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思いっきり「わかつき」作品を語ろう。ネタバレOKスレッド

  • 40水響俊二 - 10/02/21 12:31:55 - ID:KfNOKjWGyQ

    理性的、合理的、クレバー。本人は「私って理屈っぽいな」(p137)と言っています。こういう乃乃香の性格こそが、この作品の全てを決めていると言っても過言ではないのではないでしょうか。
    例えば、彼女の神秘性。確かにその境遇には神秘の力が関わってきています。でも、朋也にとって彼女が謎なのは、彼女がそう見せているからです。「わけのわからない女の子のままのほうがいい」(p53)。
    はっきり好きと思っていないのなら、「嫌いじゃないよ」(p40)。正直ですね。きっと、嘘が嫌いなんでしょう。
    彼女がいじめてほしいと言うのも、「ひどいことはよけいなことよね」(p137)。生きるためだけなら、交わるだけでいい。でも、それ以外を望むのは他の理由があるから。

    彼女は「男の子に好かれないタイプだわ」(p137)と言っていますが、私はこういう女の子好きですね。言動のどれをとっても、彼女が真面目で誠実であることがわかりますから。
    そう、誠実。彼女は理屈っぽい性格かも知れませんが、冷たくはないのです。それどころか逆に、そのような性格だからこそ、認めた人なら他人も尊重する。そういうところがあるように思えます。

    世の中には、下半身だけで読むようなポルノも沢山あります(それはそれで好きですが)。それに対し、わかつき作品は、下半身+ハートで読む作品が多いのではないでしょうか。しかし、『月下の巫女』は、下半身+ハート+頭で読む作品かも知れません。
    まあ、頭と言っても、例えばTYPE-MOON作品のエロゲのような凝った世界設定やストーリーがあるわけではありませんが。ただ、乃乃香の考え方につきあうには、そういう部分が惹起される、そんな気がするのです。

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