東方キャラとウフフにイチャつくまとめ

戸締りは済ましたし、火の始末も大丈夫。少し遠出になるので防寒もしっかり対策。
後は……と確認作業をしていると扉をノックする音が部屋に。
軽く息を吸い気持ちと落ち着かせてドアを開けると、銀と青の色が似あうメイドの姿。

「こんばんわ。迎えに来たけれど準備は済んでいる?」
「はい、いつでも出れます」
「それじゃあ行きましょうか」

差し出された手を握り返してあなたは咲夜と周囲が宵闇に包まれていく中、外出する。





紅魔館の広大なロビーに沢山の人、妖、妖精などがひしめいている。
吸血鬼が聖人の誕生日を祝うのはどうかと思うけれど、ぶっちゃけ生誕を祝うというより大っぴらに騒げる方が
大事なようで、神社の宴会とはまた違う雰囲気がいいのだろう。
白黒魔法使いに博麗神社の紅白や妖怪の山の巫女さんと他愛もない話をして笑い、主催者のお嬢様に挨拶をして妹さまとじゃれあって師走のパーティはつつがなく、和気藹々と過ぎていく――

宴は終わり、後始末も済んだので紅魔館のメイド長の私室で二人向い合せでワインを嗜む。
時折暖炉の薪が爆ぜる音以外は静謐に満たされて、あの喧噪が夢のよう。
目の前の瀟洒な人も夢の中の存在みたいだけれど頬を抓ろうとも消えたりしないので安心だ。

「咲夜さんお疲れさまでした」
「いつもの仕事量が少し増えたくらいだからそんな疲れてはいないけれどね」

くいとワイングラスを傾けて朱色の甘露を飲む姿も気品がある。

「けれど、毎回思うのがこれが夢じゃないかと。咲夜さんと、その」
「あら、私も好きでもない相手に処女を捧げるような軽い女じゃないですわ」

いたずらな笑みを浮かべてこちらを見つめてとんでもないことを言う咲夜。
不意打ち気味な言葉に思わず咳き込んでしまうが、優しく手を重ねてくる彼女の暖かさが胸の奥に染みる。

「あ、そうだ。プレゼントを用意していたんだ」
「なら今お互いに交換しましょうか」

綺麗に包装されたプレゼントを交換しあう。咲夜がくれたものはプロが作ったと言っても違和感ないほどの手編みの手袋。
あなたの贈り物は、この時期彼女がよく首に巻いているマフラーによく似た新品のもの。

「えっと、何か咲夜さんのに比べると申し訳ないような品で……」
「ふふ、出来の良さがいい品物じゃないわ。あなたが思いを込めて用意してくれたのだから十分いいものよ。
 どう? 似合うかしら」
 
彼女の白い肌と銀色の髪によく映えるえんじ色のマフラー。
あなたの言葉を上手く出せずに何度も頷く姿に微笑む咲夜。
手袋とマフラーを大事に別の場所へ移すとどちらが誘うわけでもなく、自然とベッドに腰かけていた。
仄かな橙色の灯りの中、ワインのせいだけではない赤く染めた頬をしている咲夜。
手が重なり合い触れ合うだけの口づけが続く。

「咲夜さん、今日はその……ちゃんと全部を見たいんだ」

時を操ることが出来るため、まばたきする一瞬で着替えることが可能なので時間が惜しい時は便利だが、時折情緒がないと思ってしまう。
だが、彼女も一種のスパイスになると分かったのか焦らすように衣服を脱ぐこともあり、素直にお願いすれば着替えの姿を見せてくれる。
ホワイトブリムを机に乗せて、首元のリボンを解く。青いワンピースを脱ぎ去ると白く清潔なシャツ姿に。
この状態でも眩しくて見ていられないくらいなのに、ゆっくりと時間を掛けてボタンを外していき、ぱさりと足元へ落とす。
黒いストッキングにガーターベルトが映えるような透き通った咲夜の肌とそれに合わせた純白のブラにショーツ。
肉づきよく、無駄のない均一のとれた身体に合った愛らしい乳房に細く嫋やかな腰とヒップ。
聖母のように優しくあなたを見つめて、はにかむように笑みを浮かべる彼女はまるで美の女神が現れたかのよう。

「どう……かしら? おかしなところはない?」
「全部綺麗で、何も変なところはないよ。ただ、俺の方がおかしくなってしまいそう」
「そう言われると何だか嬉しくなってしまうのは、私も熱に浮かされてるってことかしら」

