にいっぱい気持ちよくさせると翻弄されちゃう可愛い霊夢が見れるのは嬉しいな」

真っ赤な顔でぽこぽことあなたの胸板を叩くのだが、まったく痛くない霊夢のげんこつを甘んじて受ける。
そのまま彼女の細く嫋やかな手に誘導されて、巫女の秘園へ誘われて熱い割れ目を触れば、くちゅりと粘ついた音が。
軽く押し込んでやるだけで、抵抗なく蜜壺の奥へ指が入ってしまう。

「ふぁ……っ、んっんっ、あぅっ、じんじんする……っ、あぁぁっ」

入口付近を円を描くように指を動かせば、くちゅくちゅと愛蜜が混ぜられる音が響いてそのたびに霊夢の身体が震える。
目じりに涙を浮かべてもう我慢できないという表情を見せる。

「もう、十分に濡れてるから……して?」





「んっ、ちゅ……、ふぅ……んっ♥ ふわっ、ぁぁっ、……ん、じゅるる……ん、ぷは……ぁ」

たっぷりと時間をかけて霊夢との濃厚な口づけを交えながら、硬く張りつめた陰茎を巫女の姫割れに幾度も擦りつける。
彼女の溢れ出る汁を丹念に肉塊へ塗すたび、敏感な突起を刺激するため愛らしくびくっと反応するのが可愛い。
ようやく素股のような行為を終え、立てられた霊夢の両膝を持ちながら秘園へ陰茎を押し進める。

「あ、あぁぁあぁ……っ、んっ、おっきぃ♥ うぁぁ……っ、お腹いっぱいになっちゃう……♥」

先程の指とは比べものにならない大きさのモノが肉洞を押し広げていく。
その圧迫感と熱さに何故か安心感を感じて、目じりに溜まった雫が頬を伝って布団に染みる。
一番奥に到達し、子宮口をこつんとノックされ引き戻される肉竿に、自然と腰を浮かせて抜いちゃイヤだと追いかける。
凛々しい顔、朗らかな表情とさまざまな霊夢を見てはいても、愛欲に溺れ蕩けきった幸せな顔は自分以外には誰も知らない。
だからこそ、もっと乱れる姿を見たくて腰の挿送を緩急つけて巫女を責めたてる。

「んくぅ! ふぁ、んぅうゥ――ッ! ちょ、ちょっと待ってっ、うぁっ、ひっ、やっ、あぁぁ――っ!」

可憐な乳房が跳ね、汗の飛沫がきらきらと舞い紅桜色に染まった乳首が揺れる。
しっかりと繋がれた両手に満ち足りた感情を得つつ、秘所の最奥を肉槍で押し上げられる快感に意識が飛びかける。

「あついっ、あついよぉっ……♥ お腹のおく、溶けちゃう……っ、蕩けちゃう……っ」

身体の芯から全体に広がっていく熱と疼きが混ぜ合わさった愉悦に、霊夢の思考は失われていく。
それでも手は離すことなく、足はあなたの腰に絡ませてより深い密着をしている。
毎回自己を無くすほど翻弄されることに、若干の恨み節もありつつそれを上回る愛おしさで狂っていく巫女。
激しい突き上げに合わせ、耳元で囁かれる霊夢への想いを込めた言葉。
今だけは巫女であることを忘れ、ただの牝として愛する人に求められていることの悦に溺れる。

「ひっ、ひぁああ……っ! やらぁ、わたひ、もうだめっ、イクっ、イっちゃうよぉ……っ♥ あうっ、あうぅぅっ!」

締め付けるというより、搾り取ると言った方が正しいくらいになっている霊夢の膣。
子宮を揺さぶるほどに猛るピストンに、今までのとは比べものにならない大きな波が迫っているのが分かる。

「いいよぉっ♥ びゅーびゅーって出してっ、わたひの、奥に、あんたのっ、熱いのいっぱい注がれてっ、イキたいっ♥
 あぅぅぅ……っ、あうぅ、ひぃっ、あぁぁあっ!」

足をよりしっかりと絡ませて、淫らに腰を押し付けてくる。
限界を迎え、一番大きく膨らんだ陰茎から彼女の望み通りに子宮へ大量の精液を注ぎ込む。
それに遅れることなく、霊夢も絶頂し全身を震わせる。

「ああぁぁあ――――ッ!! ひっ、イ、イクの止まらないっ、はひっ、またっ……ああぁ!!
 イ、イクぅ――ッ! 狂っちゃうよぉ……っ、あ、あぁぁ……っ♥」

びくん、びくんっと身体が跳ねる霊夢の淫花の隙間から、とろとろと白く濁った混じり汁が溢れてシーツを濡らす。
背中に痛いほどに立てられた爪も、彼女の愛を感じられて悪くない。
巫女の激しく、不規則な痙攣は射精が終わった後も、しばらくは収まることがなかった。








布団の中で微睡みの淵から目覚めていく。隣ですやすやと寝ている霊夢に目をやり縁側に続く障子の方へ視線を移す。
枕元にいつの間にか綺麗に包装されている小さなものがあることに気づく。

「あれ、これ昨日あったっけ?」
「……それ、一応私の分のチョコレート。その……えっちだけじゃ俗物過ぎるかと思って」

開けてもいいかと尋ね、頷きを返す霊夢の前で包みを開く。
小さく丸められて、ココアパウダーを塗されたトリュフが出てきた。
一つを取り出して口に放り込めば芳醇なブランデーとカカオの香りが鼻に抜けていく。

「……うん、美味しい。ありがとうね霊夢」
「どういたしまして」
「霊夢も食べる?」
「……あーん」

頬を染めながら口を開き待っている霊夢の中へチョコを投げ入れる。

「霊夢」
「なによ?」
「好きです」
「……知ってる」

ちょっと恥ずかしそうに目線を反らすのが、相変わらず微笑ましくてより巫女のことが好きになる。
再び目を閉じて口を開いたので、チョコを入れようかと思ったが敢えて自分の口内でトリュフを蕩かす。
霊夢を抱き寄せつつ、溶かしたチョコを口移しで注ぐ。

「んんぅ……、ふわ、ぁ……ん、…………ちょっと、いきなりされたら、が、我慢できなくなるでしょ? もう……」

軽くため息を吐いた霊夢は、がばっとあなたを押し倒す。襦袢がはだけ、双房が零れ出てぴんと張った乳首も見える。

「んふふ……♥ こっちも元気みたいね。んぁ……っ、ん、ふ、ぁぁ……っ、今度は私が上にならせてもらうからね」

少しずつ蜜を増やしだした姫割れを、朝勃ちした陰茎に擦りつける。

「今日は一日、ずーっとシていようかしら? ふふっ……あんたが望むならそれでもいいわよ?」

どうやら彼女が満足するまで、睦み合うしか道は無さそうだ。だが、それが嬉しいのも事実。
久しぶりに想い焦がれる巫女さんと、怠惰で淫蕩な一日をゆっくり過ごすのもいいかなと思うのだった。


メガリス Date: 2019/02/09 20:37:17

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