腰かけているあなたの膝上に跨って、首の後ろへ手を回す咲夜。
お互いを抱きしめあいながら先程より熱っぽくキスをかわしていく。

「……あむっ、ん、ふ……ちゅっ、れろ、んんぅ♥ はぁ……んぐっ、じゅぷっ、んふ、ずず……ぅ」

積極的に舌を使って咥内を嬲り、お互いの唾液が入り混じった甘露が口端から垂れるのも構わずはしたない音を立てて啜る。
胸板に押し付けられたバストからは、咲夜の鼓動が伝わり触り心地のよいショーツに包まれたお尻を自然と撫でてしまうと、ぴくっ、ぴくんっと身体が跳ねる。
身体を横に傾けるように、彼女を抱きしめながらベッドの上へ。
期待と羞恥が半々に入り混じった表情で両腕を頭の上にあげている咲夜。
フロントホックを外すと、瑞々しく張りのある二つの果実が姿を現す。
少し早い呼吸に上下する胸は、穢れ一つなく薄い桜色に染まっていて美の極みのよう。

「あ、あんまりじっと見つめないで……恥ずかしいわ」
「こんなに素敵で愛らしいのに?」
「……胸にはそんなに自信ないから」

美鈴やパチュリーに比べると確かに小ぶりに入る部類だけれど、気品を失わない咲夜らしい乳房は彼女に合っている。
それを証明するように、手のひらで包み優しく揉みしだき始める。

「俺は咲夜さんの胸、大好きだから。柔らかくて張りもあるし、とても可愛らしいし」
「んっ、ああっ……、やぁ、そんなこと言って……ふぁっ、ひ、っぁう、うぅ、あっ、あっ……んんっ! ああっんんっ!」

敏感で責められると弱い胸を、丁寧に嬲られていると甘い痺れが全身を襲い自然と声が漏れてしまう。
お餅のように自在に形を変えて、より強く張りを感じられる咲夜の乳房。
瀟洒な従者はきゅっと目蓋を閉じ、いやいやと首を振り誰にも見せたことのない痴態で乱れる。
自分一人だけが彼女のこんな姿を知っているのに優越感を感じながら、愛する人を存分に味わう。
根本をぎゅっと搾り、円錐に尖った先にふるふると震える紅く染まった乳首。
その乳輪付近へ舌を這わすと、びくっと身体が跳ねて甘い嬌声が溢れるのを止められない咲夜。

「ぁあっ、んんんっ! ぁあっ、ううぅ、ひあっ……あううぅ、あぁっ!」

じっくりと焦らすかのように舐めまわし、唾液をたっぷりと塗りつけていく。
目じりに涙を浮かべて、何かを訴えるかのように見つめてくる咲夜に意地悪な笑みを返す。

「何をしてほしいか、咲夜さんの口から言ってほしいな」
「んっ……、い、いじわる……っ。お……おっぱいの先っちょが、じんじんって切なく疼いて我慢できないの。
 お願い、ち、乳首……いじってほしいの……」
 
おねだりをきちんと言えた彼女へのご褒美として、望みどおりに熟れた赤い苺を口の中へ含む。
いきなりの強い刺激に背を大きく反らし、ぷちゅっと姫割れから音がするほどに蜜が溢れた。

「あぁぁんんっ! ぁあっ、あっあっ! ふわっぁあっ! す、凄く敏感になってるからぁ、そ、そんな強く吸っちゃやだぁ……っ! あぁんんんっ!」

咲夜の愛らしい乳房を揉みしだき、形を変えながら白い肌へ赤い印を付けつつよりぷっくりと膨らんだ乳首を甘く噛む。
羽根の先でくすぐられるようなぞくぞくした刺激と、火花が散る程の強烈な快感が交互に襲い掛かり、全身を震わせて喘ぎ続けてしまう。

「んんっ! ううぅっ、あふっ! ぁあ……っ♥ らめぇ、気持ちよすぎて壊れちゃう……、ああっ!」

左手で胸を揉み、口で可憐な蕾を舐めしゃぶりつつ、空いている右手で白磁の美術品のような彼女の身体を撫でまわす。
腋からくびれのあるお腹、細腰を通りきゅっと引き締まったお尻を撫であげながら太腿を慈しむ。
腿の内側を下から這い上がると、か細く震える瀟洒なメイドに親愛を込めた口づけを与えて下腹部を優しく撫でる。
そして、咲夜の一番大切な園の部分に手を伸ばし、絹に包まれた華に指を当てる。

「ひぁっ! ……うぅぅ」

たっぷりと愛撫されて、溢れた蜜によりショーツはぴったりと張り付いて花弁の姿を透けさせるほどだ。
両方の端へ指をかけると脱がしやすいように軽く腰を上げ、するりとシルクの下着を取り去る。
両膝を立てさせ大きく股を開かせて咲夜の全てを曝け出す恰好にすると、羞恥で顔を赤く染め少し涙を浮かべてそっぽを向く彼女が普段とのギャップがあり可愛らしくて堪らない。

「じっと見つめないで……恥ずかしいわ」
「ごめん、いつ見ても綺麗で可憐だから、つい凝視しちゃって」
「ばか……、変なこと言わないの。んっ、ふ、ぁぁ……っ♥」

それでも身体は正直なのか、あなたの言葉に姫割れの奥からより甘酸っぱくとろりとした愛蜜が溢れて零れ落ちた。
くらくらするほど甘美な匂いに誘われるように咲夜の股へ顔を近づける。
綺麗に整えられた髪と同じ色の陰毛は、薄く清楚で秘部を隠すことが出来ない程度に。
時折物欲しそうにひくつく二枚の肉ヒダは淡い薔薇色をして、つやつやと光を反射している。
舌を差し出して菊穴付近から上へと向かってなぞり上げるとシーツを掴み、一段と高い声があがる。

「あっ、ひ、ああぁぁあっ!! ぞ、ぞくぞくしちゃ、あっ、ふわっんんっ! あんんっ! ぁあっ、んっんっ!」

何度もひだを往復し、じゅるると音を立てて蜜を啜る。
はしたなく口端から涎を垂らし、しわが出来るほどに敷布を握りしめて痺れるほどの快感に身を震わせる咲夜。
血が集まりぷっくりと膨らんで包皮から頭を出していた陰核を、あなたが口に含んで舐めあげると彼女は背を一番大きく反らす。

「ぁあっぁあぁあんんっ!! だ、だめぇ! や、やだぁ、イ、イクっ! イっちゃ……うぅぅ! あぁぁ――――ッ!!」

ぶしゅっと大きく潮を噴き上げた咲夜は、腰を突き出すように浮かしぴゅっ、ぴゅるっと幾度も蜜が溢れさせては全身を震わせた。
涙と涎を流し、放心した表情で時折痙攣する彼女は普段の清楚で瀟洒な印象はどこにもなく、故に自分だけにしか見せない痴態を晒してくれているという優越感と庇護欲を満たしてくれる。
頬にかかった遅れ毛を指先で元に戻してやると、焦点が戻ってきた潤んだ瞳で見つめてきた。

「ん……♥ もぅ……、あなたの前じゃ自分を取り繕えないのよね。何か淫らでだらしなく堕ちてしまうのが抑えられなくて」
「咲夜さん、それ最高の褒め言葉です」
「あ、んっ……、んふ、ぅ……。ちゅ、れろ……。ふぁ……、そう? でも今度は一緒に……ね♥」

口づけを交わし差し出された手をとると、それを支えにして咲夜が身体を起こす。
まだ熱を帯びた表情で息を弾ませながら再び甘くキスを交えて舌を絡ませる。
ベッドの上にあぐらをかいているあなたの上へ跨るようにして、開いた手を使い硬く熱をもった鉄のような陰茎を掴んだ。
とろとろに潤みきった陰唇に亀頭をあてて、丁寧に蜜を塗布していく。

「んっ、あっ♥ ふ、ぁぁ……っ、あんっ、このままだとお互い挿れる前にまたイっちゃうそうね……。ふあっ、んっ」

少し困ったようにはにかみながら、割れ目を擦る咲夜に同じ笑みを返すが反論するかのように肉槍はびくんっ、びくんと手の中で暴れる。
彼女の蜜を浴びて赤銅色に染まった陰茎を、狙い定めるように淫肉へ先端を埋める。
そうしてゆっくりと腰を沈めてあなたの分身を蜜壺へと誘う。

「んあっ、ふわっ……ああ……ぁあっ♥ ううぅ、熱くて大きくて、お腹のなかいっぱいに……っ、ううぅん♥」

きゅっと目蓋を閉じて膣いっぱいに収まる肉塊に、自然と身体が震えてしまう。
根本まできちんと飲み込み下腹部同士が触れ合う。あなたの首に腕を回して密着すると胸を押し付けながら甘くねっとりとしたディープキスをする。
ゆるく腰を回すだけの動きなのに、ヒダ肉は難解に蠢いて愛しい逸物をしゃぶりぞくぞくとした快感を与えてくる。

「んっ、んちゅ……んむ、っんんっ! ……ぁあっ! ぁあっ、また、びくってしたぁ……♥ っあぁあっ」

キスを繰り返しながら、弾力のある乳房を揉みしだき指先でくりくりと先端の赤苺をいじる。
染み一つなく、シルクのような美尻を撫で回し小さな窄まりを擦ったりつついたりすると、いたずらから逃げるようにお尻を振る彼女が可愛らしくてつい何度も触ってしまう。

「ふぁぁあっ、ん、こら、そ、そこはだめ……っ、あっぁ……んんっ! ぁあっ、やっ、ああっ」

咲夜の動きに合わせて腰を上下させて、最奥を突き上げる。
ごつんと子宮口を叩かれると脳裏が白く染まるほどの刺激が襲い、おもわず背が反り返る。
もっと強く刺激が欲しいと肉がぶつかり合う音が響くほどにお互い動きを激しくしていく。

「ぁあっんんっ! ぁあんんっ! ぁぁあっ! もっと、もっといっぱい突いて、壊れるくらいにっ、んあっ! んんっ! んんっ!」

背中に腕を回して隙間なく抱きしめあい、ただ腰の動きだけが激しくなっていく。
耳元で咲夜の嬌声が紡がれるたびに全身が溶けてしまうほどの法悦に満たされて、彼女も悦びの涙を零して雷光のように秘部から身体中を駆ける快感に酔いしれる。

「あっ、あっあっ! だめっ、わたし、もう、イ、イキそう……っ!」
「さ、咲夜、咲夜さん……っ!」
「きてっ、お腹の奥にあなたの白くて熱いの、いっぱい注いでほしいっ! ……っんんっ! あっんんっ!」

力の限りあなたにしがみつき、ぱちゅぱちゅと小刻みに腰を打ちつけて一番敏感なカリ首をしごきあげる。
背筋を駆けあがるなにかに流されるまま、華奢な腰を抱きしめたまま咲夜の子宮目がけて熱い滾りをぶちまけた。

「あっっんんっ!! あぁ、ひ、あ、あああああぁぁぁああ――――ッ!!
 あ、熱いのがいっぱい、出てる……♥ どくん、どくんって凄くいっぱい……♥」
 
陰茎が跳ねるたびに溢れるほどに精液が膣に流し込まれる。少し疲れを浮かべ蕩けた顔であなたの精を受けることに嬉しく感じている。汗で頬に貼りつき、流れた髪がどこか艶と淫を醸して自然とキスをしていた。

「んっ♥ んぁ、ちゅ……ん、ぷ、……ふぁっ、もう少しこのままぎゅってしていて……。はむ、っ……ん」

軽く触れる口づけをゆっくりと何度も繰り返し、離れるたびに微笑んでいる咲夜の姿に心満たされる。
身体を清めることもなく、心地よい疲れに浸り彼女を抱きしめたまま睡魔の誘いに身を任せた――






分厚い真紅のカーテンの隙間から差し込む光に目が覚める。
朝というには遅く昼というにはまだ早いという半端な時間帯を時計は差している。
そしてあなたの隣には未だ安らかな顔をして眠っているメイド長の姿が。
普段だったなら誰よりも早く目覚めて身だしなみを整えているはずなのに、寝癖のついたまま寝ている咲夜の姿はほとんど見たことがない。

「ん、んん……」

身じろぎをして寝ぼけ眼であなたを見つめておはようと挨拶をする。

「おはよう、咲夜さん。今日は随分と寝坊したみたいだけど大丈夫なの?」
「今日は少し業務を遅らせることにしてあるから大丈夫よ。他の妖精メイドやお嬢様たちものんびりしているはずよ」

布団から身体を起こして可愛らしくあくびをする彼女に沿うそうにあなたもベッドから起き上がる。
昨日の乱れきった姿もいいが、今の清楚な姿が瀟洒な従者長らしくて素敵だ。
ただ、そこかしこに愛し合った跡が残っている。

「お風呂入らずに寝ちゃったからあちこち凄いことになってるわね。ふふっ、一緒に入る?」
「是非とも」

備え付けの浴室にお湯を張り、二人一緒に入浴する。
咲夜のしなやかな手で優しく洗われて、お返しに彼女の全身も洗ってあげる。
お互いまだ愛し合える程の余力があることに軽く苦笑しつつ、のんびりとお湯に浸かり疲れと汚れを落としていく。

「もうお昼に近いけれど、何か食べる?」
「咲夜さんの料理ならなんでもいいです」
「それ、結構困る返しなんだけれど。お嬢様たちが喜ぶメニューでもいいかしら」

あなたの足の間に収まって他愛のない話をする。後しばらくしたら自分の家に帰らなければならない。
それまではこの愛するメイド長との触れ合いを大事にしておきたいと思うのだった。


メガリス Date: 2018/06/02 20:20:41

SS : 十六夜 咲夜へ戻る

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます